秋水長天

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『風雲2』 第27集~30集

え~。しばらく間が開いてしまいましたが、『風雲2』の第8巻です。
(はじめた以上は、ちゃんと最期までやらないとね (^^ゞ

さて、



以下、例によってネタばれ山盛りですので、ご注意下さい。





前巻で雲の前から姿を消してしまった楚楚でしたが、これが、雲と風夫妻の泊まっている宿屋に、ひょっこりと登場。
何のことは無い、雲児が熱を出したから、町医者へ連れて行っただけだというんですが  
そうならそうで、書置きとか残そうと思いつかんかったのかねぇ、このおっかさんは。
そこらへんに立ち木もあれば、あの時代だから、釵くらい挿してるでしょうに。

それと云うのも、雲が雲児に、これはお前に譲る剣だからと絶世好剣を見せたのを、子供を虐待してる~~と勘違いしてしまったから   ヾ(^o^;オイオイ・・・

と云う、そんなこんなが重なって、雲と楚楚の間は、さらにギクシャク。
徐福も処方箋(アドバイス)もあって、楚楚と分かれる決心をした雲、剣晨を探し出して楚楚たちに引き合わせます。

が、それにしても、ホントにもう~!
と云う感じで、いらっとさせられるのが楚楚。
いつの間に、あんなうじうじした性格になっちゃったかなぁ。
おまけに、何をどう誤解して、雲児に向かって、「雲おじさんは、お前のことを嫌ってる」なんて言ったのやら。
それじゃ、懐くはずの子供も、萎縮しちゃって懐かないゾ。

と云うような場面では、あの、風の、天然と言っていいほどの真っ直ぐさって、救いなんですねぇ(笑)

それにしても  
雲と楚楚の間がおかしくなってると夢に言われ、
(風は天然なので、そういうことには気付きません)
雲と話し合ってみるようにと楚楚に言うシーンで、あの人は夕べ寝るのが遅かったから~と渋る楚楚に、
「大丈夫。雲師兄は寝不足でも早起きだから」
……………………論点が違う~ (~▽~;)
っていうか、風って、こんなオモシロイ性格、してましたっけ?

ともあれ、大好きな“父さん”に会えて、最高に嬉しそうな雲児と、幸福そうな剣晨に、ほのかに笑みを見せる楚楚、
お互いに深く愛し合っているのにどうしてと問う夢に対して、紫凝を喪ってから、自分には幸福な人生はありえないと切り捨てるように言う雲との対比が切ないです。

  と云うことがあって、改めて徐福も交えて帝釈天への対抗策を考えようと云うことになったのですが!
この徐福っての、善人そうに見えて、かなりとんでもないオッサンです。

なんたって、雲に渡した処方箋の裏に遅効性の毒を塗って、雲を実験台にするんだものな~
主人公の一方が死んじゃったらお話にならないから、毒抜きの要訣を教わって、さらに武功もアップしてもらうんですケド。
(でも、時々死んじゃうんですけどね~、2人とも (^▽^;)

で、実はその毒薬、帝釈天を倒すために処方したもので、これを紙に染みこませた上で、そこの風と雲の合体技の秘伝を書き『風雲秘伝』として帝釈天に渡そうというのが徐福の立てた作戦で、
渡すための手段は、駱仙の風に対する恋心を利用  って、

無理だ! 

絶対に無理だ!!

たとえ、仮に、万が一億が一、何かの気の迷いで、風がその気になったって、
あの、『らんま』Pちゃんみたく、真っ直ぐっていわれたら、カーブした道だって真っ直ぐに進みそうな一直線な風の気性では、まかり間違ったって成功するわけがないっ!!!

と思ってたら、夢に説得されて、秘伝書を持って出かけた風、
人の心を利用するのは、卑劣な行為ですと、あっさりと任務放棄。帰ってきちゃいます。
……………………風らしいなぁ (^▽^;)

と云う頃、風をあきらめて、懐空と一緒になるようにと帝釈天に強要された駱仙は、
自分が神母であることをバラしてしまった無二の身を案じる懐空に、これを飲んだら無二のことを教えてあげるとだまして媚薬を飲ませ、正気を失わせて同衾。
そのことを白伶が知るように仕向け、2人のの仲を裂きます。

どうしてこんなことをと非難する懐空に、自分の手に入らない幸福なんて大嫌い。みんな不幸になればいいとうそぶく駱仙。
(李莫愁かっ!?)
不幸な悪女  と云うか、悪人って、こうして作られてゆくんですねー。

で、懐空の方は、師父の仇である鉄狂屠は自害してしまって、帝釈天のために命じられたことを一つ果たすという誓いだけが残り、
(それにしても、きっちり遺骸を回収してたんだね~、天門も)
折角生きててくれたお兄ちゃんは、弟クンが止めるのも聞かず、強さを求めて帝釈天に弟子入りすると言い張り、さらには、弟クンに向かって、俺と戦え~。
と云う次第で、『可哀想なキャラ』選手権のチャンピオン街道を驀進中。
(ありませんって、そんな選手権! (^▽^;)

一方、風たちの元へは、無二の元から助け出されていた龍児と、徐福のところで保護されていた天児が送られてきていました。
で、久々の再開に大喜びの夢と龍児ですが、龍児ってば、いつの間にか生意気度がアップした上に、口も悪くなって  (^▽^;)

しかし、風ってば子供に懐かれやすいんですね。
漁村でも多分皆のマスコット的存在で、周囲の大人に警戒心が薄いだろう天児は無論のことですが、“あの”雲児も、風には素直になってたし、
『僧侶同盟』の盟主決定戦のときは、風に警戒心(と、敵愾心?)を抱いていた龍児も、
(養母である夢の夫なんだから)父さんと呼んでもいいぞと風に言われ、
そこまで親しい間柄じゃないから、ちょっと  といいながら、まんざらでもなさそう。
で、もうちょっと親しくなると、「風おじさんは、俺の英雄だ」なんて言い出すようになります。

しかし、それにしても、元気な子ども達が出てるっていいですね~。
特に、こういう話では、場が和みます。
(しかも、皆、可愛らしい子ばっかりだし)

が、好事魔多しとやら。
そんな風たちの前に姿を現したのは、“あの”鉄獅男  って、この人の存在、すっかり忘れておりましたw。
(しかも、過去記事を読み返してみたら、私、この子の名前って書いてないし(爆)

余命いくばくも無いと悟ったお父さんの北野獅雄が、息子の更なる成長を願って、風に1年間だけ敵役を頼んだ、“あの”鉄獅男、1年もたたない内に、風の前に出てきちゃったんですね。

しかも、風を呼び出すために天児を誘拐した上で、上空に雲ででかでかと『聶風必殺』
  って、おーい。字の並びが左右逆です。(-_-;)
この時代だから、左から右  じゃない、右から左(って、私も間違えましたケド)。
お店の看板とかみんな、そうなってるでしょ。

ともあれ、そんなんで風を呼び出した鉄獅男ですが、まだまだ武芸の腕で風に敵うはずはなく、惨敗。
さらに修行を重ねるように諭して、風は立ち去る  はずだったのですが……

鉄獅男、そこで飛ばしますか、自分の両腕(爆)
でもって、風もまた、あっさり、その直撃受けて死んじゃいますか(爆×2)
(てか、避けろよ、風も(^▽^;)

実はこのロケットパンチ  もとい、『獣心怒』という技、鉄獅男の祖父の代に、使い手の両腕をダメにするだけだしとかいう理由で封印され、秘伝書も破り捨てられたはずだったのですが、
祖父だったか父だったか(このあたり、すでにうろ覚え)の友人を装った帝釈天が、写しがあったからと、秘伝書を鉄獅男に渡してしまっていたのでした。

弟子からの知らせでこの決闘のことを知って駆けつけた徐福から、このことを聞き、
悲憤に駆られた夢からは、父の遺書を見せられた上で、その死の真相を知らされ、
帝釈天に騙されて、そうとは知らずに恩人を殺してしまったと知った鉄獅男、
悲嘆のあまり、内力で我が身を微塵に砕いて自害します  って、物凄い死に方ではあるんですけどねぇ。

これで、もし、風にロケットパンチ  じゃない、『獣心怒』を避けられてたら、これ以上に間の抜けた死に方  あ、風が生きてたら、死ぬ必要は無いのか。
まだ、第一邪皇(この人も、自分の両腕、斬っちゃってるんですよ)に弟子入りするという生き方もあるし。

ともあれ  
風の亡骸を住まいに運んだ夢たちですが、帝釈天の師匠であったにもかかわらず、徐福には風をよみがえらせることは出来ず、 ヾ(--;)ぉぃぉぃ
と、そこで夢が思いだしたのは、駱仙もまた『聖心訣』が使えるという風の話。

そこで、急遽、徐福と共に風を駱城に運び込んだ夢、以後、一生を駱仙に仕えるという条件で、風をよみがえらせてもらいます。
(駱仙自身には、風を生き返らせることには否やは無いんでしょうけど、一応、『聖心訣』は自分のためにしか使わないという誓いを立てているので)

そうして、さらに、その条件との交換という形で、件の『風雲秘伝』を差し出してみせる夢(策士~)
ですが、あっさりと駱仙の技に捕らえられ、意識を失ったまま『風雲秘伝』共々、秘密の通路を使って帝釈天の本拠へと運び込まれてしまいます。

こっそり夢たちの後をつけて駱城へ来ていた上、さらにこっそり、その後をつける龍児。
で、天門へ入り込んだ上で、堂々と帝釈天に勝負を挑むんだから、大した子供ですw。
あっさり負けちゃうんですけどね (^m^)

一方、帝釈天の呼び出しを受けた駱仙は、
「お誕生日のお祝いのためにと、手に入れておきました」
と、ご機嫌取りをかねて、『風雲秘伝』を差し出しますが、
それには毒がしみこませてると帝釈天に知らされ、大ショック。

気絶した龍児を風呂敷に包んで、つき返しに行きがてら、
私ばかりか、自分の妻まで騙して、酷い男ねと風を非難。
(当然、風は寝耳に水 (^_^;)

ですが、結局は、風を愛している駱仙、
「帝釈天の弟子でいて、幸福か? それよりは、もっと自分のことを第一に考えなさい」
という徐福のアドバイスもあって、1ヵ月後には夢は返すと約束してくれます。

「夢は憎いけど、風の幸福は壊せないもの」
……女ごころですなぁ。

と云う頃、当の夢は、何と、天門の牢で、楚楚と再会しておりました。

実は楚楚たち、剣を捨てて農民になった剣晨と、平穏な暮らしを営んでいたのですが、
突如押しかけた帝釈天の手下達に拉致され、一家はバラバラ。
剣晨は、同じく帝釈天に拉致された無名の世話を命じられていたのでした。
(危うく、書くのを忘れるところでした。  って林ちゃん(by笑傲江湖)じゃないって(笑)

が、それにしても、旦那が無事となったら、夢の頭、いきなり活性化してきたみたいですね。
ここでも、楚楚と一緒にいるために、天門配下のへそ曲がり振りを利用したり。

と云う2人の前に引き出されてきたのは(正確には2人の前じゃないけど)同じく、牢にブチ込まれていた断浪。
新たに天門の『護法』となった壊滅の前に引き出され、新たな使命を言い渡されます。
それが果たせれば命は助けるといわれた、その使命の先には、もし、彼さえその気になれば、その運命を大きく変えてくれる出会いが待っていたのですが……

ところで、こんなに沢山の事件が起こっていたのに、この間、雲はどこへ行っちゃってるんでしょうね?

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Comment

 

そうそう、私もコレを見てた時、あれ?雲は?と思いましたよ。
やっと天児が来たのに、親子の対面は~?と(^^;)
雲はどっかに遣られてたみたいですね。

今回の風は、とっても天然ですよね(笑)
まぁ、そこが救いだった時もありますが。
子どもたちも可愛いくて救いですよね。
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2009.10/13 17:29分 
  • [Edit]
  • [Res]

ふく*たま さんへ 

> そうそう、私もコレを見てた時、あれ?雲は?と思いましたよ。
> やっと天児が来たのに、親子の対面は~?と(^^;)
でしょ~。あんなに仲の良い親子なのに。
早く、雲と天児を逢わせてあげてよって、私も思って見てました。

> 雲はどっかに遣られてたみたいですね。
そう、そう。9巻を見て、あらら……でした。

> 今回の風は、とっても天然ですよね(笑)
そう。あそこまで天然だったかなぁというか、
見てて、風、キャラ変わった? と。

> 子どもたちも可愛いくて救いですよね。
ホント。龍児の、ちょっと生意気なところまでが、何とも可愛くてv-238

それにつけても、早く雲と天児に、父子の対面を(しつこい? (笑)
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.10/13 18:40分 
  • [Edit]
  • [Res]

ロケットパンチ 

原作ですとこのあたりまで風や夢はほとんど登場しません。そこにあれだけの出番をあたえたため、雲が出てこなくなってしまったのです(^^;
龍兒はこのとき13か14歳くらいですが、すでに剣の道を究める決意をして一人で江湖を歩き、教えを受けることはしても誰かの世話になったことは一度もないという生き方の子供らしさのない子供です(^^;
そして原作第3部まで彼女いない歴30数年…。
ドラマではマスコットになっていましたね。

>ロケットパンチ  じゃない
いえあれはロケットパンチでいいです(^^;
「獣心怒」は激しい攻撃のため相手を殺してしまうときもままあるが、自分も傷ついてしまうので軽々しく使うな…といわれてきた技というだけだったのになぜあんなことに(^^;
おそらく原作で、手鎖で座ったままの懐空にあしらわれた上に腕を砕かれたというところの、腕のダメージだけ引用したのかもしれません。と私も書いたものの意味がさっぱりわかりませんが(^^;
  • posted by 八雲慶次郎 
  • URL 
  • 2009.10/14 22:32分 
  • [Edit]
  • [Res]

八雲さんへ 

いつもありがとうございます。

> 原作ですとこのあたりまで風や夢はほとんど登場しません。そこにあれだけの出番をあたえたため、雲が出てこなくなってしまったのです(^^;
なるほど~。
ドラマ版では、ほとんど風が主役ですものね。
(でも、一番いいところは雲にさらわれているような(笑)

龍児、そういえば、原作のほうでは、やけに醒めた表情をしてますものね。
それに、武芸に関しては、天才児だったはずで……。

> そして原作第3部まで彼女いない歴30数年…。
そっ! それは、気の毒なといおうか、何と言おうか……(^▽^;)

> ドラマではマスコットになっていましたね。
あれはあれで、可愛くて、気に入ってはいるんですが、
龍児の存在儀というものが~
(一時的に、風と夢を別れさせるためだけのもの?)

> いえあれはロケットパンチでいいです(^^;
はい。では、遠慮なくロケットパンチと (笑)

> おそらく原作で、手鎖で座ったままの懐空にあしらわれた上に腕を砕かれたというところの、腕のダメージだけ引用したのかもしれません。と私も書いたものの意味がさっぱりわかりませんが(^^;
幇主でも意味が分らないのでは、私たちでは、余計に、わかるわけがありませんねぇ。

それにしても、なんちゅう無茶苦茶な技かと思いました。
あんな技は、たとえ『ドラゴンボール』でも……いや、出てたかな、『ドラゴンボール』には (^▽^;)
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.10/15 18:59分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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