秋水長天

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蕭十一郎 第18集

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さて。
(マクラのネタがないんですもん(^▽^;)

楊開泰と楊家牧場のために、野生馬を捕まえようとする風四娘。
ですが、考えたら、雪花驄に振り落されてたくらいですからねぇ。そう簡単にはまいりません。
そのうえ、後を追ってきた開泰に、今後あの馬に近づいてはいけない。もし、あなたが落馬して死んだって、楊家牧場は感謝なんかしない、と言われてしまいます。
が、言われて聞く風四娘じゃなし――と言うわけで、開泰は持て余し気味。

一方、割鹿刀の在処がわからず、崖下――谷でいいらしいんですが――の家へ戻って来た十一郎に、なぜ使命のことを話してくれなかったのと、非難の言葉を投げる璧君。
一緒にいるのは割鹿刀のためかという彼女に、十一郎

  蒼天在上 明月為正
  十一郎対璧君痴心可表
  真誠可鉴
  若有一丝刻意欺瞞傷害
  必叫我受錐心之痛
  皮剥骨離之苦
  死亦不得全尸不要

なんとも、凄まじい誓いの立て方をするものですねぇ……。
もし、ほんのわずかでも騙したり傷つけたりすることがあったら、心臓を錐で刺される痛み、皮膚を剥がされ骨を抜かれる苦しみを受けた上で、完全な形での死体は不要、つまり転生できなくても、来世でその苦しみが続いてもいい、というような意味かと思いますが。
この想いの深さ、激しさ、なんとも凄まじい。

そうして、
「我蕭十一郎 今夜在此立誓こんや ここにちかう

護刀之家族の使命を果たしたら、その後は天の果てまでも璧君に寄り添い、守り、永遠に離れないと誓います。

護刀之家族の裔だと知ったのは、君を愛した後だ。そのことは信じてほしい。
言う十一郎に璧君、
もし又ほんの少しでも十一郎を疑うようなことがあれば、よりどころを失い、貧困のため流浪の身となり、生活の苦労を味わい尽くして死ぬようにと誓いを立てます。
(なんか、こっちの誓いは妙にリアルだな(^_^;)
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さらに強く、深く結びつく二人の心。

それを目に、耳にしてしまった連城璧は――おそらくは天を呪ったろうね。
死んだと思った璧君に巡り合えて、天がやり直す機会を与えてくれたか! と喜んだら、璧君の心は完全に十一郎のものになっているんだから。
そうして城璧、翌朝、家を出て行ってしまいます。

きっと連家堡へ戻ろうとしたんだ。
実は十一郎、賈信さんから高価な人参やらなにやらの薬剤を、城璧のためにと誂えられていまして、それを見た城璧が、割鹿刀もないのに連家堡へ行ったということは、屋敷に何かあったということだなと、このあたりは結構敏い男なんで。
で、そう判断した十一郎、まだ怪我人の城璧を放っても置けず、璧君と一緒に後を追います。
……放っておけばいいのに ヾ(--;)

その城璧、途中で蝕心草という毒草を見つけてしまい、自分を探す璧君たちの声が聞こえたこともあって、草を懐に、その場に倒れたふり。
そうして、ここは大丈夫だからと、璧君に送り出されて十一郎が外界へ出て行ったあと、お茶と偽って璧君に飲ませてしまいます。

もう一度やり直す機会をくれないか。頼み、妻としての義務を持ち出し、果ては、現在の璧君の態度は残酷だとまで責め、彼女を取り戻そうとする城璧。
おそらくは、できれば傷つけたくないからと優しく振舞っていたんだろう璧君、そういうあなたはどうなのと逆襲。沈家が滅ぼされた時、私が助けがほしかったとき、あなたは一体何処にいたのか。夫として、妻を守る努めも果たしていない人が、妻の義務だけを要求するのか――って、たしかに正論ですわ。

さらに、もし蕭十一郎がいなければ、二人の間はこうはならなかったろうにという城璧に対し、
「十一郎がいなければ、沈璧君は十回は死んでいます」
……で、意味はあってると思うんですけどね。
とにかく、なんか小気味よかったです。

その璧君の言葉に、ついに飲ませたのが毒であることを明かす城璧。
何の症状もない。嘘よという璧君に、これは遅行性の毒で10日後に死ぬこと。自分の血を混ぜたので、解毒は自分にしかできないと話します。
さらには、璧君が解毒を拒んで死んだ場合でも、墓には連城璧の妻と刻まれるから――って、こいつも人間辞めちゃったクチだなぁ (~_~;)
というか……

ちょっと、誰かすみませんが、コレの頭カチ割って、脳みそ水洗いして、天日干ししてやってください ヾ(~O~;)
そうでもしなけりゃ、どうしようもないわ、コレ。
ったく……惚れたの愛してるのと言いながら、絶対に相手の心が手に入らなくなる方法ばっかり取ってどうするんだ、この男わ!

10日間、ゆっくり考えるんだなという城璧に対する璧君の答えは、城璧を点穴してその場に置き去り、十一郎のそばで、彼の顔を見ながら死にますと、外界へ十一郎を探しに出てゆくことでした。
風にも耐えない風に見えて、こういう女性ですからねぇ、璧君。

そうして置き去りにされた城璧、崖下を捜索して来いと逍遥公に命じられて、ここまでやって来た雪鷹に捕まってしまいます。
なんか、前回も思ったんですが、人を呪わば穴二つって、この男のためにあるような言葉ですねぇ。

一方、こちらは、相変わらず資金繰りに苦しむ楊家牧場。
と、突然、数名の人が、こちらが大変だと聞いて――と銀票を持ってやって来ます。
喜ぶ開泰ですが、実はこれ、外で四娘が資金集めに奔走――と言うか、看板を立てて何かをやってますな。
しかも、持ち前の鉄火な気性から、結構もめ事も起こしているような?
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で、一人が滑らせた口からこれを知った開泰、すっ飛んできて、ものも言わずに四娘引きずって、屋敷へ戻って行ってしまいます。

――という一部始終を、少し離れたところから見ていたのが十一郎。
変わらないなと軽く溜め息ついて見ている、その表情がなかなか良かったんですが、その場を立ち去りかけたところで、目の前に、どこかから落下してきたのか!? という勢いで倒れてきたのが霊鷲。
すわ。誰かにやられたのか!? と思ったら、酒を呑みすぎて潰れただけでした ヾ(~O~;) オイオイ

で、これまた放っても置けず、宿に連れて行って介抱。
目が醒めて、師父に捕まっている連姑娘が心配で、無策の自分が情けなくてと嘆く霊鷲を、割鹿刀が手に入るまでは連城瑾は大丈夫だからと慰めます。
かなりまめというか、面倒見がいいというか、根本から優しいんですなぁ。
どういう環境でどう育ったら、こういう男が出来上がるか……蕭沛お父さんならずとも、知りたい気分です。

一方、話は戻って、開泰に引きずって行かれた四娘。
今後一切、楊家牧場のことには口出しも手出しも無用と言われ、
「ああ、そう。わかったわよ」
「ちょっと。どこへ行くんですか!?」
「馬を捕まえに」
それもダメと担いで行かれて、部屋に放り込まれて、カギをかけられて、
「出せ~。出してよぉ~」

と、なりますが、このままおとなしく閉じ込められている四娘じゃない。
夜になって、泥鰍の協力で部屋を抜け出し――そうして開泰が懸命に野生馬を捕えようとしている姿、それが叶わず、天の父に自分の無力を嘆く姿を目撃します。

んで、この前後、四娘を部屋から出した泥鰍が見張りに向かって、
「早晩、風姑娘はこの楊家牧場の若奥様。泥鰍はその腹心。わかったね?」
「はい。我々は何も見ていません!」
というのと、戻って来た開泰から、四娘の不在を誤魔化そうと泥鰍がジタバタするところが、なかなか笑わせてくれました。

という頃、こちらは街へ出て宿を取った璧君。
「十一郎。あなたは今どこに?」
私に彼が探し出せるかしら、などと心細げなことを言っておりますが、その宿の名前が春風楼。ということは――と思ったら、泊まってました。十一郎。

んで……
やりますかね、ここで。愛染かつらばりのすれ違い劇を ヾ(--;)
宿の外で物思いに沈む十一郎に、霊鷲が「眠れないんですか」と声をかける。で、十一郎たちが中へ入ってゆくと、入れ違いに璧君が二階の手摺の所へ出て来る、とか。
翌朝になって、十一郎たちが勘定を払って出て行こうとして、帳場に背中を向けて何か話してると、今度は璧君が勘定に――って、こっちで会話してるんだから、最愛の男性の声くらい聞き分けろよと、思わず突っ込み入れてました。
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で、そのまままったく気づかずに、右と左へ別れてしまった十一郎と璧君ですが、
この姿、逍遥公にこの2人を逍遥窟へ捕えて来るようにと命じられ、街へ出て来た小公子に見られてしまいます。

そうして、連城璧が重傷を負って師父に捕えられている。最後に一目会いたがっていると聞かせられた璧君、小公子に同行することに。
……それにしても、この小娘は、蜘蛛が糸を出すよりも簡単に、するするするすると嘘を(~_~;)

一方の十一郎たちは、割鹿刀が見つからないのは、もしかして既に谷を探させた逍遥公が手に入れたからではないのかと推測。それを確認するために逍遥窟へ。
(しかし、我が家のようにとまでは言いませんが、かなり頻繁に侵入というか、出入りされてますが逍遥窟。やっぱ、人手不足で見張りが足りないのかなぁ(笑)
件の刀台の部屋で、割鹿刀には秘密があるらしいが――などと話した後、刀もないしと引き上げようとしたところへ、逍遥公と雪鷹が。
で、
「お騒がせしました。告辞では
と、背を向けた十一郎、霊鷲を掴むようにして、
「逃げろ!」
このあたり、ホント、いかにも十一郎(^^)

で、追いかけようと軽功を使い出す逍遥公の足を掴んで引き戻し、その背中を踏み台に、2~3歩走って前に飛び出すという、他ではめったに見られないアクションを見せてくれた上、その辺の大石を蹴り飛ばして逍遥公をノしておいて、
「悪かったな」
わざわざ言って逃走。
なんか、蕭十一郎完全復活って感じ(笑)
(でも、折角逃がした霊鷲は雪鷹に捕まってしまったみたいですが(^_^;)

そうして、これは偶然でしょうが、連城璧のつかまってる部屋へやって来た十一郎、バリアーを止めて助け出そうとします。が、情けは受けないと、意地を張る連城璧。
十一郎を探す逍遥公の声がしたため、やむなく、
「好きにしろ」
言い置いて脱出。地上へ出ての、戦闘員相手の大立ち回りとなります。
(そういえば、人殺しは嫌いと言ってるだけあって十一郎、剣も刀も、手にすればかなり使うようなのに、大抵は素手なんですね)

そこへ小公子に伴われた璧君がやってきて――なんか、ライダーキック並みの跳び蹴りってのも久々に見た気がしますが(笑)
璧君を救った十一郎、供にその場を逃れようとしますが、ここで璧君が毒の発作を起こし、気遣ったところへ逍遥公の一撃を受け、もろともに崖下の斜面へ転落します。

そうして、気を失ったところへ現れた女は……


蕭十一郎 第18集

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ちなみに……用意したけど使いそこなった逍遥窟の師弟のスリーショットです


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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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