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孔明のヨメ。 5

e-honという、ネットで注文して近くの本屋さんで受け取れる仕組み(仕組みって(^▽^;)でお取り寄せしたんですが、注文しちゃってから、しまった!
杜康さん、孫子に関する漫画も描いておられたんですね。しかも、発売日が近かったって……知ってたら一緒に注文して一緒に入手できたのにぃ。
つか、杜康さんの描く人物の方が、きっと『孫子<兵法>大伝』の登場人物より魅力的で深いに違いない(多分ユーモアもあるだろうし)。

まあ、そのうち手に入れるからいいか(笑)

さて。
孔明のヨメ5

孔明のヨメ。5

孔明灯を手にする2人って一体? と思ったら、ちゃんと本編に関係してるんですね(^^)

さて(×2) 黄承元さんからの書簡(孔明さんと士元の合作による緻密な損失の計算書付き)を受け、蔡家による鉄の質の見直しも始まり、日常生活に戻ったかに見える孔明さんたちでしたが……

まずは頑張りすぎた月英ちゃんが発熱。
月英ちゃんがあれこれと書いた荘園の防御設備の設計図から、畑と国と軍事、その他茂呂呂が頭の中で一気につながり始めた孔明さん、来合せた徐兄と士元を巻き込み、本気の超ハードな模擬戦へ。

孔明さんの影響からか、士元は朝から仕事に励んで周囲の人間を驚愕させ(笑)
弟分2人の成長ぶりに、徐兄は自分の進むべき道について、真剣に考え始めます。

そうして、水鏡先生の助言で仕官について考え始めた矢先、草鞋売りに身をやつし(今更のように)鉄と塩に関する情報を集めに街へ出た劉備、行商人に身をやつして孫堅の終焉の地である峴山へ、参拝に来た魯粛に遭遇します。

一方、孔明さんと月英ちゃんは黄承元さんに呼び出され、怪我をした黄承元さんに代わって、社日(しゃじつ)という土地の神様を祀る重要な儀式の手助けをすることに。

そんな頃、曹操の軍師である郭嘉はようやく、襄陽に仕掛けた自分の策を破ったものがあることを知らされておりました。

ということで……テーマは毎度、ますます深まる夫婦の絆――なわけですが、前にも書きましたが、ホントこのご夫婦、結婚してから恋愛をやってますね~。
まあ、これが正しい夫婦の形、なのかな(笑)

それと、それぞれのキャラの意識というか、頭の出来の違いというのも、はっきり描き分けられてて面白い。
3巻で郭嘉が襄陽に仕掛けた策への反応でも、士元が心配した通り、劉刺史と蔡夫人は額面通り、書簡にあった農具の鉄の質の悪化と、それによる損失だけを心配し、玄ちゃん(劉備)が気づいた武器の質の悪化については全く気付いてもおりません。
(そんだけ平和ボケ~~つコトですが。あの時代の国のトップがあれではねぇ……。いや、現代にも通じるか)

さらに、偶然から一緒にご飯を食べることになった玄ちゃんと徐兄と魯粛さん、玄ちゃんが徐兄から聞き出した、あたりさわりのないように簡略化した塩の情報で、玄ちゃんと魯粛さんが襄陽の政治のゆるみを読み取ってしまったり、言葉のなまりやら会話の中のあれこれ(玄ちゃんの場合は子龍が迎えに来たことが大きいけど)で、玄ちゃんが魯粛さんの、徐兄が玄ちゃんの正体を悟ってしまうあたりとか、なかなか面白かったです。
(ここの3人の中では、魯粛さんが一番おっとりしてるかな~ってところも(笑)

郭嘉あたりは(本人が超絶アタマが良いものだから)劉備の一統は全部馬鹿とか評価してますが、あの時代にあの弱小勢力で生き残ってたわけだから、玄ちゃんも決して馬鹿なわけじゃないんですよねぇ。この時代の軍師たちが際立って頭がいいだけで(^▽^;)

あと、三国志本編に繋がりそうで興味深かったのが、孔明さんが徐兄と士元との3人でやった模擬戦。本来2人用の模擬戦の盤を3人ように仕切り直して、しかもそれぞれの領土は不均衡にって、これ、後の天下三分の計を彷彿とさせますよね。
しかも均衡が取れるようにと「兵力」「兵糧」「技術」の配分を調整するわけですが、これの配分とそれぞれの領地の大きさが、そのまま「魏」「呉」「蜀」を思わせるあたりとか。
それから、荘園の世話のお礼にと、黄承元さんが孔明さんに送ったお礼の品々を、孔明さんがこの件でお世話になった人たちに過不足なく配ったという話、後に蜀の丞相になった孔明さんが、新旧両勢力からまったく文句の出ない人事をやった、という話を思い出して、これまた興味深かったです。
郭嘉が襄陽に仕掛けた策、本当に未来の軍師を育ててますね~。
(しかもムコ殿大好きの黄承元さんが、どんどん孔明さんと月英ちゃんの活躍の場を広げてますし)

あ、そういえば、社日の手伝いに当たって、ひょんなことから黄家の(多分)使用人さんに、叔父さんが亡くなった時の話をすることになった孔明さんの、「苦労なさったんだねぇ」という相手の言葉に対する、
「人には それぞれ何かしらある者でしょう? オレだけじゃないですよ」
という台詞が、なんか、メチャ恰好良かったデス(≧▽≦)
(しかし、ホント孔明さん”も”何でもできるのね)

あとは、郭嘉と次の策について話していた曹操の、
「海とは一体どんな所であろうな!! な? な?」
というのが妙に可愛かったり(^m^)

『塩』に関する自分の策を見抜かれ、潰されたことを知った郭嘉が、
「時期の絶妙さといい 無駄のない流れといい 実に美しい!!」
楽しそうに笑うあたり、なんというかな~兵法家のサガみたいなものを感じて、ここも興味深かったです。

あと、これまで読んだいくつかの三国志本では感じられなかった、黄家、蔡家、鳳家が、いかに大豪族かというのと、それぞれの土地での役割、しがらみ、等々がしっかり書き込まれてるのもね~。
それにしても本当に、黄承元さんは意外とタヌキ(笑)
(つか、ボーっとして見えるのは、人となりに余裕があるからなんですな)
そうすると、そのタヌキぶりが全く見抜けていない蔡夫人と、彼女が代表らしい蔡一族、なるほど曹操にいいように利用されて潰されちゃうわけだな~と、納得しました。

あ~。これ読んだらますます『孫子<兵法>大伝』の登場人物に魅力が感じられなくなっちゃった。
レビュー、どうするかな~(^^;)
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コメント

孔明のヨメ。五巻。   

やっと発売されましたね(^-^)。私はAmazonさんで予約注文し、9月11日に到着して、その日に読んでしまいました。
(感想は後ほど自身のブログで( ^o^)ノ)

今回も予想通り面白かったですね!

Re: 由香 さんへ

> やっと発売されましたね(^-^)。

ね(^^♪
待ってる間が長かったデス(笑)

Amazonさんは自宅まで配達してくれるからいいですよね。
ただ、私の場合、他の本も見て回りたいので、本だけはもっぱらe-honで注文ですが。

> 今回も予想通り面白かったですね!

はい!
というか、予想以上でした。

由香さんの感想、楽しみにしております(^^)/

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