『風雲2』 第13集~第16集

武侠ドラマのかっぱえびせん、4袋目はですが(笑)



それぞれの目的やら思惑やらで摩陀蘭若寺とその周辺に集まった風・夢・龍児・懐空・駱仙、断浪たちですが~

途中、摩陀蘭若寺の住職が何者かに殺害され、副住職によって一憂大師が犯人にされかけるという事件が起きますが、夢と懐空の尽力もあって疑いは晴らされ、
(副住職は、真犯人の断浪に口をふさがれ)
その前後の出来事で、一憂大師に武芸の腕を見込まれた龍児が、『僧侶同盟』の盟主になり、寺に幽閉されていた実父から両極剣と技の奥儀を(インストール方式で)受け継ぎ、その最期を看取ります。

そんな中で漸く再会の叶った風と夢ですが、龍児が夢を「母」と呼んだことから、風は龍児が夢と懐空の間に産まれた子供だと誤解。
さらに、風と夢を引き離したい駱仙のダメ押しの嘘を真に受け、夢の幸福のためならと、後を追ってきた夢に、自分は風ではない、帝釈天の手によって、風の顔と雪飲宝刀を与えられた別人だと思い込ませます。

ここの、俺は夢の幸せのためなら何でも捨てられるって別れを決意するあたりは、なかなか切ないんですが…………
……ったく、風も、龍児の年齢を見て判断しなさいよ。どう見たって、自分達が別れ別れになってた年月より、龍児の年齢の方が大きいでしょ アタマイタイ
(帝釈天が風のことを珍しい人間って評してましたが、なるほど、色んな意味でそうだと思います(笑)

それにしても~
夢が風の芝居を真に受けたの、あれは贋物だといった懐空の言葉も大きいんでしょうが、
なんだって江湖の人って、1巻のときの雲といい、ここでの懐空といい、そっくりの他人=死人の顔の皮を移植された贋物、って発想になるかなぁ(~_~;)

と云う次第で、夢と別れた風、駱仙の元も去ってしまうのですが、
帝釈天と天門の情報を得るため、さらに、雲の生存を知らされたため、結局、再び駱仙と行動を共にすることとなります。

一方、その頃、夢・龍児と別れ、絶世好剣の行方を求める懐空の元には、いつかの謎の易者から、ここから百里離れた漁村に(って、正確な用で結構曖昧な(~_~;)に住む卓山と云う漁師が雲に瓜二つだという情報がもたらされます。

が、同様の情報は、同時にあちこちにバラ巻かれたらしく、雲と絶世好剣を狙って、武芸者らしい幾人かの影が。

そうして、さらには断浪の魔手までが、まだ記憶の戻らない雲とその一家に迫ろうとしておりました。

と云う今回のお話ですが、

実際のところは、断浪災難編といいましょうか、何といいましょうか、
断浪、止しゃぁいいのに、いろんなところにちょっかい出して怪我したり、殺されかけたり、持ち上げられたと思ったら、叩き落されて踏んずけられたり~みたいな散々な目にあっております(笑)
(悪役キャラの不幸は蜜の味~♪)d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・

まあ、この手のドラマの登場人物で、悲惨な目に合わない人間って、皆無といっていいでしょうが。
(通行人でさえ、時々災難に巻き込まれるし(^▽^;)

とはいえ~

駱仙に『僧侶同盟』の盟主の地位を奪えと命令されたのに、3巻目の終わりの方では、他の人間に任せることになったから、アンタは引き下がってなさいといわれ、

それが悔しかったからなのかなんなのか、懐空にちょっかいを出したら、風に見つかって、
そんなコトやってると、最期には雄覇みたいになっちゃうぞと説教されて、勝負には負けて、

駱仙に殺されかけて、風に助けられて、でも、しっかり氷の針は受けてしまって、
(駱仙いわく、「苦しむだけで死にはしない」そうですが、そんなんだったら、いっそ殺してやって(^▽^;) と思ってしまいました)

しかも、摩陀蘭若寺の住職(現在の『僧侶同盟』の盟主)を殺したせいで、あれやこれやの末に、結局盟主の座は龍児の手に納まってしまうし、

帝釈天の治療を受けた上で、武功の半分と神将の地位を与えられ、
自分は帝釈天の次に偉くなったゾ! と、意気揚々と駱仙の元へ乗り込んでみれば、
やっぱり帝釈天の次に偉いのは神母(駱仙)で、
持って行った命令書には、神母の命令には自分(帝釈天)の命令と思って従うことなんて書いてあるし、
おまけに、
「風に命を助けられたんだから、きちんとお礼を云うべきよねぇ」
なんていわれちゃうし(駱仙のいぢめっこ(^▽^;)
(それにしても、あの断浪の悔しそうな表情に気付いているのかいないのか~の風って……。ひょっとして、風って、相当な天然?)

で、いつか、あの女とは決着をつけてやる~には、思わず笑っちゃいました。
そういえば前巻での、その辺の子ども達が遊んでて、絶世好剣が火麟剣より強いって云ったの本気で腹を立てて、子供を木の上に放り投げたエピソードとか、
とにかく断浪って、大人気ないキャラだったんですね~。
面従背腹の隠忍自重、本人はやってるつもりなんでしょうが、もう、下心が完全にスケルトン(古い?)だし。

あの大人げのなさには、もはや愛さえ~ってのは冗談ですが。

で、今度は雲から絶世好剣を奪いに行って、
まだ記憶も武功も十分にに回復してないのに、家族を守ろうと必死に戦う雲に負けて、
手下も何人も連れて行ったのに、まんまと雲たちに逃げられて、
(おまけに、絶世好剣は、とっくに“いい人”な懐空の手に渡ってるし)
「俺の周囲は、どうしてこう馬鹿ばかりなんだ」
ぼやいてるのを見て、思わず「類友現象だよ」ヾ(^o^;オイオイ・・・

だって、ねぇ。
敬われるより、恐れられるようになりたいなんていうヤツに、本気で忠誠を誓ってくれる配下ができると思いますか?

と云う断楼とは対照的に“いい人”なのが懐空。
職を探しているふりをして、麒麟臂の力が目覚めて以来、しばしば腕の痛みと記憶のフラッシュバックに悩まされて充分に仕事が出来なくなっている雲の一家に近づくんですが、

中に入ってみれば、ごく平凡で仲のいい、幸せそうな一家だし、
夫婦はそれぞれ自分に良くしてくれるし、幼い天児も、自分に懐いてくるし、
肝心の雲は記憶喪失だし、
出来ることなら、この一家の平安を乱したくないと、悩んだ挙げ句、
もし、自分の薬で奥さんの目が見えるようになるなら、すこしは絶世好剣を持ち去ることの良心の呵責も薄れるだろうか  って、本当に“いい人”。
と云うか、本来は、これがマトモなものの考え方と云うか、感じ方なんでしょうね。

そうすると、江湖には、いかにまともな人間が少ないかということが良くわかります(笑)
(この懐空も、悲惨な目にあって、どんどんマトモじゃなくなって行っちゃうみたいですが)

さて、

断浪との遭遇と戦いで、さらに記憶の一部を取り戻した雲ですが、
そのあとで選んだ手段が、一家で遠くへ逃げよう (^▽^;)

まあ、紫凝にむかって「お前と一緒にいられるなら、俺は絶世好剣も武功も捨てられる」ってのには、なかなかぐっと来ましたが。
(それにしても、この夫婦も、どこかと一緒で子供そっちのけでいちゃつくんですな (^▽^;)

で、夜中に荷物を取りに戻って、家で待ち受けていた風とバッタリ遭遇となるんですが、
現在の雲の記憶にある風は、激闘の果てに千丈崖から自分を突き落とした、あのときの姿だけで~
と云うところで、次巻へ続いてしまうのでした。

こんな風だから、止められないとまらないとなってゆくんですね~
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コメント

No title

ちょうど「あぁ?!」ってところで終わりますよね。
だから、先が気になって仕方がない…(笑)

>そっくりの他人=死人の顔の皮を移植された贋物、って発想になるかなぁ(~_~;)
ほんとに。果たしてそんなことができるのか?っていう疑問も持ってないみたいだし…(^^;)
他人に成りすます方法として一般的なものなのかしら?

断浪、こうやって見ると、ホント、散々な目にあってますね。
その理由も本人には理不尽なものだしねぇ。
「いつか見返してやるっ」ってずっと言ってましたが…。
『風雲2』、最後まで鑑賞しましたが、やっぱり、断浪は可哀想な人でした(ノ_<。)

風と雲

>ひょっとして、風って、相当な天然?
はいw
聶風は常に正道なのです。やることも言う事も全くもって正しいのです。でも聶風の力と精神力があるから有言実行できることもままあります。
やりたいと思っても実力不足だったり周りがついてこなかったり、あるいは感情に流されてしまったりする人のほうが多いのですが聶風は気付いていません。
そこが聶風の強さやカリスマにつながるのですが弱点でもあります。
歩驚雲は激しく怒り激しく悲しみ激しく暴れまわり、それをバネにしてさらに強くなっていきます。それでも武林で尊敬されるのは、雲の根底にある愛情や友情が揺るぎのない心の柱としてあるのがわかるからです。
このあたりが聶風と歩驚雲の微妙な強さの違いになるでしょう。

余談ですが、原作第3部では斷浪の息子も活躍します。

ふく*たま さんへ

>ちょうど「あぁ?!」ってところで終わりますよね。
>だから、先が気になって仕方がない…(笑)
そうなんですよねー。
で、場合によっては、その先のところワンシーンだけ見て、安心してDVDを止めたりして(笑)

>他人に成りすます方法として一般的なものなのかしら?
だったら、かなり怖い気がしますが。
折られた背骨に、剣を埋め込んじゃう手術があるくらいだから、ありなんでしょうか(^_^;)

>断浪、こうやって見ると、ホント、散々な目にあってますね。
ですよね。
このあとも、どこまで悲惨な目に合うんだってくらい、どんどん悲惨になっていって。

まあ、他の人たちも、誰が一番可哀想か大会みたいな状況にはなってますが。

>『風雲2』、最後まで鑑賞しましたが、やっぱり、断浪は可哀想な人でした(ノ_<。)
改心すれば、ささやかな幸福を手に入れる機会はあったのに、それは、断浪の望むものじゃなかったんですよね。
断浪、本当に手に入れたかったものは、何だったのか。
ホント、最期まで可愛そうでしたね。
(はい。結末が気になったので、早送りで、ざっとチェックしました(^▽^;)

八雲さんへ

そういえばドラマでも、断浪が風に向かって、最初から差別されたり、認められなかったものの気持ちは分らない、って行ってましたっけ。
決して思いやりに欠けるわけではないけれど、正道を歩むがゆえに、見えていないものも多い云うことですね。
それが風の魅力でもあり、時に<見ていて、頭痛がしてくる点でもあるわけでしょうか(笑)

その点、感情の起伏も言動も激しいですが、雲のほうが人間くさいと云うか、わかりやすい気がします。

どちらをより魅力的と思うかは~これはもう、個々好みの問題でしょうけど。

ところで、断浪の息子、原作の方では2人いるようですが、双子ですか?

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