2016/10/23 (Sun) 「琅琊榜(ろうやぼう)」麒麟の才子 風雲起こす(その2)

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書かなきゃ書かなきゃと思っているうちにも、さくさく話が進む琅琊榜(当たり前ですが)。
行きつけの書店のレンタルDVDコーナーにも全話が並び、チャンネル銀河さんの放送の方では、赤焔軍に対して直接手を下した寧国公(ねいこくこう)謝玉(しゃ・ぎょく)が失墜。謝玉の告白により、赤焔軍事案が謝玉と皇帝直属の調査・諮問機関である懸鏡司の主尊である夏江(か・こう)の共謀による捏造であることが、梅長蘇(ばい・ちょうそ)靖王(せいおう)たちに明らかになり、最大の後ろ盾である謝玉を失った皇太子は、失態を繰り返して自滅。
その間、梅長蘇の助言により手柄を重ねた靖王は、同時に、赤焔軍事案を覆し、祁王(きおう)と林氏一族の名誉を回復するための同志として、梅長蘇への信頼を深めてゆきます。
が、靖王が五珠親王に封じられたことで、ついに誉王が、麒麟の才子が選んだのは自分ではなく靖王であったことを知ります。
そうして、謀士である秦般弱(しん・はんじゃく)の助言により、靖王を帝位に付けたくないという点で利害を同じくする夏江と結託。反撃を開始しようとしますが……

どうもねぇ。梅長蘇が賢すぎるってのもありますが、悪役というか敵役の皆さん方、結構盛大に墓穴を掘ってますからねぇ。それも、以前に友人が、仁徳天皇量とクフ王のピラミッドをまとめて埋葬できそうなという表現をしたんですが、それに「カタコンブ・ド・パリ(Catacombes de Paris)」とか追加してもいいかも(^^;)

というのはひとまず置いておきまして。今回はご婦人たちのお話を。
(おっさんたちの話ばかりでもむさくるしいしいですからね。蒙(もう)大統領は可愛いですが(笑)

あちこちのブログを拝読してゆきますと、恋愛要素が少な目といわれつつ、そこがまた好評な琅琊榜(皆さんよくよく、「あなたが好きなの~!」といって話を停滞させる娘さん方に、うんざりされていると見えますな。某郡主とか某公主とか)
同時に“できる”女性が多いことも好評のようです。
なんたって、“あの”ぼんくら皇太子の母ちゃんで、このヒトちょっとどうよ? と思わせられてた越貴妃ですら、息子よりは頭が切れるんですからね~。
(つか、その程度の不出来な息子を皇太子にした皇帝ってのが、どうよ? ってコトですな(^^;)

で、まずは、ヒロインなのになぜか出番が少ない雲南郡主・穆霓凰(ぼく・げいおう)。
郡主

美人なのは当然として(笑)
うら若い(と言っても二十代後半か)女性の身で琅琊榜の十代達人ランキングに名を連ねる使い手で、梁の南の国境を守る穆王家の総帥として軍をまとめ、穆王である弟を支え(というより教育し)そうして個人としては、十二年前に梅嶺で死んだ許婚の林殊(りん・しゅ)を想い続ける健気な女性でもあります。
なのに皇帝、兵たちの忠誠心が郡主だけに向いて皇帝に向かないのは良くないと、郡主をヨメにやろうとするんだものな~。その郡主の忠誠心を、自分ががっちりつかめば問題ないと思うのにな~(-_-;)
(つか、そういう狭量さと猜疑心が、結果として国を亡ぼすんだろうな~)

で、郡主、女性の直感から、梅長蘇がその林殊だと見抜くんですが、十二年待ったんだから、もう少し待てると、梅長蘇の邪魔になることはしない。自分に出来ることはと、可能な範囲でフォローしようとする――少々やりすぎても、梅長蘇に助けられたという経緯があるので、郡主は蘇先生に好意を持っているらしいという噂にはなりこそすれ、没問題らしい?(笑)
そんな郡主が、元宵節の夜、顔が見たくなって――と蘇宅を訪れるシーンが、同じように郡主を想っていたら当人が現れた、その時の梅長蘇の表情と合わせて、すごく好き。
(でも梅長蘇は大事な用があって出かけなきゃいけなくて――ってのが、郡主の物わかりの良さと合わせて切なかったです)

目下は郡主、嫁に出されないためというのもあって、亡くなった太皇太后(皇帝の祖母、で、若い世代にはひいおばあちゃまですね)の墓守に行っておりますが、44話で再登場。
ここ、涙が出るくらい恰好良かったです。

という郡主よりも“出来る”女性に感じられるのが静妃(せいひ)。靖王のお母様。
静妃

この方、もともとは女医さんで、林殊の父である林燮(りん・しょう)の義妹。
林燮の妹で祁王(きおう)の生母である林楽瑶(りん・がくよう)の体の具合が良くないことから入内したんですが、なんか、お妃になっちゃったんですね。
(でも、楽瑶とは姉妹同様に仲が良かったとか)
で、梅長蘇が都に来た頃は、嬪(ひん)というやや低い位で、冷遇されてというか、息子の訪れだけを楽しみにひっそりと暮らしていた感じなんですが、ある時、栽培していた薬草の爽やかな香りに誘われて、久々に訪れた訪れた皇帝を、さぞかしお疲れでしょうと、やさ~しく癒してあげてから、その穏やかで控えめでいて思慮深い性格が再評価され(皇帝も年食って食てますんで、柔らかい、癒し系の女性が良くなってきてもいるんでしょうな)あれよという間に貴妃――には、まだなってなかったか。ともあれ、息子とともに地位が上がって来て、そろそろ皇后の敵意が向けられてきたところなんですが、伊達に宮中で何十年も生きてきたわけじゃないのよと、棉花の如く柔らかくいなして――って、胆が据わってる上に頭の出来も他のお妃たちとは格段の相違ですな。
(まあ、靖王が帝位争奪戦に加わるって宣言した時も、母子で生死を共にすればいいだけだからと、どっしり構えてましたしな~)
というか、見てると、お妃たちのスペックが、まんま息子たちの出来に反映しているような(笑)
つか優し気~な顔して、このヒト結構タヌキだよな~と思うことが、しばしばあります(笑)
キャラ的には好きですけどね。

そういえば、静妃と対照的で、むしろ霓凰郡主に近い感じなのが、懸鏡司の配下で、旦那さんが赤焔軍の将軍だった夏冬(か・とう)姐さんですが、この方のことは、もうちょっと話が進んでから。

あと、登場回数は少ないですが、結構気になってるのが江左盟配下の宮羽(きゅうう)姑娘。
宮羽

見た顔だな~と思ったら、中の人は『犀利仁師』の慕容月(ぼよう・げつ)。
あの時はさほどとは思わなかったんですが、こちらで見ると、なるほど綺麗だ(笑)
で、表向きは妓女というか、芸妓なんですよね。ですが、相当な使い手のようで。
でもって、宗主である梅長蘇を慕っているのですが、受け入れてもらえないことを承知してるんでしょう、想いを告げようとしないところが健気。で、作戦がらみで初対面のふりをして自分の居る店にやってくる梅長蘇のために、気付いてくれないかもしれないよといわれながらも、懸命に居心地よく席を整えているところが、さらに健気。
そんな健気な宮羽姑娘の一世一代の我儘は43話あたりで。

というような女性たちがずらずらいる中、一番“出来そう”でなきゃいけないのに、一番“出来なさそう”に見えちゃう気の毒な人が、誉王の謀士の秦般弱サン。
般弱

実は梁帝に滅ぼされた滑(かつ)族の生き残りで、璇璣(せんき)公主が作り上げた紅袖招の後継者。滑族の再興か、かなわなければ梁の滅亡を、ということで、誉王に仕えているのも訳ありなわけですが……。
まあ、敵に回したのが梅長蘇というのが、そもそも不運ではあるわけですが――当初から正体バレてて、使い道があるからって泳がされてるわけですもんね――結構失態も多いですな。皇帝の性格をもう一つ深読みしきれず、動くべきでないときに誉王を動かして不興を買わせたり、蘇宅を探りに行って、飛流の玩具を壊して誉王の不興を買ったり。
おかげで信用を無くし、早々に梅長蘇が力を貸しているのが誉王ではないのではと気付きながら、信用してもらえないだろうと言いだせなかったり。
で、ようやく29話現在、誉王に現実に気付かせ、反撃に移ろうとするのですが……。
でも、実際に作戦立てて動いたのって、誉王と夏江なわけで、このお姐さん、謀士としては意外に働いてない?(つか、病弱なのに梅長蘇が働きすぎなのかも)
というか、梅長蘇側としては、誉王の謀士がこのヒトで幸いだったというか、紅袖招としては、この程度の後継者しかいなくて、璇璣公主が気の毒だったというか(笑)
と、ずらずら書いてきたら、どうやらワタクシ、このお姐さんはあまり好きじゃないんだな、ということに気が付きました(笑)

あと、私のお気に入りは、チラッチラッとしか出ないけど、蘇宅のお台所を預かっている吉おばさんです。これ、なんでかな~と考えたら、意外に和やかで和気藹々とした蘇宅の雰囲気を象徴している人だから、なのかも(笑)

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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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