秋水長天

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永楽英雄伝 第16週

どうも、ひそかにそうじゃないかな~とは思っていたんですが、この『永楽英雄伝』の真の主人公、錦娘姐さんだったようです。
(でもって、『英雄』ってのも姐さんらしい?)

しかし、それにしても、紀剛と紀妃の兄妹は~(― ―〆)
誰か、天に代わってオシオキしてくれないもんですかねぇ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!。
(あと、胡不帰にも、プチお仕置きが必要な気がする(^▽^;)

ということで(残り回数が少なくなったせいもあってか)急展開の今回は――
16-1


天賜が頑として自分の居場所を言わず、投獄されたと聞き、散々迷惑もかけられたけど、恩人でもある彼を放っておくわけに行かず、身重の妻に心を残しつつ、都へと旅立つ瞻基クン。

ところが――

天賜が大人しく投獄なんかされてるわけがないよな~と思ってたら、案の定、それってば孫を呼び戻したい永楽帝の吐かせた嘘で、
当の天賜クンはといえば、牛公公から公主の婿らしく学問に励んで高い官位を目指すようにとお説教され、学問のあとでなければ蛮ちゃんにあわせてもらえないと聞いてうんざりしたり、
用意された屋敷が自分のではなく、蛮ちゃんのものだと聞かされ、冗談じゃない、そんなんじゃ尻にしかれる――は、まだしも、だからって錦娘姐さんにおねだりするんじゃないの!
でもって、姐さんも、そこでOKしない!
――という、何やかやの果て、故郷へ両親を迎えに行っちゃっておりました。

で、一方の蛮ちゃんはというと、公主の結婚には漏れなくお目付け役がついてくると聞かされ、そんなものはいらない、一万歩ぐらい譲って牛公公ならまだ認めるけど、それ以外のお目付け役だったら殺すからねと、断固拒否。
さらには、お目付け役に決められた大監を殴り飛ばした上、自分も興奮のあまり失神するという始末。

………………って、そもそも、この型破りなカップルを型に嵌めようってのが、そりゃもう、揚子江か黄河クラスの巨大な間違いだと思うぞ、私は。

というようなところへ帰ってまいりました瞻基クン、建文帝本人には低奪回の意思はないことを伝えますが、ジイちゃん、建文はタヌキだつって信じようとしません。
あの気の優しい甥っ子のナニを見とっただ、この人わ。
てか、建文帝が狸だったら、永楽帝はぬらりひょん――そんないいモンじゃねぇな(一_一;)

という頃、忘帰楼には漸く、錦娘姐さんの待ち焦がれた胡不帰が。
16-2

いそいそと手料理でもてなす錦娘姐さんと、例によって、わいのわいのと覗き見をする厨娘軍団で、す、が……
胡不帰さん、前とはいえ皇帝の側近なら、もうちょっと品良く――というか、それなりに端正に食べてくれないかなぁ。
と、思ってしまうのは、国民性の違いなのか、はたまた、私が以前に加藤剛さんのエッセイで、『三匹の侍』の橘という浪人役を演じるに当たり、食事だけは端然とする男にしようと考えた、という役作りの話を読んでいたせいか。
(立ち居振る舞いって、その人の身分や前身を匂わせたりするわけだから、大切ですよね)

というのは、まあ、よしとしても、
不義理を重ねたアンタのほうが逆ギレしてどーする ヾ(--;)ぉぃぉぃ
でもって、ここでちゃぶ台返しって言うか、とにかく食べ物を粗末にするんじゃない!

しかも……、
小さいときに別れたのに、成長した錦娘姐さんを見て、一目でわかったし、途中、人をよこして探させもした――って、店の名前と経営者が代わっただけで、探し人を見つけられないような、お間抜けな使いをよこしてどーするんだ、と思うんですが、
兎も角、錦娘姐さんのことは忘れてなかったし、気にかけてたにせよ、
あなたに操を立ててたのよと守宮砂を見せられて、いきなり…………ってねぇ。
今までの武侠ドラマじゃ、ちょっと考えられない展開だ(^▽^;)

それにしても、これは、エラいことになるぞ~
と思ったら、案の定。
(てか、これでエラいことにならなかったら、ドラマじゃないけど(笑)

建文派討伐に向け、出兵の準備はしたものの、瞻基クンは頑として建文帝の下への案内は拒むわ、同様に建文帝の居場所を知ってるはずの天賜は、両親を迎えにお里帰りをしてるわで、事態が進まないことにイラついた永楽帝、牛公公の勧めで、気分転換に忘帰楼へ。
で、当然のことながら、永楽帝と胡不帰が鉢合わせしないようにと、店のものはドタバタ。錦娘姐さんも、はらはら、そわそわ。

一方、すっかり、錦娘姐さんの入内は確定した気分の永楽帝、なんやかんやの末(って、いい加減忘れてますわ、私(^_^;)、あらゆる事態に備え、警戒を怠らないようにと、忘帰楼にまで衛兵&洪淵さんを貼り付けます。

てなことになりますと、しかも正体を明かしてからの永楽帝、堂々と衛兵を引き連れてやってくるようになりましたからね~、胡不帰ならずとも、あの男は何だ、この事態はどういうことだ、ということになるのは当然の仕儀。
で、永楽帝が錦娘姐さんに執心していると知った胡不帰、錦娘姐さんに、永楽帝をおびき寄せるように要請します。
が、それを拒んだ姐さん、永楽帝を討って建文帝が復位したとしても、永楽帝には帝位を狙うだけの器量を持つ息子が3人もおり、天下に騒乱を巻き起こすことにしかならず云々と、例のごとく理路整然と説得。
あの小さな錦児が、こんなに成長していたのかと、感動すら覚えた胡不帰――って、そういう感慨は夫婦になる前に覚えるモンでしょうが。てか、小さな錦児って意識のままで夫婦になったんなら、変態さんだゾ(^▽^;)
ともあれ、錦娘姐さんに説得された胡不帰さん、主の建文帝が帝位奪回を諦めたのも、過信の自分たちが不甲斐ないためではなく、いまさら世を乱して民を苦しめないためであったかと納得。永楽帝を討つことを諦めます。

という頃紀剛は、忘帰楼に送り込んだ密偵――というか、金で取り込んで密偵に仕立てた忘帰楼の従業員ですな――から、店の上階に賊が潜んでおり、しかも、それが男だと知って、
「貞淑な女だと思っていたのに~ (――〆)」
貞淑ですって。
ただ、操立ててた相手がアンタでも永楽帝でもなかったってだけ。

で、兄からそれを聞いた紀妃はというと、ライバルを完全に葬り去るチ~ャンス!!!! と欣喜雀躍。
こんなコトもあろうかと――とは、言ってなかったと思いますが、陛下とそっくりの字が書けるように練習しておいたのよと、兄が止めるのも聞かず――というより、この機会を利用せずにどーすると兄を脅しあげて、聖旨を偽造。
洪淵さんが永楽帝に呼び出された留守を狙ってガサ入れをさせます。

こんなときに聖旨? と疑念を抱いたものの、逆らうことは出来ず、道を開ける衛兵たち。
手を取り合い、胡不帰が昔作らせたという抜け穴から逃げ出す錦娘姐さんたち。
とことん、姐さんを庇い、逃がそうとする如意を筆頭とする厨娘たち。

そんな忘帰楼の中を荒らしまわり、探し回る錦衣衛ですが――屋内の、そんな狭い空間に、松明持参でどやどや入ったら、火事になるがな――と思って見てたら…………
本当に火ぃつけやがった(一 一;)
しかも紀剛、何とかその場を穏便にと話しかけた如意をいきなり刺し殺し、返す刀で男性従業員を次々斬殺。
って、こう、いきなりシリアスに走られると、これまでの路線になじんできた脳が拒絶反応――じゃなくて!

天賜!!
紀剛のヤロー、あんたの義母の仇になったんだからね。帰ってきたら、ちゃんと仇を討つのよ!!!

一方、炎上する忘帰楼を後ろに、水路を抜け、馬を走らせて門までたどり着いた胡不帰と錦娘姐さん。
ここで姐さん、永楽帝から送られた免罪鉄符を示し、陛下の命令で、この将軍を街の外までお送りするところですと、堂々と告げて門を開けさせます。
(そりゃ、言ってる人が都の名士で人気者で、今上帝寵愛の女性で未来の皇后で、送られる人が威風堂々の武人で、しかも、こういうアイテムまであれば、開けますわな~門。
 しかし、ダレも胡不帰さん見て、洪淵殿そっくり~と驚かなかったのは、ナゼ?)

が、2人が門を抜けて、やれやれと思ったところへ、突如飛来して立ちふさがったのが錦衣衛。こ~れは、本気で憎ったらしかったデス。

(で、確かこのあたりだった記憶ですが、心配する錦娘姐さんに胡不帰が、
「お前の男は、江湖に知られた使い手だ」
安心しろっていう、これも、結構本気でシビれました。こういう台詞好き~(笑)

奮戦する胡不帰ですが、多勢に無勢、血路を開くには至らず、逆に錦娘を捕らえられてしまい――というところで、自分の前にかざされた双刀をがっきとつかんだ姐さん、
「私をおいて逃げないと、ここで自害するわよ!」
う……うわぁ……。
これは……成長後の黄蓉クラスの女侠か――小龍女も言うかなぁ。どっちにしても、並の女性では言えん台詞ですな。
(阿蓉と小龍女の場合は、どちらの連れ合いも、逃げるくらいなら一緒に死ぬって、更に暴走しそーですが(^▽^;)

そうして胡不帰を逃した錦娘姐さん、これがあれば命は助かるわよと免罪鉄符を門を開けた兵隊さんに投げてやり、
紀剛に対しては、痛烈で聞いてるほうは胸のすく台詞を投げつけ、
(その肝心の台詞を忘れたのが残念(^_^;)
堂々と胸を張って連行されてゆきます。

さらに、永楽帝に対しても、一切の釈明をしようとはせず――ちょっと潔すぎるぞ、錦娘姐さん ヾ(^o^;)

錦娘が真に愛し、待ち続けていた相手が胡不帰であり、2人が結ばれたことを知った永楽帝、失望と憤りから、錦娘の処刑を命じてしまいます。

錦娘姐さん、このまま処刑されてしまうのか!?
主人公のはずの天賜は、胡不帰は、救出に間に合うのか!?
そうして、目論見が上手くいって有頂天の紀妃と、妹にいいようにコキ使われている紀剛に天罰は下るのか?
でもって、ヒロインのはずの蛮ちゃんは、いったい何をしているのか?(爆)

というところで、次週に続きます。


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Comment

 

遅まきながら・・・ですが(^^;ゞ

>それってば孫を呼び戻したい永楽帝の吐かせた嘘で、

天賜の投獄って、いかにもありそうだったので、すっかり騙されました(^^;)

>だからって錦娘姐さんにおねだりするんじゃないの!
でもって、姐さんも、そこでOKしない!

そうだ、そうだ!天賜だってもういい大人でしょ(え、違う?)。
甘やかすと碌なことにならないぞ!

>あなたに操を立ててたのよと守宮砂を見せられて、いきなり…………ってねぇ。
今までの武侠ドラマじゃ、ちょっと考えられない展開だ(^▽^;)

ですよねぇ。見ているコッチもおいおいおい!とびっくり。
あの汚い食べ方も、ワイルドさを出すための演出ですかねぇ。立ち居振る舞いの端正なヒトは、絶対こんなことしませんよね(^^;)

>てか、小さな錦児って意識のままで夫婦になったんなら、変態さんだゾ(^▽^;)

言えてます(爆)
胡不帰と錦娘姐さんとのこの年の差、錦娘姐さんはともかく、胡不帰の気持ちってのがどうにも違和感ありますよねぇ。
なんで簪を寒煙ちゃんにあげたんだ?>まだ言ってる(^▽^;)

>って、こう、いきなりシリアスに走られると、これまでの路線になじんできた脳が拒絶反応――じゃなくて!

本当に、いきなり人死には出るわ、びっくりな展開でしたね。

>しかし、ダレも胡不帰さん見て、洪淵殿そっくり~と驚かなかったのは、ナゼ?)

そうそう、皆さん、スルーですよね。
私は洪淵さんの振りして逃げるのかと思ってました(笑)

>ちょっと潔すぎるぞ、錦娘姐さん ヾ(^o^;)

本当に、潔かったですねー。
一番の英雄は錦娘姐さんですね。
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2012.05/08 17:22分 
  • [Edit]
  • [Res]

ふく*たま さんへ 

>そうだ、そうだ!天賜だってもういい大人でしょ(え、違う?)。

いや、いや。大概、男は嫁を娶ると一人前だそうですから。
(って、天賜、一人前の自覚、ないよなぁ(^▽^;)

>あの汚い食べ方も、ワイルドさを出すための演出ですかねぇ。立ち居振る舞いの端正なヒトは、絶対こんなことしませんよね(^^;)

本当に、なんなんでしょうねぇ? 建文帝の所も、食糧事情は悪くなさそうでしたし、将軍と呼ばれた人なら、やっぱりワイルドさより端正さでしょうしねぇ。

>胡不帰と錦娘姐さんとのこの年の差、錦娘姐さんはともかく、胡不帰の気持ちってのがどうにも違和感ありますよねぇ。

ですねぇ。被保護者から、いきなり妻って(^▽^;)
ひょっとして他所でも、胡不帰ロリコン説、囁かれてませんか? (一 一;)

>なんで簪を寒煙ちゃんにあげたんだ?>まだ言ってる(^▽^;)

本当に、なんででしょうね?
まさか、幼い寒煙に錦児の面影を見出してたとか?
(だから、寒煙ちゃんと瞻基クンが夫婦になったと聞いて――って、まさかね(~_~;)

>って、こう、いきなりシリアスに走られると、これまでの路線になじんできた脳が拒絶反応――じゃなくて!

>本当に、いきなり人死には出るわ、びっくりな展開でしたね。

本当に。しかも、あそこまでやるとは!

>しかし、ダレも胡不帰さん見て、洪淵殿そっくり~と驚かなかったのは、ナゼ?)

そうそう、皆さん、スルーですよね。

>私は洪淵さんの振りして逃げるのかと思ってました(笑)

私もです。

>ちょっと潔すぎるぞ、錦娘姐さん ヾ(^o^;)

本当に、潔かったですねー。

>一番の英雄は錦娘姐さんですね。

でしたね。やっぱり、このタイトルは姐さんのためのものだったか、と(笑)。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2012.05/10 15:50分 
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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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