秋水長天

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鹿鼎記 ロイヤル・トランプ 第15集~第16集

今回、黄暁明版とほぼ展開は一緒だな――と思ってたら、それでも細部はかなり変えてあるようで。(そりゃ、全く一緒にしたら作る意味がないですもんね(笑)


さて。



何としても小宝を処分したい皇太后は、御前侍衛の副総監である瑞棟(ずい・とう)に、韋小宝(い・しょうほう)を殺させようとします。
が、逆に瑞棟、小宝の口に散々動揺させられ、ついに実力行使に出るも、最終的に返り討ち。溺死させるつもりで沈めた水瓶(多分お風呂ですね)から飛び上がった小宝に、例の匕首で一刺しされ、呆気なく絶命します。
さらに小宝、陛下からのお召しとやって来た4人の太監も、実は皇太后が差し向けたものだと気付き、これを巧みに、今度の刺客の手引きをした犯人に仕立てて侍衛に引き渡してしまい、難を逃れます。…………考えてみたら、身を守るためとはいえ、やること、皇太后より悪辣なんじゃないか?
(つか、宮中が思い切り弱肉強食なんだよな~)

そうして部屋へ帰る途中、今度は皇太后本人とバッタリ遭遇。
瑞棟は真相を知って五台山へ行った。自分が死んだら、皇太后が康熙帝の生母やら、菫萼妃やらを殺害した件が康熙帝の耳に入るようにしてあって云々と、例によっての嘘八百を並べた小宝、皇太后の掌打三打を喰らいますが、それが『化骨綿掌』じゃなかったからか、着ていた胴着のおかげか、かなりヨレヨレにはなりますが、何度か命を拾います。(ちなみに、暁明版の時のレビューを見たら、金剛五体宝衣(こんごうごたいほうい)と云う名前なのね、その胴着)
で、まあ、なんとか部屋に戻った小宝、瑞棟の死体に、いつか小桂子の死体を始末する時に使った化屍粉(かしこ)を振りかけて、証拠隠滅を図ります。

ちなみに、今回はこの化屍粉、海公公が、貴重なものだから使うのは少量にしろと言っていたところから、死体が溶けた後に残った粉を回収しておけば、また化屍粉として使えるという設定はナシなんでしょうね。

で、そんな状況でも方怡(ほう・い)を口説くことをやめない小宝に、少し態度を軟化させたかに見えた方怡ですが――捕えられた刺客の中に彼女の想い人がいたか確かめてほしいと言われ、小宝はガックリ。……そりゃまぁそうでしょ。

ともあれ、てんやわんやの夜が過ぎて、翌日、康熙帝の元に参上した小宝、ちゃっかり、刺客の何人かを片付けて、手絡を立てたことしております(^▽^;)
で、小宝に刺客との戦いぶりを実演させた康熙帝――また、小宝が嘘八百をよく演じて見せるんですよね~。一度見ただけの相手の型を再現できるし。オーバイや瑞棟を確実に倒しているところといい、練習嫌いのようだけど小宝、武術の才能、有りますよね。
(実際にそういう、一目見ただけで大体の動きや流れを覚えてしまう、楊過や冲さんみたいな人はいるそうで……うらやましい)

この小宝の演じた型と、その前に侍衛に再現させた型が沐王家のものであること、刺客の持っていた武器や下着に平西王府(呉三桂のところね)の名前が堂々と書いてあたところから、刺客は沐王府のものであり、証拠の品は失敗した場合に平西王府に疑いをかけるためだと確信した康熙帝、小宝に向かい、

「金儲けはしたくないか?」
「陛下がやるなと仰るなら、やりません。“やれ”と仰るなら、大歓迎で」
なんか、役人たちが差し押さえその他に出向いたとき、そのうちのどれだけかを懐に入れるの、すっかりバレてますよね。
つか、幼い身で帝位を継いだ康熙帝、親政が出来るようになるまでの間、じ~~~っと、好き勝手をやる大人たちを観察してたんでしょうなぁ。

ともあれ、康熙帝の命を受け、証拠物件を持って呉応熊(ご・おうゆう)をカツアゲ――   もとい、脅しに行った小宝、康熙帝の前でこういってやりますと切って見せた啖呵とはかなり違ったことを言ってましたが、まんまと十万両をせしめます。

で、そのうちの五万両を懐に入れた小宝、康熙帝には呉王熊が差し出したのは五万両だと報告。一万両は自分がもらって、残りを侍衛たちに分けてしまいたいと言った上、平西王府が腕利きの武芸者を抱えていることを報告。三藩を排除する方へ考えが決まったと、康熙帝を喜ばせます。
――というところへ、「皇帝哥哥~」とやって来た建寧公主が、例によって鬱陶しかったりしましたが、その足でトルンの兄貴を訪ねた小宝、件(くだん)の五万両を陛下から侍衛たちへのご下賜金として差し出した上、方怡(らの頼みごと――昨夜捕えられた刺客の中に彼女の想い人である劉一舟(りゅう・いっしゅう)がいたかどうかを確かめようとします。結構律儀だよね。
(ただ、お金に関しては暁明版みたいに張康年(ちょう・こうねん)さんに渡した方が、確実に侍衛たちに渡った気がしますが(笑)

しかしトルン兄貴奥さんいたんだ――じゃなくて、その奥さんの手料理がラクダとかゾウとかって……かなり贅沢なんだろうなぁ、食材としては。食べてみたい気は……ちょこっと、ありますが(笑)

そうして部屋に戻った小宝を待っていたのは、今度は特別なブタを持ってきましたという銭老本(せん・ろうほん)。食べると精がつきますなどと、小宝の機嫌を損ねるようなことを言って早々に追い払われてしまいますが、一応、訪問の目的である手紙は、ちゃんと商法に渡せたようで。
でもって銭老本さん、字が読めない香主(小宝)のために、ちゃんと絵で書いたのを渡してきたって、なかなか賢い。

ともあれ、それが支給の呼び出しだとわかって青木堂のアジトに赴いた小宝、沐王府が招待状を送ってきたことを聞かされ、ちょっとゴタゴタバタバタしましたが、一同を率いて乗り込みます。
と、そこで引き合わされたのは、有名な使い手であるらしい柳大洪と、沐王府に捕らえられていたはずの徐天川。(全然名前を聞いたことの無い相手でも「お噂はかねがね」っての、江湖のお約束ですもんね~)
ここで徐天川、実は呉三桂側に捕らえられかけたところを沐王府に助けられたと云うのですが、沐王府の白某を殺した責めを蒸し返され、自分の命で償えばいいんだろうと、自害覚悟。

それをとどめた韋小宝、徐天川が死んでも亡くなった人は生き返らないからと、宮中に仕える友人からの情報と云うことにして、先夜の襲撃者の何人かが宮中に捕らえられていることを告げ、このあたりから沐王府の落としどころを探ります。
で、まあ、こちらもトップなもので、そのあたりを呼んだ沐剣声(もく・けんせい)、さらに、行方不明の妹、沐剣屏の捜索を依頼。

で、一応手打ちになったわけなんですね。
そうして皇宮へ戻った小宝を待っていたのは康熙帝からの呼び出し。
これがまた運のいいことに、捕えてある刺客をわざと逃がすから、後をつけて正体を確かめろと言うもので、つくづく小宝ってば運がいいですよね~。
それにしても、陛下も、沐王府の連中に信用させるために、侍衛を2~3人殺せ――手のは前作通りの台詞ですが、自分が皇帝じゃなかったら追跡役は自分がやるのにって、結構やんちゃ(笑)

ということで小宝、早速牢へ、捕えられている中に劉一舟がいるか確かめに行ったり、自分は味方だと信用させようとしたり。
で、ここの展開は暁明版より早いんですね。
早々と小宝、処刑が決まったことにして3人を引き出させます。

というところで、以下17集へ。

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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