秋水長天

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射英雄伝 第21集~第22集

4月も終盤。来週はいよいよゴールデンウィーク突入!
と云うのに、寒いですよねぇ。
一体、どうなっちゃってるんだか(-_-;)

さて。





蛇じゃぁ~! 蛇がやってきたぁ~!
という老玩童の悲鳴で叩き起こされた郭靖、蛇の匂いがすると主張する老玩童に、無理矢理外の様子を見に行かせられます。
……って、老玩童が毒蛇に噛まれて死にかけたという原作の方のエピソードが省略されてるんで、この老玩童の怖がり方は全く説得力がないんですが、まあ、蛇は団体さんで居ると相当臭うそうですから。

と云うことで、老玩童の感は大当たり。
(それとも、内功の賜物でしょうか)
島にやってきたのは西毒こと欧陽鋒と甥っ子(表向きは、と云うことになっている)の欧陽克ご一行様。
欧陽克のたっての頼みで、黄蓉を嫁にもらいにやってきたわけです。

で、迎えに出た黄薬師と、なにやら小手調べ的な遣り取りがあった後、黄薬師の簫と欧陽鋒の鉄琴で合奏をしましょうということになり――
おもわず、は~い皆さん、耳栓を用意して――なんて、内心で呟いたら、
「ほれ。みんな、早く避難せんか」
殆ど危険物扱いですな。ま、確かに、ちょっとした兵器並みの威力はありますが。
コックンなんて、早々と耳栓をつけて、黄蓉に非難されてるし(^m^)
(しかし、射程距離はいかほどなのであろうか……)

が、それにしても、何だってあんな高いところに登って合奏するかなぁ(笑)

琴と簫

と思って見ていたら、海上の小船から、それに応じて内力と声が送られてまいります。
声の主は洪七公で、郭靖と黄蓉の縁組をまとめようと、遠路やってきてくれたのでありました。
(しかし、なんてタイミングのよさ(笑)

で、3人の内功での戦いを、内力の運用でしのいでいた郭靖ですが、堪らなくなって大声で叫んでいたところを黄薬師に見つかり、これも、全員のいる場所へ引っ張り出されます。

欧陽「お……、お前、何しにやってきた!?」
洪 「儂は、儂の弟子たちの縁談をまとめにやってきたんじゃ」
欧陽「なにを! この縁談は、儂のほうが先に申し入れたものだ」
洪 「なんじゃと? こちらは儂が仲人じゃぞ。お前の方は、仲人はどうした?」
欧陽「な、仲人など関係あるか!」
(どうやらこの時代、お仲人を立てるか立てないかで、かなりの差が出てくるらしいですな)
と云うことで、黄蓉を嫁にと、互いに一歩も譲らぬ洪七公と欧陽鋒。
2人に挟まれ、娘の気持ちはわかっているものの、郭靖なんぞに素直に娘をやりたくない薬師パパ、かといって洪七公の顔を潰すわけにも行かず、考えた末に、
「これから3つ試験を行う。2つ勝った方がムコ」
「「「えーーーーーっっっ!?」」」(ブーイング)
「負けたほうにも損はさせんよ。武芸でも知識でも、儂の持っている中から、なんでも1つだけ伝授してやろう」

と云うことで、まず第一戦は、武芸の腕比べ。
郭靖は欧陽鋒と、欧陽克は洪七公と、それぞれ屋根の上(原作では木の上)で戦って、先に地面に落ちた方が負け。
ただし、婿候補は明らかに腕が下なので、試験官側は内力を使ってはいけない、相手を傷つけてはいけない等々、細かい制約が設けられます。
で、結果は、郭靖も欧陽克も、ほぼ同時に屋根から落とされたんですが、負けまいとした欧陽克、咄嗟に郭靖にしがみつき、逆にモンゴル相撲の手で体を入れ替えられまして、
結果、欧陽克の負け~(*^。^*)

お前の弟子はモンゴル相撲まで使うのかと、悔し紛れの欧陽鋒に対し、ありゃ儂にも使えんと云いつつ、自慢そうな洪七公(^m^)

続く二戦目は音楽勝負。
黄薬師の簫に合わせて拍子を打てということで、竹筒とバチを渡されますが、全く音楽の素養のない郭靖は苦戦。
そのうち、簫に込められた内力に負けまいとして、竹を叩き割ってしまいます。
「やるな、小僧」
感心した黄薬師でしたが、
「内力は郭靖のほうが勝っていたが、これはあくまでも音楽の勝負である。よってこの勝負、引き分けといたす」
「お父様、ずるい!」
「まあ、まあ。次の勝負で郭靖が勝てばいいんじゃから」

黄蓉を宥める洪七公でしたが、最期の課題として黄薬師が持ち出したのは記憶力の勝負。
黄薬師が出した本を一読して、出来るだけ多く暗唱できた方が勝ちという、こ~れ~は、いくらなんでも郭靖が圧倒的に不利でしょう、という勝負内容でして、
冗談じゃないと、かんかんに怒った洪七公、そんな不公平な内容で勝負をさせて、
「ろくでもない相手に阿蓉を嫁がせて、毒蛇相手に愚痴をこぼさせる気か!?」
「儂の蛇は関係ないだろう!」
思わず、毒蛇に餌をやりながら愚痴を聞かせる黄蓉、想像しちゃいましたよ(^▽^;)
まあ、黄蓉だったら、逆に毒蛇を手名付けて、欧陽克を噛ませる、くらいやりそうですが。

ともあれ、最初から負けるとわかっている勝負をやることはないと、その場からの引き上げを主張する洪七公と黄蓉に対し、
「俺、やってみるよ」
意外に冷静なのは郭靖。
と云うのも、文章の内容が、老玩童に暗記させられた経典とそっくり――って、表紙にちゃんと『九陰真経』と書いてあるんだから、気付けよ、郭靖。
(いや。まだ、亀の独孤求敗に腹筋をやれといった方が、可能性は高いか(^▽^;)

で、この『九陰真経』、原本を陳玄風・梅超風の夫婦が島から持ち出してしまった後、黄夫人が記憶に頼って書き直したものですが、産後だったもので、その時の無理と心労がたたって命を落としてしまったと云う因縁の一巻。
それを、愚鈍な郭靖がスラスラと、しかも本にある以上に内容を暗証して見せたものですから、これは無き妻の遺志に違いないと思った黄薬師おとーさま、郭靖を黄蓉の婿と定めます。
(しかし、郭靖が暗唱をはじめたときの洪七公の顔ってば(^m^)プププ……)

漸く娘を託すべき相手が見つかった。頭は良くないが、誠実なことはこの上ない若者だ。
婚礼が済んだら自分は、娘達に桃花島主の地位を譲り、
「島を出て、何か悪さをしに行くさ」
内心の思いを隠し、しみじみとした口調で黄蓉に語る黄薬師でしたが……

当然のことながら面白くないのは欧陽鋒と欧陽克。
まずは欧陽克が、負けた方には武芸か学問、何か一つを与えると云う黄薬師の約束を盾に取り、桃花島の奇問五行の術を学びたいので、数ヶ月島に留まりたいと申し出ます。
これに対する黄薬師の答えは、桃花島の全容を描いた絵図を貸し与えること。
ただし期間は3ヶ月で、写し取ることは許さない。期間が過ぎたら、人をやって取りに行かせるというものでした。

一方の欧陽鋒は――。
郭靖が暗唱して見せた『九陰真経』は誰か(9割がたは老玩童)から習ったものに違いないと推測、あれこれ、カマやら何やらをかけ、老玩童は15年もこの島の洞窟に閉じ込められていること、暗唱した武芸の要訣(と、まだ郭靖は信じ込んでるわけですね)は老玩童から習ったものだと聞き出します。

ということは、老玩童は『九陰真経』を身につけたのか!?
洞窟に赴く黄薬師たち。
と、当の老玩童は、触れたものに汚物を引っ掛ける仕掛けを作っておいて、どこかへ遁走。
(また、アッサリ引っかかる欧陽鋒ってものが……)
で、ようやく現れたかと思ったら、両手を縛って、足技だけで欧陽鋒たちの相手をします。
これがなぜかと云うと、郭靖に『九陰真経』を教えるためには、まず自分が理解して、わかりやすく解説してやらねばならず、そうするうちに、自分も『九陰真経』を習得してしまったと云うわけなのでした。
(典型的な墓穴ですな)

で、その『九陰真経』の下巻はどうした。王重陽の遺言に叛いて、こっそり覗き見したかと責める黄薬師に対し、『九陰真経』下巻は郭靖がくれたものだと答える老玩童。
分けが分らないまま、懸命に誤解を解こうとする郭靖ですが、
老玩童の方は全部承知の上で、この『九陰真経』は郭靖が梅超風から盗んだもので、このことは内緒にしておこう、梅超風は必死で探し回っているが、いい気味だと郭靖が――って、ヾ(--;)ぉぃぉぃ

しかし、それにしても、自分が習得させられたのが『九陰真経』だって、大概に気付けよ郭靖(-_-;)
いくら混乱してるったって、ニブいったって、限度ってものが…………………………無理か! (~_~;)

と云う次第で、老玩童の方は、また桃花島へ来た時は歓迎するぞと云う言葉と共に、無事にお解き放ちになりましたが、
哀れ郭靖、誠実な振りをして黄蓉・黄薬師たちを騙した腹黒い男と云う誤解を受けて、島から放り出されてしまいます。
いや、だからね、おとーさま、郭靖ってば、そんな、人を騙せるほど頭良くないですからヾ(^o^;)・・・
なんだって、“あの”郭靖を見てて、そういう誤解が出来るかなぁ。
しかも、“あの”老玩童の説明を受けて~(~_~;)

が、島を去るにあたって、またまたひと騒動。
向こうに泊めてある赤い船が気に入った。絶対あれじゃなきゃイヤだと、またまた子供のように駄々をこねだした老玩童、
あれは長く使っていなくて、修理していないから駄目だと云う黄薬師の言葉には耳を貸さず、
(自分の船に乗ってゆけばと云う欧陽鋒の言葉は、蛇が一緒だからと、当然拒否)
たってとあれば、盗むしかないなと云う洪七公の言葉を聞いて、本当に、その船を盗んでいってしまいます ヾ(--;)ぉぃぉぃ
(しかし、3人だけでよく動かせたもんだ)

使用人からその知らせを受けた黄薬師、夫人のお墓へいって、しみじみと述懐。
と云うのも、その船は、黄蓉に婿を向かえて幸せになるのを見届けたら、奥さんの棺を積んで沖へ出て、簫を奏でながら一緒に沈んでしまおうと、一本の釘も使わずに作らせた船。
(原作では、ニカワで張り合わせてあるだけ、としてありましたな)

原作の方でここを読んだときは、なるほど黄薬師おとーさま、楊過と気が合うわけだ~とつくづく思ったもんですが……

「儂の代りに、あの若造と老玩童が、お前の元へ『九陰真経』を届けてくれる。洪七公には気の毒だが、しかたがあるまい」
てな述懐を聞いてしまったのは、先にお母様のお墓へ泣きに来ていた黄蓉。
靖さんと師匠を助けなきゃと、小船を操って沖へ漕ぎ出します。

一方、問題の船の中では――。
見事縁談を壊して郭靖を助けた(つもり)と上機嫌の老玩童と、決定的に黄蓉との中を引き裂かれて、しょげる郭靖。
(この武芸者に女性は邪魔と云う老玩童のポリシー、やはり、あの事件が原因名分けなんでしょうな)
そうして、物乞いは欲しいものがあったら、三日三番相手の家の前で粘る。それでもくれなければ盗み出すと、郭靖に物乞いの心得を説く洪七公。
「ましてや、相手はモノじゃない。郭靖に惚れている娘っ子じゃ」
家の前で呼べば、阿蓉の方からやってくるといわれ、少し元気を取り戻す郭靖。

が、そうこうする内に、船はイヤな音を立ててきしみ始め、
(ここでも郭靖と老玩童の内功の歴然とした差、表現されてますね)
ついにはバラけて、3人は海へ放り出されてしまいます。

と、そこに待ち受けていたのはサメの群れ。
船の残骸の上に立った3人、内力を使って次々とサメを撃退してゆくのですが、サメは後から後からやってきて――
と云うところで、どうやらワタクシのほうが電池切れを起こして、寝てしまったようです。
多分3人、欧陽鋒の船に拾い上げられたはずなんですが……

と云うところで、以下次週。


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Comment

No title 

>老玩童が毒蛇に噛まれて死にかけたという原作の方のエピソードが省略されてるんで、
そうだったんですね。原作読んだはずですが、すっかり忘れてます。
確かに、老玩童のあの怖がりようは、「何で?」でしたね(^^;)

>まあ、黄蓉だったら、逆に毒蛇を手名付けて、欧陽克を噛ませる、くらいやりそうですが。
あはは!確かにやりそうです!
が、黄蓉のこと、白駝山に着く前にトンズラするんじゃないか、とも思いますが(笑)

>また、アッサリ引っかかる欧陽鋒ってものが……
意外とオマヌケさんですよね、欧陽鋒って…

>この武芸者に女性は邪魔と云う老玩童のポリシー、やはり、あの事件が原因名分けなんでしょうな
きっと、そうですよね。
自分のトラウマで人の恋路を邪魔するなよ~とか思っちゃいましたが。可愛そうな郭靖(^^;)

黄薬師おとーさま、ホント、情が深いですね。確かに、楊過と気が合うわけだ。
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2010.05/24 14:01分 
  • [Edit]
  • [Res]

ふく*たま さんへ 

>確かに、老玩童のあの怖がりようは、「何で?」でしたね(^^;)
でしょ。
普通なら、蛇嫌いとかなんとか、エピソードの1つくらい加えるもんですが、
伏線も単線も近鉄線も敷かないんだもんな~張P

>が、黄蓉のこと、白駝山に着く前にトンズラするんじゃないか、とも思いますが(笑)
お! それまた、ありそうですね。
で、あとくされのないように、自慢の料理でコックンに一服盛って行ったりして、ですね~

>意外とオマヌケさんですよね、欧陽鋒って…
ですよね~。
あの性格と、このあたりのギャップがチャームポイントと云うことは……ないですか(笑)

>自分のトラウマで人の恋路を邪魔するなよ~とか思っちゃいましたが。
ね~。
このポリシーのおかげで余計なことを言って、十何年も桃花島に閉じ込められてたって云うのに、懲りない老玩童です。
ホント、郭靖可哀想。

>黄薬師おとーさま、ホント、情が深いですね。確かに、楊過と気が合うわけだ。
性格と云うか、モノの考え方も似てますけど、
最大の共通点はここですものね!


  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2010.05/24 19:00分 
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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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