秋水長天

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大民帝国 朱元璋 第1話~第2話

↑と云う番組が、13日からチャンネル銀河で始まりまして、

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丁度『倚天屠龍記』の方でも、朱元璋が本格デビュー(?)したところだし、こ~れはタイムリー♪ と思ってチャンネルを合わせてみたら、
これが、なかなか見応えがございました。

話の展開も、まずは伝説――というか、朱元璋についてちょっと調べると出てくる逸話通りみたいですし、
少年期の重八も悪くなかったねど、成長してからの重八も、なかなか好感の持てる顔立ち――と思って見てたら、なんと胡軍さんでした(^▽^;)
(レッド・クリフで趙雲を演じた方です。武侠ドラマに縁のない読者の方へ)
坊主頭にしてると、わからないものですねぇ(^^ゞ

胡軍さん
え? これならわかる?

で、胡軍さんが、何故坊主頭なのかと言いますと、


時は元朝末期。
最後の皇帝となる順帝・ドゴン・テムールは、すっかり漢化されてしまっていて、政治には興味なし。折からの大干ばつもあり、国内は乱れに乱れております。

と云う頃、淮西の貧しい農民、朱五四の息子に、重八と云う少年がおりまして、牧童仲間で子分――というか、弟分に当る少年達を集めて皇帝ごっこ。
(このころから徐達(じょ・たつ)がいるのに、思わずニヤリ)
と云っても、ご馳走といえば饅頭とお焼きくらいしか知らない、皇帝の仕事といえば、ご馳走を食べて昼寝をするくらいと思ってるのが、いかにも~って感じで可愛いんですが、
同時に、腹を減らした弟分たちのために、独断で自分が番をする牛を殺して肉を分け与え、一人で罪を被って半殺しにあうという、義侠心の持ち主でもあります。

その同じ日、父の五四は苛酷な税の取立てに遭い、子供たちが飢え死にしても、これだけは――と残しておいた最後の種籾まで取り上げられ、絶望して首をくくってしまいます。
その葬儀の費用を作るため、兄の重二は自ら奴隷となって売られてゆき、重八は寺へ入れられますが、得度の印の灸を据えようとすると、なぜか火が消えてしまうため、僧侶にしてもらえず、下働きのまま。
(このあたりが、なかなか運命的)

そうして成長した重八、元軍に寺を焼かれ、済むところも失って、已む無く托鉢の旅に出ますが、途中、元朝に抵抗する紅巾軍の将軍で、手柄~というより賞金あさりの胡と云う将軍に、無理矢理敵の間者ということにされて、殺されそうになります。

これを救ったのが、紅巾軍元帥の郭子興(かく・しこう)と養女の馬氏。
実は重八はこの少し前に、馬氏の父で同じく紅巾軍の馬一良(郭子興の義兄弟)の処刑の場に行き合わせ、彼と彼の妻のための教を頼まれたことから、危うく元の役人の斬られそうになっています。
それでも、約束を果たさねばと、役人の刃の下でも動じなかった重八の姿に、それを密かに見ていた馬氏は、深い恩義と同時に、魅かれるものを感じていたのでした。

おかげで、郭子興の郡に拾われた重八。
その容姿と気骨になみなみならぬ者を感じた郭子興と、元々恩義を感じている馬氏は、何かと重八に目をかけるのですが、義妹である馬氏に思いを寄せる天叙(点所)は、激しい嫉妬心を抱きます。

そんな中、重八は紅巾軍の軍中で出世したかつての弟分、湯和(とう・わ)と徐達(じょ・たつ)に再会します。
が、ここで、この男(重八)タダモノじゃない、と思わせるのは……
とりあえず、兵士としては役立たず~というか、まだ未知数の重八、馬屋番をさせられてるんですが、馬を届けに行けと命じられて、酒楼でこの2人と再会するわけなんですね。
で、酒楼の中では、上座は譲らせる、紅巾軍のほかの将軍達同様、ただ飲みしようとする湯和を叱りつけて、金を払わせるわと、思いっ切り兄貴風を吹かせるんですが、
外に出て、他の兵士達の目があるところでは、きっちり、将軍と一兵卒と云う立場を守り、弟分たちの馬丁役を勤めたりもする。

ここンとこ、ヤな奴と思うか、凄いヤツと思うかは、見る人次第ですが。
私の場合、巨大な迷路のようなと後に伝えられる朱元璋の複雑怪奇な人間性――『蓋し明祖は一人にして聖賢、豪傑、強盗を兼ねたり』の一端が表されてる気がして、う~んと唸ってしまったのでした。

と、そうこうするうち、元軍との戦が始まることとなりますが、父の――と云うか、自分のところの軍の手柄を考え、同時に出撃するはずの孫徳岸の軍と元軍を噛み合せておいて、漁夫の利を得ることを画策。胡将軍(重八を殺そうとした例の将軍ね)に、孫軍が出ても動くなと命じた上、戦の中で朱重八を殺すことを命じます。

が、事態は逆に動き――
味方を見殺しにしている胡将軍をみた重八は、思わず胡将軍を切り殺し、自ら戦の中に突進。おかげで紅巾軍は勝利を収めますが、重八は上官殺しの罪で処刑されそうになります。
(しかも、そんな中でも馬氏の差し入れのお焼きを取り上げたりと、天叙はイジワルをするし(~_~;)

が、しかし、重八の将来性を見込んだ郭子興は、処刑の場で重八に剣と鎧を授けて左先鋒(って、かなり偉いんでしょうね)に任命。朱元璋の名を与えた上で、義子に迎え、さらに、義娘の馬氏と結婚させます。

婚儀を終えた後、天叙の嫉妬と仕返しを案じる馬氏に対し、とことん服従することで天叙の悪意を逸らそうと語る朱元璋、弟分たちにもそれを話し、同時に義父である郭子興に忠義を尽くそうと語るのですが……

と云うところまでが一話、二話でしたが、

ここまでで、私的に一番面白かったのは、郭子興・郭天叙の父子関係――というか、自分は賢いつもりも小才子、小人に過ぎない郭天叙に対して、なかなかシビアなお父さんである郭子興の目。
朱元璋に嫉妬する天叙に対し、あれに目をかけるのは見所があるからだが、あれは部下でお前は息子。そう、何度も言い聞かせた上で、お前もキチンと働いて、手柄を立てろって(笑)
こ~れが、ぼや~っとしてても人柄のよさだけで人が守り立ててくれる、郭靖か張無忌みたいな息子なら、お父さん、逆に心配ないのにね~と思ってしまったことでした(笑)

と云うことで、なかなか先行きにも期待できそうなのですが、
問題は、私のレビューが続くかどうか、なんだよな~(^▽^;)


大民帝国 朱元璋 オフィシャルサイト
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Comment

 

>胡軍さんが
出てるんですか!
知らなんだ…
チャンネル銀河、うちでは見れないんですよね~。
何でか解りませんが、明の時代のドラマ、
微妙~に気になります。
朱元璋好きって訳じゃないですけど(^^;

レビュー、期待してます!
  • posted by 阿吉 
  • URL 
  • 2011.02/18 20:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

阿吉さんへ 

>チャンネル銀河、うちでは見れないんですよね~。

あ、やっぱり。
そういうところ、多いんじゃないかな~と思ったら。
ウチの場合は、ケーブルテレビのオプションに入ってたので、偶々なんですけどね。

では、頑張ってレビューを続けてみます。
私も朱元璋はイマイチ……なんですが、のし上がって行く過程とか、色々興味もありますので。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2011.02/19 18:47分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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