2010/05/06 (Thu) 射英雄伝 第25集~第26集

満潮になれば助けが来るという黄蓉。それは、水の浮力を利用して、岩を持ち上げるのを楽にすることでした。
そうして欧陽克は無事  ではないけど、なんとか石の下から救出されました。が、


甥を助けてもらうときも、大して下手に出ていたとはいえませんが、助けられた途端に欧横暴ぶりを発揮する欧陽鋒。洪七公が戦えないのをいいことに、まずは3人を洞窟から追い出した上に、食料を要求。

じゃあ、ということでとっとと洞窟を出て行った3人、ほど良い場所に簡単ではありますが小屋(というか、殆ど屋根と床だけですが)を立てた上で、ウサギをゲット。
程よく焼きあがったところで、
「靖さん、そっちのウサギにおしっこかけて」
「えーっ!?」
「なによ? いやなの?」
「いや、その……。お前の前で、そんなコトできないよ」
もじもじしてると、じゃあ、儂がやってやろうと、小屋から洪七公師匠の陽気な声。

しかもその上、欧陽鋒の疑り深さを利用して、まずはキレイな方のウサギを郭靖に届けさせ、そっちじゃなくてと欧陽鋒自らにウサギを取り替えさせる黄蓉の巧妙さ。
で、そうとも知らず、塩加減が絶妙だの、黄蓉は料理の名人だのと言いながら、ウサギを口にする欧陽鋒たち。
まったく、知らぬが仏っつーのは、このことですな  (^o^;)

でもって、してやったりの黄蓉たちのほうでは、
「阿蓉は本当に頭がいいなぁ。でも、もし欧陽鋒がウサギを取り替えなかったら、俺たちが師匠のオシッコがかかったウサギを食べる羽目になったわけで……」
「それは、ない」(きっぱり)
「なんで?」
「本当にお前はバカじゃな。儂らが食わなきゃ、それですむわけじゃろうが」
「あ。なるほど~」
靖さんったら~と云う感じで、黄蓉が郭靖の頭をススキの穂でさわさわ……。
と云う、このあたりの遣り取り、それぞれの性格が出てて大好きです(笑)

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と云うわけで、黄蓉たちの密かな意趣晴らしを受けたとは夢にも知らぬ欧陽鋒、今度は黄蓉に欧陽克の看病に来るようにと要求。
同時に、郭靖には、一夜のうちに百本木を切り出すように、一本でも欠けたら両足をへし折るぞと、脅しを交えて要求します。
やむなく『降龍十八掌』を使って木を切り始めますが、22本目で電池切れ(爆)
俺の掌力なくなっちゃったんでしょうか? から始まって、めげるなと云う意味なんでしょうが、師匠の悲惨な身の上話やら、何やらかやら。で、
「でも、やっぱり悔しいですよぉ~」
と、小屋の柱を討った手が、たまたま『空明拳』の一手になっていたことから、洪七公師匠、何やら作戦を思い付きます。

一方、甥は目下負傷中だから、悪さなんかは出来ないと、泊りがけで欧陽克の看病を共用された黄蓉ですが……、
こら、こら、こら、こら。
疲れて寝ちゃってる黄蓉に、欧陽克が這い寄って行ってるじゃないか~ヾ(^o^;)
軟蝟甲のトゲに刺されて退却したからいいものの(^_^;)

それにしても、こういう状況になってさえ女好きの改まらない欧陽克って……(-_-;)
チラッとしおらしいところも見せたので、ちょっと見直しかけたのにサ。

さて。
そんなこんなで一夜が過ぎて夜が明けて、百本の木が切り出されているのを確認した欧陽鋒、何やら声がする――と、黄蓉を連れて裏山へ行ってみれば……、
すっかり元気な様子の洪七公が、郭靖相手に朝トレの真っ最中。
ゆくぞ、えいやあで、洪七公の掌力を受けた郭靖が吹っ飛ぶと、背中をぶつけた後ろの木がメリメリ、ドシン。
「おお、悪い、悪い。しかし、すっかり調子も元に戻ったようだの」
実はこれ、師匠の知恵で、Qちゃんに送られた例の短剣を使って、あらかじめ木に切込みが入れてあったんですが、すっかり騙された欧陽鋒、洪七公に内力が戻ったものと思い込み、黄蓉を置いて洞窟へ戻ってしまいます。

そうして両者、郭靖と黄蓉は『九陰真経』のうちの使えそうな技を、欧陽鋒は『九陰ニセ経』を、それぞれ修練。
(しかし、欧陽鋒がニセ物だと気付かなかったってことは、結構巧妙に作り上げたんですね、『九陰ニセ経』(笑)

さらにその間、洪七公師匠のアイディアで、郭靖と黄蓉は切り出した木を使って筏造り。
……って、つまり欧陽鋒は、使う当てもない木を、郭靖イジメのためだけに切り出させたんですな~。
でも、出来上がった筏の利用法は、しっかり知ってたわけで(爆)
ある朝、郭靖たちが目覚めたら、海岸においておいた筏がありません。
そのかわり、海上はるか~とまでは行きませんが、海に浮かんだ筏の上に、欧陽鋒父子の姿が――。

「靖さん、大砲撃って」
都合よく海岸においてあった大岩と丸太で、投石器を作って岩を投げつける郭靖と黄蓉。
ですが、もう少しのところで当らないので、
「今度は、私を撃ち出して」
郭靖の短剣を借りて宙を飛ぶ黄蓉(まだ、水の上を走ってゆけるほど、軽功の腕は上がっていないわけですな)欧陽鋒の掌打を避けて、寸前で狙いを変え、海中から筏の縄を切ってゆきます。

全部の縄を切ってやるつもりだったけど、欧陽鋒が蝦蟇功を使ってきたから逃げるしかなかったと、陸に戻ってから悔しがる黄蓉でしたが、良くやった、でかしたと洪七公師匠はご満悦。
「考えてもみろ。ここで筏が壊れても、まだ陸に上がって来れるじゃろが。それが、もっと沖じゃったら、海の藻屑になるしかあるまいて」
なるほど。さすが年の功。

ですが、さすがの師匠も、欧陽鋒の悪運の強さにまでは思いが至らなかったようで。

ikadanoue

再び筏を作って海に出た3人、結局、バラけかけた筏に乗った欧陽鋒父子を救出することとなります。
しかも、洪七公の内功回復がウソだったとバレ、争いになり、その余波で筏はどんどんバラけてゆき~(^▽^;)

あわや、海に投げ出されようとした5人を救いあげたのは、皮肉にも趙王・完顔洪烈(わんやん・こうれつ)の船でした。
しかも、王子然とした格好で、楊康が乗ってるし(~_~;)

郭靖たちを指して、要注意人物だから気をつけるようにと云う欧陽鋒。
それに対して名乗り出た~というか、しゃしゃり出たのが、郭靖に長年飼育していた蛇を殺されてしまって恨み骨髄の梁子翁(りょうしおう)。
ですが、わずかの間に格段に腕を上げた郭靖に、逆にオモチャにされ~、
しかも、脇で黄蓉が合いの手的解説を入れるのね。はい、受けとめて、まわして、落として~って具合に。
で、それにしたがって(?)ポーンと海へ放り投げたところ、それが逆戻りしてきてビックリ。
何事かと覗いてみれば、そこにはサメに乗った老人。言わずと知れた老玩童・周伯通。
やあ、皆元気か、黄蓉はどうしたと、相変わらずの能天気ぶりで声をかけ、当の黄蓉が顔を見せたもので、そそくさと立ち去りかけたところ、
「待ちなさい、老玩童! こいつらに靖さんが苛められてるのよ!」
呼び止められて、サメごと船に上がってきます  ヾ(^o^;オイオイ・・・

実はこのサメ、最初に欧陽克が口の中に棒を突き立てて海へ放した一匹。
そのせいで餌を食べることが出来なくなった代わりに、欧陽鋒の毒にあたった同類と共食いをせずにすんで生き延びたという、でも、老玩童に捕まって、乗り回された代わりに餌がもらえたという、運がいいのか悪いのか分らない一匹。

で、この一匹のおかげで賭けを逆転させた老玩童、相手の言うことを何でも聞くと言う約束だったよなと、欧陽鋒に屁を一発要求 d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・
それを真に受け、ようし、ヤってやろうじゃないかと、両手を構えて力を込める欧陽鋒 ヾ(--;)ぉぃぉぃ
欧陽鋒とーちゃん、意外に根っこはまじめ人間なのかも~(~_~;)
てか、ゆうもあというものが全く分らないのかもね(^_^;)

花のような若い娘がいる場所で、本気でそんな尾篭なことをする気かと、老玩童にからかわれ、というか、そうやって欧陽鋒をバカにして遊ぶのが目的だったんだ、老玩童。
そのかわりに、点穴されちゃってました洪七公の血道を解くように要求、さらに、小船を一隻要求して、郭靖、黄蓉、洪七公を乗せて引き上げます。

と、それと殆ど入れ替わりのように、簫の音と共にやってきたのは黄薬師おとーさま。
儂の娘を見なかったかと尋ねるのに、見なかったが、あの娘は賢いから大丈夫だろうと、ちょっとイジワルモードの欧陽鋒。

で、それだけで済んでも大概話はややこしくなろうと云うのに、ここで余計な口出しを下のが霊智上人(れいちしょうにん)だったかな?
元々が天邪鬼で偏屈な上に、家出中の愛娘のことで頭が一杯の黄薬師おとーさまが、趙王家の食客陣は無論のこと、当の趙王までが眼中にないのが面白くなかったんでしょうが、
探している娘なら数日前に死体で見つけたと、黄蓉はもちろん、郭靖、黄七公、老玩童の特徴までを述べるものだから、すっかり真に受けた黄薬師おとーさま、嘆きの声と嘆きの詩と共に、小船で立ち去って行きます。

それを見送って、変なヤツーという霊智上人に、アレが東邪だって知ってて言ったのかにゃ~? 梅超風なんか赤ん坊扱いの、その師匠だよ~。ウソ言ったってバレたら、ぎったぎたのボロボロだよ~とイヂワルモードの欧陽鋒とーちゃん。
尤も、バレる前に、郭靖の師匠の江南七怪が八つ当たりでぎったぎただろうなとボソリ。ヾ(^o^;オイオイ・・・

一方、こちらは郭靖の腕前に嫉妬したのかも~の楊康、欧陽鋒に弟子入りを望みますが、自分の武芸は一子相伝、全ては甥の欧陽克に継がせますと断られ、あの死にぞこないさえいなければと邪心をメラメラ~。
楊康、このあたりから決定的に道を踏み外してゆくわけなんですな。

と云う頃、やっと本土の海岸に辿り着いた郭靖たち、この世の名残に宮中の『鴛鴦五珍膾(えんおうごちんかい)』(この字で合ってたかな?)が食べたいという洪七公師匠のワガママを聞いて、臨安へ向かいます。
(そのための馬車やロバ、郭靖や黄蓉の着替えの衣装はどうしたかと云うと、黄蓉の金の釵を売って――と、原作には書いてありました(笑)

そうして、そうと知らずに辿り着いたのが牛家村の曲三こと曲霊風の店。
でもって、いましたよ~。
「うん。あたいはアホ~」の曲ねえや。この人も確か、老玩童と同じく『神侠侶』の曲ねえやと一緒の人ですよね?
まだ、この段階では曲霊風の娘ってわかってないですけど。

ともかく、この娘では料理なんか出来そうもないしと、得意の腕をふるうことにした黄蓉、
「靖さん、そこのお茶碗、汚いから洗って来て」
(キライな相手も好きな相手も、キリキリ働かせるんですな、このお嬢さんは)
「うん。あれ? 阿蓉。この茶碗一つ、棚にくっついてる」
「え? じゃあ、ちょっと回してみて」
(と即答するってことは、桃花島にもこういう仕掛けがあるのか?)

何事も素直な郭靖が、言われるままに回してみると、棚が動いて、その後ろから現れたのは隠し部屋。
しかも、中には相打ちになったらしい二つの白骨。
詳しく調べてみた2人、娘の武芸が正式なものではないが桃花島のものであること、死骸の一方の両足に折られた痕があり、鉄八卦を身につけていたことから、行方の知れない桃花島の弟子の一人であることを知ります。
が、もう一つの死骸は臨安の役人のもの。ということは?

ということで、以下次週です。


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No title 

え~と、この回、見てないんですよ~。
でも見た記憶があるのは、原作のせいか、それともDVDで見た時の記憶か…

>こういう状況になってさえ女好きの改まらない欧陽克って……(-_-;)
三つ子の魂、百まで!(笑)

>霊智上人
なんか雑魚キャラの中でも、この人だけは異色、というか、ちょっと悪さの度合いが違いますよね~。侯通海なんかは完全にお笑いキャラですが。

2010/05/11 23:28 | 阿吉 [ 編集 ]


阿吉さんへ 

>でも見た記憶があるのは、原作のせいか、それともDVDで見た時の記憶か…
記憶に残りやすい話な回でしたものね。
私なんて、さらに貸していただいた漫画の記憶までが入り交じって、ごっちゃに……(^_^;)

>三つ子の魂、百まで!(笑)
まさに!(笑)
しかし、そうなるとコックン、どんな幼児で、どんな少年だったんでしょうね?

>なんか雑魚キャラの中でも、この人だけは異色、というか、ちょっと悪さの度合いが違いますよね~。
そうですね。キャラ設定も、ちょっと陰険ってタイプですし。

>侯通海なんかは完全にお笑いキャラですが。
確かに!
ことに先週放送分では、完全にギャグキャラと化してましたね~

2010/05/12 19:09 | rei★azumi [ 編集 ]


No title 

>と云う、このあたりの遣り取り、それぞれの性格が出てて大好きです(笑)
私もです~(笑) お蓉、七公のツッコミに、郭靖のボケ、楽しいですよね。
この辺からほのぼの感がでるんでしょうか。

>軟蝟甲のトゲに刺されて退却したからいいものの(^_^;)
お蓉も想定内だった感じですよね(笑)
しかし、欧陽克の執着といいますか、粘着感は、蛇っぽいですね。

>そのための馬車やロバ、郭靖や黄蓉の着替えの衣装はどうしたかと云うと、黄蓉の金の釵を売って――と、原作には書いてありました(笑
なるほど、時々衣装が替わるのも、黄蓉がお金を作っているわけですね。

>キライな相手も好きな相手も、キリキリ働かせるんですな、このお嬢さんは
あはは、人を使い慣れてる感じしますよねー。
桃花島のお嬢さんで、使用人に囲まれてたからでしょうか。
でもって、欧陽克も郭靖も「なんで自分がー」なんて思わずに甲斐甲斐しく働くんだな(笑)

2010/06/02 12:36 | ふく*たま [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

>この辺からほのぼの感がでるんでしょうか。
また郭靖が、実に大らかに、良い味でボケてくれますから~(^m^)

>しかし、欧陽克の執着といいますか、粘着感は、蛇っぽいですね。
動物は飼い主に似るといいますが、逆もまた真なり? (^_^;)

>なるほど、時々衣装が替わるのも、黄蓉がお金を作っているわけですね。
そのようです。
しかし、どれだけ高価な釵をしてたかってことで、
さすがは桃花島主の一人娘。

>でもって、欧陽克も郭靖も「なんで自分がー」なんて思わずに甲斐甲斐しく働くんだな(笑)
素直な郭靖はともかく、白駝山の御曹司である欧陽克まで、ですものね~。
このあたり、黄蓉の器の大きさというか、惚れた弱みのコックンのだらしなさというか(笑)

2010/06/03 19:03 | rei★azumi [ 編集 ]


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Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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