秋水長天

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天龍八部 新版 第7集~第8集

正月休みが終わって「さあ、お仕事!」と張り切った途端、
筋肉痛&関節痛→発熱=風邪→坐骨神経痛
てなことになりまして(^▽^;)
幸い、坐骨神経痛はう~んと軽かったので、温めて安静に――すなわち、コタツでゴロゴロしております。
おかげでもう、レビューが遅れる遅れる(^▽^;)
(いや。ノートパソコンも持ってるんですけど、なんか使いにくいんだ(^^;)
また又、3週遅れとかが習慣にならなきゃいいんですがねぇ。

さて。


喬峯(きょう・ほう)に振られて恨み骨髄の馬夫人康敏(こう・びん)、。
「ひとり酒は寂しいの💛(うふん)」
と、今度は白世鏡(はく・せいきょう)を毒牙にかけます。ったく、この女わっ💢
ところが、コトが終わって2人が連れ立っているところをダンナである馬大元(ば・たいげん)に見られてしまいます。
ところが、平身低頭する白世鏡とは対照的に、図太いというかふてぶてしい康敏、「尼寺へ行け!」――ってのは『ハムレット』か(笑)
出家しろという馬大元に対し、「黙って見逃してくれるなら手紙のことは忘れてあげる」と逆に脅しにかかります。
で――こういうところでそーゆーコトでヨメの脅しに屈するような人物なら、丐幇の副幇主にはなれないわけで、しかも馬副幇主、喬峯の人柄に心服して、汪(おう)前幇主の手紙を闇に葬る決意をしていたところだったんですね。そういうところでヨメがこんなことを言いだしたので、そういうことならヨメも葬ってしなわなくてはいけないと考え――必然として、白世鏡とのバトルと相成ります。

というところで実際には話は一旦段誉クンのパートに移るんですが、それやってると面倒臭いのでこのまま続きを書きますと――
馬大元副幇主、結局は負けちゃったようで、お亡くなりになっちゃってました。
でもって、自分の技にかかって殺された形になっていたために、犯人は慕容復(ぼよう・ふく)ということに収まりかけたのですが――葬儀の場に駆け付けた喬峯が、馬副幇主が殺害された2日前に、自分は慕容復と会っており、その場から副幇主が殺害された洛陽まで、2日で到達することは到底無理とアリバイを証明。
折角上手いコト慕容復に罪をおっかぶせてやれると思ったのにぃ~と当ての外れた康敏と白世鏡、自分たちの身を守るためにさらなる悪だくみへ――ということになるわけなんですが、これも喬峯に復讐するための康敏の仕掛けだとしたら――恐ろしい女――と云うよりは、もっと他の有意義なことにその切れるおツムを使えや、と言いたくなりますな(^_^;)
(本人にしてみりゃ、自分の美貌の前に男たちがひれ伏すのが快感なんでしょうが、花の盛りなんざ短いし、そういうものに群がってくる男なんて、つまんなそーな気がするんですけどねぇ。わからんケド(^^;)

一方、それぞれ四大悪人によって捕えられた段誉(だん・よ)と木婉清(ぼく・えんせい)。は、万劫谷の岩牢に一緒に閉じ込められた上、食事に『陰陽和合散』という薬を盛られてしまいます。
この薬、男女のことを行わないと――と云う上品な言い方ではわからないお客さんも見えますかね? 要するに、平たく言うと薬を盛られた男女がエッチしないと、『肌が張り裂け、眼鼻から血を流して死んでしまう』(原作より)というとんでもないおクスリ。
妻の甘宝宝(かん・ほうほう)のことで段正淳(だん・せいじゅん)に深ぁ~~い恨みを抱く鍾万仇(しゅ・ばんきゅう)が四大悪人とつるんで仕組んだことで、鎮南王の王子と、正式には認められてないけど姫に近親相姦を犯させることで大理段家の名誉に泥を塗ってやろう――って、大理に住んでてそこの最高支配者の家を敵にまわそうってんですから、考えたらいい度胸ですが、これには実は、四大悪人の筆頭、悪貫満盈(あくがんまんえい)自身の深い恨みというか執念も関わっておりました。
で、原作(日本語訳版)の方では段誉、莽牯朱蛤(ぼうこしゅこう)のおかげで毒の効かない体質になっているとはいえ、『陰陽和合散』は毒薬ではないので――ということで木婉清と一緒に、救出されるまでの数日間、のたうち回ることになるんですが、ドラマの方ではこの莽牯朱蛤のおかげで段誉クン、薬の効き目を免れてるんですね。
しかも、彼の血を飲ませることで、短時間とはいえ婉清の方も薬の効き目を押さえることができる。ということで何とか数日間、牢の中で持ちこたえております。

さて一方、四大護衛を引き連れて段誉の救出に来た段家の御一家ですが、護衛さんたちは悪貫満盈以外の四大悪人と、段正淳と刀白鳳(とう・はくほう)の御夫婦は秦紅棉(しん・こうめん)、甘宝宝と戦闘態勢に入ってしまい――残された伯父上の保定帝・段正明(だん・せいめい)サン、一人で段誉を探すうち、こちらも段誉を助けようとしていた鍾霊(しょう・れい)と出会い、段誉が囚われている岩牢の前まで案内されます。
そうして、そこに陣取る、声も出せず(だから腹話術なんですな)体を鉄の杖で支える不自由な身ながら、凄まじい武功を持つ怪人物が、大理段家の一陽指の使い手であることから、本来だったら帝位についていたはずの先々帝の息子、延慶(えんけい)太子であることを知ります。
実はこの延慶太子、先々帝が奸臣に弑された時に行方不明になっており、死んだと思われていたのでありました。
んで、この奸臣はと言うと、後の段家の一族の人に滅ぼされ、一旦帝位についたその人がほどなく出家して、位を保定帝に譲ったわけなので――適当な時期に名乗り出てたら、この人に帝位が戻った可能性はあったかもないんですが、重傷負って不自由な体になって、すっかりねじれちゃったんでしょうねぇ。
保定帝たちも、本来なら帝位を返すべきなんだろうが、四大悪人の筆頭になっちゃっててはなぁ……と言ってますもん。
(本人は当然、帝位奪還を狙ってますが……皇帝になったら、一体どういう政治をするつもりなんだろうなぁ?(^^;)

ということで――ことが身内の問題になって来たため、臣下をどっと送り込んで延慶大子を討たせるわけにも行かず(しかも、腕はあちらの方が上)天竜寺には出家した元皇帝たちやら、使い手は揃ってますが、これまた身内の争いでは加勢を頼むわけにもゆかず――と、考えあぐねた保定帝、『拈花寺(ねんげじ)』なるお寺を訪ね、住職なんでしょうなぁ、黄眉大師にかねてから願い出られていた塩税の廃止と引き換えに、段誉の救出を依頼します。
(子供のいない保定帝には、段誉クンは可愛い甥っ子であると同時に、大事な跡取りなわけです)

で、依頼を受けた黄眉大師、先手を取るために足の小指を切り落とすという凄まじい覚悟を見せて、段延慶との賭け碁に臨みます。
しかもこの碁、岩の上に武功で碁盤の目を刻んだうえ、そこに杖の先やらで石を刻んでゆくという、『待った』が効かないなかなか大変なもの。
(そうじゃなくても普通、真剣勝負で『待った』やりませんわな(^▽^;)
で、原作読んでもなかなかのシーンなわけですが、当然ドラマの方、かなり派手にやってくれております。

ところがその裏側で、実はもう一つ手を打っているあたりが、さすがは王家というか帝室。
(さながら戦のようですな(^▽^;)
大臣の一人で、穴掘り名人の華赫艮(か・かくこん)なる人物が中心となり、途中、経路を間違えて『陰陽和合散』の毒消しを探している鍾霊のところへ行っちゃうというミスはありましたが、なんとか無事、ばれないように、段誉たちのいる岩牢の下までトンネルを掘り上げます。

という次第で、大理段家に赤恥かかせてやれと、鐘万仇が集めた江湖の侠客たちと再び訪れた段家の面々、家臣たちの前、岩牢の扉が開かれて中から出て来たのは、下着姿の段誉に抱かれた肌もあらわな鍾霊――って、肩を見せてるだけなんですけどね(^m^)
実は、あのまま段誉と婉清を助け出すだけでは腹の収まらない華赫艮たちが鍾霊に頼んで文字通り一肌脱いでもらっての取り換え劇だったわけですが、目論見が外れた上に、逆に自分の方が恥をかく羽目になった鐘万仇、しかも、
「若い男女が一つ部屋にいて、何も起こらないわけがありませんわな~」
と、正淳お父さんに嫌味を言ってたのがそっくりそのまま自分に返された上、
「ありがたくいただきますよ、娘さん。いや、さすがに正室というわけにはゆかないけど、側室なら問題ないし~」
言われちゃいまして大激怒。それくらいなら殺してやると、愛娘に手をかけようとしたところを、
「殺すくらいなら俺がもらう」
雲中鶴にさらって行かれて仕舞いました。
人を呪わば穴二つ。……ちがうか。

そうして黄眉大師と段延慶の碁の勝負の方はと言いますと――実は、こっそり段誉が加勢したにもかかわらず大師の方が不利だったんですが、牢から出た段誉が、なんとかしようと段延慶の杖に触れた途端、『北冥神功(ほくめいしんこう)』で内力が吸われ、驚いて振り払った、その後の杖の先が思いもかけない場所にくぼみを刻んでしまい、今度は自分が圧倒的に不利になったと看取った段延慶、速やかにその場から逃走します。

そうして、雲中鶴にさらわれた鍾霊も、段誉の命令で追いかけた南海鱷神(なんかいがくしん)のおかげで無事に取り戻され、段誉たちの無事に解毒され(なんと、下剤でよかったんだそうで(^^;)段誉と木婉清の中以外は、一旦は無事に収まったかに思えたのですが……

無事に帰ってきてよかったねーと設けられた宴席で、段誉が甘宝宝から預かった小箱を渡したことから、また自体は紛糾。なんせ、入っていたのは鍾霊の生辰八字(生年月日と出生時間)と、子供が出来ちゃったけどあなたとは一緒になれないから、他の人に嫁ぎますという内容の甘宝宝の書きつけ。
あいやー。あれも自分の娘だったかと驚いた段正淳、あんなあくどい男の娘を嫁にするわけにはゆかないと、その場を誤魔化そうとしますが、書付を刀白鳳に見られてしまい、鍾霊が自分の娘であることもバラされてしまいます。
で――可哀想なのは段誉クン。
木婉清に続いて、今度も嫁さんにしようとした娘が妹で、
「父上は一体外に何人の子供がいるんですかっ!?」
んで、この悲痛な叫びを聞いて、思わず指折り数えた視聴者、決して少なくはないと思うんですが(笑)
ひい、ふう……と、5人でございましたな。それも女の子ばっかり。
それにしても……好きになった相手が異母兄弟(姉妹)と云うのは、物語には比較的あるんですが、旅先で出会って好意を抱いた相手がかなりの確率で異母妹と云う展開は――初めて見た時にゃ、金庸先生、すごい設定を作ったもんだと驚いたもんでした。

ということで、成ったと思った結婚話がまた又壊れてしまった上、もう望みはないとあきらめた木婉清からは去られてしまった段誉、なんと、また又南海鱷神に捕まってしまいます。
岳老三、段誉に弟子扱いされるのは我慢できないので、一旦自分を破門した上で改めて弟子になれ~~って、こういうことを言ってるからいつまでも悪縁が切れないわけなんですけどね。
その上、鍾霊との話が壊れたことを知らないもので、彼女が段誉のヨメになって自分の師娘になったらその父親である鐘万仇は自分の2世代上。そんなことは我慢ならないといったら、雲中鶴が、自分がその母親の甘宝宝を奪って妻にしたら、娘の夫である段誉は甥になる。師匠と±でゼロになる――って、なんか無茶苦茶(^▽^;)
ともあれ、こんなごちゃごちゃで段誉と岳老三、再び万劫谷へ。
でもって雲中鶴は、鍾霊にまだ未練があって、彼女を追いかけて万劫谷へ。
そうして更に、昼間の段延慶の最後の一手の理由が気になる黄眉大師も、それを確認するために万劫谷へ。

というわけでゴチャゴチャになった一同、逃げようと華赫艮の掘った穴へ飛び込んだ鍾霊の足を雲中鶴がつかみ、その足を鐘万仇がつかみ、それを部屋へ飛び込んで来た岳老三が――ということで、鍾霊、雲中鶴、鐘万仇、岳老三、葉二娘、段誉がそれぞれ足首を掴んでひとつながりになった上、反対側からは、騒ぎを聞きつけてトンネルに入って来た黄眉大師が襄鈴の腕をつかみ、これが、段誉の北冥神功が発動しちゃったおかげで内力が一直線に――って、武侠と云うより、なんか『トムとジェリー』あたりにありそうな(^▽^;)

ともあれここは、全員内力と一緒に毒気を抜かれた感じになっちゃったようなわけで、おかげでいったん無事に家に帰れた段誉クンでしたが――いくばくかが経過すると、吸収しすぎた内力が収まりどころを失って七転八倒。
それを、まだ段延慶に盛られた毒の影響が残っていると思ったお父さんと伯父さんは――というところで第9集に。


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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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