射英雄伝 第15集~第16集

前回の洪七公師匠に続き、黄薬師おとーさま、チラッと出演♪
顔出しはまだでしたが。

さて。


江南までやってまいりました郭靖と黄蓉、太湖で舟遊びの最中、陸乗風という両足の不自由な読書人風の男性と知り合い、彼の住まいである『帰雲荘』に招かれます。
この陸乗風が、父・黄薬師の愛唱の詩を知っており、さらに『帰雲荘』が桃花島と同じ八卦陣に基づいて 建てられていることを訝しむ黄蓉でしたが、実はこの陸乗風は陳玄風・梅超風夫婦の駆け落ち事件のとばっちりで島を追放された弟子の1人。
息子の陸冠英は、近辺の湖族を束ねる頭領で、湖を渡る宋の役人達から財貨を奪っては民に施す義賊でしたが、今回の獲物に金国の王子・完顔康を選んだことから、『帰雲荘』には、思いもかけないさまざまな人物が押しかけることとなります。

その人物の1人目は穆念慈。
楊康が捕らえられたことを知り、救出しようと『帰雲荘』に忍び込んだ彼女は、八卦陣で迷っていたところを、密かに黄蓉に助けられて楊康と再会。
当初は臨安にある宋の宮廷に赴き、宰相に命じて蒙古からの使者の首を刎ねさせるという自分の役目を穆念慈に代行させようとした楊康でしたが、念慈の拒絶にあって断念。
金の王族の地位を捨て、どこかで静かに暮らそうという約束と共に、師匠の一人である梅超風に救いを求めに行かせます。

が、楊康の頼みを受けて蘇州郊外の廟に向かった穆念慈は、途中、欧陽克に目をつけられ、なんとか救いを求める文言を彫り付けた令牌を九つの髑髏の上に置いたものの、その直後に囚われの身に。
そうして、楊康の救援を求める令牌を手にした梅超風も、彼女の持つ『九陰真経』の下巻を狙う欧陽克と蛇の群れに襲われた上、廟に火を放たれ、危機に陥りますが、奇妙な仮面で顔を隠した謎の人物  実は黄薬師の吹く簫によって救われます。
(それにしても、凄い内力だわ、黄薬師おとーさま)

かくして、ひそかに、影のように梅超風に付きまといつつ、黄薬師も『帰雲荘』へ。

いっぽう、その『帰雲荘』はと申しますと、
まずは梅超風の挨拶代わりの穴あき髑髏が送られたのを皮切りに、女子供の避難の最中に、帆も魯櫂もない船でやってきたのが、鉄掌党の党首である裘千仞と称する男。
で、この裘千仞が来訪の用件を言い出す前に、さらに6名の男女(男性5名に女性1名)が『帰雲荘』を訪れます。
(はい。誰かお分かりですね(笑)
すわ、敵かと身構えた陸乗風ですが、これが郭靖の師匠たちの江南七怪と知り、大喜び。

ところが、今度は裘千仞の来訪の目的が『帰雲荘』をはじめ江湖の英雄達を金国の味方になるよう説くことだったと知れ、怒った柯鎮悪たち江南七怪と裘千仞との争いに。

で、まずは自分がと名乗り出た郭靖の『降龍十八掌』の一手に裘千仞が呆気なく倒されたところへ、梅超風の来訪となります。

が、ここで裘千仞、ドサマギで逃げておきゃぁ良かったものを、元の姉弟弟子(梅超風の方が姉弟子なのね)が積年の恨みのこもった会話を交わしているところへ、余計な口出し。
で、旗色が悪くなったのを挽回しようと思ったのか何なのか(このへんのいきさつ、すでに忘れちゃっています。ヤバイなぁ(~_~;)黄薬師が全真七士に殺された何ぞと云う嘘をついたことから、皆によってたかって突き回され小突き回され(郭靖にまで突っ込まれ)朱聡(しゅ・そう)第二師匠にはペテンの全てを暴かれ、深い深ぁい墓穴を掘った挙げ句に、梅超風に室外の水甕(金魚鉢だったかな?)に叩き込まれます。
(それにしても、梅超風姐さんも以外にノリが良い(笑)

裘千仞のウソで、さらに師匠を慕う心に火のついた陸乗風は、ともに桃花島へ行こうと梅超風を誘い、梅超風は夫の陳玄風を喪ったが、江南七怪もまた梅超風の手で張阿生(ちょう・あせい)を殺されているのだからと和解を提案。
直接陳玄風を殺めることになった郭靖との手合わせで、江南七怪との恨みも解こうということになります。
「三手以内にその小僧を倒せなかったら、自害する」
「うぬぼれすぎよ。十手にしなさい」
「俺、十五手は戦える気がする」



……と云うことで、今回、裏事情のほうはすっかりわかっちゃってるのに、表事情の方を方々忘れちゃってたり(で、いざ書こうと思ったら、またまた細部を忘れちゃってたり)で、な~んか書きにくかったので、いつもと書き方を変えて、さきに、あらすじだけをざっくりと書いちゃいました。

で、今回特に印象的だったのは、例によっての桃花島の弟子たちの師匠への敬愛というか思慕というか崇拝というか……。
これは、もはやもう、一種の宗教といってもいいくらいですなぁ。
曲霊風のときは、微笑ましいなぁと思いましたが、ここまで来ると(^m^)
『神~』の時の陸無双の台詞じゃないけど、「どれだけいい人なのよ?」って感じで(笑)
ま、ワタクシもファンですが (^^ゞ

あと、穆念慈がね~。
前回、金国の王子であることも何もかもひっくるめて楊康を愛する覚悟を決めたのかと思ってたら、
臨安まで行って宋の宰相に合い、蒙古の使節の首を刎ねろと命じるようにと楊康に頼まれ、それが金国のためになると言われ、いずれはお前も金の王妃になるんだからと言われ、
  結局この人は金国の王子。私は庶民の漢人の娘。
改めて互いの立場の違いに思い至って、愕然となったわけで。
つまりは、現在の楊康を、なにもかもひっくるめて愛したわけじゃなくて、単に恋に盲目になってただけなんですな~。
まあ、若い娘さんにはありがちな  とは思いつつも、それまでの成り行きが成り行きなんで、ちょっと意外。

あとは裘千仞のもったいぶったあれやこれやがね~。
見てるこちらは、原作も読んでて、正体も仕掛けの種もすっかりわかってるものだから、これはもう、別の意味で非常に面白かったです。

それと、黄薬師が殺されたというウソにショックを受けた黄蓉を宥めようとする江南七怪  特に朱聡さんと韓小瑩(かん・しょうえい)が、なんか凄く微笑ましかったです。


というところで……
まだ、17、18集分を書かなきゃ(^_^;)


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コメント

No title

ドラマ、後半は電池切れで寝てしまいまして…
reiさんのレビューみて、
数年前の鑑賞した記憶を引っ張り出してきた次第です。

穆念慈、穆念慈がですね~(^^;
この女優さん、私はとっても好きなんですが、
よくよく考えると、
何でこの人はあんだけ楊康を叱りつけておきながら、
毎回ストーカーのようにつけちゃうのだろう…と。
早い段階でふっきれてたら、
あんな事にはならなかったのに…とか。
楊康の事は好きだけど、私色に染まれ!
と言ってる感じがして、なかなか…
まぁ簡単に割り切れないのが男女の仲、
なのでしょうが。

阿吉さんへ

>ドラマ、後半は電池切れで寝てしまいまして…

ウン、ウン。春先だし、丁度疲れが出て、眠くなる時間ですよね~。
(私も時々、台詞だけ聞きながら寝てることが……(^^ゞ

>何でこの人はあんだけ楊康を叱りつけておきながら、
>毎回ストーカーのようにつけちゃうのだろう…と。

そのくせ、何もかも捨てて楊康の胸に飛び込む!
ってほどの、思い切りもないですモンねぇ、そういわれれば。

>楊康の事は好きだけど、私色に染まれ!
>と言ってる感じがして、なかなか…

おお! これは、鋭くもシビアなご意見。

養父の敵の家になるんだから、
金の宮廷に入って王妃になるというということは、
全く選択肢に入ってなかったんでしょうが、
確かに、穆念慈のほうが何かを譲るということは、していませんものね。

これが、もし、楊康が楊鉄心の息子じゃなくて、
本当に金の人間だったら、どうしてたんでしょ?

>まぁ簡単に割り切れないのが男女の仲、
>なのでしょうが。

ですね。
また、割り切れるようなアッサリした性格をしてたら、
逆に楊康の方が追い掛け回すハメになってたかも、ですが。
(それはそれでまた、話としては面白いかも)

No title

>これは、もはやもう、一種の宗教といってもいいくらいですなぁ。
本当にねぇ。師匠って、絶対的な存在みたいですよね。
絶対的な存在ながらも、恐れられるだけじゃなくって、どの弟子からもあんなに慕われるって、ホントに「どれだけいい人なのよ?」ですね。

楊康の言動が矛盾だらけだと思ってましたが、穆姐さんも結構矛盾してたのね~(^▽^;)
楊康が本当に金の人間だったら、「敵の人間を愛してしまったわ・・・」みたいな、穆姐さんの葛藤があったかもしれませんね。しかも、悩むのは穆姐さんだけだったりして。
あ、でも、一目ぼれした時、穆姐さんは楊康のコトを金の人間だと思ってたはずだけど、身分違いは気にしても民族の違いは気にしてなかったか(^^;ゞ
まぁ、楊康も穆姐さんも、相手の立場を思いやるっていう視点が欠けてるかもしれませんな。自分の気持ちで精一杯で、そんな余裕ないって感じ(笑)

ふく*たま さんへ

>ホントに「どれだけいい人なのよ?」ですね。

ねぇ。
もっとも、『神雕侠侶』辺りを見てみると、気に入った相手に対しては、もう、力一杯「いい人」みたいですけど(笑)
それにしても、ねぇ。

>あ、でも、一目ぼれした時、穆姐さんは楊康のコトを金の人間だと思ってたはずだけど、身分違いは気にしても民族の違いは気にしてなかったか(^^;ゞ

そう、そう。
楊鉄心お父さんにしても、楊康があんな不誠実な態度を取らなくて、正式に申し入れたら、嫁がせてもいいみたいな態度でしたしね。
それが、趙王家が養父の仇になって、楊康が漢人とわかったら、急にこだわりが出来ちゃったみたいで(~_~;)

>まぁ、楊康も穆姐さんも、相手の立場を思いやるっていう視点が欠けてるかもしれませんな。自分の気持ちで精一杯で、そんな余裕ないって感じ(笑)

お互い、若いですしね~。
考えてみたら、数えの18~9って……(^▽^;)

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