2012/05/12 (Sat) 永楽英雄伝 第18週

多分、大半の視聴者の皆さんが、この作品の悪役は建文派で、クライマックスの戦争シーンは建文派とのものだと思っておられたことでしょうが――
(無論、私もでしたが)
なんと、意外な人がクライマックスを掻っ攫ってゆくことになりましたなぁ。
てか、おかげで話の本筋、思いっ切りブレまくってませんか?

17-1


それにしても、ヒロインのはずの蛮ちゃんが登場すると、なんだってこう話がガチャガチャになるんだろう(^▽^;)


さて。



悠然と去ってゆく建文帝を複雑な表情で見送った永楽帝、皇宮に戻るや、今後一切建文派を攻撃してはならないと命令を下します。
それにしても永楽帝の身辺、古龍の小説並にリストラが進んじゃいまして、気が付いたらずいぶんと寂寞としてしまいましたなぁ。

そんな永楽帝のところへ、黒皮の助言もあって、心配したのよと蛮ちゃんがお見舞い。
ですが、実の所は天賜に逢いたくて仕方がない――錦娘姐さんのこともあり、このまま天賜が戻ってこないんじゃないかと心配で仕方がない蛮ちゃん、必ず戻るからと書置きを残し、宮中の暮らしにうんざりしていた天賜の両親を連れ出して、天賜を探しに行ってしまいます。

ああ、もう、みんな出て行け~と、やけを起こす永楽帝。子供みたいですな(^m^)
という矢先、人によってはすっかりその存在を忘れていただろう、壬首領が叛乱を起こしたという知らせが入ります。
早速、軍勢を率いて出陣する永楽帝。

それを聞いた瞻基クンも、崔能さんを引き連れて出陣――てか、この子、建文帝を討つための道案内を拒んで軟禁されてたんだから、建文派と和解した現在、自由の身になっててもいいはずですが、永楽帝、命令を撤回するのを忘れてたのか?
てか、こういうときにとりなすべき皇太子の瞻基パパはナニやってるんだ?
(皇帝の親政となれば、当然皇太子は都の留守を命じられるでしょうに)

ともあれ、駆けつけてきたお気に入りの孫息子に喜んだ永楽帝、先鋒を命じるとともに、同行した崔能には、蛮姫を探し出し『誰と一緒でもかまわないから』必ず皇宮に連れ戻るようにと命じます。
なんのかんの言っても、娘にゃ甘い。ま、非常時でもありますしな。

一方、一人江湖をほっつき歩いていた? らしい天賜は、途中、『屁侠の父親だと嘘をついてフクロにされているオッサン』を助けてみたら、これがなんと、本当に自分のとーちゃんで、おかげで無事に蛮ちゃん一行と巡り会います。
う~ん。このあたりは、さすがに物語の王道(別名ご都合主義)を進んでおるようですな。

大喜びの天賜、早速「床入りだ~」と、蛮ちゃんに迫るのですが、なぜか、この2人に関しては、何かと邪魔が入ることになってるのね。
で、お邪魔虫の何号だかになった崔能さん、永楽帝の命令を伝え、蛮ちゃんに皇宮へ帰るように促します。

それじゃ、皇宮へ帰っても、もう殺されることはないんだなと喜んだ天賜ですが、ここで大人しく帰ってしまっては、主人公を張ってる意味がない。
蛮ちゃんとともに、永楽帝を助けに行くことにしますと――『屁侠』を慕う人たちが、あれよという間に押しかけ、忘帰楼の義母たちまでが合流して、あっという間に義勇軍の一丁上がり~。

でも、どこまで行っても天賜は天賜で、蛮ちゃんは蛮ちゃんで、しかも“あの”とーちゃんまでもが混じってるものだから、相変わらず以上のガチャガチャです(^▽^;)

しかも、この一刀とーちゃん、息子が元帥で嫁が軍師、義母たちが将軍格なのに、自分が食料が係りを命じられたのを役不足だと文句を言い、元帥の息子を「馬鹿息子」呼ばわり――はまだしも、
義勇軍の皆が敬意を表して作ってくれた『屁』の旗が恥ずかしいと、夜中にへし折りに行き――『屁侠』の称号、そんなにイヤだったのか?
(てか、屁侠の父親だって自慢して、嘘吐きってフクロにされてたのダレ?)
故郷まで悪臭が漂っていきそうだってのには、マジ笑いましたが。

という頃、壬首領率いる反乱軍と対峙する明軍でしたが――
長引く戦況に将軍たちは焦りを感じ始め、さらには、永楽帝の体には、どうやら不調が。

そんな仲、先方を命じられた瞻基は、敵の本陣? を見つけ、攻撃を仕掛けますが――
ものの見事に罠に嵌っちゃいました(~_~;)
でもって、不甲斐なくも囚われの身に。
そんな瞻基を、蛮姫に恥をかかされた仕返しといたぶる阿龍。
しかも、天幕の外では、次々と瞻基の手勢が討たれてゆくわけで――もう、ここの阿龍は紀剛並みの憎ったらしさでしたな。

というところへ、なにやら見覚えのある赤い服の面々が――と思ったら、四太保率いる錦衣衛の皆さん。
瞻基を救い出すと、部下を置いては逃げられないと渋る瞻基を、どうか我々の仇を討ってくださいと、わが身を盾に逃します。
乱刃の中、錦衣衛壊滅。
…………トップが悪かっただけで、こういうところは武人というか、漢だよなぁ。
その点瞻基クンは、軍を率いるものの自覚が足りませんな。
こういうときは曹操じゃないけど、部下を犠牲にしてもとにかく逃げる。
自分が早く逃げれば、それだけ部下の犠牲は少なくて済むから。

ともあれ、こうして四太保と錦衣衛の犠牲で瞻基クン、無事に本陣へ戻ることが出来ました。

次回最終回、いよいよ両軍激突――ということになるハズですが……。


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>それにしても、ヒロインのはずの蛮ちゃんが登場すると、なんだってこう話がガチャガチャになるんだろう(^▽^;)

本当にねぇ。。。(_ _;)
結局、頭を打ったり反省したりすることなく、物事を自分の思い通りにして終わったですね。
ちっとも成長してない気がします。

>という矢先、人によってはすっかりその存在を忘れていただろう、壬首領が叛乱を起こしたという知らせが入ります。

はい、すっかり忘れてました(笑)
婿取り合戦のためだけに登場したんじゃなかったんですね。

>こういうときにとりなすべき皇太子の瞻基パパはナニやってるんだ?

そうそう。最後までまるで存在感のない皇太子・・・(^^;)

>でも、どこまで行っても天賜は天賜で、蛮ちゃんは蛮ちゃんで、しかも“あの”とーちゃんまでもが混じってるものだから、相変わらず以上のガチャガチャです(^▽^;)

本当にねぇ。忘帰楼の使用人たちも入ってるから、うるさいの何のって!正直、うんざりしました。

>(てか、屁侠の父親だって自慢して、嘘吐きってフクロにされてたのダレ?)

あっはっは、確かに。でも、匹夫の「匹」だと思ってたみたいですよね。
でも、匹夫もいい意味じゃないよね?

>…………トップが悪かっただけで、こういうところは武人というか、漢だよなぁ。

同感です。紀剛のおかげで、錦衣衛も悪者だと思ってました。錦娘姐さんも錦衣衛はやっつけていいって言ってたし(笑)
しかし、こういう人が大人しく紀剛の下についていたのも不思議といえば不思議(^^;)

2012/05/18 16:10 | ふく*たま [ 編集 ]


 

>おかげで話の本筋、思いっ切りブレまくってませんか?
ぶれまくってます!
ほんと突っ込む気力もないくらい…orz

>人によってはすっかりその存在を忘れていただろう、壬首領が叛乱を起こした
私の場合、忘れてたというより、
初見でした(^^;

>こういうときにとりなすべき皇太子の瞻基パパはナニやってるんだ?
ほんとですね!
なぜ次の次に即位する(かもしれない人)が
こんだけ出ずっぱりなのかしら…

2012/05/18 16:42 | 阿吉 [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

>結局、頭を打ったり反省したりすることなく、物事を自分の思い通りにして終わったですね。
>ちっとも成長してない気がします。
あはは……。でも、本当に。
そういう意味では、最強の(最凶の?)ヒロインかも、ですね。

>はい、すっかり忘れてました(笑)
あ、やっぱり(笑)

>婿取り合戦のためだけに登場したんじゃなかったんですね。
ねぇ。あれ、一応伏線のつもりだったんですね~。

>そうそう。最後までまるで存在感のない皇太子・・・(^^;)
ご本人は、聡明ながら超メタボな方とかで、登場すればかなりのインパクトになりそうですが。

>本当にねぇ。忘帰楼の使用人たちも入ってるから、うるさいの何のって!正直、うんざりしました。
本当、本当。というか、最終4話中、2話くらい削っても良かったのでは。

>あっはっは、確かに。でも、匹夫の「匹」だと思ってたみたいですよね。
なるほど~。
どっちにしても天賜の一家、教養と常識とは縁遠いから~(^▽^;)

>しかし、こういう人が大人しく紀剛の下についていたのも不思議といえば不思議(^^;)
ですよねぇ。あの最期を見れば、無条件で上の言うことに従うだけのタイプとも思えないし。謎ですね(^_^;)

2012/05/21 07:27 | rei★azumi [ 編集 ]


阿吉さんへ 

>ほんと突っ込む気力もないくらい…orz
あはは……。でも、同感(なあたりは、この記事の短さに出てますでしょ(笑)

>私の場合、忘れてたというより、
>初見でした(^^;
おお! それでは、余計にわけがわからないですよね。
それにしても、ここまで間のあく伏線って……。

>なぜ次の次に即位する(かもしれない人)が
>こんだけ出ずっぱりなのかしら…
ねぇ。
若くて動かしやすい皇族ということだけで選ばれたんでしょうか。
だったら、もっと話を整理して、別方面で蛮ちゃん動かしても良か
ったのに。

2012/05/21 07:33 | rei★azumi [ 編集 ]


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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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