2007/11/22 (Thu) 図説・中国武器集成

図説・中国武器集成―決定版 (歴史群像シリーズ) 図説・中国武器集成―決定版 (歴史群像シリーズ)
(2006/09)
学研

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袖箭(しゅうせん)、峨嵋刺(がびし)、判官筆、流星錘、狼牙棒、軟鞭、硬鞭……
金庸作品~ばかりじゃない、中国を舞台に下作品を読んでると、見たことも聞いたこともない、無論想像もできない武器が色々と出てきます。

そんな色々な武器の、これは図解集です。
(と云っても、私が借りた理由は、二次小説の参考資料というか、ネタ探しなんですが)
(知識は浅くとも、広く持っておいたほうがお得なので(笑)




そうして見てみると、中国というのは実に武器の種類の豊富な所です。
で、まず私が面白いと思ったのは「腰帯剣(ようたいけん)」。
薄くてしないやすい件の特色を生かして、皮の鞘に入れ、ベルトのように腰に巻いたものです。
(でも、何故これが暗器のほうに分類してないのかが、不思議です)
(逆に、棍や鞭が暗器に分類してあるし)

それから、蛇剣って、金蛇郎君の使ってた、あの特徴的な剣。
あれも金庸センセイオリジナルじゃなくて、実在するというのにちょっと感動(笑)
あれは、斬った相手に、より大きなダメージを与えるための形なんだそうです。
(三国志の張飛の使ってた蛇矛(じゃぼう)ってのも、あんな形だし)

それから、双剣、双刀って、二振りの剣なり刀なりを背中にぶっ違いにして背負ってるものだと思っておりました。
そうしたら、なんと、違うんですね。
一つの鞘の中に、二振りの剣または刀が、一つに合わさって入っている。
つまり、ドラマ版「笑傲江湖」で重要な小道具になってた玉の短剣、あんな感じになってるんです。
これはカルチャーショック……ってほどではありませんが、意外でした。


あとは……

うちの父もこういったのが好きで、それも、私は細かい手持ちの武器の方を見てたんですが、
父の方は攻城器とか火器とか、大物が好きで、

父「昔の中国で、本当にこんなのがあったんだろうか?」
私「あったら日本とかヨーロッパの食い物になるはずもないと思うんだケド、書いてある以上、あっただろうね」
父「あんな、ナフサなんか使ってな」
(宋代初めに開発された猛火油櫃(もうかゆき)という火炎放射器のことです)
私「発明はされたケド、政治上の争いで実戦配備はされんかったみたいだよ。実戦配備されてたら、元に征服されることもなかっただろうけど。
 もっとも、中国って官兵が弱くて民兵が強いって、伝統みたいなもんらしいけど」
父「そう、そう。第二次大戦のときも~」
(以下、第二次大戦の時における民間の抵抗勢力というかゲリラに対する父の薀蓄(うんちく)が、しばらく続く)

てな具合に、話が弾んだりしております。

その他色々、面白いものや面白い話も載ってるんで、こういう本は、できれば手元に置きたいんですけどねぇ……。

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へぇ! 

>蛇剣って、金蛇郎君の使ってた、あの特徴的な剣。
へぇ、あれって、実在の武器だったのですか!
碧血剣のDVDが来たら、また違った目でみれそうです。
面白いですね~。

ところで、
お父様と素敵な高尚な会話をされているんですね~。
羨ましいです。

2007/11/23 22:25 | D [ 編集 ]


Dさまへ 

>へぇ、あれって、実在の武器だったのですか!
そうなんです。思わず頬をつねり~はしませんでしたが、つくづく、ちゅうごくって何でもアリの国なんだなぁと、感心いたしました。
(しかし、誰が、どういうきっかけで思いついたものやら(笑)

>お父様と素敵な高尚な会話をされているんですね~。
いえ、いえ。なんといっても、ワタシの父ですから。
私のブログのように、あちらへ脱線、こちらへ脱線。
茶々も冗談も入りまくりという会話です。
(それにしても、私の趣味、嗜好は父の影響が大きいかなぁ。活字中毒というか、物語中毒は、母の影響ですが)

2007/11/24 08:48 | rei☆azumi [ 編集 ]


 

『図説・中国武器集成―決定版 (歴史群像シリーズ)』これはいいですね!
ちょうど中国の武器の資料を探しておりました。買います!
蛇剣や双剣びっくりです、さすが金庸先生、史実もそうですが、そういう武器なども
きちんと実在の物を取り入れられているんですね。そりゃあ金学も盛んになりますね。
玉の短剣ってあの岳霊珊が令狐冲に挙げたものですか?
まだDVD2巻までしか見ておりませんが、、。

しかし素敵なお父様ですね。

2007/11/28 00:38 | 洪八公 [ 編集 ]


洪八公さまへ 

>ちょうど中国の武器の資料を探しておりました。買います!
あらら、これは紹介した責任重大かな(笑)
私としては、手持ちの武器がもうちょっと載ってるといいかとは思いましたが、写真、図版がメインで、あらゆる分野の武器の、おそらくは主要なものが網羅してあって、武芸の型もある程度載っているという、なかなかにお得な本だとも思いました。

>玉の短剣ってあの岳霊珊が令狐冲に挙げたものですか?
はい。あれです。あれが、実に皮肉な役割を果たすことになりますので、ご注目を。
>しかし素敵なお父様ですね。

ありがとうございます(*^_^*)(照れますが)

2007/11/28 10:24 | rei☆azumi [ 編集 ]


表紙がイカしますね。 

『写真、図版がメインで、あらゆる分野の武器の、おそらくは主要なものが網羅』
これはもう買うしかないって、、うは~~中古でも3000円超えてるではありませんか!!!
ちょっとこりゃあ、来年の購入になりそうですう。
だって餅買わんと年越せませんから、、、。

2007/12/02 21:23 | 洪八公 [ 編集 ]


洪八公さまへ 

>うは~~中古でも3000円超えてるではありませんか!!!
そうなんですよね~。私も、あとで確認してビックリしました。
この価格ということは、ニーズが多いんでしょうねェ。
楽○、紀伊国屋サイトで調べたら、品切れだし。
いっそ、再版してくれればいいのに。

2007/12/03 09:04 | rei☆azumi [ 編集 ]


 

初めまして!お名前はかねがね拝見していたのですが、
Dさんからこちらの記事を教えてもらって訪問しました。
私もこの本、興味津々です。暗器は種類が多そうですね!
写真付きであれば、用法もイメージしやすいので嬉しいです。
rei☆azumiさんは小説のネタの為に読まれたのですね!
私は実践の為に読もうかと…(爆)
又、お邪魔します!

2008/04/07 18:58 | 阿吉 [ 編集 ]


阿吉さまへ 

訪問、コメント、ありがとうございます。
私も、お名前は存じ上げていたんですが、
お互い、何か無いと、なかなか訪問はできませんものね(*^_^*)

私の文章は、あまり参考にはならないかと思いますが(苦笑)
本の方は、剣や棒、拘(だったかな、カギ状の変わった武器です)
などの演舞の写真もあって、何かと参考になるかと思えます。
ただ、洪八公さんとの遣り取りにあるように、すでに絶版ですので、
まずは図書館で探されるのが正解だと思います。

>又、お邪魔します!
ありがとうございます(*^_^*)
ぜひ、また遊びにおいで下さい。

2008/04/08 10:33 | rei☆azumi [ 編集 ]


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Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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