2009/10/31 (Sat) 大唐游侠伝 第5集~第6集

唐代版スターウォーズとの評判もいよいよ高い『大唐游侠伝』、今度は王龍客以上の有力なハン・ソロ候補が出てまいりました(笑)

それは、王龍客の配下にして、精精児(せいせいじ)の師弟である空空児(くうくうじ)。

kukuji

……って、精精児、空空児ってば、なんでも聶隠娘と戦った妖術使いの名前なんだそうで、  梁羽生先生、遊んでるなぁ(^m^)


さて、


その空空児、軽功の達人なんだそうでありまして、
飛虎山に向かう摩勒たち一行    ことに段圭璋(だん・けいしょう)に手を引けと云う警告なんでしょうが、影も見せずに夏凌霜(か・りょうそう)の髪を切ったり、眠っている王燕羽(おう・えんう)の顔にいたずら書きをしたり。
(しかし、額に『王』で、口のあたりにヒゲってのは……(^m^)プププ……)

空空児なら、悪人ではないはずだがと云う夏凌霜たちの前に姿を見せ、今度は直接、飛虎塞の件から手を引けと警告。
例によって向かっていった摩勒を翻弄して姿を消しますが、
「恐ろしいほどの軽功の使い手だ」
いや、アンタが言っても説得力ないからね、摩勒クン。

そうして、途中で襲撃を受けて馬車を壊されたり、燕羽の怪我のために一日遅れたりしながら飛虎山に到着した摩勒たちですが、攻めるに難く護るに易いはずの山塞は、唯一の登山口を、すでに王龍客たちの手でふさがれており、一向は結局、食料の搬入口を使って山塞へ入ることになりますが……
そういうことは、若塞主である摩勒が思いつくべきでしょうに、搬入口を使って入ろうって思いついたの、段圭璋なんだもんな~。
全く、この子は、性格が雲錚(うん・そう)な上に、頭脳が郭靖なんだから!
仮に安禄山に狙われなくても、飛虎塞の未来は暗かったかも……。

というのはさておき、段圭璋と、さらに江湖に知られた点穴の名手である韓湛(かん・たん)と、摩勒の幼馴染でもある娘の韓芷芬(かん・しふん)を迎え、さらに意気が上がる飛虎ですが、そこへ挨拶と称して王龍客たちが乗り込んできて、一月前の約束だからと竇令侃(とう・れいかん)に再度の立会いを迫ります。
(そういえば、そもそもは、そういう話だったんですね。色々あった上に、安禄山の真意が知れたので、すっかり忘れてました(~_~;)

で、すったもんだのあげく、まずはその前哨として、段圭璋と空空児が、しかも公平を期すためにとの夏凌霜の提案で、高い柱の上に置いた椅子の上で戦うことに。
で、その椅子から落ちたほうが負け~と云うのは、何やら『笑傲江湖』の冷狐冲れいこ・ちゅう田兄ぃでんにぃの戦いっぽいな~と思ったら、結果も何やらそんな感じ。
双方、技の限りをつくした戦いの末、柱から転落しかけた空空児を、思わず段圭璋が救おうとしたため、そのわずかの隙に空空児が壊れた椅子を足ではさんで、その上に着地。
結果は、頭脳も使った空空児の勝ちと云うことになりました。

が、きっちり、助けられた恩は恩で返しますよと、口には出さないけれど、中々の好漢な空空児、
勝ちに驕って、なんでもこちらの云うことを利くのが条件なんだから、右腕を斬れと迫る王龍客を、勝ったのは俺なんだから、俺が要求を出すと妨げ、
「段大侠には山を降りて、この争いからは手を引いていただく」
かわりに自分もこの件からは手を引くと、その場から姿を消してしまいます。

偏屈な師匠に育てられたせいで~とボヤく精精児ですが……
コレの師弟ってコトは、精精児の師匠がすなわち偏屈だってコトで……(^m^)

それにしても、敵と承知で段圭璋が思わず助けようと手を出してしまったってことは、多分、単なる義侠心ではないと思えますので、実は段克邪(段圭璋の行方不明の息子ね)だった候補、ワタクシ、この空空児に1票を入れておきます(笑)
(なんかこう、当っても外れても、とりあえ先に予想しておかなきゃって空気になりつつあるし(^▽^;)

ともあれ、そんなこんなで山塞を去ることとなった段圭璋、摩勒に家伝の『破陣剣法』を伝授した後、重要な助言を与えていってくれますが……
(たしか、王燕羽から目を離すなとも言っていったと思うんですが~)
ダメだよ、この子。脳みそ、筋肉出来てるンだから(^▽^;)
(雲錚みたく、胸倉つかんで、かっくんかっくん振り回してやると、多少は活性化するとか(笑)

と、そうこうする内に、王龍客たちの攻撃の第一波。

という、この王龍客たちのほうへは、手助けに~と云うことで羊牧労が派遣されてきてたんですが、
動きませんね~、この人。大物さんだから。
樹上にとまった不吉な大ガラスさながら、高みから地上の争いを睥睨へいげいするだけで(笑)
しかも、精精児と刃を交える摩勒に、2度までもアドバイスを~。
いよいよダースベイダー色濃厚です。

と云うところへ、確か鳩が飛んできたんだったわね~。
と云うわけで、王龍客たちは一旦引き上げ。

取り敢えずは敵を撃退したと、飛虎塞では宴を催すこととなりましたが……
ここで、何やら様子がおかしいのが王燕羽。

日ごろの元気はどこへやら~な上に、
「負けたほうが、なんでも勝ったほうの云うことを利くのよ」
と、摩勒に草相撲を挑んで、
「あなたを怒らせることがあっても、一度だけ命を助けて」

onegai

気付けよ、摩勒! てか、せめておかしいとか怪しいとか思えよ、このバカちんが~! と叫んだ視聴者、いったいどれだけ居たことか(~_~;)
(けど、まあ、なんといっても『大唐~』のルーク・スカイウォーカーだしなぁ……(~_~;)

などと云ってる間に、食料庫が火事になり、放火犯~と云うか、仕掛け人は王燕羽らしいとわかり、愕然とするうちに、食料の搬入口が潰され、第二派の攻撃を受けて、飛虎塞はあっという間に陥落。
(それにしても、手下は矢に当たってバタバタ死んでゆくのに、主要人物には一本も矢が当らないって(^▽^;)

王燕羽は自分が送り込んだ密偵で、妹だったことをバラした上で降伏を迫る王龍客たちに、
油をぶっ掛け、火を放っておいて、竇令侃(とう・れいかん)塞主、生き残りを    といっても摩勒と夏凌霜のほかは韓湛父娘だけなんですが    を率いて、かねて用意の引き口から脱出。
(このあたりは流石というか、塞主当然の心得と云うか)

そうして、船で逃れようとする一行の前に、羊牧労が立ちはだかります。
   って、あの状況だったら、あのまま船を漕ぎ出したら全員無事脱出できた気がするんですが、摩勒たちを逃すために羊牧労に立ち向かった竇令侃、羊牧労に頭を潰されて敢え無く絶命。
(きゅ……九陰白骨爪?)
韓湛も羊牧労の掌風を受けて内傷を負いますが、かろうじてその場を逃れます。
(それにしても、船の舳先じゃな無くてとものほうを進行方向に向けてたら、進みにくいだろうに(~_~;)

が、元々が熱血してる上に、筋肉で構成されている脳に、さらに血が上っちゃった摩勒、自分の腕も省みず、冷静になることと自制することを学べという段圭璋の助言も、王燕は羽との約束もころっと忘れ、父さんの仇を討つんだと駄々をこねた挙句、さらに頭に血が上って失神(あのな ヾ(--;)。

そういえば、王燕羽が王龍客の妹でってバラされた時にも、友達なんだから、君を殺そうとするなんてありえないって言ってたのをコロッと忘れて、殺してやると斬りかかって、王龍客に崖下へ蹴り落とされかけて、娘さんたちに助けられるってなシーンもありましたな。

さらには、これは韓芷芬が足を踏み外しかけたかして、小さな音を建てたのを、追っ手になった空空児に気付かれたせいもあるんですが、その空空児の挑発に乗って出て行って、戦った末に崖から転落。
探しに行った夏凌霜が、あやうく精精児に捕まりかけるという具合に、迷惑をかけちらしております。

で、あわや精精児に捕まりかけた夏凌霜ですが、突然現れた空空児に救われて~と云うところで、次回に続きになります。

ところで、摩勒を探しに行く前に、夏凌霜たちが入っていった洞窟(と云っても、小さな穴なんですが)草か何かでベッドはこさえてあるわ、棚の上には陶器らしいものはあるわって、明らかに誰かが住んでた様子なんですが、これは、何か話に係わってくるのかな?


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>王龍客以上の有力なハン・ソロ候補
そうなんですよね~。
王龍客に勝手な期待を(?)してたんですが、
どうも彼は寝返りそうにないですね、
ここまでの展開を見ていると。
夏凌霜とは、空空児がくっつくのでしょうか!
中の人が、「鹿鼎記」の劉一舟と同一人物とは
全然気づきませんでした(^^;
今回、カッコイイ役ですね!

>実は段克邪(段圭璋の行方不明の息子ね)だった候補
ほんと、予想ばっかりしちゃいますね(^^;
でも有り得そう!

>精精児、空空児ってば、なんでも聶隠娘と戦った妖術使いの名前なんだそうで
へ~!そうなんですね!
梁羽生先生…、
締め切りに追われて、
ついそこにあった名前を借用しちゃった、
とかじゃないですよね(爆)

摩勒は…まったくねぇ(^^;
誰かが何かしでかしてくれないと
物語は進みませんが、
…性格は簡単になおらないですね。

2009/10/31 18:39 | 阿吉 [ 編集 ]


 

あら、精精児と空空児にも元ネタが?
お遊びなのか、意味があるのか、って感じですね(笑)

>そういうことは、若塞主である摩勒が思いつくべきでしょうに、

そうそう!
reiさんが仰るように、飛虎山が陥落しなかったとしても、未来の寨主が摩勒では、先行き思いやられますね(^^;)

摩勒がああでなければ物語が進まないのか、とも思いますが、それにしても、もうちょっとなぁ~と思ってしまうのも正直なところ。
せめて、精神的に成長してほしいものですが。

2009/11/01 14:43 | ふく*たま [ 編集 ]


阿吉さんへ 

>王龍客に勝手な期待を(?)してたんですが、
> どうも彼は寝返りそうにないですね、
いや、まだまだわかりませんよ。
全13話モノの10話目くらいで寝返ったキャラもいましたから。
(それじゃ、遅いって?)

> 夏凌霜とは、空空児がくっつくのでしょうか!
なんか、今のところは、それっぽい雰囲気ですねぇ。

> 中の人が、「鹿鼎記」の劉一舟と同一人物とは
> 全然気づきませんでした(^^;
あらま! 私も全然気づかずです。
辮髪と長髪の違いだけじゃなく、雰囲気も全然違いますものね。

> 今回、カッコイイ役ですね!
はい! ちょっと天邪鬼ですけど、良い男ですねv-238

> ほんと、予想ばっかりしちゃいますね(^^;
謎~と云うか、思わせぶりな部分が多いですものね。
見た目年齢で予想できないのが、辛いところですが(笑)

> 梁羽生先生…、
> 締め切りに追われて、
> ついそこにあった名前を借用しちゃった、
> とかじゃないですよね(爆)
普通、作家がああいうネーミングをするというのは、何か意味か仕掛けがある~と思うんですが……
もし、そうじゃなかったら、
一緒に、お墓のある方角に向かって石を投げましょう (ヾ(--;)ぉぃぉぃ)

> 摩勒は…まったくねぇ(^^;
> …性格は簡単になおらないですね。
本当。決意して、誓った傍から~ですものね。
最終回までには、ちゃんと成長してくれるんでしょうか (^_^;)

2009/11/01 18:32 | rei★azumi [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

> あら、精精児と空空児にも元ネタが?
> お遊びなのか、意味があるのか、って感じですね(笑)
出典が、唐代が舞台の剣侠モノですから、
ただ名前を借りただけではあってほしくない気がします(^^)

> reiさんが仰るように、飛虎山が陥落しなかったとしても、未来の寨主が摩勒では、先行き思いやられますね(^^;)
よほどいいブレインが付いても、暴走しそうですしね。
何事もなく山寨を継いだとしても、誰かに乗っ取られたりして(笑)

> 摩勒がああでなければ物語が進まないのか、とも思いますが、それにしても、もうちょっとなぁ~と思ってしまうのも正直なところ。
> せめて、精神的に成長してほしいものですが。
同感です。
ついでに、腕も、もうちょっと上がってくれないと。
(もうじき、全体の3分の1だし)

2009/11/01 18:41 | rei★azumi [ 編集 ]


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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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