2009/02/28 (Sat) 鹿鼎記 第三週

6話目からいよいよ、待っていた暁明・韋小宝の登場となりましたが、
これで可愛い子役たちが見られなると思うと、うれしいような、寂しいような……

tibisantati


さて、


康熙帝の命令で、オーバイの屋敷へ家財没収の立会いに行った韋小宝、
床下収納     もとい、床の隠し蔵から『四十二章経』と供に出てきた鎖帷子(金庸作品、このてのアイテムが多いですね(^▽^;) と、鉄をも両断する匕首を手に入れた上、
ソエトに勧められるままに、オーバイの財産、二百数十万両の内の百万両を二人で着服。

で、ここでソエトに求められて、義兄弟の契りを交わすのですが、
こんなオッサンと、同年、同月、同日に死ぬなんて損じゃないかと、ちゃっかり誓いの胃言葉から“同年”を省く韋小宝(笑)

そうして、宮中へ戻ると、無事に『二十四章経』を持ち帰った褒美にと、皇太后からお菓子を賜わります。
が……
ここで早くも、女好きの本領発揮なのか、いきなり、夜に逢って、一緒にお菓子を食べようと、お菓子を出してくれた女官をナンパ     って、まだ早いって ヾ(~O~;)
……っていうか、これが暁明に代わってからならナンパにも思えますが、
いくら可愛くても、見た目、10歳くらいの坊やって(^▽^;)
で、これで、誘いに乗っかる女官ってのも……

まあ、これが重要な伏線になってるんだから、良いも悪いもないんですが。

ともあれ、逢引き(当人談)の約束の取り付けに成功した韋小宝、
夜中にこっそり部屋を抜け出そうとしたところを、海大富に咎められ、取り押さえられてしまいます。

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実は、韋小宝が小桂子を殺して入れ替わっていたことなど、とっくにお見通しだったという海大富、
さらに、韋小宝に飲ませていた吸い物に、毎日、少量ずつの毒を盛っていたといいます。
で、毒消しが欲しければ、誰の差し金でここへ送り込まれたか白状しろと云う海大富ですが……
海公公、お年のせいで忘れっぽくなってませんか?
小宝をここへ連れてこさせたのは、あなたですよ。それも、茅十八のオマケとして(笑)
(権謀術策に慣れちゃうと、周囲の人間尽くが、自分に対して謀略を巡らしてると思えちゃうんですかねぇ)

追い詰められ、自分の黒幕が誰か、聞いたら腰を抜かすぞと開き直って見える韋小宝。
隙を見て、手に入れた匕首を使って反撃。
ですが、わずかに海大富の左手を傷つけただけで、逆に掌打を受けて窓の外へ吹き飛ばされます。
が、身につけていた鎖帷子のおかげで、命拾い。

一方、韋小宝を殺したと思った海大富、死体がそのあたりにないのを訝しみながらも、皇太后の元へ。

で~
ちょっと、話は前後していますが、ここの前のシーンで、崩御したはずの順治帝の生存が明かされております。

この順治帝、康熙帝の父親ですが、最愛の妃である菫萼妃(とうがくひ)が亡くなったのを悲しんで、自分も死んだことにして、こっそり出家しちゃってたんですね。
で、その菫萼妃その他4人が続けて亡くなったのは、実は誰かに殺されたらしい(この4人に康熙帝の生母は含まれてるのかな?)と云うことで、命を受けて密かに犯人を捜していたのが海大富。

今回、その犯人が皇太后だという確証を得た模様。
自ら皇太后宮へ赴き、それを糾弾したあと、現皇帝にそのことを報告すると告げて、背を向けます。
が、これは大方の予測通り、皇太后を誘い出すための罠。
で、案の定、誘い出された皇太后と、奇岩の立ち並ぶ庭園で、凄まじい戦いが繰り広げられますが……
あの、岩に開いた穴から皇太后の手が出てきて~なんてあたり、ちょっとホラーじみてますな(笑)

……と云う遣り取りから戦いまでの一切を見ていた韋小宝。
後ろから闇討ちでも仕掛けるもののない限り、皇太后に勝てるという海大富の言葉を聞き、斬りかかります。が、逆に掌打を受けて吹き飛びます。

直後、同様に掌打を受けて吹き飛ぶ皇太后。
ですが、そのてから、何やら光るものが海大富の方へ。
喉元に暗器を受けて、海大富、絶命。

結果として皇太后を助けたことになった? 韋小宝、今回のことの口止め料として、御膳房の~ええと、訳職名は何だったっけ(^_^;)
まあ、平ったく云えば、厨房のボスにしてもらったわけです。

で、そうして、月日は流れ~と云っても、後の話から判断すると、2年くらいしか経過してないようなんですが。
だとすると、育ちすぎじゃ、二人とも(笑)

暁明・韋小宝


ともあれ、すっかり成長した韋小宝と康熙帝ですが、いつの間にか、二人の間柄に微妙に変化してきた模様。
で、互いの立場の違いを自覚するようになった韋小宝に対し、
以前のようにこだわりなく取っ組み合ってくれないことに、不満を募らせている康熙帝、
ついに、無抵抗の韋小宝を散々投げ飛ばした挙句、練習台の人形に向かって、怒りと悲しみをぶちまけます。
(で、投げ飛ばされて倒れた暁明・韋小宝の頬に流れている一筋の涙が印象的)

そんな康熙帝の姿に、この場は、あの頃の小桂子に戻ろうと決める韋小宝。
立ち上がると、
「全然変わらないな、小玄子。動かない人形を相手にして、楽しいか?」
「!」
「遊んでやるよ」

組み合ったのはいいんですが、いきなり辮髪を引っ張るやら、お返しに急所蹴りを喰らうやら。
「陛下。今のは卑怯だよ」
「お前、アレがないんだろう?」
「あっ! そうだった」
……偽宦官だってのは、まだバレてないんですな(笑)

と云う具合で、初対面のときの再現となりまして……
(もう。あたら、二枚目2人が、鼻に指を突っ込むやら、口を引っ張るやら~(^m^)プププ……

maittaka
(んで、皇帝に向かって、こんなコトもしてます(笑)

 このエピソードのおかげで、成長後の2人に、すっと感情移入できたかな、とも思いますが)

ともあれ、
こんなに楽しかったのは久しぶりだと、床にひっくり返った2人ですが、
康熙帝の裡には、重大な懸念が。
それは、康親王府(って、ソエトさんちなのね)に隔離したオーバイのこと。
すぐに死ぬと思ったから処刑しなかったのに~~と云う康熙帝に、これは自分にオーバイを始末しろと云うことだなとピンと来た韋小宝、オーバイの様子を見るという名目で、康親王府へ出向きます。

で、人払いをして、牢の中で(格子を隔ててですが)オーバイと二人きり。
散々におちょくっておいて、武芸は全然得意じゃないのに、さて、どうやって始末する気なのかなと見ていたら……
なんと、『天地会』が乱入してきてしまいました。
オーバイ氏、『天地会』の青木堂の香主も殺してたんですね~

で、こういう時は、とにかく身を隠すのが韋小宝の常道。
なにやら、台の下に隠れていて、隙を見て、こっそり逃げだそうとしたのですが……
機を見るのに敏な割には、こういうところはドジなんですかね。
アッサリ見つかって、つかまって、
オマケに、オーバイに鎖でもって牢の中に引っ張り込まれ     って、ホラーかよ(笑)

と云う場面になっても、鎖が届かないとわかると、匕首を閃かせて、オーバイをからかう韋小宝 ヾ(--;)ぉぃぉぃ

でも、再度オーバイの鎖で絡め撮られて…………軽功、使えるじゃないか(^_^;)
しかも、アタマの天辺のあの場所は、合谷(ごうこく)と云う急所ですな、多分。
(『神雕侠侶』原作のほうで、穴道を移動させられるよと、楊過が卓の角で思いっきりぶつけたところです)

それでも動いてるタフなオーバイに、さらに腹に一撃。
さすがのオーバイも、これには絶命いたしますが……
(てか、普通、合谷を突かれたら、それで死にます(^▽^;)
あとで、呆然と血塗れの匕首を見ている韋小宝の表情が     ま、普通はこういうモノでしょうね。

……と云う(どちらにとっても)思いがけない成り行きに、多分動転した天地会、オーバイの遺骸と一緒に、韋小宝も拉致してしまいます。
(放り込まれた桶の中で、どうせ殺されるなら、最後に思いっ切り悪態をついてやるっていう、韋小宝の妙な開き直りが好き(笑)

そうして、あれは多分、青木堂の支部なんでしょうね。
前香主の位牌の祀られた場所で、次の香主を誰にするかと喧々諤々けんけんがくがく
と、その中の一人(まだ、名前が覚わっておりません(^▽^;)が、かねての申し合わせ通り、前香主の仇を取ったものを香主にすべきだと言い出し、
またまた、隙を見て、さりげに逃げ出そうとした韋小宝、つかまってしまいます。

そうして、何故にオーバイを殺したのかと問われ、あいつは逆賊で多くの漢人を苦しめたと。
で、さらに韋小宝、自分も揚州で普通に暮らしていたのに、オーバイにさらわれて、宦官にされたのだと言い出します。

……と云うところで、以下次週。


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>小宝をここへ連れてこさせたのは、あなたですよ。
アイヤ~!私も都合よく忘れてました(^^;

>育ちすぎじゃ、二人とも(笑)
ハハハ!やはり栄養が行き届いているのでしょうか??象の鼻とか・・・

>このエピソードのおかげで、成長後の2人に、すっと感情移入できた
同じくです!これ、OPの画像ですよね。皇帝陛下に馬乗り~!?とビックリしてましたが、この場面だったんですね!
韋小宝、悪辣なようでいて、まだまだ”善”の部分もあるんだなぁ、と微笑ましく見ました(^▽^)


2009/02/28 18:41 | 阿吉 [ 編集 ]


阿吉さんへ 

> ハハハ!やはり栄養が行き届いているのでしょうか??象の鼻とか・・・
宮中は、やっぱり食べ物がいいんでしょうね(笑)
まして、小宝は、御膳房にいるわけだし(^m^)

> 同じくです!
阿吉さんもですか。なんか、嬉しいな。

>これ、OPの画像ですよね。皇帝陛下に馬乗り~!?とビックリしてましたが、この場面だったんですね!
はい。私も、OP見て、何ごと~!? と思ってたんですが、本編を見て納得しました。
ちなみに画像は、以前にJINさんから教えていただいた百度を検索して、拾ってきています。
http://tieba.baidu.com/%C2%B9%B6%A6%BC%C7/tupian/view

> 韋小宝、悪辣なようでいて、まだまだ”善”の部分もあるんだなぁ、と微笑ましく見ました(^▽^)
……ですね(^_^)
自分が気持ちよく生きるために、結構姑息で悪辣なこともやるけど、本性は意外に“善”なのかも。

2009/03/01 10:51 | rei★azumi [ 編集 ]


 

ホント、もうちょっと子役の二人を見ていたかった様な気もしましたね。

>で、これで、誘いに乗っかる女官ってのも……
そうですね。黄暁明の韋小宝ならわかりますが…(^^;)
お菓子だけに釣られたんでしょうか?

>小宝をここへ連れてこさせたのは、あなたですよ。それも、茅十八のオマケとして(笑)
ほんとだ、そうでした!私もすっかり忘れてました。

>育ちすぎじゃ、二人とも(笑)
今までが可愛い子どもだったので、急な成長に、ちょっと戸惑ってしまいました。じゃぁ、どうやって変わればよかったのかと言われてもわかりませんけど(^^;ゞ
何だか、すごい年月が経った感じがして、ちょっと違和感もあったり。
その点で、あのエピソードは、子ども時代と今をつなぐものだったのですね。

2009/03/01 19:06 | ふく*たま [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

> そうですね。黄暁明の韋小宝ならわかりますが…(^^;)
> お菓子だけに釣られたんでしょうか?
どうも、お菓子だけじゃ無さそうな気がします。
ちなみに……暁明・韋小宝なら、お菓子なんかなくても、誘いに乗っちゃいますケド(笑)

> 今までが可愛い子どもだったので、急な成長に、ちょっと戸惑ってしまいました。じゃぁ、どうやって変わればよかったのかと言われてもわかりませんけど(^^;ゞ
子役から大人への入れ替わりって、見るほうとしてみ微妙ですが、作るほうとしても、難しそうですね。
強いて言えば、間にもう一段階、14~5歳くらいの子が入るとよかったのかもしれませんが、
まあ、その違和感も最初だけで、じきに慣れちゃうでしょうし。
(レビューを書く上では、いい突っ込みどころになりますし(笑) ヾ(~O~;) コレ

> その点で、あのエピソードは、子ども時代と今をつなぐものだったのですね。
そうなんですね。
なので、敢えて、初めて逢ったときと同じことをやって見せたわけだと思います。

2009/03/02 19:01 | rei★azumi [ 編集 ]


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Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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