侠客行 第9週

今日は暑いです~というのは、蕭十一郎の方で、もう書いちゃいましたか(笑)

昔住んでいた家は、北向きでしたが広い道路に面していて、午後3時を過ぎたあたりから、玄関を開け放っておくと、涼しい風が入ってきました。
今の家は南向きで陽当たりはいいんですが、夕方になると逆に暑くなる。

今の季節には、以前の家が懐かしいです(笑)


さて。


あわや、丁不四の一撃を受けようとした狗雑種(のらいぬ)。
ですが、その頬に残る技の跡を見た丁不四、儂の孫娘にやられたなと手を控えます。
いや。あなたの孫じゃなくて、お兄さんの孫でしょう。
……そういえば、祖父の兄弟姉妹には大伯父、大叔母等の言い方があるけど、逆の場合ってなんていうんだろう?

丁璫(てい・とう)に殴られて縛られて――原因は俺がバカだとお祖父さんが怒ったからと正直な狗雑種に、
「兄貴が殺し損ねたやつなど、初めて見たわ」
「俺を殺すの?」
「儂の考えが読めるやつなど、おらん」
お前がそう思うならこうと、狗雑種を縛った縄を素手の一閃で断ち切る丁不四。
このジイさまがへそ曲がりで良かったねぇ。

凄い技だと感心する狗雑種に、『快刀乱麻斬』だと得意顔の丁不四。
それに対し、そんなものは街の大道芸人の方がもっと鮮やかに演じてみせると嘲笑う史婆婆・史小翠。
若いころは花の“かんばせで”と原作にありますが、なんかそんな感じの、で、今も結構美人さんだなと感じさせる方で、このドラマとしては珍しく、原作のイメージに近いかな~。
んで、口から出て来る台詞は皮肉なものなんですが、話し方が優しくて、私的には結構好きかも。

で、若いころのこの史婆婆に想いを寄せていた丁不四、どうでも自分の住まいのある碧螺島へ、一足でもいいから足をおろしてほしいんですが、史婆婆の方は、それくらいなら自害してやる~と、そういうわけですね。

無理強いは良くないという狗雑種と、史婆婆の皮肉に機嫌を損ねた丁不四、
「三手以内にこいつに勝てなかったら――」
「十万手以内にこやつに勝てなかったら、こやつに弟子入りせい」
というわけで勝負を挑みますが、狗雑種クン、どうやら武芸の才能はあるらしい上に、奇縁のせいで内功が恐ろしく深いので、どうにも勝てません。
俺に勝てるわけがないから引き分けにしましょうよという狗雑種に、技を教えてまで挑み続けます。

一方、途中で意識を失い、狗雑種に内力を注ぎこまれて救われた史婆婆、ただ、狗雑種が力の使い方を知らないので、穴道がふさがったり血を吐いたりと散々でしたが、これは――と内力の使い方を教えた上、次の戦いでは内力をつかえ。技は相手と同じものをと教えます。

が――こら、こら、こら。真似するのは技でしょう。相手の動きはまだしも、言うことから笑いまで真似してどーするの ヾ(~O~;)
――と、そうこうするうちに船が碧螺島についてしまい、死んでもこの島に上がるものかと史婆婆は阿秀を道連れに海に飛び込み、2人を助けようと狗雑種も後を追います。

儂は泳げないんだ~~と、焦り、悔しがる丁不四。

じゃあ、山育ちの狗雑種が、どうして泳げたんだ? というのは、まあ、物語の王道(別名、ご都合主義ともいう)によったということにしておいて、
無事に別の島に上陸することができた3人。
で、狗雑種とあれこれ言葉を交わすうち、彼の内功の深さと(郭靖とは全く違って)物覚えの良さ、武芸の才(と、おそらくは素朴で真っ正直な人柄も(笑)を見込んだ史婆婆、
自分が新たに起こす『金烏派(きんうは)』の一番弟子となるように命じ、本当の名前も姓もわからないという彼に、史億刀(し・おくとう)という名を与えます。
が、そもそも“金烏”というのが、太陽に住むとされる三本足の烏から来て、太陽の別称なので、雪山派の雪なんて溶かしちゃえということなんですよね。
で、“史”という姓は師父のそれを与えられたからいいとして、“億”は、雪山派の弟子には皆“万”の字がつくから、それを超えるもの――って、そこまでダンナの流派に対抗したいですかねぇ。

で、後はまあ延々、狗雑種が武芸を伝授されるシーンと、住いを作ったりのあれやこれやですが、
最初に声だけを聴いたのが良かったのかな? 石中玉(せき・ちゅうぎょく)とそっくりのはずの狗雑種を見ても、何を思った様子も感じられない阿秀、むしろ狗雑種を好ましく思っている様子をだんだんと表に現し、狗雑種の方も、おきゃんな叮叮璫璫(てぃんてぃんたんたん)とは違って控えめで優しい阿秀に急速に惹かれて行く様子。
――て、原作通りなんだけど、恋愛面に関しては、本当に張無忌だなぁ(^▽^;)

しかし阿秀、美人というか美少女なんだし、もっと口紅が薄い方が似合うと思うんだけどなぁ。
(同時期とか、もっと古い作品でも、中央で作ってるのはナチュラルメイクですよねぇ?)

という頃、狗雑種の行方を探す謝煙客(しゃ・えんかく)は、凌霄城に乗り込み、結果、白自在(はく・じざい)と手合わせをすることとなりますが――って、史婆婆が見たら、また太鼓を使って何を遊んでると嘲りそうな戦い方――あれ、内力が拮抗してるんでしょうが、しかし、それにしても、何ゆえに太鼓(~_~;)
その太鼓の破裂とともに、勝ちを譲って鮮やかに引き上げる謝煙客。
それを見抜いて後を追ってきた封万里(ふう・ばんり)の礼もさらりと受け、自分は利き腕を失って、もう武芸者として立ってはゆけないという封万里に、達磨大師の武功ならと、技術ではなく心の武芸を身につけるようにと励まします。
……摩天居士、いつの間に、こんな出来た人間になった!? (@@)))))

という頃、天兄さんを探してよぉ、という叮叮璫璫の要求につき合わされた丁不三は、ぐるっと回って元の場所~~かな?
という、この随所に挿入されたジイ様と孫娘の旅は、正真正銘の、本当に絵に描いて色を塗った――んだから、この際表装するか額に入れて壁に掛けたいくらいの水増しエピソードでした。

日本のドラマでは、原作のストーリーの都合で主人公が登場できない回があると、こういうやり方でチラっと登場させたりはするんですがねぇ。
叮叮璫璫は主人公じゃないしヾ(~_~;)



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テーマ : テレビドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

コメント

続柄はややこしいですね。大伯父大叔母の逆は大甥大姪だと思います。
中国では父方と母方でも呼び方が違うなど、もう中国人でもわかっている人は少ないようです(^^;
大伯父大叔母などは中国でも通じると思いますが、大甥大姪は甥孫姪孫になります。
天龍八部で王語嫣が慕容復のことを表兄と言っていたのは、母方の従兄弟。父方の従兄弟は堂兄弟と言うとか、姉妹の旦那同士を襟兄弟と言うとか、多すぎてどうにもなりません。
さらに江湖や武林の上下関係なども加えると…。小説で邪派より正派のほうがネジ曲がったのが多いのは、こんなしきたりのせいかもしれません(^^;

侠客行は映像化が少ない方ですが、多くの場合に叮叮璫璫がヒロイン格です。
出番の早さと多さということなんでしょうね。
あと同時代のドラマとくらべて見劣りするのは、予算のせいでしょう(^^;
香港と一部の電視台以外はたいしてお金を使えませんので。

八雲幇主へ

本当に、いつもながらありがとうございます。

>続柄はややこしいですね。

全くですね。
特にウチの身内のように雑に出来上がっていて、『兄弟の孫』『従姉妹の子』(なんか、『いとこ半』という呼び方があるんですって?)で済ませていたようなところは、お手上げです(笑)
『大叔父』の段階で既に、『お祖母ちゃんの弟』で片づけられてましたから ^^;

それにしても中国は……(と、絶句するしかなさそうですね)
こんなだったら、昔の人でも、続柄と呼び方を間違えて覚えてた人、結構いそうですね。

>姉妹の旦那同士を襟兄弟と言うとか

なんか、いわれがありそうな呼び方ですね。
というか、ここまでくると逆に、面白がって全部調べる人が出てきそう(^^)

>さらに江湖や武林の上下関係なども加えると…。小説で邪派より正派のほうがネジ曲がったのが多いのは、こんなしきたりのせいかもしれません(^^;

あはは。
でも、たしかに言えてそうです。

>侠客行は映像化が少ない方ですが、多くの場合に叮叮璫璫がヒロイン格です。

あ。なるほど。そうなんですか。
確かに、仰るように出番は多いし、よく動いていますものね。
キャラとしても面白いですし。
では、次から彼女をヒロインとして見直してみましょう(笑)

>あと同時代のドラマとくらべて見劣りするのは、予算のせいでしょう(^^;

あ……あはは(と、笑うしかなかったり^^;)
確かに、お金をかけてないな~というのは、はっきりとわかりますもの。

あとは、多分、個人の好みの問題というのも、大いに影響していると思います。
私たちとこの作品って、相性よくないよね~と、青天白龍の由香さんと言いあってますもの(^▽^;)

>このジイさまがへそ曲がりで良かったねぇ。

あはは、確かに。
しかし、それなりに金庸作品らしい、偏屈なジイさまたちは登場するのに、誰も魅力的に見えないのは何故?(_ _;)

>――て、原作通りなんだけど、恋愛面に関しては、本当に張無忌だなぁ(^▽^;)

争いごとを好まないところも、何となく似てるように思いますね。

>という、この随所に挿入されたジイ様と孫娘の旅は、正真正銘の、本当に絵に描いて色を塗った――んだから、この際表装するか額に入れて壁に掛けたいくらいの水増しエピソードでした。

なるほど、そんな水増しエピソードで、話がちっとも進まないのですね(^▽^;)

ふく*たま さんへ

> しかし、それなりに金庸作品らしい、偏屈なジイさまたちは登場するのに、誰も魅力的に見えないのは何故?(_ _;)

このあたりも、役者の『格』の違いですかね~。

> 争いごとを好まないところも、何となく似てるように思いますね。

そうですね。
このあたりも金庸キャラ、2つか3つのタイプに分類してしまえるかと思えるところです。

> なるほど、そんな水増しエピソードで、話がちっとも進まないのですね(^▽^;)

というより、進めない水増しのようで^^;
今回分も、もう、引っ張る、引っ張る。

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