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倚天屠龍記 第15集~第16集

土曜日は午後から雪、との天気予報はいい方向に外れ、雪はうっすら積もった程度。
ですが……
やっぱり、無茶苦茶寒いです~(~_~;)
こんな日は……こちらではやはり、熱い味噌煮込みうどんですな。

というのはさておき(笑)




不在の教主の座を巡っての楊逍と五散人の争いは、楊逍が明教門外不出の秘儀「乾坤大揶移(けんこんだいない)」を発動させたことから、膠着状態。皆で一斉に内力を退こうと決めたところへ、背後からの成昆の不意打ちを受け、全員が身動きできなくなります。
でも、その成昆も、青翼蝠王こと韋一笑の必死の一撃を受け、同じように動けなくなり――ってんで、全員がその場に座り込んで、内力を練りながら回復を待つことになったんだから、これはもう、喜劇としか云い様がありませんな。

そんな中、どうやってこの光明頂に忍び込んだのか、理由を聞かなければ真でも死に切れないという楊逍の言葉を受け、いち早く回復した成昆、得々として理由を語り始めます。

それによると、成昆にこの光明頂にいたる秘密の抜け通路を教えたのは、故人となった教主の陽頂天の夫人。そうして、教主しか知らない、通路を夫人に教えたのは、当然のことながら陽頂天。
で、成昆と陽夫人は、その通路で密会をしていたというのです。

それと云うのも、成昆と陽夫人は同門の兄妹弟子で、幼い頃からの許婚。
それを欲に目のくらんだ陽夫人の親が、陽頂天からの申し入れを受け、娘を嫁がせてしまった――って、どこかで聞いた話ですな(^▽^;)

ですが、当然のことながら許婚を諦めきれない成昆は、上記のように師妹に秘密の通路を聞きださせて、そこで密会――って、楊過あたりが聞いたら、2万光年の彼方までくらい蹴りだされそうな話ですが。
だって、婚礼の以前に実行するか、婚礼の席に殴りこむかはともかくも、許婚を攫って逃げてでも一緒に添い遂げる覚悟も無く、かといって潔く諦めることも出来ず、大事な師妹に後ろめたい思いをさせつつも密会を続けるってねぇ、オトコとして、あまりに不甲斐なかぁありませんか?
(で、中国の物語では、主として男性の方が諦めて去ってゆこうとするのを、女性が追いかけて、様々な形ではありますが、添い遂げるケースが多いようです)

そんなある日、例によって二人が通路で密会をしているところを、偶然にも陽頂天が目撃。 
「乾坤大揶移」の修練の最中だったため、内気が乱れて、即死してしまいます。
それを見て、自分を大事にしてくれた夫に申し訳が立たないと、陽夫人もその場で自害。
恨み重なる陽頂天を自分の手で始末できなかったことから、さらに恨みの念を募らせた成今は、自分の手で明教を潰すことを決意。
自分の愛弟子だった謝遜が、いつの間にか陽頂天に目をかけられ、明教の教徒となったばかりか、四大護教法王の一人、金毛獅王となっていたことに、さらなる怒りと怨みを募らせ(こりゃもう、怨念の雪だるま現象ですな(-_-;)
この際なので謝遜を利用してやろうと決意。(そんな決意、せんでもいいと云うにヾ(--;)
一家数十人を皆殺しにした上、姿を消します。

で、成昆を探す謝遜は、成昆の名で人殺しを重ね、武林、江湖かの山のような恨みを買うこととなり、その恨みはまた明教へも向けられることとなったわけですが、
謝遜を諌めるために命を落とした少林寺の高僧、空見上人までが成昆に利用されてただけってのがねぇ。

しかし、それでも、このオッサン、何処まで悪辣なんだ~と思いつつ、
これでも、滅絶師太に比べりゃぁ、まだ可愛いもんだと思ってしまいましたよ、ワタクシ。
このオッサンの場合、やることは悪辣でも、まだ情や恨みに捕らわれてるだけ、人間らしいですもん。
対する滅絶師太、自分を正義と信じてこ揺るぎもしない、そのためにやることは、どれだけ残忍、非道、悪辣でも正しいと思い込んでいるあたり、あれはもう、人間じゃございません。

というのは置いておいて、

ダルパくん――もとい、説不得に入れられた袋から出られなくなっていた張無忌ですが、成昆のこの話を聞いて、怒り全開。
ぽよん、ぽよんとボールのように弾みながら成昆と戦った末、激怒パワーで袋を破り、逃げ出した成昆を追いかけます。

しかも成昆、隠し通路に火薬を蒔いて、光明頂を爆破しようとしてるので、急いで捕まえなきゃ――状態なんですが、そんな最中に楊不悔と再会。
さすがにこの2人がお互い一発でわかったのは、数日~だか数ヶ月だかわかりませんが、一緒に旅をしてたからなんでしょうな。
(しかし、不悔ちゃんも美人になりましたな)

で、その場に来合わせた、手足に鎖を付けられた侍女の小昭を、不悔が何かと間者呼ばわりして殺そうとするのをなんとかとめた張無忌、お父さんたち怪我をしたからと不悔を楊逍の元へ行かせておいて、小昭の案内で隠し通路に踏み込みます。

通路の入り口、不悔のベッドの下にあったわけなんですが、こういうことを知ってたりするあたり、なるほど小昭が楊逍に疑われるわけです。
でも、疑いつつも、それを使ってる楊逍ってのも……(ナンデダロウ?)

ともあれ隠し通路に踏み込んだ2人ですが、早速成昆に見つかり、上から石を投げ落とされるやら、インディー・ジョーンズ、失われた聖櫃(アーク)並みに丸い岩でゴロゴロ追いかけられるやら。
それを躱してなんとか逃げ込んだのが、陽頂天夫妻が亡くなった隠し部屋。例の事件の後、成昆がそのまま逃げちゃったもので、遺骨もそのままの残っております。(けど、普通は骨だけになると、人体ってバラけるものだと思うんですけどねぇ。陽教主の骨が座った姿勢のままだったのは、金蛇郎君同様、執念が残ってたのかな)

で、この間に、足を引きずり、背中には瘤に見える詰め物をし、顔には痘痕に見える皮を貼り付け……と楊逍、不悔父娘の目を逸らすために醜く作っていた小昭の変装が次々とはがれ、美人の本性が現れておりました。
(で、眸が時々碧に見えるあたりが、芸コマですな(笑)

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しかも、陽夫妻の遺骸の傍らにあった羊皮をなめしたものを、一目で「乾坤大揶移」と見分け、それも、皮の上に血をたらすと文字が浮き出るって知ってたって、タダモノじゃありませんよ、この娘。
(母上の命令で、「乾坤大揶移」を手に入れにきたって、チラッと洩らしちゃってますし)

さらに、陽教主の夫人への遺言書を見つけた2人、この部屋の出入り口が、成昆が大岩を転がして閉じてしまったものの他に、教主自らが閉じたものがあり、それは「乾坤大揶移」の第七段までのを習得したものにしか開けられないことを知ります。
だったら、とっとと修行に入ればいいのに、張無忌ったら、何を愚図愚図~~と思ったら、第七段まで習得できるのには、数年かかると思ってたんですね、この坊ちゃん。
で、水も食べ物もないし……と絶望する張無忌を慰めた小昭、ダメもとで修行してみればと勧め、張無忌がそれに従ってみると……
早っ!
あっと云うまに三段目、一気呵成に七段目。張無忌が云うには、要訣の根本が「九陽神功」に似てたということなんですが、
いくらなんでも、ご都合主義が過ぎるでしょとも思うんですが、まあ、モノが娯楽作品ですからねぇ。
(それに、光明頂に危機が迫ってますし)

と云うことで、「乾坤大揶移」を使って門を開け(下半分くらいしか開かないところが、らしくていい(笑)無事に隠し部屋を脱出した2人、
出口は山から離れた森の中か何かだったらしく、緊張感もなく浮かれてますが、
光明頂への総攻撃が近いこと、成昆が火薬を蒔いていたことを思い出し、慌てて駆けつけます。

が、それにしても張無忌、小昭の鎖を外してやろうとするシーンが2回もあるんですが、どちらのときも、中央の平らな板みたいなところばかりを引っ張ってるんですよね。
そうじゃなくて、枷と鎖のつなぎ目の部分とか、鎖のわっかになった部分とか、いくらでも責めどころはあると思うんですが、
(鍵で開けられるくらいですから、その辺なんか脆くないかと思いますし)
やっぱり、ボンヤリさん、なのかなぁ(^▽^;)

あと、途中で危機に際して五散人たちと心を一つにした楊逍が、神に対して祈りを捧げるシーンがあったんですが、
ああ、そうか、この人たちって明教の信徒だったんだと、認識を新たにした一方、なんかこう、かなりの違和感を感じました。
演出が妙に舞台的だったこともあるんでしょうが、なんか全員、独立独歩で、神仏よりも自分を信じて生きてるぞって、そういう感じを受けてたせいでしょうか(笑)

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コメント

師妹と密会だなんて、成昆も男らしく無いなぁ(-o-;)なんて思ってしまいました。本当に心底愛してるならどんな手を使っても愛の逃避行をすればいいのに…
やっぱり成昆も自分の地位とか体裁とか色々と考えちゃったんでしょうか。でもそんな事考えたら密会もしないもしないだろうし…やっぱり単に、逃避行する勇気がないだけだったのかな

張 無忌って優しい性格なんだろけど美人だとわかると余計優しいですよね
小昭ちゃん怪しいのに無忌ったら優しく接しているし…
お母さんの死に際に言った言葉をちゃんと理解してるのかな?もしかして、本人は気をつけてるつもりとか?

あと、あの陽頂天夫婦の白骨化した遺体を旦那が見て「普通時間が経てば骨って崩れるだろ」って突っ込んでました(^▽^;)私はアレを見て理科室の模型を思いだしてしました…

由香さんへ

>師妹と密会だなんて、成昆も男らしく無いなぁ(-o-;)なんて思ってしまいました。

でしょ!!!
謝遜の師匠なんだから、追っ手から自分と師妹を守りきれる腕も持っていそうなのに。
まあ、結局は、誰もが楊過のようになれるわけではない、ということなんでしょうね。

>張 無忌って優しい性格なんだろけど美人だとわかると余計優しいですよね

そう、そう。
結局は、単なる面食いだったのか、この子は……と(~_~;)

>お母さんの死に際に言った言葉をちゃんと理解してるのかな?

全っ然、してませんね~。
お母さん、息子のこの性格を見越して釘を刺したのかもしれませんが、
折角の遺言、役に立ってませんな (-_-;)

>私はアレを見て理科室の模型を思いだしてしました…

あはは……。
ありましたね、そういえば~。
小学生の頃は、アレが結構怖かったですが。

>オトコとして、あまりに不甲斐なかぁありませんか?

同感です。
そんなに師妹が諦めきれないんなら、かっさらって逃げればよかったんですよねぇ!師妹だって望んでたかも知れないのに。

>不悔ちゃんも美人になりましたな

ですね(笑)
なのに、無忌は不悔ちゃんに恋愛感情は抱かないんですね。妹として見てるから?

>なるほど小昭が楊逍に疑われるわけです。

小昭が地下にやたら詳しいことに、無忌も少しは疑問に思えよ、と見ていて思いました(^^;)

>タダモノじゃありませんよ、この娘。

うんうん。そんで、何でそんなこと知ってるんだ、と小昭を問いつめない無忌も、お人好しなんだか、ぼんやりさんなんだか・・・(^^;)

>ああ、そうか、この人たちって明教の信徒だったんだと、認識を新たにした一方、なんかこう、かなりの違和感を感じました。

同感です。
何だか、とってつけた感じでしたね、あのシーン。
ああいう集団って、教主=神だと思ってたんですけど、神は神でちゃんと存在したのね(^^;)

ふく*たま さんへ

>無忌は不悔ちゃんに恋愛感情は抱かないんですね。妹として見てるから?

と云うより、不悔ちゃんに、お兄ちゃんとしてしか見られなかったから、みたいです。
これが、不悔ちゃんにも男性として慕われてたら、おそらくヨメ候補に加えてたんじゃないかと(^▽^;)

>小昭が地下にやたら詳しいことに、無忌も少しは疑問に思えよ、と見ていて思いました(^^;)

ですよね~。
しかし、小昭も、アレだけ詳しいということは、かなり地下探検をして歩きましたな。

>うんうん。そんで、何でそんなこと知ってるんだ、と小昭を問いつめない無忌も、お人好しなんだか、ぼんやりさんなんだか・・・(^^;)

ぼんやりさんの方に一票(笑)
とにかく、美人には甘いですね~。

>何だか、とってつけた感じでしたね、あのシーン。

原作には、欠片も出てこないシーンでしたからね~。
ホント、かなり無理があった感じでした。
(しかも、その音頭をとってたのが楊逍ってのが、さらに(^_^;)

>ああいう集団って、教主=神だと思ってたんですけど、神は神でちゃんと存在したのね(^^;)

なんですね~。
明教ってのは、確か拝火教からきてたから、そうすると、神様ってアフラ・マズダ?
なんにしても、似あわねー……って感じです(^▽^;)

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