孫子<兵法>大伝 第1集~第4集

どうも、ストレスのせいか脳疲労が増してきているようで?
何をやったかと云うと、お総菜、ゴボウサラダの小とポテトサラダの小を買ったつもりで、家に帰ってから気がついたら、ゴボウサラダの小とゴボウサラダの大を買っていたという。
う~む……。


さて。

時は紀元前515年――なんぞと言われても、いつのことやらさっぱりわからないわけで(^▽^;)
時代の区分にすると春秋戦国時代。で、“あの”有名な美女の西施が登場する、ちょこっと前になります。


政変によって叔父を死に追いやられ、自分も斉国を追われる形となった孫武(そん・ぶ)、逃亡の途中、追っ手の手にかかりそうになりますが、呉王の叔父で君子として名高い季札(きさつ)によって救われます。
旅の途中の季札は孫武を道連れに誘いますが、公子光(こうし・こう)が王位簒奪を企てているとの情報を得、急遽、孫武を伴い、呉へ引き返します。
このとき孫武は、季札を狙って矢を射かけた娘の命を救いますが、この娘は公子光の側室・眉妃(びひ)の妹・漪羅(いら)で、この後、孫武の人生に大きく関わってくることとなります。

公子光の企てを阻止しようと馬車を急がせる季札でしたが、その間に、公子光とその協力者により呉王・僚は殺害殺害されてしまいます。
しかし、このまま即位すれば自分は各国の笑いものになると読んだ公子光は、国のために暗愚な王を誅したのだと言い、季札のために玉座を空けて待っておりました。

が、うまうまとその手に引っかかる季札ではなく、また、国のためには王が必要であると、公子光の即位を認め、自分は田舎で隠居することにします。
こうして公子光は即位。呉王・闔閭(こうりょ)となりました。

――ってコトは、呉王・僚の暗殺は、有名な『魚腸剣』エピソード(本で読んだのに、すっかり忘れてましたw(^^;)で、そうすると、伍子胥(ごししょ)がそこいら辺にいるはずだよな~~と思ったら、なかなかイケてるジイ様だなぁと思って見ていた、鶴のように痩せたご老体がその人でした。
――って、伍子胥って、こんな時からジイ様だったっけ? と少し驚いたら、お父さんとお兄さんを殺されて楚から逃げて来る時に、一夜で白髪になってしまった――と云う、このエピソードは知りませんでした。が、目一杯苦労してる人ではあるんですよね。
同時に、親の仇の遺骸を墓から引きずり出しまして、使者に鞭打つの語源を作っちゃった、ある意味凄まじい人でもあります(まあ、それだけ恨み骨髄だったわけですが)

さて。
あなたはここに残って呉のために働いほしいと季札に頼まれ、都である姑蘇に残った孫武。季札が頼んでいってくれた酒造りの要離(ようり)の世話になりながら兵法書を書き記しますが――売れないんですな(^^;)
買ってくれたのは、焚き付けを求める大将軍・伍子胥の家の料理番だけ(竹簡なもので(^▽^;)

ところが、この焚き付けにされかけた兵法書が伍子胥に目に止まり、一読して孫武の才能に惚れ込んだ伍子胥、早速面会、その上で孫武を代将軍として推挙しますが、闔閭は聞き入れません。

一方、季札の命を狙った漪羅と、その姉の眉妃は、元は楚国の鍾離(しょうり)公の娘(つまり伍子胥と同郷)。奸臣によって謀叛の濡れ衣を着せられて両親は処刑。彼女たちも終身奴隷とされたとことを伍子胥に救われ、呉に連れてこられていたのでした。
気丈な漪羅は、呉王の力を借りて両親の敵を討つため、王后になるようにと姉を励ましますが、眉妃の方は、王になってから闔閭の寵愛が薄れたとふさぎ込み、嘆くばかり。
(闔閭によると、自分が負うになってから、眉妃は笑顔を見せなくなった――ってことで、こりゃどっちもどっちですな(^^;)

その眉妃が、そして妹の漪羅が、助言を求めにそれぞれ孫武を訪れます。
後宮で用いる策は出せないと、表向きは助言を断った孫武ですが、聡明な漪羅は『死中に活を求める』べしという孫武の言葉を理解し、命がけの策で闔閭の姉への寵愛を取り戻した上、自分も闔閭の養女――呉国の公主として迎えられます。

一方伍子胥はようやく闔閭に孫武に逢うことを承知させますが、異国からの献上の酒に酔ったまま、側室である眉妃と皿妃を両腕に抱くという状態で孫武を引見した闔閭、酔った勢いで宮女たちを指揮して兵法を見せるようにと孫武に要求、闔閭が兵法を単なる遊びとしかとらえていないことに内心で腹を立てつつ――と云うより、腹を立てているからこそでしょうな、孫武はそれを承知します。

王宮に戻り、酔いの醒めた闔閭は、伍子胥からそれを聞き、軍事訓練を取りやめさせようとしますが、甲冑を着てみたいという両妃の願いに、結局は予定通り訓練を実行することに。
(この段階でお妃たち、完全に遊び気分なわけですわ(^^;)

当日は両親の命日な上に、自分は訓練の場に出られない漪羅は、しっかり訓練を受けるようにと姉を送り出し、自分は一人、両親の供養を行いますが――


ということで、『古剣奇譚』の後番組として始まりました『孫子<兵法>大伝』ですが――『古剣奇譚』が若手の美男美女をそろえて目の保養をさせてくれたのに対し、こちらはなんとオッサン祭り(爆)
で、久々の日本語吹き替え版はいいんですが、各登場人物の名前字幕も出してくれないもので、もう、誰が誰やら。
眉妃なんで、特設ページで名前を確認するまで、ず~~っと李妃(りひ)だと思ってましたもんね(^▽^;)

そういえばこの眉妃、妹の漪羅は呉王の兵を借りて両親の仇を取るために王后になれとハッパをかけるんですが、もう一つ気が弱いというか、その手の後宮の争いでは、真っ先に潰されそうな、割と普通の女の人。というか、漪羅が側室になった方が早道だったんじゃないか、と思わせられる感じですな、この姉妹。

と云うのは置いておきまして。
取り敢えず初回を見た感じとしては、まあ、面白いんでないかい? というところ。
冒頭、自分が死んだら斉を離れろという叔父の遺言で屋敷を立ち退いた孫武が、討手がかかることを読んで屋敷に仕掛けをしていて、討手を殲滅するあたりなど、非常に好み(笑)
ただ、孫武本人は好みかと云うとね~。
あんまり好みじゃない、というか、見てて、なんか奥さんの帛女(はくじょ)が気の毒になっちゃいました。

臨月での命狙われながらの逃亡ってのは、この時代のある程度の地位と身分のある人の夫人なら仕方のないこととして――ダンナと奥さんの価値観が違うってのが、そもそも夫婦として不幸ですよね。
奥さんは、出来れば季札さんについて田舎に引っこんで、田畑を耕して穏やかな暮らしを望んでるんだけど、孫武の方は季札さんの頼みもあり、自分の兵法を世のために生かしたい気持ちも当然あり――で、見出されて世に出れば、ダンナは軍師として戦場に赴くか、大臣なり宰相なりとして政治向きの陰謀に関わるか、どちらにしても奥さんとしては気の休まらない生活になるだろうし、見出されない場合には、今日食べるお米にも困る生活が――現代みたいにパートに出るってわけにもゆかんしなぁ。
って、どちらにしても、穏やかな生活を望む奥さんとしては、キツイですよね。

そのうえに旦那が変に頭が良くて、「あなた、聞いて、聞いて」と奥さんが嬉しそうに持ってきた情報を、それもう知ってるしと言って奥さんの気を削いでしまう。そう言うダンナって、なんか厭だな~と思いました。
そうしてみると『孔明のヨメ』の孔明さんって、月英ちゃんが負けないくらい頭がいいこともあるケド、いい旦那さんですよね。
というか、やっぱ、どこかに可愛げがなきゃ、男は『イイ男』とは言えない、ということでしょうかね(笑)

と、今回の感想はこれくらいのもので(^▽^;)

さて、呉王・闔閭から宮女たちを使っての軍事訓練を命じられた孫武、いうことを聞こうとしない宮女たちを命令に従わせるため、指揮官である闔閭の寵姫2人を斬って捨てた――と云うのは有名な話ですが、そうすると孫武、一度は自分が救ったことになる眉妃を斬ってしまうことになるんでしょうかねぇ。
そうすると、折角恩義を感じて便宜をはからってくれそうな漪羅に恨まれるぞ~。

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