秋水長天

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鹿鼎記 第11週

少林寺の武芸を見せて欲しいと、寺を訪れた武芸者のガルダンと神龍教のヤセ行者。そして、雲南平西府の楊溢之(よう・いつし)ですが、この3人の来訪には、実は別の目的が。
それは……


陳阿珂(ちん・あか)の姉弟子、阿(あき)の頼みによって、韋小宝(い・しょうほう)によって少林寺に捕えられている(と思われる)阿珂を取り戻すというものでした。
が、肝心の阿珂はとっくに逃げちゃってるので、家捜しでも何でもしてと、平気な韋小宝。

そんな小宝を、妓楼へ行ってお姐さんたちと騒いでた(これは事実です)破戒僧だのなんだのと攻め立てるガルダンたち。
と、そこへ助け舟を出したのは、何と、楊溢之。
彼、以前に沐王府(もくおうふ)が康熙帝(こうきてい)暗殺を謀った上、その罪を平西府     つまり呉三桂(ご・さんけい)になすりつけようとした件で、その濡れ衣を晴らしてくれた小宝に恩義を感じておりまして、
小宝が出家前は太監だったこと、“あの”オーバイを殺したのは、この小宝であることを話し、阿が言うような悪人でも破戒僧でもないことを照明します。

……って、例の濡れ衣、康熙帝と小宝が仕組んだ芝居だったんですが、知らぬが仏とはよく言ったもの~~というか、つくづく運に恵まれた小宝クンです(^▽^;)

と云う次第で、目の前の、いかにも軽薄そうな若僧が意外な勇者だと知ったガルダンたちは、早々に退散。

と、それと入れ替わりに入ってきたのは、何と張康年(ちょう・こうねん)。
(NECOさんのサイトに、一行と入れ替わる形で     とは書いてあったんですが、ここまで覿面な入れ替わりとは思いませんでした(笑)

待ってたよ~と、抱きつかんばかり(抱きついてたかな?)の小宝に、
「密勅です」

で、渡された勅令には、字が読めない小宝のために、絵が描いてありまして、
それによると、清涼寺の方丈になれとのこと。

自分を、この少林寺で出家させたのは、そういうことだったのか。
(双児にも解説してましたが、どこの誰とも知れない若僧が、いきなり清涼寺の方丈になったら怪しまれますが、少林寺の僧侶が清涼寺へ入るのは、普通のことなんですね)
納得した小宝、何人連れて行ってもいいからねと云う晦聡(かいそう)大師の言葉に甘えて、澄観、十八羅漢をはじめとして、総勢三十六名を引きつれ、
さらに、自ら迎えに行った双児を伴って、清涼寺へ乗り込みます。

wakasama-!


が……

途中の、小宝が、何やら木に向かって妄想しておったのは省くとして(笑)

清涼寺は、NECOさん発表によると(笑)数千名の道士によって包囲されており……
一計を案じた小宝、十八羅漢たちに命じて道士たちを捕えさせ、衣服を奪って自分たちが道士に変装。
敵の手に落ちないために焼身自殺     火定といわなきゃいけないんでしょうな、お坊様たちのこういうケースは     を図ろうとしていた順治帝と師匠の玉林太師を救い出します。

で、ここのシーン、火をつける寸前にダルパ君の泣きが入ったりしてるのを、小宝たちは物陰で聞いてるわけなんですが、
何で、止めに入らないの~? と思って見ていたら、
火が放たれた途端に、水をぶっ掛け~の、呆然としている順治帝たちに点穴をし~の、道士の衣装を着せ~の……と、寺から連れ出すまでに手際のよさに、思わず(^m^)プププ……

ともあれ、誰も傷つけずにすんだと喜ぶ順治帝たちを、近くの金閣寺に避難させた小宝ですが、そこへ又、新たな敵が押し寄せたとの知らせ。
と、さすがに方策を思いつけなかったのか、それとも、道士の身なりだからバレないかもと思ったのか     身を縮めて様子を見ている小宝の前に現れたのは、何やら見覚えのある武官姿の男。

トルンの兄貴! 小桂子か! と、再会を喜ぶ二人ですが~
暁明って体格が良いから(180センチですって)抱き上げる役の人、重いでしょうね(笑)

と云う次第で、運良く急場を救われた小宝クン、トルン兄貴に道士たちを捕えて手柄を立てるように助言、さらに、この少し先まで来ているという康熙帝に、自分はここにいるとの伝言を頼みます。
(崩御したはずの先帝がここにいるよとは、いくらトルンの兄貴にでも言えませんから)

それにしても、なんでこう、都合よく康熙帝たちがやってきたのか~と、さすがの小宝も疑問に感じて(ここのシーンでじゃなかったかもしれないケド)聞いてみたら……、
先に小宝、康熙帝の密勅を持ってやってきた張康年に、阿たちの身元を確かめるように頼んでたんですね~
ところが生真面目な趙康年、桂公公の命令には深い意味があるに違いないと思ったらしく~
しかも、阿と一緒にいたのがチベットの武芸者に、神龍教の行者に、呉三桂の家臣と来ているものだから、これは何か重大なコトが絡んでいると康熙帝に報告。
とり急ぎの康熙帝の出駕となったわけで……こういう面でも、とことん運の良い小宝です。

そうして、待ってるうちに夜が明けて~
坊さん姿に戻った小宝、扉の前で見張りをしてたようですが、さすがに疲れたらしく、寝ちゃってます(笑)
で、双児に耳なんか引っ張られて起こされて、皇帝のお越しですと告げられても、すぐには信用しないあたりが偉い。
匕首を手に、扉を背にして~本当に康熙帝がやってきたのを見て、さすがにパニくったみたいですね。匕首を持ったままで扉を叩いてるもん(笑)
(これ、小宝じゃなかったら、多分処刑モノだ)

我が子の訪れにも扉を開こうとしなかった順治帝ですが、
「俺は陛下よりも不幸だぁ~(ToT)」
父親の顔も知らないし云々と傍らで泣きを入れ始めた小宝の言葉に動かされたのか、漸く扉を開き、そして、迎え入れた康熙帝に『四十二章経』の秘密を語り始めます。

それと見て、そっと扉を閉ざし、自分が見張りに立つ小宝。
(このあたりの気の利かせ方はさすが)

そうして、父と子の語らいを終えて、手を取り合って出てきた康熙帝と順治帝ですが~
(昔の中国では、成人男子が手をつないで~てぇのは当たり前のことだったそうなので、笑ったりしないよーに)
お前と会ったのは間違いだった。修行の妨げになった。などとのたまった順治帝、握ったまま話さない康熙帝の手を振り切るようにして、寺の中に入ってしまいます。
(どーも、向こうの     と云うか、こういうドラマで描かれる仏教の考え方は分からない(-_-;)

しょんぼりと座り込む康熙帝に手巾を差し出し、肩を叩き、隣に座って慰める韋小宝。
(こういう男同士の友情っていいなぁ……。こういう友達がいてくれる皇帝って、この康熙帝くらいでしょ(笑)

ですが……
元気になって、
あちこちに残ってる明朝の残党なんて、大したことはないぞ!
呉三桂だって、自分たちでやっつけてやるぞ! おー!!
てな具合に気炎を上げるのはいいんですが…………

対照が呉三桂に見立てた靴下とはいえ、先帝がお勤めをしている本堂に向かって連れ○ョンってどうよ? 
てか、あの後を誰が掃除すると~
ま、ドラマですケドね~。それにしてもね~。

というアレコレがあり、清涼寺へ戻る先帝たちを密かに見送って    
今回も大手絡を立てた小宝、めでたく北京へ連れ戻ってもらえることとなりました。
と云う矢先、
まさに疾風の勢いで、その場へ飛び込んできたのは、黒い頭巾に白衣の刺客。
で、これが滅法強い!!!
トルンあたりは、アッサリとその場になぎ倒されてしまいます。

で、無論、宝衣を着けてることは充分に計算のうちだったんでしょうが、身をもって康熙帝を庇う小宝。

自分の剣が跳ね返されたことに驚愕した尼僧、康熙帝を討つことは出来ないと見て取ると、小宝を摑んだまま、屋根をブチ抜いて(このあたりが張P作品(笑)
寺の外へ逃れます。

……と云うことで、やっと、独臂神尼(どっぴしんに)・九難師太こと、阿九サンの登場です。

いやぁ……。原作読んでて、ず~~っと小宝に感情移入できなかった時
(って、今でも原作のほうでは全然感情移入できないんですが)
もう、この人と何守(か・てきしゅ)の登場だけが楽しみというか、読む上での心の支えで……(笑)

九難


さて。

軽功を使って、どこぞの岩だか山だかの天辺に降り立った九難師太、
年若い小宝が、少林寺の鉄布衫(だったかしらね?)の業を身につけていると思い、驚いてさらってきたようですが、
実は剣も槍も通さない宝衣を身につけていることを聞き、同様の胴着を身につけていた袁承志に思いを馳せます。
そうして、意外に正直な小宝に、ちょっと好感を持った様子。

一方の小宝も、なぜ漢人のくせに満人の皇帝を守るのかと聞かれ、自分は幼い時に無理矢理宦官にされて~~と、例の嘘八百。
今上帝の康熙帝は年齢は若いが名君で善人。悪辣なのは皇太后で、もし、康熙帝を暗殺したら、この悪の皇太后が権力を握って漢人を迫害するから     と、暗殺を思いとどまらせる方向に話を持って行きま、
その上(これが決定打だな)オーバイを殺したこと、荘夫人や双児と知り合いであることをから、九難の信用を勝ち得ます。

……は、いいんですが~
九難師太に優しい言葉をかけられたからって、「母ちゃんみたいだ!」って抱きつくのはやめよーよ。やるのが暁明じゃ、サマにならないから(笑)

と、以上のような成り行きで、九難師太と一緒に北京へ戻るった小宝、
(康熙帝が、思いっきり心配して、トルンを後に残して探させてるのに (^▽^;)

九難師太を案内して、崇禎帝(すうていてい)が最期を遂げた景山へやってきます。
父皇帝が縊死した松の木に触れ、悲傷のあまり失神してしまう九難。

さらに、小宝を伴って宮中へ。
ためらいもなく後宮へと歩を進める九難の様子に、
陶おばさまと同じように、昔は宮女だったのかと考える小宝ですが、
九難が向かった、無人のはずの寧寿宮に、なんと、その陶紅英の姿が。

と云う次第で、かつての主従     公主と侍女との再会となり、陶紅英から『四十二章経』に清朝の龍脈を示した地図が隠されていると聞いた九難、皇太后から『四十二章経』を奪おうと決意します。

その頃、建寧公主が皇太后の元を訪れ、こっそり兄・康熙帝の元から持ち出してきた『四十二章経』と引き換えに、小桂子を自分にくれと要求しておりました。
というあたりで、以下は次週に。



おっと、そう、そう。
『百度』で画像を探していて、こんなとんでもないモノを見つけてしまいましたので、
おまけとしてUPします。

josou1

なんか、先週の、妓楼から急に少林寺へと話が飛んでたところで、カットされたシーン、
なんと小宝、女装して妓女に混じって妓楼を逃げ出してたんですな。
しかし、笑わせるための扮装なので、ちょっとブキミかも~(^▽^;)

josou2

でも、表情と作り方によっては、美女に見えないこともないかも~ですが(笑)


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Comment

No title 

全体的に、カットが多いんでしょうね~。
場面転換の時、いつも挙動不審になってしまうワタシです(^^;

>独臂神尼(どっぴしんに)・九難師太こと、阿九サンの登場です。
強い女性の登場はワクワクしますよね!
このとき、阿九サンは推定何歳なのでしょうか?
今作で登場する女性の中では、最強、でしたよね?

>崇禎帝(すうていてい)が最期を遂げた景山へ
このとき、私の脳内では高虎皇帝のお姿がフラッシュバック…
碧血剣が懐かしいです!

>笑わせるための扮装なので、ちょっとブキミかも~(^▽^;)
流石の暁明も、女装はちょっとアレですね(^^;
ゴツイから…
でもキチャナくはないです!
  • posted by 阿吉 
  • URL 
  • 2009.04/27 21:58分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

>お前と会ったのは間違いだった。修行の妨げになった。
この台詞には、私もびっくり。
さっきまで涙の対面をしていたのに、唐突にこんな冷たい言葉。
言われた方は辛いぞ~と思いました(苦笑)

>あの後を誰が掃除すると~
康熙帝がお別れに叩頭する時、韋小宝が慌てて靴下やらハンカチを蹴って隠していたように見えました(笑)
でも、最終的にお掃除をするのは…僧侶たちですよね。気の毒に……

妓楼のシーンの後に、そんなシーンがカットされていたんですね!
いや、意外と似合いますよ、黄暁明の女装♪
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2009.04/27 22:15分 
  • [Edit]
  • [Res]

阿吉さんへ 

> 全体的に、カットが多いんでしょうね~。
> 場面転換の時、いつも挙動不審になってしまうワタシです(^^;
あれ? なんで? いつの間に? ナニがどうして、こうなったの???
ってヤツですよね。
私も頻繁に、そうなってます(^^ゞ

> 強い女性の登場はワクワクしますよね!
はい! 特に阿九さんは“神尼”と呼ばれる腕前ですから、
ものすご~く期待して待ってました

> このとき、阿九サンは推定何歳なのでしょうか?
> 今作で登場する女性の中では、最強、でしたよね?
原作を読んだところでは、四十歳をすぎても云々としてありましたから、
四十代前半でしょうか。
腕前は、現在の彼女に勝てるのは、当時の袁承志くらい~としてありましたから、
女性では最強。
男性でも、互角に戦える相手は、少ないはずですが……

> このとき、私の脳内では高虎皇帝のお姿がフラッシュバック…
やはり (^m^)

> 碧血剣が懐かしいです!
私も、思わず自分の記事(あそこのところです)を読み返してしまいました(笑)

> 流石の暁明も、女装はちょっとアレですね(^^;
> ゴツイから…
顔立ちも男らしいし、硬質な感じですしね。

> でもキチャナくはないです!
ありがとうございます(って、私がお礼を云うことじゃないけど(笑)
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.04/28 18:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

ふく*たま さんへ 

> さっきまで涙の対面をしていたのに、唐突にこんな冷たい言葉。
> 言われた方は辛いぞ~と思いました(苦笑)
世俗との縁を断ち切るのが、あの世界の仏教の考え方らしいですが、
それにしても~ですよね。
ホント、言われた方は辛い~と云うより、ショックです。

> 康熙帝がお別れに叩頭する時、韋小宝が慌てて靴下やらハンカチを蹴って隠していたように見えました(笑)
やってましたね~。大慌てて。
笑いました \(^o^)/

> でも、最終的にお掃除をするのは…僧侶たちですよね。気の毒に……
で、「誰がこんなコトしたんだ~」って愚痴って、
「掃除のときは、掃除三昧に!」って、方丈に叱られたりして(^▽^;)

> 妓楼のシーンの後に、そんなシーンがカットされていたんですね!
それで、意味が通じなくなっちゃってたんですね~
そういうシーンなら、別にかっとしなくてもいいのに~と、思うんですが。

> いや、意外と似合いますよ、黄暁明の女装♪
ありがとうございます(って、つい、お礼を~(^▽^;)
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.04/28 18:52分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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