鏢行天下(ひょうこうてんか) 第8週

武侠ドラマ23、次の放送作品は、久々~~という感じの金庸作品、『侠客行』だそうですが……
まったくといっていいほど食指が動かんな~(^_^;)
だって、原作読むと、主人公の性格、ほとんど郭靖なんだもの(^▽^;)
というか、印象に残るほど面白いおっさん、ジイさま、バアさま、出てたかなぁ……。

というのは兎も角も、
今回の鏢行天下は、またちょっと趣が変わりまして――


護衛の仕事を請け負った富豪の管青山(かん・せいざん)から、実はこれは天下鏢局の評判を聞いての腕だめしで、実際に引き受けて欲しいのは――と依頼されたのは、唐代の画家・張萱(ちょう・けん)が遺した名画"搗練図"をの警護。
やっとの思い出手に入れたのだけれど、持っているといつ盗まれるか気が気ではない。なので思い切って競売に書けることにしたのだが、有名な大盗賊の九尾狐(きゅうびこ)から、"搗練図"をいただくと予告上が着てしまった。
ついては、絵が売れるまで警護をして欲しい――ということで王振威(おう・しんい)、万一のことがあった場合には50万両の賠償金を支払うという条件で、この依頼を引き受けます。
(で、この段階で、これは賠償金を狙った詐欺事件か? と予測したら、もう2捻りほどあって嬉しかったわけですが(笑)

そうして、あれやこれやの、絵を狙うものたちと鏢局のメンバーとの駆け引きの末、ようやく迎えた競売会の場で、なんと、来ていた客の全部が盗賊の仲間だったというとんでもないオチの果てに(がんばったんだけどね)絵を奪われてしまいます。

初めて荷を奪われたと落ち込む振威でしたが、このまま、負けたままでは済ませたくないと、絵を取り戻すことを決意。
父の王兆興(おう・ちょうこう)と十年来の親交があった徐万海(じょ・ばんかい)なる人物が九尾狐であったとアタリをつけ、沈飛燕(しん・ひえん)の協力を得て――というより、ほとんどとーちゃん情報と知恵の飛燕の活躍で徐万海の宝物蔵から"搗練図"を取り戻します。

が、またまたとーちゃんの知恵の功で、じつは管青山が怪しい――と気づいて戻ったときには、屋敷はもぬけの殻。
実は管青山が本物の九尾狐で、まんまと窃盗の手伝いをさせられたと知った振威たち、父が盗賊であることを悲しんでいた青山の娘の金鳳(きんほう)の協力を得て"搗練図"を取り戻し、九尾狐とその協力者であった甥の白飛雲(はく・うんひ)を捕らえます。
めでたし、めでたし(笑)

ということで今回の見所は、徐万海の屋敷の豪壮な三階建ての宝物蔵――ではなくて、その中の隠し部屋に設けられた、とーちゃん謹製の64本の糸を使った八卦陣(正式名称をメモっとかなかったんですが、これが、そのあたりの映画に登場する赤外線の防御装置よりすごい(^▽^;)。
と、その装置を無効にするための飛燕の暗器の腕の冴えと、陣の中央に入り込むためのアクロバティックかつ優雅な動き(これ、本人かしら、スタントかしら?)。
と、それより何より、ミッション・インポッシブルとか、そっち系の映画に出てくる設定を明代の中国に持ってきて、ちゃんと説得力があって、なおかつスリリングな(出、ちょっとコミカルなところもあったようで)な画面にしちゃう、その構成力がすごいです。

と、やっぱりとーちゃんが出てると出てないとでは、話の締まり方が違う気がするんですが、今回、振威の成長と、きちんとそれを認め、信頼するようになっているとーちゃんの心境の変化、
でも、心配してちゃんとフォローに来てて、で、そのフォローがければ、やっぱり穴があったりする辺りが、ちょっと笑えますが、
そんな当たりもよかったです。
でもって、振威の作った八卦陣を見て、儂のはもっと凄いというアタリにちょっと稚気を感じたら、本当に凄かったところとか(@@;)

しかし、競売前に屋敷で一騒ぎがあったところで、突然"搗練図"を納めた部屋からとーちゃんが出てきたときには、九尾狐の変装かと、ちょっと疑っちゃいましたよ。
九尾狐そのものが、そんな大物じゃなかったわけですが。
にしての、この九尾狐とも、とーちゃん、微妙に因縁があったりして(^▽^;)
本当にとーちゃん、どんだけの厚みのバックボーンなんだ(^_^;)

あとは、飛燕が成長しましたよね~
口争いは相変わらずっぽいですが、お嬢様の金鳳に振威が若い男性らしく鼻の下を伸ばして、で、それにやきもち焼いたりしても、さらっとしてるし、
自分の務めはきっちり果たしてるし、周囲への目配りも出来るようになったし、大失敗で落ち込む振威を励ましたりもできるようになってる。
こうなってくると、見てても楽しいんですけどね。

それにしても、最後の"搗練図"を取り戻すところで、テントの中でペルシャの姫様に化けてたのは飛燕だってすぐにわかったんですが、交渉役のハッサンが振威だったってねぇ(笑)

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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

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No title

おはようございます。

飛燕さんが、今回は活躍しましたね。
1年修行しているとはいえ、すごい成長ですね。

振威くんが若い男性らしく鼻の下を伸ばしているのが
私的には不愉快でしたが^^
仕方がないですね。

そうこうしているうちに
もうすぐこのドラマも終わりなんですね。



No title

>武侠ドラマ23、次の放送作品は、久々~~という感じの金庸作品、『侠客行』だそうですが……

久々の金庸作品ですね。私は『侠客行』を読んだことがないので、楽しみです。
にしても、主人公の性格は郭靖ですか……(^^;)

>で、この段階で、これは賠償金を狙った詐欺事件か? と予測したら、もう2捻りほどあって嬉しかったわけですが(笑)

同感です。私も、これは賠償金詐欺だね?と思って見ていたら、思わぬ展開に~(笑)

>とーちゃん謹製の64本の糸を使った八卦陣(正式名称をメモっとかなかったんですが、これが、そのあたりの映画に登場する赤外線の防御装置よりすごい(^▽^;)。

これ、振威の10本の八卦陣(?)を見た後だから、余計に「おぉ!」と思いました。
で、自慢するとーちゃんの気持ちも理解できる(笑)

>突然"搗練図"を納めた部屋からとーちゃんが出てきたときには、九尾狐の変装かと、ちょっと疑っちゃいましたよ。

私もです~(笑)
九尾狐は変装の名人だとか言ってましたもんねぇ。結局、九尾狐の変装の見せ所はなかったわけですよね。

>本当にとーちゃん、どんだけの厚みのバックボーンなんだ(^_^;)

本当に。
知らない人はいないんじゃないかって感じですねぇ。

ふく*たま さんへ

>久々の金庸作品ですね。私は『侠客行』を読んだことがないので、楽しみです。

原作のほうは、ほかの作品に比べるとちょっと地味な印象を受けましたが、
これがドラマになるとどうかなぁ……と思ったら、私も楽しみになってきました。

>にしても、主人公の性格は郭靖ですか……(^^;)

で、郭靖ほど頭が悪くない分、逆に面白味がそがれていたかと(^_^;)

>同感です。私も、これは賠償金詐欺だね?と思って見ていたら、思わぬ展開に~(笑)

本当に、あそこまで捻るか? というくらい、捻ってありましたものね。
その分、面白かったですが。

>これ、振威の10本の八卦陣(?)を見た後だから、余計に「おぉ!」と思いました。
>で、自慢するとーちゃんの気持ちも理解できる(笑)

まったくです。
11時からの視聴で半分くらい眠かったのが、あそこで目が覚めましたもの。

>私もです~(笑)

あ。やっぱり。

>九尾狐は変装の名人だとか言ってましたもんねぇ。結局、九尾狐の変装の見せ所はなかったわけですよね。

あれは、ちょっともったいなかったですね。
予告状を出して、変装の名人で――というから、ルパンか二十面相みたいな怪盗を想像してましたので。

>知らない人はいないんじゃないかって感じですねぇ。

ねぇ。
というか、とーちゃんの若いころので、今のシリーズより面白いのができそうな(笑)
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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