秋水長天

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神侠侶 第23集~第24集(後編)

小龍女が赤ん坊を抱いていたことから、楊龍2人の子供と勘違いした李莫愁姐さんですが……
ひょっとして、このアネさん、子供は十月十日たたなきゃ産まれないってコトも、ご存じないってことは、あり得ますかね?
(原作の方はともかく、ドラマでは英雄大宴の直前あたりで、一戦交えてるもんなぁ)

さて、



これが2人の子供なら『玉女心経』と引き換えに出来ると、郭襄を奪った李莫愁(って、発想が金輪国師と一緒なんですケド~ ヾ(^o^;
それは俺の子供じゃないという楊過の言葉に、他人の子供に、そんなに必死になるはずが無いと、まったく耳を貸しません。
義とか恩とかで、他人の子供を我が子より大事にするケースってのは一杯あるんですが、李莫愁姐さん、江湖を渡って長いのに、そういうこともご存じなかったわけか~。
(そういえば、友達とか居そうもないもんな~)

と云うわけで始まりました、やはり郭襄を人質に、郭靖をなんとかしたい金輪国師と、郭襄を取り戻そうとする楊過との間の、三つ巴の争奪戦。
で、逃げる李莫愁を負って、一気に襄陽城外へ出る3人ですが  あんた達の軽功って、郭おじさんより凄くないかい? (^_^;)

24-1
高い塀なんてひとっ飛び(笑)

そのころの小龍女さんは、李莫愁の投げた『氷魄銀針』を避けたために、一歩遅れ。
で、これが楊龍二人の運命を、さらに大きく狂わせることになるんですが、それはひとまず置いておいて、

こちら、戦闘中の楊過、金輪、李莫愁。
1人が赤ん坊を奪い返し、一旦眼前の敵を退けて引こうとすれば、残る1人が邪魔をする  と云う状態の中で、咄嗟に頭を働かせた楊過、
「師伯、俺が戦うから、赤ん坊を頼む」
李莫愁が赤ん坊を抱いていれば、金輪がそちらを攻撃すると踏んで、郭襄を渡します。
そうして、郭襄たちを守って戦いながら、逃げながら(李莫愁の銀針も躱しながら)共に洞窟へ。

一方、2人を追い詰めたと思った金輪国師、追いついてきた尼摩星とともに、狸よろしく煙を送って2人を燻し出す作戦。
(しかも金輪国師が「ウサギが3羽」なんて曖昧な云い方をするものだから、尼摩星は、隠れてるの郭夫妻と楊過だと思ってるし)

このままでは郭襄が窒息死する! と焦った楊過、李莫愁の一言にハタと閃き、ここへ入るときに李莫愁が投げた銀針を、針先を上にして植えなおし、
「あっ! 裏の方に出口がある」
(尼摩星ばかりか李莫愁まで引っかかりかけたのには、ちょっと笑えました)

さらに、金輪国師を引っ掛けるために、李莫愁と仲間割れした殺しあったという演技。
(ここ、中国語音声ではちょっとわかりませんが、吹替え版では、台詞が力一杯、棒(笑)

さすがにこれには引っかかった金輪国師、足の裏に思い切り、氷魄銀針をつきたててしまいます。
で、慌てて外へ飛び出して、毒を抜こうとしたところへ尼摩星がやってきたもので、慌てて取り繕って、
「やけに静かだ。煙で気でも失ったかな」
と、尼摩星を洞窟の中へ ヾ(--;)ぉぃぉぃ
これ、自分だけ怪我したのが悔しいからかと思ったら、尼摩星に蒙古第一勇士の地位を渡さないためだというんですから、どっちにしてもオジさんセコすぎ(^▽^;)

というか、金庸先生の描かれる悪人って、大体がこの手の、人間味があるといえば聞こえはいいですが、どこかセコいタイプの方が多いみたいですね。
(だから、血刀老祖サマが悪人ではピカイチになるのか……)

で、裸足の尼摩星の方が、よりダメージが大きかったんですが、この野郎よくも  ってんで金輪国師に襲い掛かり、死闘を演じた挙句、二人揃って崖の下へ。
なんとか助かったんですが、もう、両足は使い物にならないなと云うことで、命だけでも助かるために、近くの岩を使って足を切断します。
(で、気絶しちゃったのを止血して手当てしてやるって、金輪国師もいいトコあるじゃない)

こうして、首尾よく2人を追い払った楊過、
(わざわざ李莫愁を近くへ呼んで「作戦成功♪」ってあたりが(^m^)
郭襄を人質にとられているため、やむなく、当面は李莫愁に従うことを約束します。
で、さっさと郭襄を連れてゆこうとする李莫愁に、
「その前に、乳を飲ませてやれよ」
「な……! お前……私は処女だよ。乳が出るはずがないだろう!」
「だ、か、ら、どこかで乳を探そうって言ってるんだ。誰も、師伯に出せなんて言ってないだろう」
とか云いつつあの口調は、まず間違いなく、嫌がらせですな(笑)
しかも、
李「米じゃだめかね?」
楊「歯が生えてないだろうが」
李莫愁姐さん、推定40歳前後(?)楊過、19歳(数え年)。これじゃ、どちらが大人やら(^▽^;)

そうして、近くの村へ乳をもらいに出向きますが、そこは蒙古軍の略奪にあって、悲惨な有様。
2人は蒙古軍への憤りを胸に、山へ戻ります。
(普通の略奪は収穫と一緒だから、あそこまでひどくやらないでしょうが、あの場合は、蒙古に逆らうとこうなるという見せしめもあって、余計に酷くしたのかしらね。特に、ドラマ上の蒙古は悪役でもありますし)

で、何とかして乳を探さないと、本当に飢え死にしてしまうと、さすがの李莫愁も心配し始めたころ、突如、豹が出現。
咄嗟に、あれは牝だと見て取った楊過、捕まえて、縛り上げて、郭襄の乳母代わりにします  って、ぱっと見ただけで、よく牝だってわかったこと。
でもって、キャッチアップ放送のときに見てた父が、
「腹こわすぞ」
ボソッと言ったんですが、それ以前に、旧暦の10月下旬って、豹の子育てシーズンでした?
……というのは、ひとまず置いておいて。

李莫愁と郭襄を洞窟で休ませ、自分は外の木にロープを張って寝ていた楊過、身身に届いた何とも言えない不思議な声に心を引かれ、声の方へと向かいます。
と、そこに居たのは、奇妙な格好の巨大な鳥。
それが、これまた巨大な蛇を相手にしているのを見て、
「兄、手を貸そうか?」
飛び出していって、蛇を一刀両断にします。
(と、ここでようやく、タイトルロールの神の登場なわけですが)

そうして、しげしげと見詰め合って、

choukeito

どうやら楊過が気に入ったらしい神、楊過の服を引っ張って、とある岩屋へ案内します。
で、神の飼い主である達人が隠棲してるのかと、入り口でご挨拶している楊過の頭を(肩だったかしら)、はよ入らんかいといわんばかりに、翼でばさっ-☆
兄も、意外にお茶目だったんだぁ(笑)

その岩屋の中の墓に刻まれた独孤求敗と云う名に強く心引かれた楊過、あまりに強くなりすぎたがゆえに、ついには戦う相手もなく、神のみを相手に、この岩屋で孤独な晩年を過ごした古の達人に思いを馳せ、自分が遅く生まれたために、この達人の勇姿を目にすることが出来なかったのを残念に思います。
そうして、郭襄を取り戻して無事に郭靖たちの手に返し、小龍女に別れを告げたら、もう一度、この岩屋へ戻ってくることを約して、神に別れを告げます。
が、それにしても兄と楊過、初対面でお互いにこうも引き付けられるって、これはもう、前世からの因縁か何か?

ともあれ、こうして李莫愁たちがいる洞窟へ戻った楊過に、李莫愁が、の誰かが怨霊みたいな泣き声をあげてて、眠れやしないと文句を言います。
で、様子を見に行くと、泣いているのは武三通。
カミさんは自分の身代わりで死んだ上、ようやく巡り会った息子2人は、一人の女を巡って殺し合い。儂の前世は大悪党だったのかと、自分の不幸を嘆いた上、近くの岩に頭をぶつけて自害しようとします。

咄嗟にそれを止めた楊過でしたが、息子さん達と一緒に育ったといいかけた途端、じゃあ、そそのかしたのはお前かと、襲い掛かってくる武三通  この人もアタマが柯鎮悪化してますな。
最初に見たときゃ、何だってここの世界の人間は毎度毎度、挨拶代わりに手合わせを~と、つくづく呆れたもんです。

その武三通を武芸で制して、なんとか説得して、誤解を解いたところで、やって来たのは武兄弟。
どちらが死んでも決闘のことは郭芙に内緒。生き残った方が、母の敵討ちと父親と郭芙のことを引き受けると云う約束で、早速戦いに入ります。
が、同じ師匠に、同じ期間同じ教えを受けてるもので、腕も互角。ついに、双方共に傷を負います。

それを、今日止めても、明日また殺しあうしと、泣きながら見ている武三通を見かねた楊過、
「息子さんたちの心を傷つけることになるけど、いいかな?」

2人の前に出て行って、郭芙と自分はとっくに許婚の間柄なんだから、今後郭芙に近付くことは許さないと宣言、
「郭おじさんは俺のことを気に入ってるだろ? でも、郭おばさんは、も~っと俺のことを気に入ってるんだ」
ってこれ、最近の黄蓉の言動を見れば、武兄弟にとっては、ものすごく説得力のある意見ですよね。

と云うわけで、楊過のウソを真に受けて、郭芙をあきらめることにした武兄弟でしたが、そこに喜んだ武三通が飛び出してきて、楊過に向かって、ありがとう、ありがとうと頭を下げちゃうものだから、全てがぶち壊し。
この人の頭も郭靖並みだったわけなんですね~。
まったくもって、困ったおいちゃんだ(~_~;)

やむなく楊過、婚約の印に黄蓉が伝授してくれたのだと『打狗棒術』『玉簫剣法』から『弾指神通』までを使って武兄弟を完膚なきまでに打ち負かし、今後、郭芙には会わないことを約束させます。

24-2

が、そこへ運悪く来合わせたのが、赤馬で後を追ってきた小龍女。
岩陰に隠れて、この一切を見聞きし、こちらも楊過のウソを真に受けて、楊過が郭芙と婚約して自分を捨てたと思い込んでしまいます。
そうして、泣きながら襄陽に戻って、朱子柳さんに楊過の居場所を言って、
「早くこの馬を届けて。楊過が死んでしまう~(ToT)」
てコトは、楊過があと数日しか生きられないってことを忘れたわけではなさそうなので……
そうすると、何だってこういう考えになったのか、この人の頭の中もかなり不可解デス。

してまた楊過がね、情花の毒で鼻がバカになってたのか、はたまた戦う方に熱中してて気が付かなかったのか、
「姑姑!?」
って気付いたの、小龍女が立ち去った直後だったんだものね~。
まったく、間が悪いったら(~_~;)

で、こちらもまた間の悪い武の親子。
現在の3人に取っての一番の大事は、母であり妻である武三娘の仇である李莫愁を探し出して、討ち果たすこと。
そのためには、地の果てまで  と気炎をあげたところで、目の前の洞窟から、探しに行かなくてもここにいるよと、李莫愁が登場。
小龍女を探しに行っていたらしく、一足遅れた楊過が追いついたときには、とっくに戦闘が始まっておりました。

で、郭襄を傷つけたくない楊過が、李莫愁に師伯と呼びかけたことから、アタマが郭靖&柯鎮悪ミックスな武三通は楊過を敵視。
聞く耳を持つどころか、李莫愁の抱いている赤ん坊が郭靖黄蓉夫妻の子供であることを言うヒマも与えてくれません。
楊過が止めるのも聞かず、一陽指で手傷を負った李莫愁が、洞窟へ逃げ込んだのを、嵩にかかって追い詰めようとします。

が、そこから飛び出して来たのは、一頭の豹。
背に乗った李莫愁が投じた氷魄銀針は、それぞれ、息子たちの肩と足に刺さります。

その毒を吸い出そうとする武三通を、点穴して止める楊過。ですが、
「頼む、楊兄弟。儂に息子達を助けさせてくれ」
武三通に泣かれ、
自分も父親が生きていたら、こんな風に自分のことを思ってくれるのだろうか? 
だったら、あと数日の命、この父親のために捨ててやってもいいじゃないか。
思い定めた楊過、武兄弟の毒を吸い出し、馬を引いてきた朱子柳の目の前で、気を喪って倒れます。

はたして、楊過の運命は  と云うところで、以下次週。

やっぱり、予想通り長くなりました。
読んでくださった方、お疲れ様でした m(_ _)mペコ


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Comment

 

李莫愁にお乳の事ワザと言ってますよね (^w^)なんだか楊過もニヤニヤして言ってたような気もする…

わざわざ李莫愁を呼びつけて「作戦成功 ♪」って言うところ私も好きです。「何を言うのかと思えば、たったそれだけかい?」っていう顔した李莫愁もイイですね(笑)

洞窟で赤ちゃんをあやす李莫愁は完全に母性本能開花!っていう感じでしたよね意外な一面にほのぼのしました( ̄∀ ̄)李莫愁も一途に愛してくれる人の赤ちゃんを産んでたなならあんな感じだろうな~

小龍女が楊過のウソ話聞いて私は捨てられたって思って涙を流すところで「武兄弟の事はイイから早く小龍女に気付いてよ!」って思っちゃっいました。純粋な小龍女にとってこれはかなりキツいウソですよね(-.-;)
小龍女かわいそう
(;_;)

PS画像の件ありがとうございますm(_ _)mありがたく使わさせ頂きます。それと早速リンクして楊龍の画像探してますね。

  • posted by 由香 
  • URL 
  • 2010.09/26 11:43分 
  • [Edit]
  • [Res]

由香さんへ 

お乳の件も「作戦成功♪」も、どちらも、イイ性格してますよね、楊過、って感じですが、
そういうところまで魅力にしてしまうあたりが、何ともはや……(^_^;)

>李莫愁も一途に愛してくれる人の赤ちゃんを産んでたなならあんな感じだろうな~

情は深いですからね、李莫愁姐さん。
陸展元と結婚できてたら、以外に良妻になったかも知れませんね。
(刺繍も上手いし)
陸展元、なんだって李莫愁姐さんを振ったかな~。

>小龍女かわいそう

これについての、ワタクシの意見は、↑の二次小説で(笑)

>画像の件ありがとうございますm(_ _)m

どういたしまして(^^)
他にも、いい画像が見つかるといいですね。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2010.09/27 19:16分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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