鏢行天下(ひょうこうてんか)第1週

業務連絡です。
Amazonさんで『浣花洗剣録』『孔明のヨメ2』の予約を受け付けております。
ご希望の方はお早めに――って、別に急がなくてもいいか(^▽^;)
由香さんからでした。

で……
1週間経過しました。
意識はまだ決戦前夜の四合院の庭あたりを放浪してるんですが ヾ(~O~;) オイオイ
アタマを切り替えて、新番組、行って見ましょうか。
とりあえず、感触は悪くなかったし。

さて。

山東の王家鏢局(ひょうきょく=一種の運送警備会社と考えておけばいいんですかね、取り敢えずは。話の中で、詳しいことは色々出てきそうですが)の(どうやら)跡取り息子の王振威(おう・しんい)は、都での独立開業が望み。
イカサマ博打で元手を作って――と思ったら、どうやら家訓にそむいた博打をやった、勝手にしろ、出てゆけ! という父親からの言質をとるのが目的だったようで。

ともあれ、荷を運ぶ箱と鏢局の幟(のぼり)、そうして家伝の薬を入れた瓢箪をお供に、都へと上ってまいります。
そうして、槍先でぐるりと描いたわっかを基点に、『天下鏢局』の開業を宣言。

と、そこへ、鏢局の開業にはこれこれの条件が――と、要約すればイチャモンをつけてきたのが、提督府のお役人。
実は提督の娘のじゃじゃ馬お嬢様、沈飛燕(しん・ひえん)がけしかけたんですが、これを軽くいないた振威、飛燕がすられた香袋(化粧道具を入れるポーチみたいな?)を取り返してやったのを、振威が掏ったのだと誤解されたところから2人は対立――というか、飛燕の方が突っかかって、振威は受けて立つ形ですが、飛燕の持ちかけた賭けを引き受けることとなります。

条件は、三日以内にこの香袋を保定に届けること。出来なければ、開業を諦め、都を立ち去ること。
で、無事に届けられた場合には、飛燕が天下鏢局の開業を支援することという条件を都の人達の前でちゃっかり付け加えるあたり、振威少爺、なかなか只者じゃありません。

ところがこの香袋、朝廷の役人の不正を調べていた提督府の役人、秦三が、今わの際に証拠の品をこっそり隠しており、ソレを見ていた同じく提督府の役人である薛植(せつ・しょく)将軍が、こちらはその不正に関わっており――というわけで、
飛燕小姐の妨害にそれらが加わって、振威の初仕事は前途多難。
早速盗賊に襲われるやら、幼馴染で実家の使用人の小来(しょうらい)が合流してくるやら(あ、これはトラブルじゃないか(笑)薛植率いる役人に襲われるやら、途中の宿で眠っている間に香袋を盗まれ――と思ったら、
「お前が江湖に出るなんぞ、まだまだ早い。山東へ帰って来い」
連れ戻しに来たおとーさんだったりして。

んで、このあたりはこの父子も江湖の住人で、力ずくでも連れ戻す、力ずくで抵抗します、てな具合で、ま~た、家伝の武芸なんで、父子の繰り出す技がぴったり一緒、というあたりも、なかなか楽しませてくれたのですが、
そこを刺客に襲われ、息子を庇った王鏢頭(おとーさん)は負傷。

何とか刺客を退けた振威、妨害のためにここまでやらせるかと怒りのあまり、こちらは、薛将軍が妨害のためにここまでやるなんてと驚きつつも詫びに来た飛燕に斬りつけ、かすり傷ながらも傷を負わせてしまいます。

そうして、父を庇って飛び込んだ宿が、件の盗賊の根城って(^▽^;)
さすが主人公、思い切り……トラブルに巻き込まれる超能力に恵まれてます。
が、ご都合主義――というよりは、これは親の光だよなぁ。

この宿の女将で盗賊たちの頭が、最初はおとーさんの被っていた笠に隔てられてお互いにわからなかったんですが、古馴染み――というか、昔おとーさんが恩を施した相手。
振威たちの後を追ってきた薛将軍から十万両で香袋を奪うように依頼された女将、王鏢頭が恩人と知り、何とか一行を逃そうとします。

が、女将やら、事情を知らない飛燕を置いては逃げられないという――あ、考えたらこの父と息子、こういうところが似てるかも――で結局逃げ遅れ、薛将軍率いる刺客陣と派手な戦闘を繰り広げることとなります。

で、その舞台にもなったこの宿が、さすが盗賊の根城だけあって仕掛けだらけで、ここだけでもかなり面白かったんですが(というより、これだけの仕掛けのお宿、使われるのがこの1話だけだったら、勿体無くも贅沢な話ですが)
なかなか面白いキャラだな~と思っていた盗賊団の副頭かな? の沙満天(しゃ・まんてん)さんが、ここでお亡くなりになってしまったのが勿体無かったです。
刺客たちを自分ごと落とし穴に落として、そこで死闘を繰り広げたいた女将も生死不明みたいですしね。

一方、二人がかりで薛将軍に挑んだ父子は――槍先が止められたんで、将軍、軟蝟甲(なんいこう)つけてる? と思ったらこちらは鎧だったようですね。
んで、対処法が『浣花洗剣禄』最終話の大臧と宝玉の連係プレイに似てたのが、ちょい笑えました。

後、最後、池だか湖だかに叩き落された薛将軍が、えらく太くて長い竹を持って上がって来て、武器は長いほうが有利とか嘯いたんで、これ、手元へ飛び込まれたら終わりじゃん、と思ってみていましたら、
「合わせろ」っておとーさんの言葉で、振威とおとーさんの槍を竹の中へ送り込んで、そのまま将軍の喉をぐっさり。
こういう手もあるんだなぁと、感心いたしました。
変わった武器とか、変わった武器の使い方とか、かなり好きなんですよ。

かくして……保定までは行かないまでも、無事に初仕事を成し遂げ、飛燕とも和解、父の許しも得た振威、無事に都での開業の運びとなりました。
しかも、そんな派手な名前じゃ笑いものになるから『王家鏢局』にしておきなさいと、おとーさんは反対してたんですが、不正の証拠――高官たちが金で官職を買った、その名簿――を守り通してくれたお礼にと、飛燕の父の沈提督が看板を書いてくれたおかげで、屋号も『天下鏢局』で決定。これには、おとーさんも文句の言いようがなく……
というところで、次週に続きます。

ということで、1話完結90分、結構いいテンポで、面白かったです。
主人公の王振威を演じるダンカン・チョウさん、顔立ちが好みから言うとややバタ臭く、この役には年齢もやや行ってる気がするんですが、時々えらく男前に見えたり、少年のように見えたり。なかなかいい感じ。
で、振威そのものも、腕も立つし、そこそこ頭も良いいし、お坊ちゃん育ちの調子のよさもいい方向に出てるし、まだまだ人間的に未熟な面も、根本の素直さと男気で補われてるし――まあ、なにより、“あの”宝玉で散々うんざりさせられた後ですから、よほどの主人公でない限り、文句は出ませんでしょ。
(そりゃもう、成長前の雲錚(うん・そう)だろうが、成長前の摩勒(まろく)だろうが)

あと、飛燕小姐がタイプ的には奔月に似た感じかな~で、なかなか可愛かったです。

で、おとーさん、格好良かったです、おとーさん。
もう、いぶし銀の魅力というかですね。
厳しそうでいて、本当はものすごく息子を大事に思ってて。
でも、決して過保護ではなく、出来そうだなと思ったら「頑張れよ」って背中を押してやって、自分はフォローに回る度量も持ってるし、結構大きな鏢局を切り回してるだけあって、頭も切れれば、いざという時に腹のくくりどころも心得ている。
てことで、この先も引き続いて登場なら、主人公そっちのけで、ワタクシ、こっちのファンになっちゃいそうです(笑)

てことで……
ツボ直球ではなかったけれど、かなり楽しめそうな作品でよかったです。

しかしNECOさん、『小李飛刀』は、放送する気はないのかな~。

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現在放送中なのは『鏢行天下』

今月から始まったのは『鏢行天下』。 (文字化けしちゃう方のために。題名の最初の文字は[金票]という文字です。) 1話完結方式で《天下鏢局》という名の鏢局が舞台になってる全10

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>振威少爺、なかなか只者じゃありません。

でしたね。口も腕もなかなか達者で…(笑)

>で、その舞台にもなったこの宿が、さすが盗賊の根城だけあって仕掛けだらけで、ここだけでもかなり面白かったんですが

本当に、どれだけ仕掛けがあるねん?てなお宿でしたね。
しかし、あの飛矢は、味方まで殺しちゃうよ~と思いましたけど(^^;)

>まあ、なにより、“あの”宝玉で散々うんざりさせられた後ですから、よほどの主人公でない限り、文句は出ませんでしょ。
(そりゃもう、成長前の雲錚(うん・そう)だろうが、成長前の摩勒(まろく)だろうが)

激しく同感です(爆)
博打を打っているシーンを見て、こりゃ、また若様ならぬバカ様なのかと思いましたが、それが父親の方から「出て行け」と言わせるための策略だっていうので、頭のいいヤツだな~と感心しました(笑)

>あと、飛燕小姐がタイプ的には奔月に似た感じかな~で、なかなか可愛かったです。

ですよね。武侠ドラマのヒロインの典型って感じですけれど、嫌味がなくてよい感じです。

>で、おとーさん、格好良かったです、おとーさん。

このとーちゃんは、かっこよかったですね~!
厳しいばかりでなくて、息子への愛情もきちんと表現されていて、なかなかでした。
息子の天下鏢局が軌道に乗るまで手伝ってくれるんでしょうかね?王家鏢局はどうするんでしょう?

>ツボ直球ではなかったけれど、かなり楽しめそうな作品でよかったです。

ですね!これから先の展開が楽しみです。

ふく*たま さんへ

>口も腕もなかなか達者で…(笑)

本当に(笑)
でも、決め所はきちんと決めているし、おかげで、未熟な所や情けない所も人間味としてちゃんと魅力のひとつになる、こういう主人公って、見ていて気持ちがいいです。

>しかし、あの飛矢は、味方まで殺しちゃうよ~と思いましたけど(^^;)

あはは……。
盗賊稼業も命がけ……って、命がけの意味が違いますな(^▽^;)

>あと、飛燕小姐がタイプ的には奔月に似た感じかな~で、なかなか可愛かったです。

>ですよね。武侠ドラマのヒロインの典型って感じですけれど、嫌味がなくてよい感じです。

しかも、トラブルメーカーなところまでが、ちゃんとヒロインしてて(笑)

>厳しいばかりでなくて、息子への愛情もきちんと表現されていて、なかなかでした。

本当に。武侠ドラマで、こういう“できた”父親、理想的な父子関係って珍しい気がするんですが、こういうのも、見ていて気持ちがいいですね。

>息子の天下鏢局が軌道に乗るまで手伝ってくれるんでしょうかね?王家鏢局はどうするんでしょう?

2話目を見たら、おとーさんまで都に移ってきてたみたいで(^▽^;)
本当に、王家鏢局はどうしたんでしょう?
2軒掛け持ちで、都と山東を往復してるのかな?

>ですね!これから先の展開が楽しみです。

はい!
飛燕も鏢局に入ったし、何やら彼女の幼馴染や、かなり色々な人が出てくるようですし、本当に、先が楽しみです。

たぶん…4話目が私の萌えポイントになると思われます…(笑)。

どぅいちゃんへ

あ、やっぱり(^m^)

というより、4話目だけなんですか?
なんか、勿体無いなぁ……。
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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