2013/04/06 (Sat) 鏢行天下(ひょうこうてんか) 第6週

なんか、今日は嵐という予報でしたが、予測――というか、心配したほどには荒れてなくて、その点はよかったんですが。
ただ、風が強くて、この分では桜がかなり散ってしまうなぁ……と思いながら運転していたら……
風のせいで流される(ハンドルを取られる)という経験を、生まれて始めていたしました(^_^;)
んで、取り敢えずは何も考えず、まずはハンドル操作して車を立て直して、
それから改めて、今流されてた? と吃驚した、という(^▽^;)
やっぱニブいのか、わたし?(爆)

で、今回の鏢局行天下ですが……
前回は顔が見えなかったな~と思ったら、その分を補うように、今回は王兆興(おう・ちょうこう)とーちゃん出ずっぱりのお話で。
でもって、やっぱり脚本が違うのかなんなのか、とーちゃんネタのほうが、話が面白いですな。


さて。


周家からの依頼を無事に果たした王兆興、主がお目にかかりたいと言っていますといわれ、奥に通ると、そこで待っていたのは昔なじみの周破児(しゅう・はじ)。
貧しい家に生まれ育ち、大金持ちになるのが夢だった彼、金に汚い(と、振威(しんい)までが言ってた(^▽^;)とまで言われるほどの努力を重ね、今は大富豪となり周葵富(しゅう・きふ)と名乗っていますが、――とーちゃんの診断によると、使用人によって毒を盛られ続けています。

その周葵富から秘密の仕事を依頼したいといわれた王兆興ですが、
・因縁のある相手の仕事は引き受けるな。
・来歴不明の荷は引き受けるな。
・高すぎる仕事は引き受けるな。
鏢局の掟に従って、依頼を断ってしまいます。

が、やはり、昔なじみのことではあるしと、周家のことが気になるとーちゃん、親戚に儀式があるからとお里帰りに向かう途中、様子を見に行きますが、そのときには、屋敷のものは深夜に押し入った賊によって尽くが殺されたあと。

そうして、ただ一人逃された跡取りの採児(さいじ)は、父の言葉に従い、王兆興に山西までの護衛を依頼します。
(……はいいけど、子供を逃がすんなら、ちゃんとお金も持たせようね、お父さん)

その行く手に立ちはだかるのは、裏社会の大物となった玉観音――周葵富の後添え――配下の謝超凡。
荒事だけでなく、義理に、友情にと、搦め手からの攻撃で行く手を遮ろうとする敵に対し、王兆興は、採児を守り、期日までに目的の場所へ行き着けるか!?

という話で、とーちゃんのいぶし銀の魅力というか、頭脳と経験と知略の冴える一話――あと、義に篤くて情が深いのは前からわかってましたが、意外にコミカル――というか、無骨な部分が更にいい味になってまして。
んで、子供は妻があやしてたから、自分はあやしたことがないってあたりに、つい、公孫師匠が大臧くんを育てていたときはどうだったか――って、いい加減にそこから離れろよ、私ヾ(~O~;)
しかしとーちゃん、江湖ではものすごく有名なんですな。
しかも、息子が屋号を目立つものにしてくれたおかげで、天下鏢局の総鏢頭。格好いいなぁ。

あと、上にも書きましたが、本当に脚本のつくりが違うというか、
一人で多数の敵を撃退するために、竹林に八卦陣と竹を利用した罠を仕掛けるあたりとか、

義理に絡めて採児の引渡しを要求する相手への、とーちゃんの筋の通し方――
ここが、
「採児、金はあるか?」
「お使いに行ったおつりの、一文だけ」
「よこせ」
って受け取って、
「この通り、契約も成立したので、引き渡せません」
て、これが実に格好いい――

とか、あいつがいるからとか言ってたから難敵かと思ったら、その金伴花という人、実は
親友で、
この人が、玉観音の組織と関わってるというか、やっぱり義理があるのかな、
で、あちら側についたように見せながら、とーちゃんたちを逃がして、そうして、とーちゃんには知られないよう、負担にならないようにしながら、“さらっ”と命を投げ出す。
(で、さすがとーちゃんで、途中で気付いて引き返すんですが)
こういう侠気(おとこぎ)の見せ方とかですね、

周葵富が、絶体絶命の時には王兆興に見せろと採児に渡した笛に二重の意味があったりとか、
実に巧いというか、私好みというか(笑)
なんか、ずっと以前の時代劇ドラマで、何話かにひとつ、池田一朗(隆慶一郎先生の脚本家としての名前)脚本というのがあって、これが、話の出来が格段に違う。
久々に、そういう嬉しさを感じました。

それと、採児が、登場したところでは、とんだ我がまま坊ちゃんみたいだったのが、
(で、子供がああいう風に育ったということは、この家庭には問題があるんだなぁ、と感じたり)
ちょっと小生意気な部分もあるんですが、頭が良くて意外に素直で――というか、道中、全然とーちゃんの足を引っ張らない、
足が痛くて歩けないと座り込んだのも、あれ、マメが潰れたというコトかな? 足の裏から血が出てて――というくらい根性もあって、
クライマックスの玉観音ととーちゃんの一騎打ちでは、逆に危機に陥ったとーちゃんを助けたりもしてましたものね。
という、意外に“できた”子供な分、逆に小賢しかったり小生意気だったりする部分が魅力になってるというのかな、なかなかいいキャラでした。
で、最初に見たときに、なんか女の子が演じてるみたいだが――と思ったら、本当に女の子で、親戚に財産を奪われないために男の子として育てられたって、
なんか、やっぱり――と納得すると同時に、フェイントでした(^▽^;)

んで、最終シーン、戦いが終わったところへ、金伴花から伝書鳩を貰った(だから向こうの伝書鳩わっ! 帰巣本能じゃなくて、目指す相手の似顔絵とか住所とかをインプットしてやると、それを目指して飛んで行くんだな、きっとヾ(--;)
と、振威たちが駆けつけてくるんですが、その振威を見た採児が、将来この人と結婚させてくださいと言って、皆に爆笑される。
これ、謝超凡の配下が関所みたいなものを儲けてて、そこを通るのに、採児は女姿に戻る(と言っても、髪形を変えただけですが)として、2人の間柄を、息子さんの許婚というコトでどうですかと採児がいう、そこを受けてるわけですが、こういう遊び的な部分も好きでした。
(振威が落ち着いた雰囲気になってきたな~と思ったら、24歳ですって?)
で、玉観音を演じておられたのが、李莫愁姐さんこと孟広美(モン・グァンメイ)さん。
今回登場というコトで楽しみにしていたら、意外に出番は少なかったですが、相変わらずお美しい(笑)
というか、とーちゃんの槍を受け止めた所なんて、妙に色っぽかったです(^▽^;)

しかし、とーちゃん、今回は結構ざくざく刻まれちゃってましたものねぇ。
玉観音との戦いは、だから、ひょっとして殉職しちゃうんじゃないかと、マジで心配しました。

あと、中国の武器に関する図版集を、パラパラと眺めておりましたらば、とーちゃんや振威が使っているのとそっくりの短槍が、鏢槍(ひょうそう)という名で、投擲(とうてき)用の武器の所に載っておりました。
ので、とーちゃんが敵に槍を投げつけたときには、思わず「鏢槍の正しい使い方」。
違うって(笑)

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No title 

こんにちは。

昨夜、見れなかったので
調度、見終わったところでした。

李莫愁さんに似ていると思ったら・・・。
本当に本人だったのですね。
あまり詳しくないし、ただドラマとして楽しんでいるだけなので
出演者のチェックもしていなかったです。

また来週も楽しみです^^

2013/04/06 15:19 | みどり [ 編集 ]


みどり さんへ 

早速のコメント、ありがとうございます。

出演者、李莫愁姐さんの他に、『倚天屠龍記』の殷六侠を演じた方やら、『流星剣侠伝』の柳青師兄やらが登場されるそうです。
お楽しみに(^_-)-☆
(雲聡さんは張無忌のとーちゃんだったそうですし

2013/04/07 06:37 | rei★azumi [ 編集 ]


No title 

>でもって、やっぱり脚本が違うのかなんなのか、とーちゃんネタのほうが、話が面白いですな。

同感です!
脚本家さんとしては、とーちゃんの方が話を作りやすいんでしょうかね(^▽^;)
実際、とーちゃんの方がキャラとしても魅力的だったりしますし…。

>義理に絡めて採児の引渡しを要求する相手への、とーちゃんの筋の通し方――

このシーンは、さすがというか、百戦錬磨の経験と知恵の貫禄だなぁ、と。とてもカッコよかったですね。振威じゃぁ、きっとこうはいかない(笑)

>とーちゃんには知られないよう、負担にならないようにしながら、“さらっ”と命を投げ出す。

まさに「士は己を知るもののために死す」、そのまんまなお方でしたね。
こういうとーちゃんだからこそ、こういう知己を得るのだなぁ。

>クライマックスの玉観音ととーちゃんの一騎打ちでは、逆に危機に陥ったとーちゃんを助けたりもしてましたものね。

そうそう、鏡を使ったシーンですよね。あそこもうまいなぁと思ったシーンでした。
私は、とーちゃんが採児を背負ったとき、子連れ狼を連想してしまいました(笑)子連れ狼にそんなシーンがあったかどうかはもう忘れちゃいましたが。

>で、玉観音を演じておられたのが、李莫愁姐さんこと孟広美(モン・グァンメイ)さん。
今回登場というコトで楽しみにしていたら、意外に出番は少なかったですが、相変わらずお美しい(笑)

もう少し出番があるかと思っていたら、本当にラストにしか登場なさらなかったので、ちょっと残念でしたね。何だかもったいない……。

>玉観音との戦いは、だから、ひょっとして殉職しちゃうんじゃないかと、マジで心配しました。

やはり?私もです~。身近な者を失って成長するってパターンも結構多いので、まさか!?と、ホントにハラハラさせられました。
これからもとーちゃんには頑張ってもらわなければ(笑)

2013/04/16 16:48 | ふく*たま [ 編集 ]


ふく*たま さんへ 

>脚本家さんとしては、とーちゃんの方が話を作りやすいんでしょうかね(^▽^;)
>実際、とーちゃんの方がキャラとしても魅力的だったりしますし…。

ですよね!
何か書けといわれたら、私もとーちゃんのほうを素材に選びますから。

>このシーンは、さすがというか、百戦錬磨の経験と知恵の貫禄だなぁ、と。とてもカッコよかったですね。振威じゃぁ、きっとこうはいかない(笑)

改めて、とーちゃんに惚れ直したりして。
(そういえば以前に、賢い若い衆は好きですが、賢いおじさんは、もーーーっと好きって書いてましたっけ、ワタクシ(^▽^;)

>まさに「士は己を知るもののために死す」、そのまんまなお方でしたね。
>こういうとーちゃんだからこそ、こういう知己を得るのだなぁ。

まさしく! としか言いようがありません。
振威も、経験を積んで行くと、こういう友ができるんでしょうかね。

>そうそう、鏡を使ったシーンですよね。あそこもうまいなぁと思ったシーンでした。

複線の敷き方ですね。本当に、うまかったですね。

>私は、とーちゃんが採児を背負ったとき、子連れ狼を連想してしまいました(笑)子連れ狼にそんなシーンがあったかどうかはもう忘れちゃいましたが。

あは……。そう言われれば。
(なんか、あっても不思議ではない――というか、映像が目に浮かんできますもの)

>もう少し出番があるかと思っていたら、本当にラストにしか登場なさらなかったので、ちょっと残念でしたね。何だかもったいない……。

ですよね~。
逆に言えば、あれだけの出番でラスボスを演じきった、その力量はたいしたもの、ということでしょうけど。
(でも、もうちょっと見たかった)

>やはり?私もです~。身近な者を失って成長するってパターンも結構多いので、まさか!?と、ホントにハラハラさせられました。

このあたりも作り方の巧いところなんでしょうが、心臓によくなかったですね~(^▽^;)

>これからもとーちゃんには頑張ってもらわなければ(笑)

同感です!
しっかりしてきたとはいえ、振威だけではまだまだ。

2013/04/17 19:36 | rei★azumi [ 編集 ]


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ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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