浣花洗剣録 雑感

なんか、まだ書くのかって言われそうですが(笑)
由香さんじゃないけど、書きたいから書きます(開き直り)
というか、全体の感想とか書いてないし、なにり大臧くんの格好良さと可愛らしさについて、まだまだ語り足りない気がするんですよね~。ヾ(~O~;) コレ
え? こんなの書いてるんだったら二次小説書け?
書きたいんですけどねぇ。胸の中でくすぶってるのも2つくらいあるし、これが上手いことまとまってくれたら――ですけど。

で。

taizou&shuji
見終わって――というか、放送が終了して一区切りがついてというコトですが、
全体としての感想を一言で言いますと……

凄げぇ(ヾ(^o^;)こら、こら、こら、こら・・・)

んで、何が凄いかっていいますと、何よりもまず、ストーリー半ばあたりから、話が思いがけない方向に思いがけない曲がり方をしたでしょ。
でもって、当初に予測された宝剣探索とか宝剣争奪は勿論、もう、武林の争いとかもそっちのけで、一体、行き着く先はどこじゃろかってな具合で、それでも話はどんどん進んでゆき
(でもって、大半の視聴者は、大臧&珠児、木郎&脱塵の二組の恋の行方に心を痛め、宝玉の打たれ弱さにイライラさせられ(笑)
そうして最終話、木郎&脱塵の衝撃的かつ悲劇的な最後と、その後の大臧&宝玉の妙に爽やかな立会い、大臧を宝剣奪取の呪縛から解き放つ師匠の遺言を経ての、余韻を残しつつのラストシーンへと、もう、ほとんど問答無用という感じで感動の結末へもって行っちゃいましたからね。
ひょっとして、こういうのを力技というのか? 見終わってから、思わず頭を捻っちゃいました。
いやー。とにかく凄かった(って、ほめてるんですよ(笑)

(細かい部分への突っ込みポイントは山ですが、はっきり言って私のレビューは突っ込んでなんぼなもんで、よほどじゃない限り、そういうのは大歓迎(笑)

あと、話そのものもツボだったってことは、レビューの中でも書いてるかと思いますが、
中途段階でふと思ったの、この話って、中国本土よりも、むしろ日本でのほうがより受けるんじゃないだろうかってことです。
ええとね、これ、なんか、サブタイトル?に『The Spirit of The Sword(剣の精神)』ってあるように、これまで放送された武侠ドラマの中では、剣とか武芸に対する考え方が割と前面に出てきてた感じですよね。
中原と蓬莱(架空日本)の武芸と武芸者、立ち会い方とか生死観の相違とか。
んで、私ですらチラホラと書けるように、日本の視聴者というのは、比較的ごく自然に、日本の武士の生き方とか考え方に馴染んでる。
で、蓬莱と中原、双方の武芸への考え方の相違とか、割とすんなり納得できるし、一方の主人公である大臧への感情移入も容易――って、考えたら、日本人の目から見て日本の武士として(多少のおまけはあるとしても)違和感を感じさせない呼延大臧というキャラクターを作り上げた、そのこと事態がかなり凄いですよね。

というか、一番凄いのは、オリキャラを主人公の一方に据えちゃったってことかもしれないですが(爆)
(主人公は宝玉ですと仰る方もちょくちょくいらっしゃるんですが、OP、EDの映像と演者の名前の出方の取り扱いから判断すると、大臧と宝玉の2人主人公で、大臧のほうが主要というか格上と思っておいてもいいようです)

しかし大臧くん、日本人の目から見て違和感を感じないってことは、中国の人から見ると異質なのかなぁ?

という呼延大臧くん。
(当初は、山野大臧という、いかにも日本的な名前だったとか)
私にとってこの『浣花洗剣禄』の魅力の8割は、彼にあります(断言)
まぁ、『闇の塔』書いてた頃の友人連に見られたら「reiくん、男の趣味変わった?」とは言われるだろけどな~。
あの頃は、結構暗めで性格にひねりの入ったのが好みだったから(笑)

で、その大臧くん、
登場時点では、レビューにも書いてたと思いますが、無表情で無口でクールでストイック、圭角の取れないところやら、女性に冷たそうな――というあたりが衣装やら三尺越える長刀やらとあいまって、佐々木小次郎っぽい、と思っていたのが……
3集目にして歳相応の青年らしい表情を見せたな~と思ったら、あれよという間に可愛らしくなっちゃって(笑)
というか、肝心の決め所は、当然のことながらビシッと決めてくれるわけですが、
意外に危なっかしい所があったり、意外にストレート、意外に天然(な所もあるようで(笑)
と思って見ているうちに、こちらの呼び方も、「大臧サン」「大臧さん」から「大臧くん」に変わり、中盤以降はすっかり「この子」呼ばわり。
それにしても、どこが~~と思ったら、すでにしてちゃんと一人前の男性なんだけど、どこか純粋培養されたというのかな、世間ずれしていない、初心い、少年の部分も残っているようで、このあたりが可愛らしさとして出てくるのかな? と思ったりもいたします。

まあ、いい男というのは大概可愛らしいもんだ~~と思ってるんで、そのあたりもぴったり合致してるで、こういうところも力いっぱいツボだったわけですな。

あと、師匠の教え至上、剣一筋だったのが、珠児との恋で徐々に変わってくる、そのあたりの変化とか、そうじゃなくても無表情そうに見えて意外に動く表情を観察してるだけでも飽きないし――って、だから大臧くんは珍しい動物じゃないって(笑)
それにしても、笑った、喋った、でこれだけ騒がれた主人公は、私の知る範囲では初めてです。

と、あと木郎神君がね、この人の魅力が後の6割。
(で、宝玉がマイナス4割で、合計、プラマイで1になる――ってのは冗談ですが)
実に興味深いキャラでしたよね。
邪派の一方の若堡主なのに錦衣衛だし、何やらいわくありげ~と思ってたら、いきなり悪役のラスボスになっちゃうし(^▽^;)
性格も、大臧や脱塵と義兄弟の契りを結んだときの、義に篤い好漢が本来か、錦衣衛の都督としての血も涙もない――とまで言っちゃぁ語弊がありそうですが、目的のためには手段を選ばない、そちらが本来か。
それと、脱塵への愛情、大臧への友情は本物だったわけですが、それでも根本の所に、人間結局最後には欲で転ぶっていう、そういう冷たい視点があるような?
だから結局手の差し伸べ方を誤って、大臧との関係を修復し損ねたわけですが。

そういえばこの木郎、結局、本名から出自から、どうして錦衣衛に加わって都督にまで出世したのかも謎のままで、
自分も青木堡の関係者と言っていたのと、本物の木郎神君に容貌が酷似していたという所からすると、あの霍飛騰のお墓に遺骨のあった欧陽元鷹(おうよう・げんよう)の息子かと推測されるんですが、
(従兄弟どうしが入れ違ってもわからないくらい瓜二つという設定は、小説なんかでもチラホラあるんですよね)
そうすると――出自とか好きに作り上げていいのなら、宝玉に対する一種異常なこだわり方とか、そのあたりも絡めて、木郎を主人公にというか、木郎の視点で小説を書いたら、これも結構面白いものになりそうな気がします。
(ただ、かなりの手間と力量は必要な気がするヾ(--;)
 でも、気が向いたら挑戦して見るかな、概略だけとか、独白形式とか……)

てなところで、量的にもほど良いようですので、このあたりで。

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コメント

書きたい時は書くのが一番ですね
書くとスッキリするような気が致しますしね
(って未熟で万年スランプの自分が立派なことは言えませんが…(ー_ー;))

reiさんの浣花洗剣録への熱い思いが更にって伝わって来ました(^-^)

>蓬莱と中原、双方の武芸への考え方の相違とか、 割とすんなり納得できるし、一方の主人公である大臧 への感情移入も容易――って、考えたら、日本人の目 から見て日本の武士として(多少のおまけはあるとし ても)違和感を感じさせない呼延大臧というキャラク ターを作り上げた、そのこと事態がかなり凄いですよ ね。

おっしゃる通りです。私自身も蓬莱と中原の違いとか理解できたし違和感なかったですね。
違和感なく作り上げた事は凄いでよね


>(当初は、山野大臧という、いかにも日本的な名前 だったとか)

山野大臧って…(~_~;)
日本的な名前ですが。なんか素足に下駄履いて駆け回って剣道に打ち込んでいる体格がいいガキ大将みたい…
やっぱり呼延大臧が格好いいですね


>そういえばこの木郎、結局、本名から出自か ら、どうして錦衣衛に加わって都督にまで出 世したのかも謎のままで、

確かにそうですよね。自分も青木堡の関係者だと言ってたのに最後まで魅力明かされる事はありませんでしたよね。謎の男。木郎神君…
最後でラスボスになった事は驚きでしたが、嫌いにはなれませんでした。
冷酷非道な振る舞いをしても、人しての優しさとか情を見せてだから嫌いにはならなかったかな
木郎自身は錦衣衛としての任務遂行の為に全ての情を捨て去ったつもりだったけど、脱塵や大臧くんと出会った事で本来の優しさや情(愛情、友情)が再び戻り、脱塵を愛し、大臧くんと友情が芽生え大切な友としたのかもしれません。
私は木郎は格好いい悪役だったと思います

大臧くん本来の宝剣探しの路線がズレしましたよね。
けど、主人公である大臧が剣探しをしながら色々な人に出逢い、珠児と恋仲になり愛する事で成長する物語だったのかもしれません。
(けど師匠が宝剣探しを口実に大臧くんを生まれた中原へ帰す為に行かせたって感じもするし…)


しかし、大臧くんの「よくそんな恥ずかしい事でが言えるな(//∇//)」と思える発言や態度はツボ直撃で超萌えでした。
満足満足!!な作品だったのは間違いありせん。(^o^)v

宝玉は…誉るところがほぼなくて、悪口になるので辞めときます(笑)
(自身のブログで述べた通りです)

由香さんへ

>reiさんの浣花洗剣録への熱い思いが更にって伝わって来ました(^-^)

ありがとうございます。
『浣花洗剣録』については、語らせるとまだまだ熱いですから(笑)
(というか、語り忘れやら、後から気付いた部分とかがもう、ぼろぼろ、ぼろぼろ出てきて……(^_^;)

>山野大臧って…(~_~;)
>日本的な名前ですが。なんか素足に下駄履いて駆け回って剣道に打ち込んでいる体格がいいガキ大将みたい…

あはは……。
(そういえば第2集の初登場シーンが、素足に下駄だか草履履きでしたが)
私の想像は、そこまでは飛んで行きませんでしたが、主人公の姓としては弱いなと感ました。まぁ、ハリウッドものに登場する日本人の、鈴木、佐藤、山田etc……よりははるかにマシですが。
やっぱり、主人公には主人公らしい、格好いい姓が必須ですよね。

>冷酷非道な振る舞いをしても、人しての優しさとか情を見せてだから嫌いにはならなかったかな

人としての弱さ、脆さもですね。
(終盤は、脱塵に想いが通じないって、よく泣いてましたし)
だから、それこそ張り倒して、引きずってでも正道に戻してやりたいもどかしさは感じても、嫌いにはなれない。
そういう人物像を造形しつつ、なおかつ、ああいう最後を辿らざるを得なかった(大臧たちとの和解は有り得なかった)と思わせるあたりも、脚本というか、作品の力量を感じさせられますね。

>私は木郎は格好いい悪役だったと思います

う~ん。
格好いいと云うのとはちょっと違う気がしますが、深みのある、いい悪役だったと思います。
(格好いい悪役というのは、悪を行うことに対して迷いがなくて、なおかつ、その悪を行うこと自体を魅力的だと感じさせてしまう――というのかな、私的には、そう解釈しております)
いずれにしても、魅力的な悪役が登場するか否かというのも、その作品を面白くするための大切なキーポイントだと思います。

>大臧くん本来の宝剣探しの路線がズレしましたよね。

ですよねぇ。
剣閣の話は比較的早期に出てきていたので、途中からの路線変更とか、そういうコトはないようですが。
というか、『浣花洗剣録』の原作のほうは、宝玉が主人公で、何やら、彼が剣に打ち込むという話? っぽいです。
で、大臧のほうは、白衣人という脇役キャラがモデルだと、八雲幇主がどこかにコメントしておられた記憶が……。

>(けど師匠が宝剣探しを口実に大臧くんを生まれた中原へ帰す為に行かせたって感じもするし…)

これはも、“感じ”じゃなくて、もろ、そうですって。
ただ、師匠としても幾分かは迷いがあって、それと、大臧に事実を知らせるにしても時期を選ばねばという気持ちがあって、天意を問う思いで遺言を長光に仕込んだんでしょうが……
戦ってる最中に刀が折れたら、本当に、命に関わるでしょうが!!!

>満足満足!!な作品だったのは間違いありせん。(^o^)v

はい。
本当に、近来まれな、いい作品でしたね。

>宝玉は…誉るところがほぼなくて、悪口になるので辞めときます(笑)

あっはっは……(^▽^)
しかし……ふく*たまさんも書いておられましたが、成長するにつれて魅力がなくなってゆく主人公というのも、珍しいですよね。

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追伸…
ニコさんの歌声も素敵です(о´∀`о)
聴いてて思わずウットリ…

浣花洗剣録の曲を入れてくださり嬉しいです。
聞いていたら木朗と脱塵の顔が頭なかでチラチラ…
しかし、ニコさんって歌が上手いですね…って歌手だから当たり前か(^。^;)

どれも良い曲ばかりで気に入りました。(^o^)

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