射英雄伝 第31集~第32集

ついこの間始まったばかり~と思っていたら、早いもので、余すところあと6週。
まだまだエピソードてんこ盛りのはずなのに、これで消費しきれるのかなぁと思ったら、案の定、話が走る走る(^▽^;)

さて。


丐幇の大会に新幇主として登場した楊康、打狗棒を示し、洪七公は黄薬師と全真七士に殺された、それについては味方の裏切りがあったといい、その犯人として、長老の1人に捕らえさせてあった郭靖と黄蓉を示します。
しかも、お前は黄薬師の婿かという楊康の問いに、素直にうなずいてしまう郭靖(^_^;)
(え~、原作では楊康の問いは、もうちょっと巧妙だった記憶ですが……)

が、先に2人と言葉を交わしている魯長老、江東蛇王・黎生(れい・せい)とその一党の、この2人は善人ですという言葉もあって、半信半疑。
実際に何があったか聞きただそうと、2人の猿轡を剥ぎ取ります。
と、そこへ、よそ者が侵入したとの知らせ。
そこで一同、2人を(どうせ縛り上げてあるからと)放り出して、侵入者の方へ向かいます。

おかげで見張りの目が離れた2人、
「バカね、靖さん。何を言われたって、首を横に振っていればよかったのに」
「でも、お前は黄薬師の婿かと聞かれたんだ。否定は出来ないよ」
……って靖さん、義理を果たすためにコジン姫と結婚すると、黄蓉を振ったの、すでに忘れてますな(~_~;)
ともあれ、おかげで死ぬときは一緒といい雰囲気になった2人でしたが、そこで郭靖、『九陰真経』の中にあった『収筋縮骨法』なる縄抜けの方法を思い出します。

と云う頃、侵入者を確認しに向かった楊康ですが、その侵入者とはなんと裘千仞。
趙王からの贈り物という大量の黄金を示し、丐幇の兄弟たちは南方へ移るようにとの趙王府の要求を伝えます。
と、丁度そのあたりで、縄を解いた郭靖たちが暴れだしたものだから、そちらへ向かおう
と、おざなりにOKを出してしまう楊康。
了解できない黎生たちが翻意を促し、次々と自害して諫めますが、楊康は「幇主の決定だ」と云うだけで、聞き入れようとしません。
というあたり、まがりなりにも趙王の息子として育てられてたにしちゃあ、まったく人の上に立つ器じゃありませんな。

で、前幇主の遺命に叛くことは出来ないという魯長老と、裘千仞との争いになりまして、魯長老が傷を負わされたところで、郭靖が割って入ります。
それにしても郭靖、つくづく、あれよと云う間に腕をあげたものです。

一方の楊康の方には、どこかで竹の棒を手に入れた黄蓉がたち向かい、打狗棒術を駆使してあっという間に打狗棒を奪回。
洪七公は無事臨安の皇宮にいて、『鴛鴦五珍膾(えんおうごちんかい)』を盗み食いしていること(これには、“あの”幇主だもんなぁと全員が納得したことでしょう(笑)
自分が打狗棒術を伝授された真の十九代幇主であることを告げ、
さらに新幇主を詐称する楊康は、実は金国の王子・完顔康だとすっぱ抜き、
自分を打ち負かしたら幇主と認めようと云う長老の1人を、打狗棒を振るって鮮やかに退け、真の幇主だと認めさせます。

で、ここでゴチャゴチャやっている間に、裘千仞と楊康は連れ立って遁ズラ(^▽^;)
しかも楊康、穆念慈に向かって、浄衣派と汚衣派が紛争を起こしたので、幇主を辞めてきたって嘘をつくんだものなぁ。
と、このあたりから楊康の人生、ひたすら嘘に彩られてゆくような……

さて。
こなた、丐幇の大会をなんとか無事に納めた郭靖と黄蓉、例の掛け軸から武穆遺書が鉄掌峰に隠されているらしいこともあり、裘千仞たちの後を追います。
そうして、鉄掌党の本拠に入り込むのですが、裘千仞は殆ど武芸の出来ないペテン師と思い込んでいる黄蓉、不用意に修練中の裘千仞に声をかけ、鉄掌を受けて重傷を負います。

そうして、郭靖と共に逃げ込んだ先には、なぜか、もう一人の裘千仞が。
実はこれ、双子の兄の裘千丈で、弟が本拠にいる間、裘千仞を名乗って江湖を渡り歩いていたんですな。
しかもこの場所、歴代党主の墓所で党にとっては聖域。
ここで武穆遺書を見つけ出した郭靖と黄蓉、焼き討ちをかけられますが、白ワシを呼んで危機を逃れます。

で、裘千丈も一緒に逃れようとしますが、ワシに乗りこそね、岩に頭を打ち付けてあえなく落命。
(ここ、原作では黄蓉が乗ったの方のワシに乗ろうとして、もう一方のワシにつつき落とされ、上空から転落した上で、死体は粉々になったとされてたはずなんですが、転落シーン、手を抜いたかな(~_~;)

それにしても白ワシ、郭靖たちが桃花島を出た頃には、小さすぎて人を乗せて飛べない上体だったというのに、この段階では、片足に郭靖と黄蓉を捕まらせて飛んじゃうんだから、わずかの間によく育ったものですね。
中原はモンゴルと違って、食糧事情がいいのかしら(笑)

ともあれ、こうして鉄掌峰を逃れた2人ですが、今度は実に危険な仕掛けに囲まれた家――って、いくら他人に入ってきて欲しくないからって、手裏剣を仕掛けますか、瑛姑さん~(~_~;)
しかも、沼にはどうやら爆薬まで~って、いくら視覚的に話を派手にするためでもねぇ(^▽^;)
(入ってきたの、郭靖と黄蓉じゃなかったら、死んでますな)

実はこの人、酔狂にも――というか、男女の仲ってのは分らないものというか、“あの”老玩童とワケアリで、老玩童が桃花島に幽閉されたと聞いて、助け出すために、ここに籠もって数学の腕を磨いていたわけですが、
自分が苦労して解いていた問題を、黄蓉があっという間に解いてしまい、さらにそれ以上の知識を持っていることを知って愕然。

さらに、その相手が黄薬師の愛娘と知って呆然。
これでは到底、老玩童は助け出せないと絶望しますが、重傷を負った黄蓉と、それをなんとか助けたいという郭靖の頼みを聞いて、傷が治った黄蓉が一緒に住んで数学を教えることを条件に、三つの袋を与え、治療者の存在を教えます。

その治療者とは、五絶の1人、南帝。
そうして、この南帝に会うためには漁樵耕読の4つの守りを突破しなければならないこと、さらに、他人の治療は南帝の尤も嫌うことなので、あくまでも洪七公に命じられてやってきたというようにとの助言が、袋の中身に書いてありました。
(この漁樵耕読って、武三通さんや朱子柳おじさまなんですが、このときはまだ名前がついてなかったんですな~)

でもって、そのジャマーの第一手は、なんだか難しい名前の漁師さん。
橋のど真ん中で金娃娃(きんわわ)と云う魚を釣っております。
(これ、害虫の駆除に役立つんだったかなぁ? で、黄蓉が桃花島でも飼ってて、わーわー鳴くのが面白いと原作では言ってましたが、わーわー鳴く魚って厭だなぁと、その時思った記憶が(^▽^;)

で、と押してくださいと頼んだ郭靖が、うっかり吊り上げかけた金娃娃を逃してしまったことと、
実は南帝、随分以前に出家していて、洪七公はそのことを知っているはずだから、実際に洪七公の命を受けてきたのなら、南帝の名で尋ねてくるはずはない、お前たちは敵だな、ってことで戦いに~(^_^;)
で、特撮やらCGやらを使って、橋をどんどん壊して~って、この一般庶民に迷惑なアクション、久々に見た気が(笑)

そうして、漁師さんを壊れた橋の向こうに置き去りに山道をたどる2人を出迎えたのは、山から張り出した木の枝に腰掛け、何やら言い声で歌う樵さん。

良い歌ですねと黄蓉が褒めたのが気に入ったのか、儂は邪魔はせんよと通してくれますが……
その通り道が断崖絶壁なんですよね。
(しかも、こういう時に白ワシはやって来ない。赤馬はマジックアイテムのように、必要な時に現れるくせに(^▽^;)

黄蓉を背負って懸命に岸壁を登る郭靖ですが、危うく転落しかけ、樵さんに助けられたりします。
(こう云う時はなぜか、軽功も役に立たないんですな(爆)

おかげでなんとか山を登れた郭靖たちの前に、次に立ちはだかったのは、牛を使って地面を耕しているお百姓さんですが……

というところで、以下次週です。




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コメント

NoTitle

ホントに、まだあのエピソードもこのエピソードも残ってるよね、なのに、もうあと10話?って、ちょっと驚きますね。

>「でも、お前は黄薬師の婿かと聞かれたんだ。否定は出来ないよ」
……って靖さん、義理を果たすためにコジン姫と結婚すると、黄蓉を振ったの、すでに忘れてますな(~_~;)
そうそう、私も、ココはすごく違和感持ちましたー。
コジンと結婚するって言ったくせに、まだお蓉の婿のつもりかぃな、と。コジンが見てたら泣くぞ。

>このあたりから楊康の人生、ひたすら嘘に彩られてゆくような……
ですねぇ。
前は、楊康の苦悩に同情できる部分もあったけど、どんどん同情できなくなっていく……(_ _;)

>それにしても白ワシ、郭靖たちが桃花島を出た頃には、小さすぎて人を乗せて飛べない
あ、そうだったのか。だから、洪七公と郭靖は、白ワシを使って西毒の船から逃げようとは思わなかったのね。

>しかも、こういう時に白ワシはやって来ない。赤馬はマジックアイテムのように、必要な時に現れるくせに(^▽^;)
あっはっは、ホントだー!
赤馬、どうやって郭靖たちのピンチを察知するんでしょうねぇ(笑)

ふく*たま さんへ

>ホントに、まだあのエピソードもこのエピソードも残ってるよね、なのに、もうあと10話?って、ちょっと驚きますね。

ねー。しかも、その、あと10話で、きちんと話を収めてしまったし(^▽^;)

>コジンと結婚するって言ったくせに、まだお蓉の婿のつもりかぃな、と。コジンが見てたら泣くぞ。

ホント、ホント。
どうも、郭靖の最大の欠点って、『義』とか『道理』とかに捕らわれて、そのことによって、誰かが悲しんだり苦しんだりすることにまったく気付かないってことみたいです。
と云うか、自分が鈍感だから、他人の感情にも鈍いわけか~(~_~;)

>前は、楊康の苦悩に同情できる部分もあったけど、どんどん同情できなくなっていく……(_ _;)

どんどん悪辣にもなってゆくんですが、欧陽鋒みたいにどこか抜けてたり、血刀老祖サマみたいに、向こう側に突き抜けてる『悪』じゃないですからねぇ。

>赤馬、どうやって郭靖たちのピンチを察知するんでしょうねぇ(笑)

謎ですよねぇ。
しかも、18~19年後(神侠侶のとき)も、まだ現役ですから。
限りなくマジックアイテムに近いスーパーホース(笑)

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