秋水長天

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大唐游侠伝 第3集~第4集

『相手変われど主変わらず』と云う諺が、この場合相応しいかどうかは不明ですが、
どうやら、ちょいと気のいい主人公が、アタマがよくて気の強い女の子に、鼻面取って引き回されるのが、『武侠ドラマ23』の黄金のパターンのようで……

kuchigenka



さて、



安禄山の屋敷に忍び込んだ理由を話すか否かを賭けて、王燕羽(おう・えんう)と力比べをすることとなった鉄摩勒(てつ・まろく)ですが、
この部屋の中にある、同じ物を持ち上げて~と云う賭けの対象に、先手を取った王燕羽が選んだ物体は、何と、摩勒自身。
自分で自分は持ち上げられないじゃないかと怒る摩勒に、賭けは賭け何だから、私の勝ちねと、しゃらっと言い切る王燕羽ですが、
摩勒がやむなく、人の救出だといえば、
「許婚!?」
あとになって、救出の対象が叔母だと知れると、
「安禄山が中年の婦人を捕らえるなんて……。そうか! 絶世の美女なのね」
ったく、このお嬢さんのアタマの中は……
8割がたがロマンスで出来上がってるんですかねぇ。
(そういえば、アタマの中に生クリームが詰ってる女の子って表現があったな(笑)

と云う次第で、心ならずも王燕羽の強力を仰ぐこととなった摩勒、王燕羽の助言で屋敷の見取り図を探していると、そこへやってきたのが段圭璋(だん・けいしょう)  って、摩勒より半日は早く種発したはずだし、摩勒みたいに、訪ね歩かなきゃ安禄山の屋敷の場所が分らないわけじゃなかろうに、という突っ込みは、ひとまず置いておいて
(と言って、突っ込んでますケド(笑)

宿に戻った3人、夜は警戒が厳しいから、救出は人の出入りが激しい昼間にしようと話が決まり、
それじゃ帰るわと出て行った燕羽に、摩勒が、
「飛賊だからって、窓から帰るな!」
叫ぶ一幕があって(笑)
さて、これから安禄山の屋敷に忍び込もうという直前、摩勒に鉄家に伝わる「破陣剣譜」を手渡した段圭璋は、点穴で摩勒の動きを封じると、一人で安禄山の屋敷へ向かってしまいます。

で、あとから様子を見に来た夏凌霜(か・りょうそう)に点穴をといてもらった摩勒は、そのまま、モノも云わず(当然、お礼を云うことも忘れて)安禄山邸へ向かうことになるんですが……

その安禄山邸では、玄宗皇帝の腹心である高力士を迎えておりましたが、その高力士が妙に怯えて  と思ったら、行列に入り込んでた段圭璋が高力士を脅してたわけです。
(ありがちな手ですわね)

で、安禄山なの息子を人質に夫人を救出  のはずが、安禄山の食客の中で一番の腕利き、ネット上の江湖の中では“ダースベイダー”とのウワサも高い羊牧労(よう・ぼくろう)に妨げられ、激戦の末に深傷を追います。
(しかし、あのレントゲン写真風の映像を見た限りでは、足を骨を砕かれたみたいだったのに、負ったのは内傷だったんですね)

と、そこへ飛び込んできた摩勒。段圭璋を助けようと奮戦。
(前回練習してた技って、こういう団体戦の時に効果を発揮するものだったのね~)
その技を見て、鉄家所縁の者と悟った羊牧労、摩勒が鉄崑崙の息子と聞いて、完膚なきまでに叩きのめしたよに見せて、どうやら手加減してくれた様子。
(だって、叔父さんより摩勒の怪我のほうが軽いし)

と云うところへ、真正面から乗り込んできたのが夏凌霜。
安禄山から奪った密書と見せかけた、実は毒を振りかけた手紙(江湖じゃ流行ってるんですかね)を使い、毒消しと引き換えに3人の引渡しを迫ります。
が、安禄山もしたたかと言おうかなんと云おうか。
ってか、普通、自分の命が掛かってる、こういう状態で、値切りますかね、人質の数?

ともあれ、そういう具合で、やむなく摩勒と段圭璋の2人だけを救出した夏凌霜。
その、帰りの馬車を、王龍客(おう・りゅうかく)とその手下が追います。
が、馬車に追いついた王龍客、云うに事欠いて、摩勒が夏凌霜と結婚したがって、無理矢理さらった。自分達はそれを追いかけてるって……(^▽^;)
(よくまあ、嘘八百がスラスラと……)

んで、例によっての派手な立ち回りと相成ったわけですが、
それに巻き込まれた形で、なにやら高いところから落ちてきたのは、

洪七公師匠!? (@@!)

と思ったら、向門天の兄貴  もとい、巴音さんでした。
(この人も、クマッチとか金輪とジェベ師匠とか……。さすがに演じた期間が短かったからか、ドルゴンと呼ぶ人はいないようですが(^m^)

kouhosuu

手にしていた打狗棒  じゃない、竹の杖で摩勒を操作して王龍客と戦わせ、追っ手を追い払った老人  皇甫嵩(こうほ・すう)、摩勒の父・鉄崑崙(てつ・こんろん)の友人だったと言いますが、家伝の技の伝授とをと頼む摩勒に、縁があれば逢えるだろうと言い捨て、その場を去ってしまいます。

で、羊牧労がダースベイダーで、摩勒がルークなら、この人はヨーダか? と云うハナシは、まだ出てないようですが(笑)
羊牧労を演じているのも巴音さんくさい、ということで、かなり色々、推理、推測、憶測(ひょっとして妄想も?)が飛び交っているようです。
(そういえば、段圭璋さんは、このときは気絶してたんでしたっけ)

それにしても、皇甫と云う姓が、何やら見覚えがあるなぁとググって見たら、三国志に登場する後漢末の武人と云うことで、特に昇仙した伝説も無いようですし、そうすると、何だってその名前を持ち出してきたのかなぁ?
(と云うか、偽名くさいですね)

さて。

と云う騒ぎのあと、一旦2人を秦襄(しん・じょう)の屋敷に匿った夏凌霜、夜を待って摩勒と共に安禄山の屋敷に忍び込み、見張りを脅して首尾よく地下牢へ案内させたと思ったら、待ち受けていたのは王龍客でした。

って、なかなかの読みですけど、王龍客、摩勒たちが安禄山邸へ忍び込むの、もう一日後にしようって思ったら、夜中地下牢で待ってたのかな(笑)

とい冗談はともかく、咄嗟に指弾で明かりを消し、闇に乗じて逃亡を図った夏凌霜と摩勒ですが、成り行き上別々に逃げることとなり、途中で摩勒は、王燕羽と再会。
彼女の助けで、薪小屋に閉じ込められていた竇線娘(とう・せんじょう)を救い出すことに成功します。
(それにしても、顔を見た途端に「美人じゃない」って、燕羽ちゃんも失礼な(^▽^;)
(しかも、秦将軍邸にも、窓から出入りするし)

そうして、その翌日(になるのかな?)

手に入れた、安禄山の謀反素を証拠立てる密書を手に参内した秦襄と夏凌霜でしたが、
経歴を見ると、なかなか、ただのタヌキじゃない安禄山。大量の密書のコピーを作ってバラ撒いて、密書を辺境に流布する怪文書に仕立ててしまっておりました。
(ちなみに、ここでは大悪人に仕立てられている安禄山ですが、経歴を見ると、楊貴妃の兄の楊国忠の讒言がなければ、反乱を起こしたかどうかは疑問ですね)
(そういえば『七剣下天山』では、康熙帝が冷酷非情に描かれていたしな~)

ともあれ、そういう次第で、安禄山を退ける機会を失してしまった秦襄たちでしたが、
摩勒が安禄山邸で見つけた飛虎山の地図から、安禄山が飛虎山を狙っているのは確実と見て、摩勒たちに協力することに。
そうして、摩勒に段圭璋夫妻、夏凌霜に王燕羽の5人で飛虎山へ向かうこととなりますが……
王燕羽が摩勒に馴れ馴れしく  ってのは、なんとなくわかるんですが、それに夏凌霜が対抗意識を  ってのはねぇ。なんか、不似合いなような(^m^)
っていうか、そもそも摩勒のキャラってのが、頭脳は郭靖のくせに、向こうっ気の強さは十代のころの胡斐か楊過並みっていう  ああ、アタマのいい女性としては、ああいう男性は、放っておけない気にさせられるのかな、危なっかしくて(^▽^;)

てなことを(こちらが)思ってるうちに、飛虎山の近くにやってきた一行、入った宿に、江湖の荒くれれたちが集まっているのに気付きます。
で、怪しいと感じた一人に、黄蓉並みの姦計と口の上手さで、ちゃっかりと計画通りの馬に乗らせた王燕羽、
(その王燕羽の言葉尻を、オウム並みに繰り返すだけの摩勒との対比が笑えます)
(しかし、選ばせた馬が雲南産の  ってのは、なんか『鹿鼎記』を思い出してしまって……。どこまでが脚色でどこまでが原作通りなのか、物凄く知りたい気がします)

で、そうして、まんまと尾行に成功し、その人物が王龍客に会っていることを突き止めますが……
王龍客は、やっぱり欧陽克だった? と、思わず笑っちゃいましたよ。
だって、いきなり、そのあたりを蛇が這ってるんですもん。
でもって、自分の腕にまで這い上がられて気がつかない摩勒ってのも(^▽^;)ニブスギ

で、偶々摩勒をつついたせいで、その蛇に触ってしまった王燕羽が悲鳴を上げたことから、テントの影に潜んでいたことがバレてしまって、アクション開始。
ですが、当然、この2人が王龍客には適うはずがありません。
 
そこへ2人を案じた  正確には王燕羽に疑いを持った夏凌霜が駆けつけますが、戦況は好転せず、王龍客の扇から放たれた暗器が、夏凌霜を庇った王燕羽を傷つけます。

と、その扇を暗器で傍らの木に縫い止めたのは段圭璋。
まだ内傷も完治していないのに、これほどの武功とはと畏怖を覚えた王龍客、段圭璋の顔を立てた形で、その場から引き上げます。
が、実はその暗器は婦人の竇線娘の力を借りたもので、段圭璋の受けた内傷は思いのほかに深いものだったようです。

一方、王燕羽を疑っていた夏凌霜は、彼女が自分を庇って毒針を受けたことを申しわけながるのですが……。

と云うところで、以下次週です。



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Comment

 

>レントゲン写真風の映像を
「必殺仕事人(仕置人?)~~!」と
叫んでしまいましたよ(笑)

>この人はヨーダか?
あっ、これはまた言いえて妙ですね~。
中華唐代版スターウォーズですな!

>だって、いきなり、そのあたりを蛇が這ってるんですもん。
原作と、張Pと、どっちがその辺を取り入れたのか、知りたい所ですねw

4話まで、勢い良く、明るく楽しくオバカに、
良い感じですよね~!
  • posted by 阿吉 
  • URL 
  • 2009.10/24 21:40分 
  • [Edit]
  • [Res]

阿吉さんへ 

> 「必殺仕事人(仕置人?)~~!」と
> 叫んでしまいましたよ(笑)

あはは……。
そういえば、よく出てきましたね、ああいうシーン。
『必殺』は、ひょっとして中国へも輸出されてるんでしょうか(笑)

> 中華唐代版スターウォーズですな!

そうすると、王龍客がハン・ソロで、
夏凌霜に「愛していたよ」っつって氷漬けになるんですな(悪乗り (^▽^;)

それにしても、羊牧労のダースベイダー色、ますます濃くなってきたようで……

> 原作と、張Pと、どっちがその辺を取り入れたのか、知りたい所ですねw

本当ですね。
さらに、第3週になって、打狗棒の名前が出てくるに至っては、余計に。

> 4話まで、勢い良く、明るく楽しくオバカに、
> 良い感じですよね~!

ですね(^_^)
5話以降も、期待が持てそうですし。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.10/25 18:29分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

>この人はヨーダか?
私も一瞬思いましたよ~、格好も似てる!?(笑)

王燕羽が名乗る時に、必ず前口上(っていうのかな、「黒い影が云々」てやつ)を語るのにも笑いました。それを言わな名乗られへんのかぃ、と。役者気取りだったんですかね。

毎回アクションシーンがありますね。見応えあります。
これから先も楽しみです。
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2009.10/26 17:17分 
  • [Edit]
  • [Res]

ふく*たま さんへ 

> 私も一瞬思いましたよ~、格好も似てる!?(笑)

ほ~んと。雰囲気もそんな感じですしね~(笑)
で、じゃあ、王龍客はハン・ソロか、なんて冗談を言ってたら、
他のもハン・ソロ候補が登場しましたし。
いよいよ中華唐代版スター・ウォーズです(笑)

>それを言わな名乗られへんのかぃ

あはは……。ナイス突っ込み v-218

>役者気取りだったんですかね。

そうみたいですね。
そういえば、賊として独り立ちするには若すぎる気がしながら見てたんですが、
実は……だったんですね。

> 毎回アクションシーンがありますね。見応えあります。
> これから先も楽しみです。

しかも、毎回グレードアップ。本当に、先が楽しみです。
(摩勒の腕が上がれば、もっと楽しみが増えるんですが(笑)
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2009.10/26 18:20分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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