大旗英雄伝 第20週

余すところ後1週。来週はいよいよ最終回~となった大旗英雄伝ですが……

今回、はぁ……(-_-;)

の一言で、感想を終らせたい気分。

だってねぇ、
そりゃぁね、先週あたりの展開から、おそらく人が死にまくるだろうってこと、最終的には、あの『多情剣客無情剣』じゃないケド、
「何人生き残ったんだ、お~い?」の展開になりそうなコトは予測してましたケド、
あそこまで悲劇にせんでも……。

まあ、毒神を暴走させるためのストーリー展開だってのはわかりますが、ワタシ、あの手の後味の悪い展開って苦手なんですよぉ(-_-;)


さて。
おおむねの予測通り、一旦過去の怨恨は棚上げにして、共通の敵に対して手を組もうという五福の申し出を拒絶した雲翼ですが、
頑固振りを発揮するヒマもなく毒神たちの襲撃を受け、中棠・雲錚の連携と鉄漢の犠牲で一同は辛くもその場を逃れます。
(ここで、鉄漢が戦ってる時に、なんで中棠・雲錚は手を出さなかったのか、とか、3人が連携してたら勝てたかも~とかは、思ってはいけないんですな。ドラマ上のお約束だから)
(ついでに、二人ともなんで軽功を使って逃げないんだ~とかも)

毒神の威力を目の当たりにした雲翼、ようやく共闘を決意。
取り敢えずは安全な場所を求めて移動を始めた一同に、雲鏗を案じて子供を連れてやってきた青霜が合流します。
……って、要するにこれは一種の虫の知らせ~ということなんでしょうが、
(しかも、これが悲劇の予兆なんですが)
青霜さん、大旗門は塞外にいると思ってるはずなのに、よくまあ合流できたこと。

でもって雲鏗も、あれだけ「鏗さま、鏗さま」連呼されてるのに、青霜さんが馬車から降りてくるまで気付かなかったみたいで~
どこぞの若ェ衆みたいに、まだ塀の向こうにいる女性(ひと)を匂いでかぎ当てろとまでは言わないケド、せめて最愛の奥さんの声くらいは聞き分けてほしいもんだ(^▽^;)
(まあ、あのシーンはあのシーンで、「キミは犬か(^▽^;)」と、アタマを抱えたもんですが)
何か考え事をしてたかな、雲鏗兄ちゃん。

で、この間、毒神はどんどん接近~と思ったら、いつぞやの台風並みに迷走してたんですな、どうやら。
そうして、迷走の挙げ句、風九幽に遭遇。
こちらの予想通り、早くも『花衣神功』の害が出始めていた風九幽、沈杏白を犠牲にして逃走します。

ということで、結構器用に逃げ回ってて、案外最終回までは生き延びるか~と思われた沈杏白も、意外とあっさり処理されてしまいました。
(本当に『処理』という感じで、ワタシ的には今さら感慨も何も~)

で、逃げてきた風九幽は大旗門&五福の皆さんと遭遇。
そこへ偶然現れた冷青萍によって、山の上の祠へ導かれます。

そこはなんと、大旗門と五福のそもそもの怨恨の元となった二人の掌門の婦人、朱氏と風氏を祀った祠。
……なんですが、その祠をつくったはずの五福が、親かジイちゃんバアちゃん世代の話でしょうに、誰も知らないってのもすごい。
まだ、伝承が失われたり、伝説が歪んだりするほどの年月がたってはいないでしょうに。
で……ちょっと~。雲翼おとーさーん。
信じたくないのはわかるケド、器物というか、祀ってある像を壊さないように。
アナタのお母さんか義理のおばさんか、どっちかだと思うから。
(まあ、金庸モノに比べれば、本当にものの壊れないドラマですケドね(^▽^;)

そんな中で、『花衣神功』の害による激痛に苦しむ風九幽に、中棠、その苦痛から逃れるには、内功を誰かに譲り渡すしかないと告げます。
こぞって内功を自分に譲ってくれと申し出る五福の面々。
が、最終的に風九幽が内功を譲り渡したのは、五福との怨恨を解くためにと盛大娘に自分の命を差し出そうとした雲錚。
武芸にかけてきた自分が、その武芸と内功を喪っては生きる甲斐も無い。また、盛存考を直接手に掛けたのは雲錚だが、命じたのは自分なので、自分の死で大旗門への怨恨は説くようにと盛大娘に告げ、傍らの櫃(?)に頭を打ちつけて、命を絶ちます。
(ここで、あの程度の怪我で死ぬのかと父の突込みが入りましたが、その辺はお芝居ですから)
(てか、スプラッター映画じゃないんだから、パカッと頭が割れてたら、いくら私でもだよ?)

それにしてもね~
死に役のもうけ役って言い回しがあるんですが、この人がその役回りとはね~。
話の展開より、そっちの方に感心しちゃいました。
(元々、私の感性は妙な方向に働きがちですケド(^▽^;)

もうけ役といえば、雲翼おとうさんもね~
度し難い頑固者のバカ親父(失礼!)から、一転、自分の非を認めて素直に詫びる潔い漢(おとこ)。そうして悲劇の父へ~って、変化激しすぎ。
てか、この人も張ってた肩肘を下ろしたら、ただの子煩悩なお父さんで、弟子が可愛い良いお師匠さんだったわけですが~
前々回、その前辺りで、もうちょっとこの辺の情のあるところを見せといてくれたら、あそこまで罵倒しなかったのに~(^▽^;)

ということで、ようやく和解して、危機を目前にしながら何やらいい雰囲気になってきた一同を襲う、思いがけない悲劇!

この祠へ逃れてくる途中、運悪く毒神と接近遭遇してしまった我が子を助けるために、毒神と直接手を合わせていた雲鏗。
例によっての中棠・雲錚の連携もあって、無事にその場を逃れたかに思えたのですが~
毒の爪で傷を負っており、隠しきれなくなった段階では、もはや瀕死。
しかも、「父様、死なないで!」と、しがみついた息子の方が、毒に当って先に死んでしまいます。

目の前で息子と夫を喪い、ふらふらと祠の外へ出てゆく青霜。
止めようと後を追う中棠・雲錚を、お前たちまで喪うわけにはゆかないと、遮る雲翼。
(ここで、儂だって息子と孫を喪って、悲しくないわけがないと、ちゃんと真情を吐露させるあたり、きちんと人物が描けております。……てか、普通はこうでなくちゃ)
(で、ここで、なんで嫁は止めないんだ~と、突込みを入れてはいけないのね、これまた(-_-;)
(でも、止めなさいよ、嫁さんも~とは、思いましたけど)

そうして、ふらふらと外へ出て行った青霜、毒神と化して正気を喪った父に恨みと怒りの言葉を投げつけ、夫と息子の仇と刃を向け~自分も毒に当たって命を落としてしまいます。
(だから、ここまで悲劇にせんでも~(T_T)

が、わずかに娘のことはわかるらしい冷一楓も、なにやら作動不良を起こして暴走。「歹食」毒大師を手にかけます。
(これは自業自得)

そうして、こちらはまた祠の中。
座して死を待つよりは、せめて戦って死のうとの海大少との言葉に、皆が次々と立ち上がる中、
無益な死を防ごうと、中棠が提案。
自分と雲錚がおとりとなって毒神をひきつけ、その間に皆に武林の使い手を結集してもらうという作戦を立てます。
が……
肝腎の攻略法が出来てないでしょうに(^_^;)
これじゃ、武林の使い手を集めても、また同じことの繰り返しになりそうですぞ。
てか、最高レベルまで戦闘力アップした主人公二人がかりでも、勝てそうにない敵ってものを設定して、どうするんだ~と思うんですけどね、私。

ダンジョンのラスボスのドラゴンじゃないケド、爪に毒はあるし、毒のブレスみたいなのは出すし、あれだけの毒を取り込んでたってことは、多分、血液も毒になってるでしょうねぇ。
で、斬ると噴出して、それを浴びるとダメージを受けるんでしょう、きっと。
となると……
高ぁい崖から落すか、深ぁい穴を掘って、あらかじめ油を入れといて、そこへ突き落として、上から火をかけるしか処理方法はない気がするんですが、
(ううむ……。すでに人間扱いしておらんな(-_-;)
どうするんでしょうねぇ?


ところで、霊光ちゃんの「私も連れて行って~」で、ひょいと思ったんですが、
これはあの時代に限ったことじゃないんですが、武林や江湖の男たちって、女性に向かって惚れたのはれたの、ずっと一緒にいるの、お前意外に大切なものはないのといいながら、結局は“義”だの“侠”だの、果ては単なる血の滾(たぎ)りなんかで、女性を残して戦場に――死地に赴いていっちゃうわけですから、
その代償に、その女性を目一杯愛して、大事にしても、バチは当たりませんよね。
(それでも結局、残された女性は泣くんですから)
そんなコトにも気付かなかった大旗門の初代、二代目の男たちって……
これは、たまたま心底愛する女性に巡り会えなかっただけなのか、男道に邁進してて“情”の方に乏しかったのか、
はたして、どうなのかな?
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コメント

実に惜しい展開・・・。

風九幽の最期にしても、
雲翼が、潔く頭を下げ、己の悔恨を切々と語るセリフにしても・・・・
とても良かったと思うのですが、あまりにも突然すぎて・・・。
普通だったら、感動シーンのはずなのに、鑑賞中、
惜しいなぁという気持ちが全面的に出てしまいました。
これ、水霊光にしても、雲錚にしても、キャラを少し変えて、
もう一度、撮り直したら、いいドラマになると思うのだけれどなぁ・・・。

Dさまへ

風九幽、雲翼に関しては、回心(改心の誤変換ではありません)といいまして、極度のストレスや衝撃によって、これまでの価値観が180度変わってしまうということがあるそうなので、それかな~と、無理矢理解釈することの出来ますが~(笑)
人物の書き込みが浅いが故の、感動のうすさへの恨みというのは、どうしても残りますね。
それならいっそ「笑傲江湖」並みにアクションを増やすとか、話のテンポを上げて息もつかせぬ展開にするとか、色々とやりようはあったはずです。
多分、素材は良いので、非常に惜しい作品ですね。
あと、五福等の悪役連が、もっと悪辣でもよかったなと、思ってるんですが、どんなものでしょうか?

スレ違いで申し訳ありません。

実は、ブログ名を変えまして・・・。
お手数ですが、リンクの変更をお願いできますでしょうか?
新しいブログ名は、『Dの武侠とバラの日々』です。
年末の慌しいなか、申し訳ないです。
今後とも、よろしくお願いしま~す。

Dさまへ

了解いたしました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
そういえば、バラも作っておられたのですよねぇ。
ぴったりの名前ですね。

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