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深川にゃんにゃん横丁

深川にゃんにゃん横丁深川にゃんにゃん横丁
(2008/09)
宇江佐 真理

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本所深川、浄心寺の東、山本町と東平野町の間の、猫が多いので、通称『にゃんにゃん横丁』と呼ばれる(本来、洒落と地口の好きな江戸っ子なら、もう一ひねりした名前をつけそうですが、わかりやすいから、まあいいか(^▽^;) 小路を抜けたところの、喜兵衛店きへいだなと云う長屋の、大家(となってますが、家主じゃなくて家賃の取立てやら店子の世話やらをしてる人ですから、実際には差配さんですね)の徳兵衛、失言の多い書き役(つまり、ご町内の書記みたいな)の富蔵、指物師の女房で、町内のご意見番、夜は一膳飯屋の『こだるま』の手伝いをしている、働き者のおふよ・・・。この、幼馴染の3人のご老人を中心にした、喜兵衛店の住人の哀歓を描いた短編集。

ここのところ、内容的や物理的に重い本(笑)を読んでたので、ちょっと軽い読み物を~と思って、借りてみました。
感じとしては、宮部みゆきさんの『初ものたがり』とか、『ぼんくら』とか、そっち系に似てるかな。
ただ、キャラのインパクトも、それほど強烈じゃないし、江戸情緒と云っても、江戸ものを読みなれてる人には、「へぇ~』と感心するほどのものもない、
ホントに軽い――というか、量的にもサラッと読めるし、あとに“ずしっ”とか“ガツン”とか残るもののない、気楽に読める本でした。

わからずやの親父をやりこめる、おふよさんの啖呵は気持ち良かったですが(笑)

ただ、登場する人が、ほとんど皆善人なので、あと味は悪くないですね。

で、特筆すべきは、各章の扉に、柴田ゆう さんの可愛らしいネコのカット(ちょっと重たい結末の『雀、蛤になる』だけは貝の絵)が描かれていて、これがもう、コピーしてとっておきたいくらい可愛い♪
頭と気持ちを休めたいときにどうぞ~。
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コメント

ねこ飼いとしては、興味をそそられる本ですね。
てことで、図書館で検索してみたら、借りられてました・・・_| ̄|○
時期を見てまたトライします(笑)

ふく*たま さんへ

作中、ネコ色々登場しますしね。
ふく*たまさんなら、へぇ~とか、おや? とか思われるシーンもあるかもしれませんね。

>図書館で検索してみたら、借りられてました・・・_| ̄|○
あら~。それは残念。
丁度文庫落ちしたところですから、それで興味を持った方があったのかも。
では、次の機会に。

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