2009/09/28 (Mon) 『風雲2』 第23集~26集

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(2005/10/19)
チウ・マンチェクピーター・ホー

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さて。後半戦(?)に入った『風雲2』ですが、なおも、帝釈天の野望がどちらを向いているかは、さっぱりわからないまま、
物語は何やら“誰が一番可哀想か”大会の様相を呈してきた雰囲気に~(^▽^;)


却説(さて)



再建された天下楼の地下で、断浪と剣を交える雲。
断浪には逃げられてしまいますが、壁一重隔てた牢に幽閉されていた楚楚母子と再会、剣晨と力を合わせて(?)救い出します。
と云うところ、排雲掌はいうんしょうで牢を破ろうとする雲と、東瀛とうえいの武士を連れてきて、あっさり牢を開けさせる剣晨との対比が笑えるんですが、
それにしても剣晨、その場には居合わせなかったはずなのに、いつの間に牢の位置を把握してたんだ?

というのは、さておき。
漸く共に暮らせるようになったというのに、雲児は密かに身を引いた剣晨ばかりを恋しがり、全く雲に懐こうとしません。そればかりか、雲が買い与えたおもちゃを放り出し、「この人は父さんじゃない」と連呼し  と、尽く雲に反抗し、果てには悪者呼ばわりする始末。
で、間に立って調整すべき楚楚は、雲児を叱りつけるか、途方にくれた表情を見せるばかりで、かつては深い愛と信頼に結ばれて結婚したはずの2人の間にも、気まずい空気が流れます。

まあ、チビちゃんの気持ちもわかりますけどね~。
いきなり、大好きな父さんがいなくなって、知らないおじさんを「父さん」と呼べといわれたってね~。
そりゃぁ、スネたくもなろうというものではありますが……
しかし、あそこまで反抗されると、たとえ血を分けた我が子でも、大概腹が立ってくると思うんですが、雲ってば、本当に辛抱強い(^_^;)

そんな楚楚と雲児を連れ、これまでのことを師父に報告すべく、斎天峰にある無名の住まいに向かいますが、途中、不思議な光に導かれ、絶世好剣と再会。
(そういえば、懐空が隠しておいたのよね~。すっかり忘れてました)
これがまた、楚楚との間の溝を深めてゆくことになります。

と、それやこれやで漸く着いた斎天峰に無名の姿はなく、
周辺の住民から、無名と皇影が斎天峰の頂で戦った末に、ともに姿を消したと言う情報を得た雲、その場に居合わせたらしい、奇妙な鎧を着けた人物(鉄狂屠ですな)を探し回る内に、楚楚と雲児が姿を消してしまいます。

で、こちらも可哀想~というか、気まずい3人組の第2号(笑)
懐空、夢、白伶の三人はと云いますと、
鉄狂屠から金をもらった(いつの間に?)と称する無二の裏切りに合い、白伶はいずこかへ連れ去られ、懐空は薬酒と偽った酒に毒を盛られ、夢は指弾に穴道を塞がれて捕えられます。
そうして白伶と同じ牢に放り込まれた懐空、白伶に、昔から懐空が好きだったのに、懐空
が兄の懐滅に遠慮して想いを返してくれないので、懐空の近くにいたいばかりに懐滅と結婚したのだと、何ともややこしい心情の告白を受け(^_^;)
どうせ死ぬのだから、自分に正直になってと迫られ、自分も白伶を愛していたと告白します。
と、その途端、白伶は態度を豹変させて、懐空を口汚く罵り、自分は無二の女になり、これは無二と賭けをした結果だと云い捨てた上、無二の手下に暴行を受けようとしている夢の姿を見せ付けます。ヾ(^o^;オイオイ・・・
(さすがに、このシーンでは、なんて女だ~と思いました。
というか、ここまで来ると、「誰が一番可哀想か大会」のチャンピオン、懐空じゃないかと思えてきます)

が、その一切は帝釈天の指示によるもので、煉鉄手の修練のためのもの。
信頼するものに裏切られた心の痛みを知ることにより、体の痛みを克服させようと云うものでした……って、あのな (~_~;)

なんか、精神が高揚してると、焼けた鉄棒を握っても焼けどもしないって話は、ある本で読みましたケド、な~んか、これはちょっと違う気がしますゾ。
(原作では、煉鉄手は、内功だとしてあったようだし)

ともあれ、憤りによって瞬間的に内力を増幅させ、無二と白伶を傷つけ、自分も倒れた懐空にそのことを明かした無二、回復させた懐空を天門に入門させます。
(てコトは、無二も相当な腕前になってたってことですね)

で、それと前後して、体と意識の自由を封じられた夢もまた、帝釈天の元へと連れてこられておりました。

その頃、風は断浪の後を追いかけて天門へ潜入(正門をブチ破って、正面から乗り込むのを『潜入』というならですが(^▽^;)
待ち受けていた断浪と、続いて破軍と剣(拳?)を交えますが、破軍に天門内で出世されたくない断浪の邪魔で、致命傷は免れたものの、重傷を負います。
(確か、この破軍って、『続・風雲』で、雄覇に武功を使えない体にされたのでは????)

しかし、断浪もまた、風に尾行されたことと、結果的にとはいえ敵に当る風の命を助けたことで処罰を受け  しばらく出てこなくなったので、どうなっちゃったのかと思ってたら、投獄されてたんですね。

一方の風は、なぜか氷漬になっていたのを謎の誰かに救われ、再び天門へ。
そこで、これも氷漬にされていた夢を見つけ、解凍して共に逃げようとしますが、未だに風のことを夫の顔を奪った贋物だと思い込んでいる夢は事々に反抗。あげく、風の仇を討つのだと、自分を風を危機に陥れる始末。
で、『続・風雲』のときの夢のイメージを引きずってたりすると、すんごい違和感を感じたりするんですが、ともあれ、風の神風腿と風に対する駱仙の情、「武林伝説」と言われる謎の人物の弟子・逍遥たちの助けで天門を脱します。

という、「武林伝説」とは、なんと“あの”徐福。
秦の始皇帝から不老不死の仙薬を探すようにいわれ、百人の少年少女を用意させて、そのまま船で日本へ逃げちゃったと言われる、あの徐福でした。
……って、この徐福を引っ張り出した理由って、やっぱり“不老不死”がコンセプトだからなのかなぁ?
原作でも、ちゃんと登場してますけどね。

で、こちらの徐福は、始皇帝から仙薬を手に入れるように命じられて、まず鳳凰の血を入手、苦心の末、不老不死の薬を作り上げますが、始皇帝を恐れるあまり、自分でその薬を服用 ヾ(--;)ぉぃぉぃ
やはり、蓬莱へ逃げてしまったと言います。

が、後に中度へ戻ってきて、自分の力を民のために役立てようと考え、そうして二百年前に弟子にして、不老不死(正しくは、不死不滅だったんですな、これが)の力を与えたのが帝釈天。
ですが、これが食わせ物だった  とわかったときにはすでに遅く、帝釈天は『聖心訣』を身につけてしまった後だったため、不死の力を取り上げることは出来なくなっていた、ということでした。

その徐福先生、風と夢の双方から話を聞き(そういえば、この時点では風はまだ、夢は懐空の妻だと思い込んでたんですね~。夢を気遣って、「あなたには関係ないでしょ」と突っぱねられ、夫でもないもんなと拗ねた様子の風が、ちょっと可愛い)(^m^)
夢の誤解を解いてくれ、漸く、本当の夫婦再会となります。
(ああ、手間のかかる夫婦だ (~_~;)

となると、夢の心にかかってくるのは、無二に捕らえられたままの龍児のこと。
ですが、これも、すでに徐福が手を回して助け出し、歩天と安全な場所にいるとの手紙が、2人の元へもたらされます。
で、歩天って、誰と訊く夢に、
「雲師兄(字幕では雲兄貴)の息子だよ」
「雲師兄(字幕では雲さん)は、お元気なの?」
「ああ。無事だったらしい」
(すでに、ここで会話にズレが生じてるような……)
「良かったわ。雲師兄と楚楚が、子供に恵まれたなんて」
「いや。天児は、雲師兄と他の女性との間の子供なんだ」
「……………」
暗転。(^▽^;)
(だから、こういう情報の開示の仕方をしたら、奥さんが戸惑うでしょ(笑)

ともあれ2人、雲と合流すべく、斎天峰へ向かうことにいたします。

というころ(でしょうな、おそらく)風と夢を逃がしたことで帝釈天の処罰を受けていた駱仙、一応は許されますが、今度は懐空を与えると言われ、
「結構です」
(気持ちはわかる)
が、勝手な恋愛は許さないと言われ、とにかく一緒になれば良さがわかると強要され、やむなく承諾。
侍女に化けて懐空に近づき、信頼を得ると共に、白伶との仲を裂きにかかります。
(けど、後のあれこれを見てると、殆どヤケのヤンぱちって感じですな~)

と云う駱仙に(現時点では)助けられ、煉鉄手を習得した懐空は、師父と兄の仇を撃つべく鉄狂屠のもとへ。
英雄会で浴びまくった恨みの血のせいで、天劫が脱げなくなってしまた鉄狂屠に、天劫を外せるものがいるとの情報を流し、罠を仕掛けて呼び出し、そうして、激闘を繰り広げます。

その姿を、崖の上から眺める懐滅(生きてたんだ(^_^;)
戦うこと、強くなることに執着する懐滅、弟の、秘められた底知れない能力に気付き、それを引き出すために、これまで死んだ振りをしていたって……あんたな(~_~;)
そのために、どれだけ弟が心を痛めたか……っつーか、実はこの兄弟、お互いが自覚してないだけで、かなり強度のブラコンなんじゃないかと思えます。

で、無二からも、これには煉鉄手の力を最大限に引き出そうという帝釈天の目論見も入っているから、懐空が危機に陥っても手を出すなと言われ、一応は静観していた懐滅ですが、
懐空が天劫の直撃を受けたのを見て、堪えきれずに参戦。
2人がかりで、鉄狂屠をボロボロにしますが、止めを刺そうとした寸前、突然現れた雲が、それを妨げます。

断浪との戦いのとき、自分が手助けしなかったら死んでいたと、雲に恩を着せ、鉄狂屠を雲に連れて行かせまいとする壊滅ですが  お前さんに、それを言う資格はない!
雲と戦いたい一心で、チビ歩天を誘拐しただろーが!
(で、原作の方で天児を助けに出向いたのは雲で  ああ、ややこしい(^▽^;)

と、そこで駱仙が仲裁に入り、帝釈天が雲には手を出すなといっているからと、結局、雲に鉄狂屠を連れて行かせます。
が、恩知らずにも鉄狂屠、雲児を人質にとり、雲の気を逸らしておいて、まんまと逃走。
ですが、重傷を負っていたため、途中の林の中で倒れ、偶然来合わせた風夫妻に救われます。

その風たちに雲も合流したため、運命の皮肉を感じ、ついに観念した鉄狂屠、無名と皇影の情報を与える代償として、行方の知れない師弟、師妹に逢わせて欲しいと要求。

で、早々と、良く行方がわかったな~と思うんですが、皇帝の御陵を守っている技術者が師弟の鉄智と判明。
その鉄智の話から、これまで抱き続けてきた恨みの一切が、自分の誤解によるものだったことを知り、無名と皇影について、自分の目撃したことを告げた後、
「わしはこれまで、多くの美しいものを見逃してきたのだな」
しみじみと述懐すると、崖から身を投じます。
(……この人も、芯は悪人じゃなかったわけですね)

こうして、漸く再会なった風と雲ですが、鉄狂屠の話によれば、無名と皇影は、戦って互いに傷を負ったところを、帝釈天の一撃を受け、天門に捕らわれてしまったといい、
また、雲が鉄狂屠を探し回っている内に、楚楚が雲児とともに姿を消してしまっており、と、問題は山積。

もし、楚楚たちが帝釈天の手に落ちてしまっていたら  と、楚楚たちを案じる雲でしたが……


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No title 

ホント、雲児の気持ちも分からなくはないんですが、雲の気持ちを考えるとあんまりなんで、
ちらっと「このく〇ガキ~」と思っちゃいましたもんね~(^^;)
楚楚がしっかりせんかってトコですが…
雲は本当に優しいですよね。

>さすがに、このシーンでは、なんて女だ~と思いました。
全く。懐空、意を決しての告白だったのに~。
実は懐空のためだった、と分かった時点で、私は、どこからどこまでが白伶のお芝居だったんだろう?
と戸惑ったのですが、懐空にはわかったんでしょうか。

風と夢の誤解は、思い込みの激しい二人ですから、他者を介さないと解けないんでしょうね。
「ようやっと解けたか~」と私も思いました(笑)

鉄狂屠の最期は、なかなか感慨深いものでしたね。
こういうシーンが時々あるのが、いいなぁと思いました。

2009/09/29 16:19 | ふく*たま [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

>ちらっと「このく〇ガキ~」と思っちゃいましたもんね~(^^;)
あはは……。でも、確かに。
楚楚がもっと、双方の気持ちとか立場とか、間に立って伝えればいいのにと思いました。
なのに、その肝心の楚楚が、雲の雲児に対する愛情を信じきれてなかったようで~
一体、雲のどこを見て一緒になったんだ~と、ちょっと呆れました。

>どこからどこまでが白伶のお芝居だったんだろう?
>と戸惑ったのですが、懐空にはわかったんでしょうか。
多分、わかったと思います。
これが、風や夢だったら、かなりアブないですが(笑)

>鉄狂屠の最期は、なかなか感慨深いものでしたね。
>こういうシーンが時々あるのが、いいなぁと思いました。
ですね。
で、その分、結局は正道に戻れず、破滅してしまった断浪の哀れさが、より強調される気がします。

2009/09/29 19:16 | rei★azumi [ 編集 ]


 

>破軍
もともとは雄覇では破軍に歯が立たないくらいなのですが、前作ドラマでは千葉チャン補正がかかっていますからね(^^;
原作では風雲に敗れて武功を失った雄覇は、破軍の策略と毒功をうけた歩驚雲に娘の幽若もろとも殺されてしまいます。

鉄狂屠の最期の話は原作そのままなのでしっくりきますが、やはり夢の改編のところが無理やりなのでどうしても微妙になりますね。
原作では白伶は壊滅と結婚してなどいないのですが、回想シーンが省かれているため説明するかわりにそういう設定にしたんでしょうね。

2009/10/01 20:55 | 八雲慶次郎 [ 編集 ]


八雲さんへ 

いつもながら、解説、ありがとうございます。

そっか~。
破軍、本当はそんなに強いんですね。
考えてみれば、無名の兄弟子で、無名に勝つのが望みとかも言ってましたものね。

それにしても、原作との相違については、そんなに突っ込む気はないんですが(笑)
前作との齟齬(そご)は……こじ付けでもいいから、ちょっとは説明が欲しいなと思うこともチラホラ(笑)

> 原作では白伶は壊滅と結婚してなどいないのですが、回想シーンが省かれているため説明するかわりにそういう設定にしたんでしょうね。
あらまぁ!
それで、白伶が懐滅の妻だと云う話、ドラマの方でも、なかなか出てこなかったんだ。

でも、そうなると、この3人の関係、ますます複雑になってそうな(^▽^;)

2009/10/03 18:55 | rei★azumi [ 編集 ]


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Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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