浣花洗剣録 第15週

今朝は久々、途中で目を醒まさず、一気に5時まで熟睡。
ま、布団に入ったの、日付が変わってからでしたが(^▽^;)
つくづく、風邪ってのは体のゆがみを治すためにかかるのだと言うのを、納得しました。

さて。今回の『浣花洗剣禄』ですが……


15-1
脱塵が事実を受け入れられないのは、木郎を愛しているからよと、奔月にレクチャーされなければわからない、お子ちゃまな方宝玉。
レクチャーされて、情はというのは、聡明な人も目をゆがめてしまうのか――恋愛真っ只中の、それも、愛しているのに何故結ばれないんだ~~と嘆くような苦しい恋をしてる最中の男子が口にする台詞じゃないですな ヾ(--;)

というか、この間ふっと思ったんですが、子のこの恋って、お兄ちゃんみたいな、この恋のためなら命も捨てられるとか、木郎みたいに、この恋だけは、何があっても手放さない、みたいな激しい情熱とか切迫感が無いんですよね。
まあ、大臧の場合は、一途さにかけちゃ楊過と張る――と思ってるので、横に除けておくとしても(笑)
少女の奔月だって――というか、少女だからこそ、かな、はるかに一途ですものねぇ。
なるほど、これでは、向こうを向いてしまった奔月を落とせないわけだ(^_^;)

ともあれ、それで喧嘩別れもせずに一緒に旅を続ける3人ですが~
途中で立ち寄った茶店で、お客たちの履いている靴が役人のものだからと目端の利く所を見せた宝玉、奔月と脱塵を先に逃がしておいて、正体を現した役人たちと一戦交えることになったんですが――
ここ、中文版は2回りしか見てないんで、内容を忘れてたんですが、それでも、多分これは、先に出したはずの奔月と脱塵は捕まってて、刀を突きつけられて――と予測しながら見てたら、半分当り(^▽^;)
木郎神君、そこまではやりませんでしたが、取り上げた2人の武器を示して、宝玉に投降を迫ります。
これ……仮に木郎の方が宝玉の立場だったら、この場はとりあえず逃げて、後で2人の奪回策を練るんだろうけどなぁ。
(目の前で2人に刀を突きつけられてるわけじゃないから、なんとでもなりそうじゃないですか?)
その点は素直な宝玉、あっさり捕まってしまいます。

で、牢の中で奔月と和解(笑)

そんな宝玉に木郎は、死にたくなければ朝廷に帰順するようにと説得しますが――無論、宝玉が受け入れるわけが無いんですが、ここでの会話、木郎の方に理があるように聞こえてしまったのは、多分現在の武林の盟主が王巓なんてろくでもない人間のせいでしょうね。
確かに、こんな人間に牛耳られている武林なら――って、その王巓が盟主になるように裏で画策させたの、木郎か(^_^;)
それにしても、木郎が帰順させるための喩え話に持ち出したのが梁紅玉に穆桂英って、女性名しか出てこない、それも、国のためというよりは、ダンナに惚れて、そのダンナのために尽くした女性しか喩えに引っ張り出せないあたりが、なんだかな~ですが、
まあ、梁山泊百八人の英雄たちなんて、帰順したせいで酷い目に合ってる――って、宝玉のバカ、コレを喩えに出して、木郎をへこましてやればよかったのに~。

一方……
盟主に据えてやった途端に反抗期に入った王巓に、そうでなくても頭の痛い白三空じーちゃん、可愛い孫が残虐無比の婦女暴行殺人鬼として指名手配されたと知って、木郎のところへ乗り込み、今度はさらに、その孫が捕まったと聞いて、またまた木郎のところへ乗り込みます。
が、年齢は若いけど、役者は木郎の方が上ですね~。
というか、結局は孫を人質に取られてるんだから、なんだかんだ言っても、じーちゃんの方が弱いわけですが、孫を死なせたくなかったら、朝廷に帰順するように説得しろといわれてしまいます。

しかし、このじーちゃんが朝廷に帰順した理由というのが、青萍剣客として名が売れてきた頃に、秘伝書を盗んだと因縁をつけてきた相手と争いになって、相手を傷つけたところを逮捕され、でも逮捕させた当人である厳大人、厳崇に助けられた――って、絶対これ、厳サマに嵌められてますよね、じーちゃん。
(しかし、若い頃のじーちゃん、えらい男前でしたな(笑)

というわけで、ようやく、孫の前に姿を見せたじーちゃんに、死んだふりっこで私を悲しませて、傷つけて平気でいたのかと怒る孫――って、普通、祖父ちゃんが生きてたら、とりあえず喜ばないか?

ともあれ、唯一の肉親で大好きだったお祖父ちゃんが、自分を欺いていた上に朝廷の犬で、心のよりどころとしていた霍飛騰も、自分の父ではないと知らされ、二重の衝撃を受けた宝玉――は別にいいんだけど、じーちゃん、何気に年月を4年ほど水増ししてるぞ。
霍飛騰の息子は30歳になってるはずって(~_~;)
30歳ちかく、ならまだわかるケド。
まさかじーちゃん、大事な愛娘が駆け落ちしたのがいつだったかも忘れたとか?(^▽^;)

というところで話は変わって、こちらは奔月と一緒に捕らえられた脱塵。
木郎と、まさかの再会を果たすわけですが――脱塵が連れてこられたときって、なんか、木郎の方が悲壮な顔つきしてましたよね。
まあ、一切を虚偽で塗り固めて役目を果たしてきた江湖で、この愛だけは唯一の真実――と思い定めた、その相手に、自分の正体をさらすんですからねえ。
許してくれるかどうか以前に、詰られるのは覚悟――悲壮な顔にもなりますか。
――にしても、この再会の場では「許してくれ」しか云わなかった木郎、さすがに大人――というか、本当に、脱塵への想いが真実だというのを良く示していたと感じました。

これが宝玉だったら、多分くどくどと自分の正当性を主張して、相手を怒らせて、決裂しちゃうんだろうなぁ。

一方、信じたくなかった事実を目の前に突きつけられた脱塵のほうも、この男は朝廷の犬、大宛の郡主である自分とは敵対する立場の人間、忠実だった史都将軍の仇――と承知でも、愛してしまったものは――心の向かう先は、自分でもどうしようもないわけで。
次第に変貌してゆく――というより、隠していた冷徹、冷酷な能吏の貌を見せ始める木郎にも、その心は変えようがなく、

そうして木郎の方も、再び手にしてしまえば、もう脱塵を手放せるはずもなく、かと言って、愛のために職務を捨てることも出来ず――というあたりは、完全に男の我が儘なんですが、時には引き止めるために策を弄し、時には、自分が彼女のためにどれだけ心を尽くし、朝廷を欺くことさえしたかを語り――結局、最終的に出来るのは、お前への想いだけは真実だと、そう、繰り返し告げることしか出来なくなってゆくわけですが、
それでもなお――というよりは、おそらくは、それだからこそ、この愛を手放すことが出来なくて、

そうして2人の愛は、坂道を転がるように、悲劇に向けて突き進んでゆきます。

が、そんな愛のかたちどころか、一旦人を愛してしまったら、それが善人だろうが悪人だろうが、宝玉クラスのおバカだろうが、どうしようもない、ということなど理解も了解もしようのない、お子ちゃまな宝玉、中庭で再会した脱塵に、ここを脱出して、木郎の正体を江湖に知らせてくれるようにと頼みます。
そうして、逃げられないという脱塵に、
「目を醒ませ」

……馬鹿だ  (--;)

バカだ、莫迦だと思ってたけど、もう、どうしようもなく馬鹿だ ヾ(--;)
てか、雲錚(うん・そう)より摩勒より救えない馬鹿だ _| ̄|○
(ええと……プランクトンとかは、まだすくえるんだよね)

というか、感情過多ですぐ爆発して突っ走ってゆくくせに、想像力と共感能力が欠如してるのかねぇ、この坊ちゃん。
15-2

挙句、私が奔月だったら、お前はどうするって、木郎にまでレクチャーされてるし(^_^;)

それにしても、木郎の宝玉に対するいたぶり方、何か恨みでもあるのかというかと言いたくなるくらいでして、ここでも、帰順を肯んじない宝玉に対し、奔月の首に刀をあてがい、地獄を味わえと―― ヾ(~O~;)

咄嗟に宝玉と脱塵が割って入り、逆に木郎の方が傷を負うことになったわけですが、
宝玉と奔月が牢に戻された後、木郎のやり方を見かねて去ってゆこうとする脱塵に木郎、彼女を去らせるくらいなら死ぬと、自分の胸に掌打を打ち込みますが――

お~い、ちょっと待て~。軟蝟甲(なんいこう)着けてただろ、この人。
と思って見てたら案の定で、脱塵を死ぬほど心配させておいて、しゃらっと、
「私は大丈夫だ」

…………………………しばくぞ (▼ヘ▼;)オイコラ!

ったく、こういうコトをするから、脱塵と心がすれ違うようになっちゃうんだ!

他はともかく脱塵にだけは、誠心誠意真心で、優しく接しなさいよ~。
ほかには、心のよりどころって、何にもないんだから。

一方、獄吏が牢へ運んでゆく食事を見て、木郎が宝玉の処刑を決めてしまったと悟った白三空じーちゃん、再び木郎のところへ乗り込みますが、
そこへもたらされたのは、宝玉が帰順する決意をしたという知らせ。
奔月を死なせまいという、これは男として、人としての当然の選択ですが、相手が、そのあたりは、自分も白水宮へ入って中から引っ掻き回した木郎ですから。
証を見せてもらわなければ信用できないと、宝玉の肩に錦衣衛の焼印を――あれ、押されてる本人より、見てる奔月や外にいる白三空じーちゃんのほうが痛いだろうな。

それにしても――帰順するかどうかもわからない宝玉のために、わざわざこんなものをあつらえたとも思えないから、錦衣衛は全員、あの焼印を押されてるんですかね?
(それにしても、火傷の特殊メイク、やけに上手いというか、リアルだったな(^_^;)

そうして、玄鉄剣を返され、奔月ともども外へ放り出された宝玉ですが、またまたここで打たれ弱さを露呈。
こんな屈辱我慢できないと、剣を川岸につきたて、片肌を脱いで――あれは、思い切り良く腕を落とそうしたのか、焼印の後を削ぎとろうとしたのかはわかりませんが、
あんなもの、焚き火でもやったついでに、薪を押し当てるとか、短刀でも熱しておいて上からあてがってやれば、単なる火傷になって、絵柄なんて消えちゃうだろうに。
というか、額に『犬』と入れ墨されたわけでもあるまいに ヾ(--;)
(……って、人事だと思って(笑)

挙句、お祖父さまが普通の人で、両親が揃っていて、皆で楽しく暮らせていたらよかったのにと現実逃避。
自分は一人ぼっちになってしまった――って、またまたまた奔月の心を置き去りにするし。
本当に奔月、良くまあ、コレを見捨てないで、ついていってやってくれてます。

というところでまた話は移って、こちらは侯風と白艶燭。
大臧の治療で内功を使い果たした上に内傷を負い、その後の白水宮での戦いと、おそらくはその後の逃避行とで、病の床に就くようになってしまった艶燭を、かいがいしく看病する侯風。

武林を乱す蓬莱人の治療なんかしたせいで――って、まだ言いますか、この人は。
大臧くんの怪我は、そもそもが聖母が彼の腕を利用しようとしたせいだし、王巓なんぞと比べれば(って、比べるのがそもそも失礼なんだけど)彼がどれだけ上等な人間かは、剣を交えたこの人が、一番わかってなきゃいけないと思うんですがね。

というか、これで大臧くんが艶燭の息子だってわかったら、ころっと変わるんだから(^▽^;)

ともあれ、食べるものを探しに――と、侯風が出て行ったところで、入れ替わりに入ってきたのが、聖母を探し出せと部下ABつけて送り出された李子原。
聖母の素顔を見て悪心を起こし、部下ABを外へ出しておいて、手込めにしにかかります。

という所へ、急遽戻ってきた侯風との剣戟と相成るわけですが――
侯風さんも、白水宮の戦いで傷を負ってたのかしら?
プラス李子原とはいえ、部下ABなんて、大臧くんに位負けしてたようなのに梃子摺ってるなんて。
そうして、2人に左右の腕を封じられた所へ、李子原の腰帯剣が突き出され――
というところで、次週に続きます。

スポンサーサイト

テーマ : テレビドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

コメント

>子のこの恋って、お兄ちゃんみたいな、この恋のためなら命も捨てられるとか、木郎みたいに、この恋だけは、何があっても手放さない、みたいな激しい情熱とか切迫感が無いんですよね。

確かに!
珠児との結婚もOKしちゃうし、奔月に対する真剣味が足りません!本当に奔月のこと好きなの?と思いますよね。

>宝玉のバカ、コレを喩えに出して、木郎をへこましてやればよかったのに~。

あはは、あの宝玉が、木郎をへこませるなんて、百年早そう(爆)

>が、年齢は若いけど、役者は木郎の方が上ですね~。

白三空爺サマがラスボスかと思ってたら、違ってたんですね~(^▽^;)

>というか、感情過多ですぐ爆発して突っ走ってゆくくせに、想像力と共感能力が欠如してるのかねぇ、この坊ちゃん。

欠如してますよねぇ。しかも、自分のことしか考えてないですもんね、宝玉って。
だから、視野狭窄なんだろうなぁ。

>ったく、こういうコトをするから、脱塵と心がすれ違うようになっちゃうんだ!

そーだ、そーだ!
ヒトを試すようなことをしちゃぁダメですっ。木郎を見損ないました(-“- )

>それにしても――帰順するかどうかもわからない宝玉のために、わざわざこんなものをあつらえたとも思えないから、錦衣衛は全員、あの焼印を押されてるんですかね?

宝玉みたいに朝廷に帰順させた人間には押してるんじゃないですかね。

>そうして、玄鉄剣を返され、奔月ともども外へ放り出された宝玉ですが、またまたここで打たれ弱さを露呈。

ホント、打たれ弱いですね~。
よくこんなんに辛抱してついてるよ、奔月も(_ _;)
惚れてしまったらあばたもえくぼなんでしょうけど、それでも、度が過ぎればいつかは愛想が尽きますよねぇ。

ふく*たま さんへ

>珠児との結婚もOKしちゃうし、奔月に対する真剣味が足りません!本当に奔月のこと好きなの?と思いますよね。

好きは好きなんでしょうけど、以前は一緒にいれば楽しかったのにって言ってましたから、せいぜいが、その程度の好き――というところでハタと気付いたんですが、宝玉&奔月カップルって、まだこの時点では、お互いの命に関わるほどの危機には出会ってないんですよね。
というコトは……恋にも試練が必要なのか~~ヾ(--;)

>あはは、あの宝玉が、木郎をへこませるなんて、百年早そう(爆)

言えてるかも~
しかし、もし万が一(億が一?)木郎が宝玉にへこまされたりしたら、
当分立ち直れないかも、ですね(笑)

>白三空爺サマがラスボスかと思ってたら、違ってたんですね~(^▽^;)

ね~。
しかも木郎がラスボス。フェイントが過ぎますって(^▽^;)

>ヒトを試すようなことをしちゃぁダメですっ。木郎を見損ないました(-“- )

朝廷の人間らしく権謀術数が習性になっちゃってるんでしょうが、
真実の愛だというのなら、そこにだけは、そんなものを持ち込んじゃダメですよね。

>宝玉みたいに朝廷に帰順させた人間には押してるんじゃないですかね。

そうかも、でうね。
それか、ふと思いついたんですが、錦衣衛で臨時の身分証みたいなのを発行するのに、木片に焼印を押してたりして、それに使うのだったり~~~したら、もう、宝玉、立ち直れないわ(^▽^;)

>惚れてしまったらあばたもえくぼなんでしょうけど、それでも、度が過ぎればいつかは愛想が尽きますよねぇ。

ですよねぇ。
なんか、結婚して数年立ってから、奔月に三行半を突きつけられる宝玉というのを連想してしまったりして(- -;)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)