2009/07/04 (Sat) 鹿鼎記 第21週

前回に引き続き、これまでのツケを払わせられる形となった韋小宝(い・しょうほう)ですが   小宝の凶運(強運ではなくて)どこまで続く!?


さて、



刺客に狙われているからと云う名目で、周囲との接触を禁じられた上、トルンに付き添われて宮中に軟禁されることとなった小宝ですが、
そんな小宝に、帰辛樹と陳近南、どちらが強いと訊ねた康熙帝、
韋伯爵邸の包囲に、軍隊ばかりでなく大砲も出撃させることを教えます。

師父が、いくら腕が立っても、大砲を撃ちこまれちゃ、ひとたまりもない。
それに、屋敷にいる女の子達は、どうなるんだ!?
さすがに青くなった小宝、なんとか屋敷と連絡を取ろうとしますが、
トルンに頼んで、娘達の警護の名目で屋敷へ送ってもらった御前侍衛(早く屋敷から逃げるようにとの伝言付き)は、門前払いを喰らってアウト!
しかも、小宝自身には、トイレに行くのまで、侍衛が付いてくる~という事態に頭を抱え、
ついに、自分を可愛がってくれるトルンを殺害してまでの、宮中からの脱出を決意してしまいます。
(帰一家の一件で、少しは殺人に対する禁忌が出来たかと思ったのに……(^_^;)

一方、韋伯爵邸では   
陳近南たちが、宮中へ行ったまま戻らない小宝と帰辛樹一家を案じておりました。
そうして、様子を見に行くという双児と、付き添うという風際中を送り出す一堂。
で、大丈夫なのか、この組み合わせで    と思ったら、案の定。
屋敷の周囲が衛兵で囲まれていることに気付いた2人、屋敷へ知らせに戻ろうとして、衛兵に発見され、捕らえられてしまいます。
(で、ここで、すでに、風際中がチクリ屋さんだとバレていると、余計に双児が心配になるのね)

その頃、トルンと宦官の小福子を殺し、衣服を取り替えて小福子に成りすました小宝、
「兄貴、勘弁してくれ。でも、俺を逃がせば、あんたはきっと処刑される。家族だって罪を受けることになる。俺に殺されれば殉職。家族にも報奨金が出ることになる」
1日の違いで、これだけの差が出るんだから、成仏してくれと~
これ、考えてみれば、物凄~く手前勝手な理屈ですが、暁明が涙ながらに言うと、説得力があるから不思議 (^_^;)

そうして、まんまとへやからのがれようとした、その時、折悪しくもやってきたのが建寧公主。
「汚いところねぇ」(確かに(^▽^;))なんていいながら、部屋へ入ってゆこうとするのに、小宝、くっついて戻ってしまいます。
部屋へ入った公主が、「トルンが死んでる! 小桂子がいない!!」なんて叫んだら、逃げるチャンスを逃しちゃいますからね。
(それにしても、人が2人も死んでりゃ、大概血の匂いとかもするでしょうに、小宝意外は目にも鼻にも入らない公主って……(^▽^;)

その公主から、妊娠したと聞かされ、
「大変だ! バレたら、陛下に首を刎ねられる」
と、それを口実に、公主を利用して、宮中から脱出しようとする小宝。
対して、お兄様は夫(呉応熊)を殺したことをすまなく思っていて、いい夫を見つけてやるといっているから大丈夫と、全く緊張感のない建寧公主。
(この建寧公主の緊張感のなさってば、脱出行の最中でも延々続きまして、もう、笑わせられるやら、呆れさせるられやら、アタマを抱えさせられるやら (^_^;)

で、この2人がモメているところへ、やってきたのが陶紅英。
……って、この人の来訪、このドラマの展開では、いかにも唐突ですが、
原作のほうでは、小宝が毛東珠とヤセ行者の輿を荼毘に付したの、康熙帝から軟禁を命じられた後になってます。
で、その時に、こっそりと陶叔母様への合図の印を書き残したのですが~
なんだって、こんな具合に、話の順序を入れ替えたりしたかなあ?

ともあれ、
母親くらいの年齢の女性がやってきたのに、小宝の彼女かとヤキモチを焼く建寧公主と、
目の前で、いきなりキッスで口をふさぐやら、足をもませるやらと、公主を侍女並みに扱う小宝に、呆れるやら驚くやらの陶紅英。

この2人に上手く頼み込み(公主の方は、宮中から脱出できたら結婚しようと騙して)公主の輿に相乗りして、小宝、宮中から脱出。
さらには、門衛(なのかな?)を上手く騙し、屋敷を包囲した軍の隊長を謀反人に仕立てて捕らえさせ、師父たちとも合流。
康熙帝から密命を受けたと偽り、馬まで用意させて、無事に街(ってことは、北京?)からも脱出。
陳近南に、お前は軽薄でいい加減なヤツだと思っていたが、富貴を捨てて仲間を助けたのは立派だと褒められますが~
原作通りの小宝ならともかく、意外に情に厚くて、一心に師父を慕っているドラマの小宝に、この台詞はちょっとね~(^_^;)

そんな中、宮中にいられなくなった以上、いっそ天地会に入らないかという小宝の誘いを断り、長平公主の行方を捜すと去ってゆく陶紅英。
(それにしても、公主の輿に従ってきた宮女や衛兵たち、この後どうするんですかね?)

……と云う次第で、双児と風際中以外の仲間を救い出すことの出来た小宝ですが、
街を出て間もなく、乗ってきた馬がバタバタと倒れ、呉応熊の祟りだ~と大騒ぎ。
ですが、
「何が祟りよ。あんなヤツ、生きているときは役立たず、死んだって腰抜けよ」
建寧公主にいなされ、
(姫さま、強い!)
陳近南からは、以前に小宝が、呉応熊の馬に一服盛って彼を捕らえたことを知っている康熙帝が、このことを予測して小宝たちの馬にも薬を飲ませておいたのだろうと指摘され、一安心。
で、す、が !

韋伯爵邸の馬ならともかく、門を出る時に衛兵が用意してくれた馬ですよ~
いくら聡明だからって康熙帝、そこまで先読みが出来るものですかね?
(だから、原作を改変するときは、きちんと辻褄あわせを!)

と、管理人が余計な突込みを入れている間にも、小宝たちには康熙帝の使わした三千人の追っ手が迫り、
小宝(くっついて離れようとしない)建寧公主と、沐剣屏、曾柔以外の仲間とはぐれてしまいます。
(って、かならず女の子が引っ付いてくるあたりが、さすが金庸キャラ(笑)

そうして、蓮田に隠れた小宝たちを助けたのは~
顔を見た瞬間、誰? と思ったら、小宝も「あんた、ダレ?」って言ってたから、知らない人だったんですね~
と、思ったら (@@!)
なんと、陸高軒サンの変装でした (^▽^;)

とは夢にも思わず、洪教主の元まで連れてゆかれて、腰を抜かすほど驚く小宝でしたが   

その前に、蓮田の前で、追っ手に捕まりそうになった小宝が、ちょいと開き直ったような、脱力したような感じで、しゃがみこんだままで帽子を取ると、
なぜか、頭の上に小さなカエルが乗っていて(どうやって入ったんだ、あんな密着した感じの帽子の中に?)
「まあ、カエルね! 生きてるわ♪」
と建寧公主が喜ぶという、非常に緊張感のないというか、妙に和むシーンがありまして、
どういうわけか、好きなんですよね、私、こういうの。

さて。

上手く人を騙して宮中をのがれたものの、今度は自分が騙されて、神龍教の手に落ちてしまった小宝、
たまたま、そこへ追っ手としてやってきた趙棟東と王進宝の二人に、一旦捕まえてもらって、あとで逃がしてもらおうと、救いを求めますが、
状況がわからない上に、小宝に恩義を感じている2人、このまま小宝を連れ帰ったら、小宝の首が飛ぶだろうと、他人のふり。
というか、小宝を小宝と認めず、この辺りをウロウロしていると危ないと、人数分の馬まで与えて、立ち去ってしまいます。
(情けは人のためならずの、“ならず”が、別の意味にはたらいた~違うか(^▽^;)

と云うことで、全くの厚意から、牙をむいた獰猛な虎狼の前に置き去りにされた小宝、
衝撃だか恐怖だかのあまり、不甲斐なくも失神。
そのまま、神龍島へ連れてゆかれることとなります。

   と云うシーンを、暁明、頑張って演じてますが、
なんせ、これの前に見たのが『神雕侠侶』に『新・上海グランド』ですからねぇ。
どーしても、違和感が残ります。
本人の責任じゃないんだけどね。

と云う次第で連れて行かれた神龍島は、施琅(し・ろう)たちの攻撃のせいでボロボロに荒れ果て、教主たちの呼ぶ声にこたえて出てきたのは、夫人にくっついていた素梅というモヒカン頭の少年だけ。
(それにしても、アメリカ大陸の先住民の風習が、なぜ中国に (^▽^;)

お前のせいで、こんなことになったと怒りをあらわにする教主に、古いものを一新して、また新たな神龍教を起こせばいいと、おべっかを加えて調子の良いことを言う小宝。
それに乗せられて、つい、その気になる洪教主 ヾ(--;)ぉぃぉぃ

と、その洪教主に対し、これからはもっと、自分達に信頼を示して欲しいという青龍使(?)たち。
で、意見の対立があって、青龍使(?)が殺されてしまった後、
これが信頼の証だと、洪教主、陸高軒やデブ行者達に、丸薬を投げ渡します。

が、なぜか、それを飲もうとしない陸高軒。
教主に咎められ、最初は誤魔化そうとしますが、そのあたりは、小宝ほどのテクはもってないものでね、ついに誤魔化し切れなくなり、
毒消しならば喜んで飲むけれど、あの毒薬以上の劇薬では、恐ろしくて飲めないと告白。

どうして丸薬の処方を知っていると質す教主に、夫人に頼まれて、教主の薬箱を見たのだと話してしまいます。

薬が欲しいのなら、夫人は自分に直接言うはず。そんなウソは    と教主が言い出した途端、い~いタイミングで、夫人が「おえっ」

で、それを見た建寧公主、
「あら。おめでたね」

(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))

(||| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;)アウッ

時々おもうんだケド、無邪気ってのは、一種の罪悪だよなぁ (-_-;)

「そぉぉおかぁ~。子供を堕ろそうとしたんだなぁぁぁぁ~」
怒り狂った教主、夫人に向かって、「誰の子だぁ!?」

で、曾柔をはじめ、女性陣の目が一斉に小宝に向くあたりが (^m^)プププ……
(小宝自身は、なんで皆俺の方を見るんだよ~とか言ってますが、実際に、自分が父親なんだからしょうがない)

と云う具合に教主が怒り狂った理由と云うのは、ですね、夫人との間に、事実上の夫婦生活と云うのが、なかったからなんですね。
宗教上の理由でだったかなんだったかは、忘れましたが。

と云うわけで、怒り心頭に達した教主、実際の間男はわからないものだから、お前か、お前かと、陸高軒やらデブ行者やらに、軒並み疑いをかけた挙句、生き残った幹部たちの殺戮に走ってしまいます。

その隙にと、海岸へ向けて逃げ出す小宝、沐剣屏、曾柔、建寧公主と、洪夫人に素梅。
その海岸で、方怡は洪夫人に毒を飲まされたので従っていただけだと知り、これまで騙されたあれこれを水に流して、方怡と和解する小宝。
(なんだかんだ言っても、女性には甘い……割には、建寧公主には邪険なのね)

舟は一艘しか無いと言われ、夫人達と一緒に島を逃げ出すことにしたのですが、
そこへ洪教主が追いついてきて   
と云うところで、以下次週。


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No title 

>これ、考えてみれば、物凄~く手前勝手な理屈ですが、暁明が涙ながらに言うと、説得力があるから不思議 (^_^;)

>原作通りの小宝ならともかく、意外に情に厚くて、一心に師父を慕っているドラマの小宝に、この台詞はちょっとね~(^_^;)

今作の小宝の性格について、どうも解ったような解らないような(^^;
師父とか皇帝とかに対してはゆるぎない”忠”とか”義”とか”情”を持っているようなんですが、戦略的に(?)義兄弟になった人たちに対しては、どの程度、”義”を感じているのかな~?って感じですよね。
平西王の配下の楊溢之が殺された時は物凄く取り乱していたけれど、トルン兄貴の場合は結構、冷静に損得を勘定して殺害してたり…自分に良くしてくれたかどうかではなくて、相手の地位とかで推し計っているのでしょうか?なんかここんとこの行動の理由が知りたいです!

>「まあ、カエルね! 生きてるわ♪」
と建寧公主が喜ぶという、非常に緊張感のないというか、妙に和むシーンがありまして、
どういうわけか、好きなんですよね、私、こういうの。
EDのNGシーンでは、カエルが頭から滑り落ちてますよね(^^)この数話では、建寧公主の緊張感のなさに救われてます!


>方怡は洪夫人に毒を飲まされたので従っていただけだと知り、これまで騙されたあれこれを水に流して、方怡と和解する小宝。
(なんだかんだ言っても、女性には甘い……割には、建寧公主には邪険なのね)
そうですよね!方怡より建寧公主の方がずっと良い子だと思うんですが・・・。火攻めとか髪切りとか、肉体的苦痛はやっぱり長く恨みを残す!?

2009/07/05 11:00 | 阿吉 [ 編集 ]


No title 

物語が始まった頃、結構平気で人を刺すシーンがあって、げげっと思ってましたが、それがしばらくなりを潜めていたので、今回のシーンには改めてぎょっとしてしまいました(^^;)
小宝のこういうところは、ちょっとついていけないですね…

>で、ここで、すでに、風際中がチクリ屋さんだとバレていると、余計に双児が心配になるのね
そうそう、「双児、どうなっちゃうんだ?!」とちょっとハラハラしました(笑)

>その時に、こっそりと陶叔母様への合図の印を書き残したのですが~
そういえば、トニー版でも鳥の置物を置くとかいう合図があったような気が。
この設定をそのまま使ってもよかったのにね。
「みなさん知ってますよね」ってことで省略したのかしら。でも、微妙に原作を変えて、辻褄合わせが上手くいってないことも度々・・・。
原作知ってることを前提に作っていると、そういうことにはあまりこだわらないのか(笑)

建寧公主のノーテンキぶりは、結構笑えて楽しかったですね。トニー版を観た時は、あまりのわがままぶりに「何だ、この娘は」と反感を覚えましたが、今回の建寧公主は、笑ってみてられます。

2009/07/05 14:26 | ふく*たま [ 編集 ]


阿吉さんへ 

>小宝の性格
そうなんですよね~。
ドラマの方、視聴者が感情移入しやすいようにか、小宝の性格を少しばかり良くしてあるようなんですが、
原作のエピソードや独白をそのまま使っているシーンも多々あって、
つまりは、脚本家だか監督だか張Pだかが、小宝の性格を、一本、筋の通ったものに統一しないままに作品を作ってしまった、
小宝の行動や、心の動きのわかりにくさ、そのあたりに大きな原因がありそうな気がしています。

(もっとも、原作の小宝の方もね~。時々、そりゃありえないだろうって、心の動かし方をするし(^▽^;)

>この数話では、建寧公主の緊張感のなさに救われてます!
ヾ(--;)ぉぃぉぃ とか、いい加減にしなさいよ~緊張感のない娘だね~とか思いながらも、浮かぶのは苦笑ですものね。
建寧公主、意外にムードメーカーなのかもしれません。

>火攻めとか髪切りとか、肉体的苦痛はやっぱり長く恨みを残す!?
それはアリかも。
(削除部分では、匕首でグッサリやられてますし)

あと、他の女の子達の場合は、小宝の方が惚れて追い掛け回してますよね。
大して、建寧公主の場合は、公主のほうから先に、小宝にちょっかいを出している。
そのあたりの、心情の差も、大きそうです。

2009/07/05 18:34 | rei★azumi [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

>小宝のこういうところは、ちょっとついていけないですね…
原作通りの展開とはいえ、ですね。

そういえば小宝、金庸キャラの中では、一番多く人を殺している主人公かも。武芸者じゃないのに(~_~;)

>そうそう、「双児、どうなっちゃうんだ?!」とちょっとハラハラしました(笑)
で、無事で登場したときは、ホーッと息をついたりして(笑)

>そういえば、トニー版でも鳥の置物を置くとかいう合図があったような気が。
>この設定をそのまま使ってもよかったのにね。
ですよね。
ちなみに原作では、確か、鳥の絵を描いたんじゃなかったかな。

あれ、放送時間とか編集の都合で順番を入れ替えたのか、とも思いますが、
おかげで、原作を知ってる人も、知らない人も、首をかしげる羽目になったんじゃないでしょうか。

>原作知ってることを前提に作っていると、そういうことにはあまりこだわらないのか(笑)
いやぁ。普通は、突込みを入れられるのがコワいから、あまり変なふうには作れないとおもうんですけどね。
製作者の皆さん、意外に神経が太い?(笑)

>建寧公主のノーテンキぶりは、結構笑えて楽しかったですね。
なんだかんだ云っても、根っからのお姫さま。
でもって、可愛いですものね。
今日(日曜日)放送のシーンでも、あちこち、笑わせてもらいました。

2009/07/05 18:51 | rei★azumi [ 編集 ]


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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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