秋水長天

 遊子帰客 夢断故郷雲水之間    西風古道 回首一片秋水長天

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KAN-WOO/関羽 三国志英傑伝

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(2012/05/02)
ドニー・イェン、チアン・ウェン 他

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ドニーさんだしなぁ。
演技的には兎も角、容姿――というか、外見的にどうよ? と思ったんですが、
結構気にもなってた作品なんで、この際、借りちゃいました。
まあ、それなりに、面白かったです。
(でも、最後の最後までドニーさんはドニーさんであって、“関羽”という気になれなかったのがなぁ……(^_^;)

さて。



物語は、曹操のいとなむ関羽の葬儀の準備から始まりまして――
(ああいうふうに首だけになっちゃった場合は、立派な胴体を(ここでは木彫りで)作って、一緒にお棺に納めるんですねぇ)
曹操の回想による関羽の物語、あの決死の千里行――五関に六将を斬る――が語られるわけですが……
まぁ、その、『レッド・クリフ』パターンと言いますか、中国、香港あたりの、原作があるものの映画化パターンと言いますか、やってくれましたよ、行き着く先は一緒だからって、結構な改変。
つっても、アンディ・ラウの『三国志』ほどじゃなかったし、面白かったから、良いっちゃ、いいんですがね(^▽^;)

なんせ、赤兔馬はカケラも出てこないわ、ドニーさん――もとい、関羽は、無益な殺生はしたくないからと、旅の途中で変装のためにトレードマークの髭を短くしちゃうわ ヾ(--;)オイオイ……
自慢の(はずの)青龍偃月刀は、途中で柄の部分がヘシ折れるわ(^▽^;)

まぁ、これはその分、アクションに工夫が凝らしてあるってことでしょうが。

なんといっても正当系は、最初のほうの対顔良戦。これはもう豪快で――と言っても、確か、馬がガクッと前足折って、関羽さんが空を飛んでたよーな(^▽^;)
ともかく、偃月刀ふるっての、真っ向から竹割り。振り下ろした偃月刀が地面に付いた次の瞬間にゃ、馬ごと顔良が左右に分かれて、どさぁと地面に倒れるんじゃねえかと思っちまいました。
(さすがに、そこまではやりませんでしたが)
さらには、狭い通路での偃月刀を短く持っての戦いやら、壁を使っての飛んだり跳ねたり、
(だから、多分、本当の関羽は、壁を支えに偃月刀使って、逆上がりなんかしない――というか、出来ないと思うんですが(^▽^;)
白打(素手での戦い)から、しまいにゃ、両手に一振りずつ剣を持って――って、玄ちゃんじゃないんだから  ヾ(^o^;オイオイ・・・
(玄ちゃんは双剣使いなんですよね)

戦う場所も、↑の、東嶺関の城内(といっても、ここの城内は街の中の意味)の通路らしき狭い壁の間とか、洛陽の工事現場とか、なにやら水のある所(『続・風雲』で風がゴーモンされてた場所に似ていたような……)やら、おーい、どこのお稲荷さんだ? と言いたくなる、赤い門の立ち並ぶ場所(これは視覚効果だけだったようですが)やらと、色々工夫が凝らされていましたが、
私的に一番ウケたのは、ええと……(と『三国志魂』を開いて名前を確認(笑)
汜水関(しすいかん)ですな。
ここ、卞喜(べん・き)が手ぐすね引いて待ち構えてる所へ、悠然、青龍偃月刀持った関羽が乗り込んで行ったかと思うと、門が閉ざされ、あとは向こう側で音だけがどっこんばっこん。門が、ホーンテッド・マンションのアレさながら、ガタガタガタガタしてたかと思うと、いきなり穴が開いて流星鎚(りゅうせいつい)が飛び出して、卞喜の倒れるところがチラッと映って、おもむろに門が開いて、関羽が悠々と立ち去ったかと思うと、門の中はお約束通りの死屍累々。
(一人だけ立ってたのが、そのままバッタリ行くのもお約束通りですな)
これなんて、下手に流星鎚ぶん回されるより、想像力を刺激して面白かった――というか、巧い作り方がしてあるなって感心しました。

しかし……、これって史劇にハズですが――というか、そう思って借りたんですが、どちらかと言うと武侠ドラマのノリですなぁ。
(アクションが派手なせいか? 器物の損壊とかも張P作品級だし )

あと、気の毒だったのが滎楊(けいよう)の王植。
君子然として、領民にも慕われてる良い人で、関羽も何とか殺すまいとするんですが、最後には関羽の置き捨てた青龍刀を使って自害。
(だから、大事な武器を置き捨てるなよ ヾ(--;)ぉぃぉぃ

で、何でこうなったかというと、『~演義』のほうでは関羽が通行手形をもってなかったんで、妨げられて已む無く――ってことなんですが、この映画のほうでは、なぜか曹操の知らない所で勅令が出てまして。
でもって、勅令ってなんで、それを出したのって献帝なんですね。

それで、この献帝、曹操が許都の周辺で屯田なんかやってまして、一緒に農作業させられてるんですが、これまで、もっと酷い眼に遭ってきたし、曹操はちゃんとご飯食べさせてくれるし、帝位を簒奪する気もないし――と、あっけらかーん。
将来、自分が強くなれば天命は自分のものになるハズと、なんか聡明じゃんと思わせる発言をするんですが……
関羽を劉備の元へやることは、虎を野に放つことで、さらに乱世が続くことになる。そうさせてはいけないと、関羽の抹殺命令を――って、しかも、最後にゃ自分で出張ってくるって、賢いんだかアホなんだか(~_~;)
で、関羽を助けに来た曹操に、乱世を平定したら、ワシがコレを殺すって言われちゃって(^▽^;)
……って、曹操も、本人を目の前にして言っちゃったらまずいっしょ ヾ(--;)ぉぃぉぃ
(してまた曹操の部下たちも、自分たちも同じ考えだからって、大将にナイショで献帝に協力したら拙いっしょ(~_~;)

それと、映画のことですから、当然のことながらロマンスも挿入されてまして、
お相手は、態度や身なりから、劉備の夫人たちに仕える侍女の子? と思ったら、
なんと、婚礼はまだみたいなんですが、玄ちゃんのヨメになるはずの関羽と同郷の娘さん。
で、関羽はもともと、この娘さん――綺蘭(きらん)に想いを寄せていて、故郷を出奔したのも、この娘さんを守るために人を殺したからなんですが、
(でも、とことん『忍ぶ恋』なんだよね~)
綺蘭のほうは、千里行の途中で関羽の想いは気付いたんですが、玄ちゃんとの結婚は止めて関羽の妻になりたいって言い出したのが、本気で関羽を好きになったのか、あくまで玄ちゃんを尊敬してて、曹操に協力しようとする関羽を止めるためだったのかは、わからずじまい。
途中、健気なところもあったんですが、なんか、私的にはイマイチ好きになれないコでした。
で――、なんか、あの大きな目と表情には見覚えがあるゾ、と確認してみたら、
やっぱり『新・上海グランド』の程程でした。

で、肝心のドニーさん。
アクションを思い切り魅せてくれるのは当然として、キャラ設定とか、弱者に優しくて子供に慕われる所とかはそれっぽかったし、演技のほうもなかなか渋く――だったんですが、いかんせん体格がねぇ。中肉中背――つか、細身のほうですよねぇ、ドニーさん?
『レッド・クリフ』やらドラマ版の『三国志』やらで“関羽らしい関羽”を見ていたせいもあるかもしれませんが、“関羽”としては、豪快さ、重厚味に欠けた感じなのが残念です。
あれでも、髭をもうちょっと増やして長くして、眉毛を太くしたらそれっぽかったかもしれませんが、あえてやらなかったかな?
……にしても、酔っ払って曹操と肩を組んでるシーンがあって、曹操のほうがちょっと背が高かったんで、笑っちゃいましたよ(^m^)
でも、曹操との遣り取りが、妙に剛直なのか理屈っぽいのか~~というあたりが、なんか関羽っぽい気がしました。
(また、この曹操が、なかなかいい味のキャラになってまして)

ということで、“関羽”とか“三国志”ということを意識して見なければ、結構面白い作品でした――って、コレって、なんか変?

あ。そうだ。
ラスト、また関羽のお葬式に話は戻ってゆくんですが、あそこまで立派な棺桶ってのは、初めて見ました。
中国のお棺は立派だってのは、話には聞いてたんですけどねぇ。
いいもの見たかも――って、ヾ(--;)ぉぃぉぃ


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| 映画、DVD、ドラマ鑑賞 | 2012-09-23 | comments:2 | TOP↑

微妙な邦題のため検索にかからず、劇場公開やDVDが出るのに気付いてもらえない不運なドニー映画です(^^;
周りの意見では、概ね「曹操が関羽ラヴな話」ということで一致していますww

ヒゲ剃っても、エアひげシゴキして関羽をアピールしたり、関羽だから武芸十八般いけるよね、ということでドニーさんのアクション満載にするなど苦心が見えます(^^;
とりあえず普通に武侠映画ですねw

| 八雲慶次郎 | 2012/09/28 22:54 | URL | ≫ EDIT

八雲幇主へ

>微妙な邦題のため検索にかからず、劇場公開やDVDが出るのに気付いてもらえない不運なドニー映画です(^^;

あっ、そうなんですか?
ウチのほうのお店では、新作コーナーの目立つ所に、ババーンと置いてあったんですが。
(てことは、店長がそっちの趣味???)

>「曹操が関羽ラヴな話」
あっはっは……。
言われれば、確かにラヴかったですねぇ、曹操と関羽。

>とりあえず普通に武侠映画ですねw
あ、やっぱり?(笑)
でも、本当、武侠としてみれば、見ごたえありました(^^)
 

| rei★azumi | 2012/09/29 09:15 | URL | ≫ EDIT















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