『風雲2』 第9集~第12集

最近、『風雲』の原作漫画をチラホラと覗いているのですが、
(中国語は読めないから、絵を眺めるだけね (^^ゞ )
あちらの風ってば、もう、滅茶苦茶格好いいんだものな~

聶風

いっそ、日本で版権とって、アニメ化してくれないかしら?

さて、


以下は、例によってネタばれ満載ですので、ご注意下さい。

『風雲2』DVDの3巻目ですが、
なんかこう、人物錯綜篇といいましょうか、新旧色々な人物が登場して、それぞれの動きを追っているだけで、全ストーリーを語っちゃいそうな感じがします (^_^;)
が……
とりあえず、主要な人物の主要な動きだけを、ざっくりと追ってみますと  
(自分の書きやすい順序で行きますので、ドラマの流れとは異なっています  と、一応お断り (^^ゞ)

『氷心の法』で自らの魔を克服し、外界へと戻った風ですが、かつての住まい、断情居に夢の姿はなく、
夢と、そうして帝釈天を捜し求めるうち、奇妙なスリの少年と関わりを持つ事となりますが、この少年が実は女性で  って、最初から気付きなさいよ、風も(^▽^;)
声といい仕種といい、誰がどう見たって女性でしょうが。
って云うか、私は逆に男装だと気づかず、女性にしては妙に男っぽい言葉遣いをする娘だなぁ、って思ってました。
しかも、主要登場人物が殆ど丐幇ルックなせいで、彼女の衣装が本当のボロ服だって、途中まで気が付かなかったし(爆)

そうして、その娘・駱仙の頼みを受けて、彼女の母の救出  結果としては仇討ちの手助けをすることとなった風ですが、
せめてもの礼にと操を差し出そうとした駱仙を拒絶したため、駱仙は書置きを残して去ってしまいます。
(ここで、「イヤなの?」と駱仙に訊かれて、「イヤじゃないケド」と云いつつ、かなり腰の引けてる風が面白かったです)

が…………

この駱仙、実は帝釈天の一番弟子の神母(駱神)。
帝釈天の命令で風を誘惑すべく近づいたのですが  それにしても、あの正体のバラし方ってのは~(^▽^;)
折角仮面をつけて出てきても、いきなり帝釈天に仮面を吹き飛ばされての顔出しじゃ、仮面の意味ないですって。
(……って、端から突っ込みいれて、これじゃ、いつまで書いても終わらないって(^▽^;)

そうして駱仙、風と行動を共にするうちに、いつしか風を愛し始めた様子。
(なんか、こう、風ばかりがなぜモテる? って感じ)

一方、帝釈天と、彼の率いる天門の情報を求める風は、余命わずかとなった北野獅雄(第1集で雲と戦った東西南北の一人ね)の頼みを受け、
彼の息子の成長のため、北野獅雄を殺したことにして、1年間だけ仇役を引き受けるという条件で、天門に関する情報を得ます。

が、訪れた天門に、神母として待ち受けていたのは駱仙。
自分を騙していたのかと怒った風は、一旦は天門を去りますが、御者に成りすまして、再び駱仙に接近。
(この変装が、「おや?」と思わせる程度には上手くて、「あれ?」と思った私は、思わず鼻の穴を確認 ヾ(^o^;オイオイ・・・)
(尤も、駱仙が云うには、最初からバレてたそうですが)
脅しやら駆け引きやらの末、帝釈天の秘密がわかるという梵天聖杖を求めて、摩陀蘭若寺へと向かうことになります。

一方、風を捜し求める途中、瀕死の女性から、龍児を託された第二夢、
息子には武芸を覚えさせないで、平凡な人間に育てて欲しいとの母親の遺言を守ろうとしますが、当の龍児は、大の武芸好き。
しかも、一度見た技を即座に使えるという天稟(てんぴん=生まれつき備わった才能)にも恵まれており、結局は夢、あれこれの紆余曲折の末、龍児に武芸を教えることになります。

そうして、龍児の実母から預けられていた短剣と手紙を渡した後、その手紙に書かれていた龍児の実父の所在を求めて、ともに摩陀蘭若寺へ。
(この旅立ちの時に、夢が龍児にさせた3つの約束と云うのが、
 一、勝手に動かないこと。
 二、勝手に動かないこと。
 三、勝手に動かないこと。
……って、旦那と同じことやってる~って、かなり笑えました (^▽^)

その同じ頃、帝釈天と戦って傷を負い、鉄心島へ帰っていた懐空は、余命1年となった師父の病を治すため、この世でもっとも冷たいものが必要といわれ、絶世好剣を求めて、再び中土へと足を踏み入れます。

で、旅の途中、腕にものを言わせて、いわゆるヤクザの親分のようなものになっていた無二と再会。
さらに、無二と別れた後、旅の途中の夢と再会。
共に、摩陀蘭若寺の僧で、橋の通行料を払うのを拒んで、無頼漢達に追いかけられていた一憂大師を助けます。
(この人が、なかなか味のある面白い坊さまで、キャラとしては、かなりのお気に入りです(^_^)

で、一旦は夢たちと別れるんですが、謎の占い師に、絶世好剣は摩陀蘭若寺にあるといわれ、夢たちの後を追いかける形で摩陀蘭若寺へ。
(こ~れは、絶対に帝釈天の策略だって! だって帝釈天、駱仙に向かって、風と夢を二度と逢えないようにしてやるって言ってたし)

と思って見ていたら案の定、帝釈天の手のものが、副住職を取り込み、摩陀蘭若寺の内部に食い込んでおりました。

と云う、その手下が“あの”断浪。
  と書いても、ここだけの読者さんには、なんのことかわかりませんよね~。

じつは、この断浪、風と同時に天下会に引き取られていたのですが、泥菩薩の予言のために、最初から雄覇の直弟子とされ、三少爺(三番目の若様)と呼ばれて重用された風とは異なり、全く雄覇に顧みてもらえず、そのせいでグレちゃって、散々悪いコトをやった~らしいんですが(ドラマ版の方は、いきなり『続~』から見たので、実は私もよく分らない (^▽^;)

で、いつの間にやら天門の下っ端になっていたんですが、時々勝手なことをやっては、駱仙にイビられたりしております。
(どうも、駱仙は、相当に断浪が嫌いらしい)

が、それにしても、確か断浪、駱仙から、『尼僧同盟』の盟主の座を手に入れるように命令されていたはずなのに、何だって『僧侶同盟』の盟主の座を手に入れに来てるかな?

と、ただでさえ不穏な感じなのに、なにやら龍児が妙に懐空を気に入っちゃって、あの人は母さんに気があるとか、母さんとお似合いだとか風のことをいうもので、な~んか、そちら方面も悪い予感(^▽^;)

と云う頃、本編の流れからはリタイヤしちゃった感じの雲はと言いますと~
この数年の間に、どうやら舅さんは亡くなったようですが、
地元の漁師達からは山兄貴と慕われ、紫凝との間には天児という男の子も生まれて、平和で穏やかな日々を送っておりました。
で、予想してた通り、すっかり子煩悩な父ちゃんになっておりました (^_^)
(また、妙に似合うんですよ、これが)
(で、また、天児が可愛くて 
 本来なら、一人で苦労して雲児を育ててる楚楚に同情すべきなんでしょうが、なぜか、こちらの家族の方に入れ込んじゃいました)

が、親子3人で街へ出た時に、どこぞの一門同士(?)の争いに巻き込またのがきっかけで、左腕の麒麟臂の力が目覚め、このあたりから、そろそろ波乱の兆しが……。

と云うのが、おおよその登場人物の大まかな動き  って、雲は全く動いてませんが。
ともあれ、かなり見慣れてきたせいか、突っ込みポイントは減ったような気がします。
(はい。これでもデス (笑)

と、あとは~

ああ、そう、そう。
武侠には肝心のアクションですが、
例の断浪がですね、風雲に思い切り敵愾心と対抗意識を燃やしてるのはいいんですが、
汗水たらして自分の武芸を磨こうとはせず、他流派の奥義を奪って見につけたりしてるんですな。
で、その(初登場シーンでもある)両義剣法を奪い取ろうと、その門派の弟子たちと戦うシーン、シルエットにして、ダンス風の動きにして、なかなか面白い工夫がしてあるなと思いました。

それから、天門を訪れた風が、刺客  というか、天門の弟子(?)と雨の中で戦うシーン、
斬り捨てた相手が、瞬時に雨滴になって散るんですが、ここも迫力があってよかったです。
(ただ、帝釈天って、いよいよ人間じゃないなって、思っちゃいましたけど(笑)

と、今回の感想は、大体こんなところかな。
(書いてると、きりがないんですが)

ですが……
これ、次巻の内容にも係わってくるんですが、ドラマの中の道士とか僧侶とかの宗教人の集団って、何だって人の話を聞かずに、問答無用で攻撃を仕掛けて来るんでしょうねぇ?


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コメント

版権

以前日本語版の風雲を出すという動きはないではなかったのですが、香港漫画の版権は日本のそれとはかなり違うため高くて断念したらしいです。
香港では週刊少年○○みたいな何人かの漫画家の作品が一緒に掲載されるような雑誌はなく、ひとつの漫画だけが載っている薄っぺらい「薄装本」という雑誌ででます。
風雲は「天下畫集」という月2回でる雑誌に連載しています。風雲は人気があるので数回分をまとめて「合訂本」という大判の単行本で改めて発売されます。
http://yakumo.age.jp/fuun-i.htm
↑こんなかんじ。
香港漫画は版権を作家本人が管理して、出版も本人がほぼ行います。(天下出版の社長が馬榮成)
そして風雲の版権は漫画とグッズ販売などすべての権利を合わせたものなので、日本の出版するだけの版権と違いもの凄く高いのです。
そのへんの違いを全然知らなかった日本の出版社はあっさりと手をひいてしまいました(^^;
アニメ版は昨年劇場版の「風雲決」が公開。すべてを中国で制作したアニメとしては過去最高の収益をあげました。でも日本では秋葉原で1回上映しただけです…。クオリティはなかなかのものです。
http://ent.sina.com.cn/f/m/fengyunjue/index.shtml

斷浪も最初は火麟剣の魔性に魅入られたからだったのですが、のちに火麟剣を失った後も正道には立ち戻れませんでした。
第1部では、龍脈を盗むのを止めに入った腕のない秦霜(原作では風雲を雄覇から助けるため両腕を失っています)を斷浪が殺しています。最も敬愛していた大師兄を失った聶風は、正気を取り戻しかけていたのに再び完全な魔へと堕ちてしまいます。
そんなことがあっても聶風は斷浪を幼馴染と思いなんとか改心させようと手心をくわえているのですが、最後まで裏目に…。
でも、このドラマの最後の斷浪が別の意味で一番かわいそうかも(^^;;;(それは見てのお楽しみ?)

No title

原作の風は扇子を持っているのですね。映画版の風の方が原作に近いのかな?

>いっそ、日本で版権とって
ホントですねー。
でも、八雲幇主のコメントを拝見すると、とっても難しそう・・・

>確か断浪、駱仙から、『尼僧同盟』の盟主の座を手に入れるように命令されていたはずなのに、
やっぱり…?
私も、何で男なのに『尼僧同盟』?って思ったんですが、後で『僧侶同盟』ってなってたので、自分が字幕を読み間違えたのかと思ってました(^^;)

八雲さんへ

いつも、解説&情報、ありがとうございます m(_ _)mペコ

そうすると、日本での『風雲』のアニメ化は望み薄なわけですね。残念。
(と云うか、日本の出版社、逃がした魚は大きい?)
となると、あとは中国に期待でしょうか。
サイトを見せていただきましたが、本当に、クオリティ高いですものね。

それと、『風雲』グッズも見せていただきました♪
歩驚雲スピーカーが可愛い~v-238
(白髪ヴァージョンもあるのですね)
あれは、女性受けしそうです。
もっとも、買ってしまった場合、かなり邪魔ですが(^▽^;)

>このドラマの最後の斷浪が別の意味で一番かわいそうかも(^^;;;
ええっ!?
今でも、大概いじめられっ子な、可哀想なキャラなのに(笑)

では、どんなふうに可哀想になるのか、そのあたりも楽しみに、視聴してゆきます。

ふく*たま さんへ

>原作の風は扇子を持っているのですね。映画版の風の方が原作に近いのかな?
はい。
これは第2部の、ドラマで云うと第13集あたりだと思うのですが、
映画版の風も、確か途中で扇を捨ててしまった記憶だったので、この絵を見つけて、「おや?」と思ってUPしてみました。

原作の風って、なんかクールそうなので、扇は似合いの武器な気がします。

>八雲幇主のコメントを拝見すると、とっても難しそう・・・
ですよねー。
残念です (~_~;)

>私も、何で男なのに『尼僧同盟』?って思ったんですが
はい。私も瞬間、男に『尼僧同盟』の盟主? って思いました。
が、断浪が、かなりイヤそうな顔をしましたしので、駱仙の嫌がらせなのか、これは? って思ってました。

原作のサブタイトルの方に、確か『尼僧同盟』の文字があったので、そのあたり、ドラマでは省かれているエピソードがありそうな気もしているのですが。

あ! 訂正です。
今原作の方を確認したら、『尼僧同盟』ではなくて『僧尼同盟』でした。
これなら、納得ですよね。

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