2011/05/11 (Wed) 書剣恩仇録 第5集~第6集

今回(というか、こちらがそういう書き方をしなかっただけで、初回も)殆ど乾隆帝が主役。
しかし、皇帝とか王様とかいう稼業は、何かと苦労、心労が絶えないものですなぁ。
(ん? 乾隆帝の場合は特殊?)


乾隆帝

さて。


復讐と復権のために暗躍を続ける于万亭(う・ばんてい)、今度は追風七旗を使い、ホチントンの父、ムジョルンが預かるウィグル族の七部族同盟書を奪わせます。
そうして、それを西北大将軍で、過去に色々あって自分には逆らえない立場の兆恵(ちょう・けい)に渡し、鄭親王(ていしんのう)の息子の弘安(こうあん)をムジョルンの元へ送り、同盟書を立てに貢物を要求させた上、ウィグル族の仕業に見せかけ、弘安を殺害させます。

皇太后に泣きつき、息子の仇を討つための出兵を依頼する鄭親王。
于万亭の密命を受けて、出兵要請をする兆恵。
戦争は、民と国とに多大な負担を与えるからとの、亡父、雍正帝(ようぜいてい)の遺訓を守り、なんとか戦を避けようとする乾隆帝ですが、皇太后に押し切られ、結局は出兵することに。
しかし、民の負担をなくすためと、何とか出兵は八旗のうちに押さえることにします。

一方、于万亭は、乾隆帝に直接秘密を突きつけて交渉するため、その秘密を握る陳夫人に、乾隆帝に会って秘密を明かすように要求しますが、それを拒んだ夫人は自害。
もう一人の証人である乾隆帝の乳母を訪れますが、乳母は気が狂っているふり(あるいは、ボケたふり?)をして難を逃れます。
已む無く、直接乾隆帝に会って、秘密を突きつける于万亭。

実は乾隆帝は、雍正帝に仕える女官が産んだ女児とすりかえられた陳世倌の長男。帝位を継ぐために優秀な男児が欲しかった雍正帝が画策した――って、この段階では、とにかく候補者となる男児の数を揃えることが先決だったんですかな?
それか、その男子を、表向きは皇太后が産んだことにした、とか?

ともあれ、表ざたになれば、乾隆帝は帝位に居続けることは出来ない――ということを盾に、于万亭が要求したのは、地位と名誉の回復と、兵権の全てを与えること。
つまりは、一番反乱を起こしやすい地位かってことで、最終的には帝位を狙っておりますな。

だったら、明らかな証拠を見せろということで、一旦于万亭を退けた乾隆帝、帯刀御前侍衛(ってカッコいい名前の役職ですよね)の白振(はく・しん)に江湖内の勢力図を調べさせ、紅花会、于万亭路線に行き着きます。
同時に、乳母の元を訪れますが、乾隆帝が事実を知ったことを悟った乳母も、永久に口をつぐむために自害。

全ての証人を失った于万亭、今度は、証拠となる陳世倌(ちん・せいかん)の覚書が少林寺に預けられていることをつかみ、それを手に入れるべく少林寺に押し入りますが、僧侶たちとの実に見ごたえのある立会いの末、方丈により深傷を負わされます。

その上、逃れてきたところを、刺客に襲われて~
と云う、実にスリリングなところで次回に続いてしまったわけですが……

それにしても、陳家のご婦人方――乳母と云うのも、宮中で用意した乳母に乾隆帝が懐かなかったため、陳家の乳母が召しだされたといいますから、陳家の人間ですね――この時代からすれば、烈女、烈婦といわれるんでしょうが、要するに、どちらも母親なんですね。
当然、可愛い我が子の不利になるようなことは、常に絡めめられようが、脅されようが、するわけがない。
(で、あっさりぶら下がっちゃうあたりが、この時代の人なんでしょうが(^_^;)

于万亭が、そのあたりを読みきれなかったのは、やはり、人を駒としてしか見ていなかったからなのか、はたまた、自分の周囲にはそういう女性がいなかったからなのか。

ともあれ、陳家の女性に比較すると、なんだか皇太后は、随分と人間としても女性としても格が下がる感じ。
この人も朝廷の――というか、愛新覚羅家のことを考えてるんでしょうが、見てると、『女賢(さか)しゅうして、牛売り損なう』とか、『雌鶏(めんどり)歌えば家滅ぶ』と云う諺が思い浮かんできます。
後宮は政治向きのことには口出しできないとか言いながら、しっかり『母』の権威で圧力かけてるし(~_~;)
まあ、これ、女性に限ったことじゃなく、男でも女でも、あまり賢くないのが、勘違いしてしゃしゃり出るなっつーことですな。
(あ。あまり賢くないから、勘違いするわけか(^▽^;)

と云うことで、あらすじだけざざざ……となぞってみますと、本来主人公のはずの陳家楽(ちん・からく)の出番がございませんが(笑)
ちゃんと登場してましたよ、師父の袁士霄(えん・ししょう)と、天山双鷹のご夫婦も一緒に。七部族同盟書が奪われた事件のところで。
活躍の場はなかった――つーか、活躍させてもらえませんでしたが。
(しかし、今のところ、このグループはワンセットの扱いですな(笑)

で、ちょい笑っちゃったのが、ホチントンから事件を聞いた陳正徳(ちん・せいとく)が、いきなり「お前らの仕業だろう!?」と、陳家洛と袁士霄のところへやってくるところ。
なんだって、そういう考えになるんだ?

あと、事態がややこしくなりそうになって、関明梅(かん・めいばい)が、師兄の手も借りようって云ったら、いきなりヤキモチを焼くんですな、この旦那。
ということで(どういうことで?)このご夫婦プラスお邪魔虫な師兄の関係、毎度のことながら、見てて楽しいです。

あ……と、宋すると、早々と福康安(ふく・こうあん=乾隆帝の隠し子)が顔を出したのは、家洛の出番が少なかったからか~(笑)。
表情――というか、顔つきが殆ど家洛と変わらないものだから、最初、何だって家洛が皇帝の衣服をつけた人間と碁を打ってるんだ? と思ってしまったんですが(^^ゞ

康安&乾隆

とにかく、今のところは、こちらもいいところの御曹司らしく、ちゃっかりしてて憎めなくて、情も思いやりもありそうだけど、やや軽率そうで――と、何やら家洛に似たキャラで(^m^)
後日、家洛に逢った乾隆帝が彼を気に入るのが納得できるようなキャラになっています。

と云うところで、以下次週――
って、異例の短さだ(笑)

スポンサーサイト

書剣恩仇録 | trackback(0) | comment(2) |


<<父の入院 | TOP | 風雲 第35集~38集>>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

乾隆帝と家洛が碁をうってる~いつの間に出会ったんだ?と思ったら、この人が例の家洛そっくりの隠し子だったんですね。
叔父さんと甥っ子が似てるって事があるかもしれないけど、ここまで似ているとは、ちょっと凄いかも。よっぽど、叔父さん(家洛)の遺伝子が強かったんでしょうかね…。

それと、この書劍恩仇録の主人公って陳家洛なんですよね。でも、ドラマを見ていると乾隆帝が主人公に見えて、なんだか家洛の影が影が薄いなと感じます
最後に流れる出演者の名前だって、家洛の名前は三番目だし…(でも、これは、ただ単に有名な俳優の名前順で書かれてあるだけなのかな)
まさか、最終回まで乾隆帝が主人公?って感じじゃないですよね。




2011/05/14 01:15 | 由香 [ 編集 ]


由香さんへ 

> 乾隆帝と家洛が碁をうってる~

と、思うでしょ、原作を読んでない人は(笑)

> 叔父さんと甥っ子が似てるって事があるかもしれないけど、ここまで似ているとは、

ま、そのへんは物語ですから(笑)
昔読んだものでは、従兄弟同士が瓜二つと云うのがありましたよ。

> それと、この書劍恩仇録の主人公って陳家洛なんですよね。

一応、原作では。
ただ、原作のほうでも最初に活躍するのは徐天宏とか余魚同で、陳家洛はいまひとつ影が薄いです。
(ドラマなんて、まだ、よく目立ってる方です(笑)

> まさか、最終回まで乾隆帝が主人公?って感じじゃないですよね。

わかりませんよ~。
あれだけアレンジしてあると~。

2011/05/14 16:30 | rei★azumi [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://reiazumi.blog112.fc2.com/tb.php/505-99ee990d

| TOP |

プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

最近のトラックバック

月別アーカイブ

あし@

Pika_Mouse

powered by
3ET

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索