神侠侶 第23集~第24集(前編)

金輪国師が郭靖へ宛てたお手紙を持って、襄陽城へお使いに出されたクドゥ君でしたが、あまり無礼なことばかり言うので「お行儀の悪い子ね」と黄蓉母さんに打狗棒でお仕置きされてしまいますが、泣いて帰るのは癪なので、捕まえにきた武兄弟を蹴飛ばし、弟子は役立たずだなと捨て台詞を残して、逃げ帰ります。
(しかし黄蓉サン、臨月の体で屋根の上に立たないよーに ヾ(^o^;)


さて、



その金輪国師のお手紙には、
『折角来てくれたのに、すぐに帰っちゃって、とっても残念でした。
 今度は、こちらから訪ねてゆくので、居留守なんて使っちゃやーよ。
                      ば~い 金輪 (^^)v』

いや、いや。現代人だったら、このくらい書きかねませんから、あのお茶目なチョモランマをぢさん(^▽^;)

この手紙を読んだ黄蓉、靖さんは重傷だし、私は出産間近で充分に力が出せないし、弟子達はクドゥなんかにいわれるまでも無く役立たずだし(爆)……と考え込んだ末、
「龍さん、お話があるの」
小龍女を部屋へ呼び、単刀直入、私たちを殺すつもりなんでしょうと切り出します。

そこはさすがに小龍女も馬鹿ではないので  と、金庸先生は書いておられますが、小龍女も時々郭靖以下と云うか、頭を抱えたくなるような方向へ思考が走ることがあるんですが  咄嗟に否定します。
が、楊過が親の仇を討つといってるといわれ、結局絶情谷での出来事から、郭靖・黄蓉の首と引き換えに絶情丹を手に入れなければ、楊過の命があと数日しかもたないことまでを話してしまいます。

そんな立場に置かれて、郭靖の命を救ったことは、自分の生きる可能性を捨てたということ。
驚いた黄蓉、また考えた末、楊過には絶対に内緒と、小龍女に一つの方策を授けます。
それは、楊過と協力して、今回の金輪国師の襲撃を退け、郭靖と襄陽城を守ってくれたら、引き換えに自分首を渡すというものでした。

「そんなことは出来ません」
驚き、否定する小龍女。
それを、黄蓉がなおも説得しようとしたところへ、お母様どうしましょうと郭芙が泣きついてきます。
聞けば、黄蓉たちが深刻な話をしている最中に、武兄弟と郭芙は大喧嘩。売り言葉に買い言葉が重なって、ヤケを起こした武兄弟は、決闘だと襄陽城外へ出て行ってしまったと云うのです。

この非常時にぃ~と腹を立てた黄蓉母さん、民のための怪我なら同情もするけど、自分達が勝手に殺しあうなら自業自得と言い捨てて部屋を出て行ってしまいます。
(そりゃま、対してよくもしてやらなかった楊過が、命がけで尽くしてくれてるのに、手塩にかけた弟子達がこれじゃ見捨てたくなる気持ちはわかるけど、郭芙はショックかも(^m^)

しかし、考えてみるとこの郭芙、武兄弟のどちらもがに恋してるとか云うわけじゃなくて、武兄弟の両方に好かれてる自分が好きなんじゃないんですかね?

と云う頃、決闘の場を探して城外へ出た武兄弟は、偶然にも、そこへ来合わせた父の武三通と再会します。
はいいケド、キミたち、お父さんに向かって一陽指を発射しないように。
てか、お父さんが行方不明になた時は、まだ2人とも一陽指を伝授されてなかったでしょうに、あれで息子と認める武三通さんってのも(^▽^;)

一方、襄陽城ではというと、頼みの郭大侠は重傷で寝込んじゃってるけど、腕利きの楊小侠が控えているからと、兵士達は意気盛ん  呂元帥はいてもいなくてもいいのね~(^▽^;)
しかし、楊過の蒙古の陣中での奮戦、もう兵士達の耳の入ってるけど、一体誰が話したんだろう? 郭家の使用人かな?
(でもって、こんな具合に、あっという間に広まるんだなきっと(笑)

楊過は、郭靖に重傷を負わせてしまった償いのためにも、残る数日の命を国と民のために使おうと懸命に努め、兵士達に檄を飛ばしたり、郭靖の部屋へ報告を兼ねて見舞いに来たり。
(で、武兄弟のことも上手に誤魔化したりしてます。こういうとき、相手が郭靖だと楽ですね~(^_^;)

と云うところへ、金輪国師来訪。
咄嗟に黄蓉を守ろうとした郭靖ですが、国と妻の体とどっちが大事と諭され、国を守らねばと自重して床へ戻ります。
……黄蓉サン、これが賢夫人と云うものなんでしょうが、少女時代と比べると、変わったもんですな~。

と云う夫婦の様子を見ていた楊過、俺に任せろと、単身、金輪国師に立ち向かいます。
が、これがね~金輪が輪っかを手にしてないせいもあるんでしょうが、なかなかいい勝負。
で、郭靖暗殺を謀っていたころは表情が暗かったんですが、この段階では、きりっとしたいい表情を見せてます。段々、颯爽としてきてますし。

で、小龍女が尼摩星(じませい)瀟湘子(しょうしょうし)の2人を相手にしているのを見ると、そちらへ助太刀に回ったり。
(小龍女サンは、この段階からもう、双剣使いっぽいですな)

その間に金輪国師は、郭靖出て来い、出てこないと、全部燃やしてしまうぞと、あちこちに放火活動 (~_~;)
炎は、まるで油でもまいてあったように、あっという間に広がります(爆)
(それを見つけた小龍女の、「楊過、燃えてるわ」って口調が、子供っぽくって妙に可愛かったです)

そのころ、部屋に残った郭靖は、何が起こってるんだ、なぜ燃えてるんだと、あたふた。
楊過が部屋へ飛び込んできて、火事になってるから避難してといい置いて出てゆこうとするのに、
どこへ行くんだ何をしようとするんだまだ怪我も癒えていないお前をいかせられるかと、句読点も忘れるほどの狼狽振り(ウソです(~_~;)
  って、郭靖の価値順位って、1、楊過 2、国と民 3、妻子 ってなってるのか(^▽^;)

そんな郭靖に邪魔されながら、なんとかおじさんを守らなきゃと部屋を見回した楊過、ふと思いついて、郭靖の冑とマントを手に部屋を出て行き、手頃な死体を物色してそれを着せると、身代わり郭靖の一丁上がり~♪
これを背負って、屋根の上から小龍女たちが戦っているところへ行き、
「あっ! これは拙い。郭大侠、逃げましょう」
わざと大声で云って、尼摩星たちをひきつけます。
しかも、追いかける尼摩星たち、途中で金輪国師を見つけて、誘ってくれるんだから、囮作戦大成功 \(^o^)/

一方、どこへ行くんだそんなものを持ち出して何をしようとするんだ楊過楊過と、あたふたオロオロしていた郭靖は、
「大丈夫よ、靖さん。楊過は機転の利く子だもの。何か考えがあるのよ」
止められても、まだあたふたオロオロぎくしゃく(笑)
で、それを止めようとした黄蓉、
「ああっ!」
「お……阿蓉、どうした!?」
「う……産まれるぅ。産婆さんを」
云われるままに産婆さんを呼んできて、その産婆さんを押しのけんばかりの勢いで、
「阿蓉、がんばれ! 阿蓉、いきめ! フッフッハー」
炎の中での、どぅいちゃん言うところの世紀の立会い出産の始まりと相成りまして、
ほどなく郭襄誕生。

で、もう1人いますよといわれて、郭靖がまた産婆さんを押しのけんばかりにしたところへ、焼けた梁が落ちかかってきます。
と云うところへ都合よく飛び込んできた小龍女ですが、それにしても、あんなモノを蹴飛ばして、よく火傷したり、ふわふわの裳裾に火が付いたりしなかったこと(^▽^;)

そんな小龍女に娘を託した郭靖は、また黄蓉の足許にしゃがみこんで、
「阿蓉、頑張れ! 阿蓉、いきめ!」
と云うシーンを見てしまったせいで、小龍女のアタマには、出産に対する過った価値観が刷り込まれてしまった  ということは、あったとかなかったとか(笑)

と云う頃、ダミー郭靖を背負った楊過は、襄陽城下  と云っても、中国での○○城というのは、必ずしもお城が建ってるわけではなく、街ひとつを大きな壁で囲って『城』と称したと云うのが、ざっくりとした説明  まぁ、間違ってたらまた、八雲幇主が教えてくださるでしょ(って、あてにして~(^^ゞ
その襄陽城下を駆け回って、金輪国師たちを引きずりまわしておりました  って、襄陽に入ってまだ2日くらいだし、街の中を見て回る時間なんて無さそうに思えたんですが、かなり、カンもいいわけなんですな。

(途中、座り込んでハーハーやってて、向こうから来る金輪の姿を見かけ、わっ! つって走り出すシーンもあって、そこ、割と好き(笑)

ですが、ついに金輪国師、尼摩星、瀟湘子の3人に追い詰められ  と見るや、
郭靖をやるよと、ダミーをポイ-☆
3人がミニクイ手絡争いをしているうちに、さっさと逃げ出します。

そうして、ようやく贋物をつかまされたことに気付いた金輪国師が、
郭靖、そこにいたか、覚悟しろなんて、楊過を誘い出すための下手な芝居をしているのを、身を潜めた軒下からニヤニヤしながら見物。

23-1
(ここの楊過の表情が好き♪)

が、それでは埒が明かぬと見た金輪国師、今度は、「楊過、そこにいたか、覚悟しろ」ヾ(--;)ぉぃぉぃ
この人もやることが、いい加減ワンパなんだよなぁ(~_~;)

が、そのワンパに引っかかる素直な人もいるわけで~
赤ちゃん抱えたままの小龍女が、金輪国師と戦い始めたのを見て、
「姑姑、俺はここだよ!」
楊過も姿を見せます。

23-2

で、郭襄を抱えながらの『玉女素心剣法』となるわけで、戦う場所が広い分、宙を飛んだり剣を飛ばしたりと、さらにグレードアップしてますが……産まれたての赤ちゃん、そんな風に振り回したら、死にますって ヾ(^o^;

「いい子。泣かないのよ。あのお坊さんの輪っかを見せてあげるから」
いや。見せてもらっても、嬉しくないと思いますが~(~_~;)

「郭おばさんの子供?」
「そうよ!」
「男、女、どっち?」
「……女の子」
って、戦闘中に余裕と云うか、呑気なカップルですが(笑)
それを耳にした金輪国師、
「郭靖の娘か。使える~」
……………………この人はもう! (~_~;)

そんなところで、
「楊過、この子を連れて絶情谷へ!」
小龍女が郭襄を投げて寄越したものだから、さすがの楊過も一瞬
「?」
というわずかの隙に、金輪国師の投げた輪が、郭襄をさらって行こうとします。

奪い返そうとする楊龍と、妨げようとする金輪国師。
一瞬の争いに勝利を得たのは  なんと、横から登場した李莫愁でした。
李莫愁姐さん、何だってこんなときに襄陽に登場したかは謎、と金庸先生も原作に書いておられますが、これ読者から突っ込まれるのがイヤだったんだな、きっと(笑)

と云うところで、またまた恐ろしく長くなりそうなので、遺憾ながら、またまた前後編とさせていただきます m(_ _)mペコ


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コメント

金輪との決闘の時の玉女素心剣法は良かったけれど…あの戦闘状態であんな呑気な会話をするなんて(^▽^;)やっぱり楊過と小龍女らしいな~って思ってしまいました。お互いしか見えてない二人、好きですね(笑)

「泣かないで、いい子だから今からあのお坊さんの輪っか見せあげる」って言う小龍女のセリフなぜか私は妙に笑えました。(あんなモノ見たって赤ちゃんは嬉しくないですよね)

楊過と小龍女との間に赤ちゃんが生まれたら「小龍女はあんな感じであやすのかな~」って想像しちゃいました(^▽^;)


PS 今回、楊過と小龍女ツーショットの画像を載せてましたよね?気に入ってしまいまい私のケータイの着信画面にしてしまいましたf^_^;勝手に拝借てすみませんm(_ _)m

由香さんへ

はい。本当に呑気なカップルです。
でも、あのシーンはなんだか、可愛いから許す(笑)

>あんなモノ見たって赤ちゃんは嬉しくないですよね

ねー。
もし、見て喜ぶようだったら、将来の武芸の達人……
それもまた、怖いものが……(~_~;)

> 楊過と小龍女との間に赤ちゃんが生まれたら「小龍女はあんな感じであやすのかな~」って想像しちゃいました(^▽^;)

ありそうですね。
息子を抱っこしながら、
「いい子ねー。父さまの黯然銷魂掌を見たい?」
「龍児。チビは、そんなものを見ても、喜びゃしないよ」
「え? そうなの?」(真顔)
な~んて(笑)

>楊過と小龍女ツーショット

いえ、いえ。
他にも気に入ったのが載ってることがあったら、どうぞご自由にお持ち下さい。

あと、このあたり↓で、何かありませんかしらね
http://tieba.baidu.com/%D1%EE%B9%FD/tupian/view/2

>しかし黄蓉サン、臨月の体で屋根の上に立たないよーに

言えてる!郭襄たち、お腹の中で踏ん張ってたのかしら、と思うと、生まれる前から結構な試練にあってたんだねぇ(^^;)

>しかし、考えてみるとこの郭芙、武兄弟のどちらもがに恋してるとか云うわけじゃなくて、武兄弟の両方に好かれてる自分が好きなんじゃないんですかね?

同感です。
この後の話ですが、郭靖が何故自分を叱るのかが分からないコトからして、自分のことしか考えてませんもんね。

>キミたち、お父さんに向かって一陽指を発射しないように。

そうそう!何だってそんな危ないことするかなー。手加減してるからいいのでしょうか。未熟と紙一重な気も…(^^;)

>途中、座り込んでハーハーやってて、向こうから来る金輪の姿を見かけ、わっ! つって走り出すシーンもあって、そこ、割と好き(笑)

私もこのシーン好き(^^)
いずれ疲れ知らずの達人になるんでしょうけど、今の段階じゃこうなのねって感じで、何か素人っぽいところが、妙にいいです。

>李莫愁姐さん、何だってこんなときに襄陽に登場したかは謎、と金庸先生も原作に書いておられますが、これ読者から突っ込まれるのがイヤだったんだな、きっと(笑)

李莫愁姐さん、何しに来たの?と思ってたんですが、原作者にも謎だったのかー!!(爆)

ふく*たま さんへ

>郭襄たち、お腹の中で踏ん張ってたのかしら、と思うと、生まれる前から結構な試練にあってたんだねぇ(^^;)

で、産まれたら生まれたでアレですからねぇ。
よく無事に成長したもんだ――てか、根性のある赤ちゃん達です(^_^;)

>この後の話ですが、郭靖が何故自分を叱るのかが分からないコトからして、自分のことしか考えてませんもんね。

そう、そう。何から何まで――ですもんね。
本当に、困った娘さんです。
しかも、状況が状況だけに、他人の命を危険にさらすし(-_-;)
あれで本人だけが無傷って、なんか理不尽な気がします。

>何だってそんな危ないことするかなー。

ねえ。
他に、親子だって証拠立てる方法が無いわけじゃなし。
万一、お父さんに怪我をさせたら、どうする気だったんだろう?
(てか、そういうことを考えないのが武兄弟?(~_~;)

>私もこのシーン好き(^^)
>いずれ疲れ知らずの達人になるんでしょうけど、今の段階じゃこうなのねって感じで、何か素人っぽいところが、妙にいいです。

あら!
なんだか嬉しいな(^_^)
これからまたどんどん格好良くなってゆくんですが、その前の、ちょっとコミカルなところと、成長途中の初々しい感じが良いですよね。

>李莫愁姐さん、何しに来たの?と思ってたんですが、原作者にも謎だったのかー!!(爆)

そうなんですよー。
もしかして、書いてたら不意に李莫愁姐さんが現れて、
(小説ではたまに、そういうことがあります(^_^;)
金庸先生、ビックリされたかも(爆)

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