永楽英雄伝 第1週

この冬は、何の手入れもしなかったのに、山茶花と南天が豊作――いや、豊作って言い方は変ですな(^▽^;)
とにかく、すごい花と実の出来で、特に南天の一枝などは、本来上を向いて就くはずのものが、重さで垂れ下がるほど――
と思ったら、鳥さんのお正月のご馳走になっておりました(^▽^;)

ところで、今年から始まりました『永楽英雄伝』ですが……
う~む……

1-1


時は明朝三代、永楽帝の治世。
この人、初代の朱元璋の四男でしたが、長男である皇太子が若死にしたとき、朱元璋とーちゃんが、「本当はあれを跡継ぎにしたいんだけどなぁ」と言ったほどの傑物。
で、朱元璋の後をついで即位した甥の健文帝の側近が、王族(つまり永楽帝の兄弟たち)を粛清し始めたため、追い詰められる形で挙兵。
甥から帝位を奪う形で即位いたします。
で、史実では死んだこととなっている健文帝、このドラマでは恨みを飲んで宮城を逃れ、側近たちとひそかに復習の機会をうかがっております。

そんな中、最愛の娘の蛮姫(ばんき――って、すんごいネーミング(^▽^;)を伴い、少数の護衛とともにお忍びでの民情視察中の永楽帝ですが、上記の理由で、刺客に襲われたりもいたしております。

でもって、愛娘の蛮姫って姫さんが、お転婆と言っても、並大抵のお転婆じゃない――というか、この姫さんの辞書と頭の中には、最初から『常識』の2文字が欠落しておるようですな。

で、その姫さんが、ひょんなことから市井の豚飼いの息子の馮天賜(ふう・てんし)という若者に一目惚れしたことから物語りは進展――ということらしいんですが、
ま~た、この馮家の親子ってのも、常識から遠く隔たった国の住人でして(^▽^;)
そもそも、蛮姫との出会いの発端が、天賜の嫁取り騒動――天賜とは幼馴染の柳夢如を嫁に貰い受けに、豚の頭を手土産にした両親が柳家を訪れ、(どうやら家柄がつりあわないってことで)叩き出されての大騒動。
そのさなか、父親が殴られるのを止めに現れた天賜が、馬に乗せていた夢如をそのまま掻っ攫って逃げた――って所に、たまたま永楽帝の一行が行き合わせたって物だったんですが、、この馮の親父さん、占いで息子が公主に縁があると出たのを信じるのはまだしも、水車小屋で一休み中の永楽帝を、えらいお役人と思い、今度公主との縁談を持ってゆくからよろしくって伝言する人ですからね~。
息子の方も押して知るべし。

幼馴染の柳夢如を、自分では相愛と思い込んでさらった挙句、永楽帝と刺客たちのちゃんチャンばらばらに巻き込まれ(つっても、木の上から、なにやら粉をまいただけですが)、夢如には逃げられ(そういえば彼女、どうなっちゃったの?)柳家の追っ手に捕まった上に、父親ともども県令の前で非常識振りを発揮して、板打ち20回の刑。
で、暴れだした父親、助けに来た母親ともども役所を逃げ出し、当分どこかへ逃げてろとの親の助言と、家へ遊びに来てという蛮姫の誘いにしたがって、都へと出てゆきます。

で、都で一番塀の高い家と蛮姫に言われて、素直に訪ねてゆくのはいいんだけど、皇宮だって気付きもしないんだもの。
(この時代の地方在住の人ってのは、そんなもんなのかな(^▽^;)
でもって、当然のことながら門前払いにあいますが、偶然見つけたにゃんこの出入り口から進入――って、建築中とはいえ、紫禁城の警備がそんなコトで良いのか~?

というのは、まあ良いとして、無事に中に入りこんだ天賜クン、これまた偶然にも、ご馳走がずらりと並んだ配膳済みの間に紛れ込み――お他所の家を訪ねてきて、断りもなしのそこの家のものを食い散らすんじゃない! キミは幼児か?
(っていうか、刺客に神経をとがらせてる割には、肝心なところ、無防備ですよね。毒、盛られるゾ(^▽^;)
まぁ、これはドラマじゃお約束の展開って言うか、『鹿鼎記』の、チビ韋宝とチビ康熙帝の“象の鼻”事件の再現でもあるんでしょうが。

でもって、またまたお約束通り、用があってやってきた御前房の人に見つかっての派手などたばたの末に、公主との再会と相成るわけですが――この御前房の人たちの反応を見てると、いかに蛮姫が常日頃いたずらをし倒してるかってのが、よくわかりますね~。
猪八戒の耳だって用意して見せますから、悪戯はやめて~ってのには、笑わせてもらいました。
しかし……リウ・タオのきれいな顔に卵をぶつけるのはやめてくれ~~てか、往年のドリフじゃあるまいし、食べ物を粗末にするのはやめてくれ~

ということで、めでたく再会した天賜と蛮姫。
ここで、天賜は漸く蛮姫が皇帝の娘だと知るわけですが、そこで「へへ~っ」とならないのが、天賜の天賜たるところですかね(笑)

が、それにしても、この2人の間柄、NECOさんのあらすじでは蛮姫が天賜に一目ぼれしたことになってますが、実態は、やんちゃで悪戯大好きな小学生の男の子たちが再会したって感じ。
なんせ、話の内容が、悪戯アイテムの入手方法だったりするんですもん。
(多分2人とも十代の設定なんでしょうが)
でもって、そうとわかってりゃ(皇帝の姫さんと友達だと言ってやればってことですな)親父は叩かれずに済んだのにと天賜が言い出したことから、立ったら仕返しにお知りを見せてもらいましょうと、蛮姫がおつきの大官に命じ、服を焼いちゃう薬を椅子に塗らせるものだから、例の知事も都へ出てきてたのかな? と思ったら、被害にあったのは、まったく無関係のお役人たちでした ┐(´-`)┌ やれやれ

と、そのようにして悪戯を楽しんだ後、今度は蛮姫が天賜を抜け穴経由で自分の部屋へご招待。
隠し酒でもって酔って騒いで喋り倒して、そのまま姫さんのベッドで同衾しちゃうあたりも、まるっきり子供です(笑)
が、
トイレに行きたくなって目を覚ました天賜クン、よ~く探せば姫さんの部屋なんだから、豪華な“おまる”があると思うんですが――豪華すぎてわからなかったかな?
用が足せる場所を探して、外へ出ればいいものを、なぜか女官たちの寝室へ迷い込み、ないやら豪華な壷を使用(なんせ、酔ってるもんで)。
で、これもお約束通り、部屋に入ってきた女官に見つけられ、
「きゃ~。男がいるわ~!!」
って騒ぎになるわけですが……「刺客よ!」ってね、刺客が酔っ払って女官の部屋で用を足すか!?

ともあれ、天賜クンはそのまま捕まってしまい、警備の担当者さんが皇帝にご注進。
これ、本来だったら首が飛ぶくらいではすまない事件ですが、おそらくは、ことを大きくすまいという牛公公の咄嗟の機転と、なんだかんだと言っても娘には甘い皇帝の寛大さとで、天賜の身柄は牛公公の預かり。とりあえずは命を拾います。
でもって、「彼に官位を」という蛮姫のおねだりもあってか、皇宮に仕えられることとなりますが………………………………、
その前に、身を清めてもらおうと、牛公公につれて行かれた部屋では、宦官たちが刃物を研いでいたりしまして――
そーいや、宦官になる――つまり、切っちまうことを『浄身』って言うんでしたよね、確か(^▽^;)
(確かに、宦官だったら姫さんの寝室にいようが差し支えないわけだし、思い知らせることになるわけだし、考えましたな、牛公公)

ということで、あれよという間にひん剥かれ、最大の危機に瀕した天賜クンですが――
「皇帝陛下のおな~り~!」
で、宦官たちが条件反射的に「へへ~~っ」となるのを利用、まんまと皇宮から逃げ出します。
(主人公が本物の宦官になっちゃっちゃ、物語は兎も角、ラブロマンスは成立しないものね)

が、せっかくこうして虎口を逃れた天賜クンだったのに、いい匂いがすると『忘帰楼』なる高級酒楼へ入って行き、自分と蛮姫のやった、お役人のお知り丸出し事件が話題になっているのを耳にするや、
「あれやったの、俺、俺」
と、虚実を取り混ぜて話を提供、酒色をたかります。
が、この店、な~んか“いわく”つきみたいで、公主様の名誉を汚すとはけしからんと、乗り込んできた、なにやらお揃いっぽいヘアバンドをした面々に取り押さえられることとなります。

と、そこへ、
「商売の邪魔をしないでよ」
現れた色っぺーお姐さん(錦娘というらしい?)が、やおらポーズをとって階段に腰掛け――というところで、次回に続くわけですが――

とりあえずは、喜劇……なんですかね、一応。
OP、EDの画面を見ると、派手な合戦のシーンも用意されてるようではありますが。
(でも、倚天屠龍記の例もあるから、そのあたりは期待しないほうがいいかも?)

で、現在のところ、主役の2人は、せっかくの美女とイケメンながら、なにやらハイテンションでガチャガチャと騒々しいだけで、あまり私の好みではありませぬ。
リウ・タオがヒロインで、お転婆公主の役というから、その昔の『琴姫七変化』みたいなのを漠然と想像してたんですが、お転婆姫でもこの姫様、どちらかというと建寧公主系だし。
けど、鉄摩勒とか田思思みたいに途中で大化けする可能性大ですからね、このあたりは、じっくりと見てまいりましょう。
(そういえば暁明楊過も、登場時点ではやたら騒々しかったし(^▽^;)

あと、演出は、本当に張P作品ですなぁ。
必要あるかないかわからないところでも、グルグル回るし(お忍びの永楽帝と刺客の白頭翁が将棋を指してるところとか)鳥の映像は出てくるし、天賜は走って叫んでるし(笑)

それと、天賜の初登場シーン、馬に乗ってつば広の帽子に黒マントに鞭ってのは、怪傑ゾロを気取ってるのかな?
作中、気をつけてると、ちょこちょことその手の遊びが出てくるかもしれませんね。

てことで、次回以降に期待です。

あ、そう、そう。
あと、つい、にやぁ~としちゃったのが、永楽帝の蛮姫への甘さですが、な~んか、思思に対する田文貴みたい。
姫様の悪戯の度が過ぎるので、もっと厳しくしつけていただかなければと、役人たちに抗議されて、
「でも、あれは皇后の忘れ形見なんだよ? 姿を見てると皇后を思い出すし、お転婆だけど聡明だし、性格も皇后と似てるし」
…………聡明じゃないでしょ。
確かに、それだけ悪戯やり倒せるってことは、頭はいいんでしょうけど。
てか、永楽帝の皇后、ああいう性格してたのかいっ!? 
(どうも、武協ドラマの登場人物は、異性に対する趣味が……(^▽^;)

てことで、以下次週です。

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コメント

ドラマ前半は喜劇中心、後半から武侠ドラマ的展開に…という感じのようです。
喜劇と言うか悪乗りしすぎなところもあるので、好き嫌いが分かれそうなドラマですね。
まあ張紀中なので、脚本が致命的に破綻してしまうことはないのが安心材料です。

始まりましたね!

いよいよ始まりましたね。(^^)
しかし、張Pらしさが、至るところに出てるなぁ…と思ってしまいました。

今のところ子供みたいに騒動しい二人が、どんな風に変化して成長して行くのか楽しみです。(^^)
派手なシーンも後々ありそうで楽しみなんですが、後半になるにつれて残念な結果にならければいいなぁ…なんて思っています…。

けど、リウ・タオの今までとは違った役は意外と面白いし良かったかな。(^-^)

八雲幇主へ

なるほど~。
一粒で二度美味しい構成なのですね(笑)
そういえばEDでは、シリアスそうな場面もありましたし。
すると、中盤を過ぎたあたりで、登場人物のキャラが、みんな変わってたりして(^▽^;)

ともあれ、先行きに期待しつつ、じっくり楽しんでまいります。

>まあ張紀中なので、脚本が致命的に破綻してしまうことはないのが安心材料です。
あ。それは安心。
そういえば、脚本に3年とか、どこかに書いてありましたものね。

由香さんへ

本当に、良くも悪くも張Pドラマですよね。
結構、荒唐無稽そうでもありますし。

>今のところ子供みたいに騒動しい二人が、どんな風に変化して成長して行くのか楽しみです。(^^)
本当に、この2人の成長には、大いに期待デス。
(ちゃんと成長してくれよ~(笑)

>けど、リウ・タオの今までとは違った役は意外と面白いし良かったかな。(^-^)
芸の幅、広いですよね~。
ちなみに、ナマ声は、意外に高い~~と思ったら、あの声は吹き替えなんだそうです。

やっと本日再放送を見ました!

これは…(^^;
こういうタイプのドラマもビデオで見たことありますが(タイトル思いだせないのですが)、
NECOでやるとは…(^^;
OPのドタバタ映像&斬新な音楽と、
劇中のボンヨヨヨ~ンみたいな効果音に
ちょっと辟易(アワワ)してしまいましたが、
ドタバタコメディと思って楽しむしかないんですかね(^^;
個人的には、年相応な悪ふざけにしてほしいと思ってしまう所です。
ほんと幼い!荒れる成人式以下だわ(^^;
おっしゃる通り、食べ物を粗末にしたりするのはどうかと思う…

しかし、張P作品なんですね~。
今のところ、アクションにその片鱗が見えるかな、という程度な感じではありますが。

最後に登場した女性、
なんだかドラマの良心ぽい存在のようなので(EDでシリアスな顔をしてた)期待してます!

>最愛の娘の蛮姫(ばんき――って、すんごいネーミング(^▽^;)

同感。
漢民族(ですよね?)には珍しい名前では・・・。
「南蛮北狄」とかって、異国を蔑むときに使ったりしますのに(^^;)

馮天賜を気に入って「連れて帰りたいわ」と言う辺り、さすが公主さまだわ、と思いました。人を人とも思っていないっていうか、傍若無人ていうか・・・(笑)

>この御前房の人たちの反応を見てると、いかに蛮姫が常日頃いたずらをし倒してるかってのが、よくわかりますね~。

ホントに、どんだけ困らせてるんだ~ってことがよくわかるシーンでしたね。
「蛮」姫って名前も頷けました。
ていうか、そんな名前をつけたからとんでもないお姫さんになったのかも?

>ここで、天賜は漸く蛮姫が皇帝の娘だと知るわけですが、そこで「へへ~っ」とならないのが、天賜の天賜たるところですかね(笑)

天賜があまりあっさりスルーしたので、びっくりしました(^^;)
あの小宝だって、皇帝だってわかったときにはそれなりの反応でしたのに。

>(確かに、宦官だったら姫さんの寝室にいようが差し支えないわけだし、思い知らせることになるわけだし、考えましたな、牛公公)

馮天賜、白い服がいいって自分で言ってましたしね( ̄m ̄*)(白い服は宦官の制服?)
中国のあの時代の服装が実際どうだったのかよく知りませんが、何だか、日本の直衣に似ている気がしました。

>で、現在のところ、主役の2人は、せっかくの美女とイケメンながら、なにやらハイテンションでガチャガチャと騒々しいだけで、あまり私の好みではありませぬ。

同感です。
とりあえず、まだ始まったばかりだし、様子見だな~って感じデス(^▽^;)
この先の展開に期待します。

阿吉さんへ

>やっと本日再放送を見ました!
はい。お疲れ様でした(と、思わず言ってしまう(笑)

>OPのドタバタ映像&斬新な音楽と、
>劇中のボンヨヨヨ~ンみたいな効果音に
>ちょっと辟易(アワワ)してしまいましたが、

うん、うん。わかります。
作ってるほうは斬新なつもりでも、見てるこちらとしては、『武侠』だ! と思ってる分、違和感が先にたっちゃいますものね。
(しかし、第2週分で流れた、『帰れソレントへ』には、マジ、ひっくり返りそうになりました~(~_~;)

>ドタバタコメディと思って楽しむしかないんですかね(^^;

当面、そんな感じですね~(^▽^;)
NECOさんサイトの解説を見ると、2004年の作品だそうですから、張Pとしては、実験的なものだったんでしょうかね。
でも、まあ、MAXAMさんが連城訣完全版のときみたいな予約販売をやったってことは、中盤以降はちゃんと面白くなるんでしょうね。
と、それに期待です。

>最後に登場した女性、
>なんだかドラマの良心ぽい存在のようなので(EDでシリアスな顔をしてた)期待してます!

錦娘ですね。
なんか、EDを見てると、かなりドラマチックなことになりそうな感じで。
ストーリー的にも、彼女のほうに注目して見てたほうがいいかも、ですね(笑)

ふく*たま さんへ

>漢民族(ですよね?)には珍しい名前では・・・。
>「南蛮北狄」とかって、異国を蔑むときに使ったりしますのに(^^;)

ですよね。
まして、皇帝の娘に付けるのにって~(~_~;)
作者の方、『名は体をあらわす』にしたかったんでしょうか。

>ていうか、そんな名前をつけたからとんでもないお姫さんになったのかも?
名前の呪術、ですよね(笑)
でも、凄くありそうです。

>人を人とも思っていないっていうか、傍若無人ていうか・・・(笑)
破天荒というか……(^▽^;)

>あの小宝だって、皇帝だってわかったときにはそれなりの反応でしたのに。
あ、そう、そう。そうでしたね。
してみると、天賜の無知は、ローティーンのお子ちゃま以下?

>馮天賜、白い服がいいって自分で言ってましたしね( ̄m ̄*)
確かに、言ってましたね~( ̄▽ ̄)
男なら、自分の言ったことには責任取らなきゃ(違うって(笑)

>中国のあの時代の服装が実際どうだったのかよく知りませんが、何だか、日本の直衣に似ている気がしました。
ふく*たまさんもですか。私も、そう思いました。
あの衣装、よくはわかりませんが、ドラマのための創作っぽいですね。

>とりあえず、まだ始まったばかりだし、様子見だな~って感じデス(^▽^;)
>この先の展開に期待します。
ですね!
キャラもストーリーも、この先、大化けしてくれる可能性アリですし。

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