秋水長天

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鹿鼎記 第1週

はい。いよいよ始まりました、『神侠侶』の楊過を、『新・上海グランド』の許文強シュウ・ウェンチャンを演じた黄暁明主演の『鹿鼎記』
(でも、暁明の登場は、もっと後ですが)

反武侠ドラマとも云われ、武侠ドラマ史上最低(?)の、ほとんど武芸の出来ない主人公が、持ち前の機知と運の良さだけで世の中を渡ってゆく     しかも、どんどん出世してゆく物語。
(しかも、嫁さん7人ももらって……(^▽^;)

で、初めて原作を読んだときは、本当に、なんて主人公なんだ~(^_^;)、と思ったもんですし、
コレを暁明がると知った時には、え~~~っ!?
(この「え~~~っ!?」の大半は、暁明じゃ、男振りが良すぎるよ~(^▽^;)と云う意味)
と、思ったもんですが……

さて


物語は例によって、主人公の少年時代から始まりまして……
主人公の韋小宝(い・しょうほう)少年は、揚州の妓女の息子。母の春花と一緒に、揚州の麗春院という妓楼で暮らしております。
で、まだ少年ながら、大の博打好きで、同じ妓楼の姐さんに頬紅を買ってきてと頼まれた金を博打につぎ込むという、とんでもない子供。
でもって、なかなかにしたたかな性格のようですが、かと言って、抜け目がなさすぎるわけでもないようですな。

そんな小宝の運命が大きく動いたのは、ある日のこと。
茅十八(ぼう・じゅうはち)なる侠客を捕らえに麗春院へ押し入った役人が母を殴ったことがきっかけで、小宝少年、茅十八に加勢     と云っても、まったく武芸の出来ない子供のことですから、パチンコで石灰をぶつけるやら、手すりの上から花瓶を投げ落とすやら    
で、異常に命中率が良いんですな、これが。

あげく、役人の一人を殺してしまった小宝、清の宮廷を実質的に牛耳っているオーバイを殺して、反清復明の秘密結社、『天地会』に入るのが夢と云う茅十八にくっついて、北京までいってしまいます。

ちなみに、この『天地会』といい『書剣恩仇録』の『紅花会』といい、皆が存在を知ってるのに、なんで秘密結社なの? と思っていたら、
清の時代は、漢人の反乱を防止するためだったか何か、そんなような理由で、結社を作ることが禁止されていたんだそうです。
なので、こういった組織が出来ると、自動的に秘密結社と云うことになったんだそうです。

で、二人が入った北京の食堂で、鄭王府お抱えの力士達が給仕に乱暴を働いているのを見た小宝、義憤を覚えたのか、単に揉め事を起こすのが好きなのかはわかりませんが、
力士達と茅十八を戦わせ     までは良かったんですが、
そこに居合わせた大監(宦官ですな)の海大富によって、茅十八ともども捕らえられてしまいます。
(しかも、箸一本で。このあたりが、さすが張P作品と云うか、凄い(@@;)

当初は茅十八を、『天地会』の構成員か、それに類するものと思って捕らえた海大富ですが、違うと分かって釈放     する際に、なんと両腕を要求! ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!
抵抗した茅十八、海大富の掌打を受けて窓の外。しかも、何やら大きな桶の中に、どすん!
(音を聞いた草むしり中の宦官?の、気にしない、気にしない的会話が笑えます)

取り残された韋小宝、喘息らしい海大富が薬の量を気にしているのを知り、スキを見て大量の薬を飲ませ、騒ぎに紛れて、彼に仕える少年宦官・小桂子を殺害。
結果として、薬の飲みすぎでのせいで海大富が失明したのを利用して、小桂子と摩り替わってしまいます。

……と描くと、なにやら陰惨な感じがしますが、ドラマではそうは感じなかったのは、小宝役の子が可愛いせいか、小桂子がヤなヤツだったせいか、はたまた原作で成り行きを知っていたせいか(笑)

ともあれ、小桂子になり済まして逃げる隙をうかがう韋小宝に、なんと海大富、博打を討ってくるようにと命じます。
しかも、勝ち分で、温家の兄弟に貸しを作るようにと。
(で、イカサマ骰まで用意して、小桂子に練習までさせてたのね)

早速チャンス到来! と、逃げ出しにかかった韋小宝ですが……おーい、そこは皇帝の輿が通るところだってば!(笑)
しかも、逃げ道を探してうろつく途中、大好きな博打の気配をかぎつけて……結果として、偽小桂子であることがバレないように、ほどほど勝ちではありますが、
(このあたりが、子供の知恵じゃないな(笑)
温家の兄弟に貸しも作って、海大富の命令を実行することに (^▽^;)

そうして、帰る途中で迷子になってしまった小宝、
窓越しに見かけた大量のお菓子に引かれて入り込んだ部屋で     と云うあたりが、いかにも子供なんですが、また、このお菓子がおいしそうなんですよ~。
ああ、月餅(げっぺい)食べたい(笑)
じゃなくて!

その部屋に、武芸の稽古をしに入ってきた少年に、
「一人で武芸の稽古かい? 相手をしてやろうか?」
声をかけたことから、毎回、時間を決めての喧嘩勝負。
(結局、宮中に居つくことにしちゃったのね。まあ、逃げ出して街に出たって、いきなり路頭に迷うしね)
正統派の武芸からモンゴル相撲まで使えるらしい少年     小玄子に対し、武芸が出来ないので、色々と卑怯な手を駆使する韋小宝ですが、
こういった遠慮のない相手に出会ったことがない小玄子、韋小宝を気に入ったらしく、二人は急速に親密になってゆきます。

ところで    

韋小宝が小桂子と入れ替わっていたことなど、とっくにお見通しだった海大富、
(韋小宝の方が頭が良くてお役立ちだと見て取って、そ知らぬ顔で小桂子の死体を始末させたらしいんだから、大した大ダヌキだわ)
韋小宝から報告を受け、小玄子の名に少年の正体を悟ったようですが、これまたそ知らぬ顔で、小玄子の武芸に対する対抗技を授けます。
そうして、その裏で、何かを企んでいる模様……
(朝廷に対する忠臣なのかもしれないケド、雰囲気が不気味なので、悪役にしか見えない(^▽^;)

と云うところで、次週に続き、なのですが……

初回の2話を見終わった感触を云いますと    
なんかこう、体調の良い日に、どこかを全力疾走したというか、
天気の良い日に、田んぼ道を自転車でかっ飛ばしたというか、
エスカレーターの制御版を一気に6台組み立てた     あ、こりゃ違うか(^▽^;)
とにかく、そんな爽快感がありました。

で、舞台が柳青める麗しの江南の遊郭街から、花の(?)都の北京に紫禁城の中なもので、絵面が華やか。

揚州の風景は、遊郭街なので運河沿いの当たりも、どこか艶っぽいし、
北京の食堂も、大監の大物が食事に入ってくるに相応しい、なかなかに高級そうな造り。
特に紫禁城は、以前にTV番組で、杭州のあたりにテーマパークがあって、撮影にも貸し出していると云うのをやっていたので、そこなんだろうな~と勝手に想像してるんですが、なかなか見事。
韋小宝と小玄子が稽古をしたり遊んだりしている庭園なども、奇岩が並んでいたりして、こんな場所もあるんだ~と、ちょっと感心。
何でも、お金をかけりゃぁいいってモンでもないでしょうが、やっぱり、制作費が潤沢だと、それなりのものが出来るんだなと感じさせられます。

でも、それより何より、子役たちがいいです。
チビ小宝は、笑い顔が暁明に似てるとか、前評判も上々だったんですが、顔の輪郭も暁明に似てるみたい。
でもって、目つきというか、目の配り方がね~
あ~れは、暁明に似せるために、相当演義指導されたかもしれませんな。
とにかく、ちょっとした動きとか、目つきに「お! 似てる、似てる 

対する小玄子     実は、とんでもない人物なんですが(正体、早々と次回で明かされちゃうのね)ややおっとりとした、貴公子然とした容貌なのがいいです。

でもって、二人ともなかなかの動きだし、良く演ってます。
(チビ楊過とえらい違い     って、それは云わない約束かい?(笑)

あと、アクションは例によってのワイヤー使いまくり、物が壊れまくりですが、随所に「お!」と思うような動きが入り、これも、先々見ごたえがありそう。
(主人公は武芸が出来ないケド、達人がどんどん登場しますから)

あ、あと、エンディングがね。
半分ぐらいがメイキング映像らしく、そういうあたりが、ちょっと粋な感じ。



と云うところで、現在の感触は上々。先が楽しみです。

koyautatito

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Comment

 

小宝の子役、よく似た子を探してきたもんだなぁ、しかも演技上手いし!と感心して見ていました。
海大富は、どう見ても悪人にしか見えませんよね。トニー・レオン版の『鹿鼎記』はもっと怖いメークで、ほとんどお化け?でした(笑)
紫禁城は、本物使ってるのかと思ってしまった(バカ(^^;ゞ)、そうですか、テーマパークがあるんですか。
それにしても、よくできてますよね。
ほんと、画面が華やかでしたね~!これからが楽しみですね。
  • posted by ふく*たま 
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  • 2009.02/13 21:29分 
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子供たちが…! 

小桂子(=小宝)と小玄子がもう可愛くて!二人で手をつないでクルクル回ってるのを見ると、なんだか泣けちゃいます。子供時代の思い出って美しいなあ…なんて。
とかいいつつ、ためらいもなくヒトゴロシをしちゃう辺りに子供の残虐性も垣間見えたり…!?

>杭州のあたりにテーマパーク
横店の事ですか??
でも、何かで本物の紫禁城の隣にセットの紫禁城がある、と聞いたような気もします。
やはり碧血剣の時とは紫禁城の中もちょっと変わっているのでしょうか?あの龍の階段は見覚えある~と思いながら見てました(^^)
  • posted by 阿吉 
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  • 2009.02/14 02:26分 
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ふく*たま さんへ 

> 小宝の子役、よく似た子を探してきたもんだなぁ、しかも演技上手いし!と感心して見ていました。
本当に! さすがは~と云うべきか、今回は子役も重要なので、力を入れている証拠というべきでしょうか。
なんにしても、見ている私たちには、目に楽しいのが一番ですが(笑)

> トニー・レオン版の『鹿鼎記』はもっと怖いメークで、ほとんどお化け?でした(笑)
ううむ……。なんか、そちらも見たくなってきたなぁ(笑)

> 紫禁城は、本物使ってるのかと思ってしまった
いや、勝手な想像なんですけどね。
でも、テーマパークの紫禁城も、なかなか見事でしたよ。
(で、往々にして、そういうものの方がテレビ映りが良かったりして)

> ほんと、画面が華やかでしたね~!これからが楽しみですね。
はい。
舞台はさらに、あちこち移動するようですが、美人さんも多数登場しますし、
(その後の阿九も登場しますし)
そちらも楽しみです。
  • posted by rei★azumi 
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  • 2009.02/14 15:45分 
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阿吉さんへ 

> 小桂子(=小宝)と小玄子がもう可愛くて!二人で手をつないでクルクル回ってるのを見ると、なんだか泣けちゃいます。子供時代の思い出って美しいなあ…なんて。
これが、将来的に……と思って見ると、ちょっと切ないものがありますね。
でも、それゆえに余計、美しいのかな。

> とかいいつつ、ためらいもなくヒトゴロシをしちゃう辺りに子供の残虐性も垣間見えたり…!?
しかも、残虐性の自覚がなく、やってるあたりが、よりコワイ? (~_~;)

> 横店の事ですか??
名前は忘れましたが、そこかもしれません。
あくまで、私の勝手な想像ですので。

> でも、何かで本物の紫禁城の隣にセットの紫禁城がある、と聞いたような気もします。
なるほど~。
だったら、遠景は本物の紫禁城で、役者さんが演義をしているのは、お隣のセットの紫禁城、という可能性もあるわけですね。

碧血剣のときの紫禁城、奇麗に記憶から抹消されてますが(~_~;)
どこか共通部分はあるはずですよね。
記憶にあるシーンが出てくるかどうか、次から気をつけていましょ。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.02/14 16:00分 
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2月15日♪ 

誕生日あめでとうございます
良い歳でありますように(^0^)

 

お久しぶりです。
>特に紫禁城は、以前にTV番組で、杭州のあたりにテーマパークがあって、撮影にも貸し出している
かの有名な「横店影視城」です。
http://www.hengdianworld.com/
最近日本語のHPも出来たようです。
http://www.tourzj.jp/hengdian.html

  • posted by Mario 
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  • 2009.02/15 23:48分 
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子どもはかわええなぁ・・・。

中国の子どもって、妙なところで、
ツボをついてくるなぁ。
あの丸い頭、ハートわしづかみ!
  • posted by kammaki 
  • URL 
  • 2009.02/16 11:41分 
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しょうこさんへ 

わぁ! 覚えててくださったんだ!
ありがとうございます \(^o^)/
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.02/16 18:43分 
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Marioさんへ 

ようこそ、おいで下さいました。
こちらこそ、ご無沙汰しております。

紫禁城、やはりあそこでしたか。
いつも、貴重な情報を、ありがとうございます (*^_^*)

  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.02/16 18:47分 
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  • [Res]

kammakiさんへ 

ね。可愛いでしょ。特に、この2人。

> あの丸い頭、ハートわしづかみ!
うん、うん。
チビさん二人も辮髪にしてるんですが、
顔が可愛らしいと、あの髪型、余計に可愛さが際立ちますよね♪
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.02/16 18:51分 
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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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