鹿鼎記 第14週

先月、偶々第5巻を手に入れたのがきっかけで、続きが気になりだして6、7巻の再読に入ってしまった『鹿鼎記』ですが……
やっぱり、原作の韋小宝(い・しょうほう)は可愛くないっ! (笑)


さて……



小宝と阿珂(あか)の婚礼の場になだれ込んできた野人たち、実はこれも、小宝と示し合わせた沐王府のお仲間で、小宝との珍妙な遣り取りの末、鄭公子(ていこうし)だけを連れ去ってしまいます。

って、これ、原作の方では楊溢之(よう・いつし)たちが沐王府の面々を捕えるために野人に変装して乗り込んできて、小宝と出合って~ってことになってるんですが、
同じような話の繰り返しになるから、省略したかな。
小宝と楊溢之、本当はここで義兄弟の契りを結ぶんですケド。

と云うのはおいておいて~

野人は捕えていった人間を煮て食べるなんて小宝が言ったモノだから、すっかり真に受けた阿珂、
自分が身代わりになれば鄭公子は助かるがと云う小宝に、
「だったら、そうして!」
………………こんな身勝手な女のどこがいいんだか (~_~;)

と云うような遣り取りをしている小宝たちの前に現れたのは、鄭公子の師父でもある馮錫範(ふう・しゃくはん)。
鄭公子が野人にさらわれたと聞き、方角を聞くと、さっさと飛んでいってしまいます。
(って『笑傲江湖』のときから、何かと云うとワイヤーアクションって、あのお年で、キツくないですかねぇ)

で、小宝が、らしくもなく、何で阿珂の後ろに隠れてるのかな~と思ったら、
前に、馮師匠を殺そうとしてたんだわね~小宝。先に石灰で目を潰してたから、馮師匠は気がつかなかったけど。

てな次第で、馮錫範にあっさり鄭公子を取り戻されて、ガックリする小宝ですが、同時に、野人は誰も殺されていないと聞いて、ちょっと安心。

という、それやこれやで全員が宿へ戻ったところで、九難師太、弟子たちを連れて北京へ戻ることを決め、同行を望む鄭公子に別れを告げます。
で、この連中(小宝・阿珂と鄭公子)を一緒にしとくと、モメごとが起きて鬱陶しくてかなわんと思ったんでしょうなぁ、
今後、鄭公子が付きまとって阿珂や小宝と口を利いたら殺しますと宣言。

そんなぁ、と不満顔の阿珂とは対照的に大喜びの小宝、思わず九難師太の手にキス ヾ(--;)ぉぃぉぃ

そうして北京へ戻った九難師太、梨を買ってきてと阿珂を外へ追い出しておいて、小宝と『四十二章経』の残り七部を手に入れる方策を練ります。
と云っても、そのうちの六部は、もう小宝の手にあるんですけどね~(笑)

一旦宮中へ戻って、『四十二章経』の情報を探りますという小宝ですが、清朝の龍脈を断つということは、ひょっとして、親友でもある康熙帝の命脈を絶つことになるのではと思い当たって、さすがに憂い顔。
それを使命の重さに不安を感じているのだと思った九難、これは難しいことだから無理をしなくてもいいと慰めます。

師匠、自分には優しいのに、なんで師姉のことは気に入っていないのかと疑問に思う小宝。
「ご機嫌取りが下手なせいかな?」
って、同じ意味の台詞でも、訳し方によって、かなり可愛い(笑)

さて。
宮中へ戻った小宝に、建寧公主の嫁入りの準備が整ったと告げる康熙帝。
と云うところへ押しかけてきた建寧公主、この嫁入り話を取り消してと泣きつきますが、
他に目論見があるので、当然、公主のわがままを聞いてやるわけには行きません。
婿になる呉応熊は、そりゃァもう、超絶イケメンだぞと、よってたかって公主を宥め~
「じゃあ、私の話し相手として小宝を頂戴。雲南へ着いても、返さないからね」
なんて公主の言葉にも、とりあえずうなずいてやったのですが~
これが、とんでもない事件の発端 (^▽^;)

旅の途中で、疲れたからと休憩を要求した建寧公主、
あの時代の基準から行くと、ほとんど裸じゃん(@@;))) の、肌着と薄物一枚の姿で小宝を待ちうけ、
「暑いわねぇ」と、目の前で美味しそうに献上物の酸梅湯を飲んで見せ~
うらやましそうに見ている小宝に、
「子爵にも相伴させておやり」

で、喜んで酸梅湯を口にする小宝ですが、
宮中の暮らしは長いはずなのに、行儀はちっとも良くなっておらんな~
じゃなくて!
公主とアレコレ話している内に、クラクラと来て、バッタリ。
自分の得意技の痺れ薬、今度は自分が盛られてやんの(^▽^;)

で、意識が戻ってみれば、下穿き一枚の姿で寝台に縛り付けられており、
(原作では素っ裸にされてたんですが、さすがに、それじゃ放送できませんものね~)
「お前のせいで、雲南なんかへ嫁に行かされる羽目になったのよ! お母様だって、最近は冷たいし」
電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも~って、これは、か~なり古い言い回しですが(笑)
とにかく、全部お前が悪いの!!! と、鞭でビシビシ。

そんなに嫁入りがイヤなら、閻魔様に止めてもらいましょうと提案してみれば、
「花婿はイケメンだって言ったでしょ? だから、殺さな~い♪」
あのな……(~_~;)

で、
「やっぱり、髪の毛を燃やした方が面白いわね~♪」
と、公主が油を探しに出て行った隙に、やってきたのが宮女に変装した九難師太と阿珂。
師太、小宝を案じて付いてきてくれてたんですが、
なんせ、小宝がハダカなものですから、

九難「さっさと入って、縄を切りなさい!」
阿珂「ヤですよ。あいつ、裸だし」
九難「目を瞑ぅてやればいいでしょう」
阿珂「それじゃ見えません。それで、うっかり触っちゃったらどうするんですか? そんなに言うんなら、師匠がやればいいでしょ」
九難「わたしは出家ですよ。そんなコトが出来ますか」
……………………あんたらな ヾ(--;)

てか、他の宮女が大人しく並んでるところで、目立ちすぎ(^▽^;)

というところへ、油が見つからなかったのよねと、蝋燭を手に公主が戻ってきて、小宝を燃やしかけたものだから~

gyaaaa!

とっととやりなさいと、師父に襟首持って部屋へ突っ込まれた阿珂、建寧公主を脱臼させ、寝台を叩き壊しただけで、縄を切らずに逃げ出してしまいます。

で、ジタバタしている内に、小宝の縄は切れたんですが……

次のシーンをカットしたら、小宝に呉応熊殺しを要求した公主の「私たちはもう、夫婦なんだから」って言葉の意味が通じないでしょうが! (^▽^;)

実はこの後、手っ取り早く要約して言いますと、公主に仕返ししようとした小宝が、結局は脱臼した肩をはめてやって、挙げ句は公主に押し倒されるというシーンがあるんですが、
なんでカットしたんですかねぇ?

ともあれ、公主の部屋で夜を過ごしてしまって、翌朝、バツの悪~い顔で師父のもとへ礼を言いに現れた小宝、
公主にいたぶられた理由を問われ、今回の嫁入りが自分の差し金だと思われているのと、九難師太とニセ皇太后が戦ったのが原因と言い訳。
武芸を教えていれば、そんな目に合わせずに済んだのにと同情しきりの九難師太から、一人は公主のもとへは行かないようにと忠告されますが    。

ひらったく言えばデキちゃった2人ですから~(^▽^;)
平西王府に付くまで、小宝、夜はずっと公主の部屋へ通うことになります。

と、そうこうするうちに行列は平西王府へ到着。
松明行列  あ、行列はしてないか  やら花火やらと、華やかな歓迎を受けます。
(今回、ここの所に制作費をつぎ込んだかな、張P? と云う豪華さでした)

で、一目もはばからず小宝の手を握って離さない建寧公主と、一応は取り繕うことを知っている小宝との対比で、ちょっと笑わせて……

屋敷に通され、宴席やら何やらで、お世辞とも挑発とも探りとも取れるさまざまを言って、呉三桂をイラつかせる小宝。

一方、小宝は、自分と中の良い楊溢之が姿を見せないこと、呉三桂の使いで今、この時遠方にやられているということに疑問を感じ、同行した青木堂の配下に探りを入れさせます。

その結果、楊溢之はなぜか呉三桂の怒りに触れて牢につながれていることがわかり、そうして玄貞道士たちが牢から救い出してきたのは、両目をえぐられ舌を抜かれ、四肢を切り落とされた無残な姿の楊溢之。

小宝と親しくしていた意外にも、呉三桂がそこまでするには、何か理由があるに違いない。
小宝と青木堂の面々、牢番を捕えてきて、理由を問いただそうとします。

と云うところで、以下次週。
スポンサーサイト

コメント

阿珂はほんとに、何であんな子が良いんだか…。
ちょっとくらいは感謝しても良いですよね!
九難も阿珂に対しては妙~に冷たいし、
(原作を読んでる方々は理由はご存じ)
この師弟は女の嫌な部分が露骨に出てて、
アレですね~。
次の捕らわれの小宝を助けるトコロも、
本当に可愛がってたら、裸でも助けてやると思う…

>「やっぱり、髪の毛を燃やした方が面白いわね~♪」
前も髪の毛燃やしてましたよね!
髪の毛燃やすと凄く臭いのに、
何故髪の毛燃やしにこだわるのかな~、
と毎回思います(^^;

>押し倒されるというシーン
ろうそくシーンがOKなら、
こっちも大丈夫な気がしますけど、
(それこそドラマになると素っ裸な訳ないんだし)
検閲の基準が良くわかりませ~ん!

あの野人って楊溢之たちの変装だったんですか。
そこで小宝は楊溢之と義兄弟になるんですね。
トニー版を見たんですが、その辺の詳しいトコはあまり覚えてませんでした(^^;)

>他の宮女が大人しく並んでるところで、目立ちすぎ(^▽^;)
そうそう、扉の前で部屋の中を盗み見る女官二人を、誰も咎めずその場に佇んでいるだけって、不思議な光景でした(笑)
九難や阿珂たちの方が位が上って設定でしょうか。

>公主に仕返ししようとした小宝が、結局は脱臼した肩をはめてやって、挙げ句は公主に押し倒されるというシーンがあるんですが、
公主は脱臼させられてたんですか。点穴されたのかと思っちゃいました(^^;ゞ
にしても、いきなりのカットのおかげで、その後の小宝のバツの悪そうな顔、気まずそうな師匠への言い訳、阿珂の妙な態度、の意味がよくわからなかった私です。(トニー版見てたんで公主といい仲になることは知ってましたが、こんな展開だったことを忘れてました(^^;ゞ)
後で公主が「私たちは夫婦なんだから」と言うので、そこでようやく理解しました(笑)
ほんと、何でカットだったんでしょうねぇ?
ワケがわからなくなるようなカットの仕方はやめてほしいものだ。

阿吉さんへ

> 阿珂はほんとに、何であんな子が良いんだか…。
> ちょっとくらいは感謝しても良いですよね!
ですよね!
助けが欲しいときだけは、きっかりアテにしてるんだから。
阿珂lって、女性の身勝手さがモロに出てるキャラですよね。
あれで、小宝が愛想を尽か佐ないのが不思議です。

> この師弟は女の嫌な部分が露骨に出てて、
> アレですね~。
特に九難。
あの可憐で聡明だった姫様が、こ~んなに変わってしまって……
一体、二十年の間に何があったんだ~
と思う前に、本当に、何だかな~(-_-;) です。

> 次の捕らわれの小宝を助けるトコロも、
> 本当に可愛がってたら、裸でも助けてやると思う…
ですよね。
阿珂と同様、小宝もまた利用するための存在なんでしょうか。

> 髪の毛燃やすと凄く臭いのに、
> 何故髪の毛燃やしにこだわるのかな~、
> と毎回思います(^^;
そういわれれば……
ひょっとして建寧公主は蓄膿で、髪の毛の燃える臭いは、よくわからないとか(笑)
だったら、直接怪我をさせないで、体の一部で、相手がキャーギャーわめくので、面白がれる場所、と云うことで、髪の毛なんでしょうね。
(でも、この姫様の場合は、小宝が火傷をしても平気なんでしょうね(^_^;)

> ろうそくシーンがOKなら、
> こっちも大丈夫な気がしますけど、
> (それこそドラマになると素っ裸な訳ないんだし)
というか、むしろローソクシーンの方がヤバい気がします。

> 検閲の基準が良くわかりませ~ん!
同感!!

ふく*たま さんへ

> あの野人って楊溢之たちの変装だったんですか。
はい。
で、原作で、楊溢之の“いい人”振りが発揮されるシーンでもありました。
トニー版も、ひょっとして省略されていたかも?

> >他の宮女が大人しく並んでるところで、目立ちすぎ(^▽^;)
> そうそう、扉の前で部屋の中を盗み見る女官二人を、誰も咎めずその場に佇んでいるだけって、不思議な光景でした(笑)
普通だったら絶対、咎めるか、たしなめるか、されるシーンですよね。
あまり格上の宮女の扮装とも思えなかったので、余計に不思議でした。
(しかも、九難の方、あまり似合ってなかったし(^▽^;)

> 公主は脱臼させられてたんですか。点穴されたのかと思っちゃいました(^^;ゞ
はい。阿珂が、確か左腕を捕まえて捻ってました。
ちなみに、原作では、脱臼させられたの、肩と足です。

> にしても、いきなりのカットのおかげで、その後の小宝のバツの悪そうな顔、気まずそうな師匠への言い訳、阿珂の妙な態度、の意味がよくわからなかった私です。
でしょ。
原作を知らない人は、このシーンと、あとの公主の台詞で、かなり混乱するだろうな~
と思って見ていました。

> ワケがわからなくなるようなカットの仕方はやめてほしいものだ。
ですよね。
その前の鞭だローソクだを放送するのなら、そこまで放送したって差し支えなさそうなのに。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)