2011/02/22 (Tue) 大民帝国 朱元璋 第2話~第3話

登場したときには、なかなか風格ありげで大人物に見えた郭子興(かく・しこう)元帥ですが、話が進むにつれて、どんどん小物化~と云うか、情けなくなってゆくような……
主人公がどんどん大きくなってゆくのと相対化されてるのかもしれませんが、何だかな~(^▽^;)

郭子興軍の左先鋒に任じられ、馬氏との婚礼を挙げた朱元璋(しゅ・げんしょう)に、早速郭天叙(かく・てんじょ)の嫌がらせが始まります。
元璋の当直時に、幼なじみで義兄弟でもあるの徐達(じょたつ)が酒に酔ったうえで、誰だか偉いさんを殴っちまったというのです。
郭天叙に徐達を罰するように命じられた元璋は、将校たちの前で、徐達を棒打ち三十の刑に処しますが、それが終ると、即座に背負って家へ連れ帰り、妻の馬氏とともに介抱。
軍の規律を破らせるか、義兄弟の仲を裂くか、という郭天叙の目論見を見事に破って見せたのでした。
(ていうか、将校たちや郭子興おとーさんの信頼は、ますます強くなったんじゃないのかな?)

と、そうこうするうち、義勇軍の元帥のうち、野心家の孫徳崖(そん・だーや)が、郭子興味の本拠地を侵すという事件が起き、意見を求められた元璋は、5人もの元帥がひしめき合って、互いに足を引っ張り合っているような濠州は発展性がないから、本拠地を他に移すようにと助言。
千の将兵を与えられて、滁陽へ出発しようとしますが、その矢先、郭子興が孫徳崖に拉致されるという事件が起きます。

知らせを受けて急遽戻った元璋は、慌てふためく郭天叙を押さえ、まずは五人の元帥の中で最大の実力者であり、人格も優れた彭(ほう)元帥(って、彭瑩玉のことかしら?)を訪れ、次の会議で郭子興味が彭元帥を淮王に推す意思があったと話して協力を依頼。
続いて、単身孫元帥府に乗り込み、濠州を譲る意思があると孫徳崖を油断させた上で、彭元帥の助けを得て郭子興を救出。

さらに、濠州を去ることとなった孫徳崖を途中まで警護して、恩を売ります。
まあ、その分ますます郭天叙の恨みと怒りを買う羽目にはなったわけですが、それにしても、こういう人の頭とか腹の中って、一体どういう構造になってるんでしょうかねぇ。

ともあれ、ますます朱元璋への信頼を深めた郭子興、自分は悠々自適の読書三昧に入りたいから、元帥の地位を元璋に譲ると言い出しますが、元璋はこれを拒否。
代わりに副元帥に任命され、義父上は、自分を後継者にと見込んでくれていると感激しますが、
郭子興が元帥の地位を譲ると言い出したの、朱元璋の忠誠心を試すためだったといいますから、このお父っつあんも食えない人です(^▽^;)
つーか、実の息子が不出来なものだから、苦労が絶えないわけなんですわな。

で、また、この不出来な息子が、不出来なら不出来で、力一杯不出来ならまだもったどこもあるんですが、中途半端に不出来な上に、嫉妬心だけは人一倍で、妙な部分にだけは小知恵が働くから、始末が悪い。
(で、肝心な、実のおとーさんの危機とかには、義弟である朱元璋の半分も役に立たないわけなんです。だったら、大人しくしてりゃァいいものを)

自分と同格の副元帥となった朱元璋が、兵三千を与えられ、新たな拠点を求めて出陣すると聞き、そんなコトをしたら、あれはそのうち、父上から独立したがります。
それより、兵を少なく与え、なるべく父上を頼るようにした方が正解ですと、入れ知恵。
これから戦に行こうとする人間に、わざと弱兵を与えてどーするんだと思うんですが、
また、それに納得しちゃう郭子興も郭子興味。
考えたら、兵隊を三千も連れて行ったら、兵糧やら武器の調達やらでお前が大変だろう。金や物資は多めに渡すから、連れてゆくのは三百人にしなさいねと、連れてゆかせることにしたのが、老兵ばっかりで構成された第3軍。
いや、老兵じゃなくて老練なんだって、指揮官とか軍師とか知恵袋とかじゃないんだから。
実際に、戦をしに行くんだから ヾ(^o^;オイオイ・・・

そんなんだったら、一兵も要りませんから、代わりに~~と朱元璋が要求したのが、徐達、湯和を初めとする牧童時代の幼馴染の義兄弟18名。
(ここで常偶春とか、見覚えのありそーな名前が、ずらすらと出てきます)

この18名で滁陽へ赴いた朱元璋、勢力を広げてゆく中、自分達の軍を見ても平然としていた李全長(り・ぜんちょう)と云う人物を見て、軍師にと望みます。

最初は申し出を断った李全長でしたが、
兵糧として確保した米蔵の米六千担のうち三千担を民に与えよという自分の提案に、朱元璋が六千担全部を民に分け与え、さらに軍規を整えている様子を見、軍師を引き受けます。
――と云っても、朱元璋自身がすごく頭がいいわけですから、教えるの、軍略とかじゃなく、人心の掌握術とか帝王学みたいな感じですが。

で、よき軍師を得て、さらに勢力を伸ばそうとする朱元璋の元へ、濠州に人質としての越した馬氏が、産まれたばかりの赤ん坊を抱いて逃げてきて云うには、孫徳崖が性懲りもなく濠州に攻めてきて、郭元帥府を包囲してしまった、とのこと。
急ぎ救援に来いという郭子興の手紙に、濠州に戻ろうとする朱元璋を、李全長は、ここにいればこそ、あなたは自立を守れるが、濠州に戻れば郭子興味の一配下。折角集めた二万の兵も取り上げられてしまうだろうと諭します。

それでも、義父の恩に叛くことは出来ないという朱元璋に対し、孫徳崖に兵と兵糧を送り、力と情を示せと助言。
それに従って、孫徳崖を退却させますが、朱元璋の助けを待ちわびていた郭子興味は、元璋本人が助けに来なかったことに失望。
ここぞとばかりにたきつける天叙の言葉を真に受け、怒りに駆られて「殺してやる!」と馬を走らせ、滁陽へ駆けつけます

で、また、間の悪いコトに、朱元璋が新しい鎧を着けて、李全長と談笑してるところへ来合わせちゃったんですね、郭子興おとーさん。
で、手っ取り早く要約していいますと、ここまで偉くなったのは誰のおかげだ!? ッてんで、夫を庇いに入った馬氏にまで八つ当たり、
元璋をムチで打つように、馬氏に命じます。

それにしても、さすがの軍師の李全長も、郭天叙の嫉妬と讒言までは計算できなかったのか、はたまた、このままでは義父への恩義と情で朱元璋が頭を抑えられたままだと思い、双方の中を裂きにかかったのか……
いずれにしても、この先どうなりますか~~と云うところで、以下次週……の予定です。

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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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