蕭十一郎 第21集

前輩・晩輩という呼び方にも、かなり慣れて来た今日この頃(笑)
というか、学生同士の上下関係は、先輩・後輩という感じだけど、ここまで世代差が広いと、やっぱ前輩・晩輩の方が相応しいよなあと感じるあたり、アタマが更に武侠化されている? (^▽^;)

今更だけど、やばいなぁ(笑)



さて。
21-3.jpg

璧君の命を救うため、辛い別れを決意した十一郎でしたが……



十一郎たちが逃げ去った後の逍遥窟。割鹿刀を手にした逍遥公は、二百年前、この刀はこの刀台に収まっていたと、抜き放った割鹿刀を刀台に突き立てようとしますが、
台に拒否され、刀は真っ二つ。
おのれ、連城璧、よくも贋物を掴ませてくれたな~。この刀と同様、連家堡とその係累、尽く毀し、滅ぼしつくしてくれようぞ~と、呪いの言葉を吐きます。
(定番ですな(笑)

その頃、先に逃された安全な場所で、後続のメンバーの到着を待ち受ける一同。
で、一足先に到着した城壁には目もくれず、ひたすら十一郎を探し求める璧君。解毒しなければと彼女を連家堡へ連れ帰ろうとする城壁の腕を拒もうとするうち、発作を起こして倒れてしまいます。
一足遅れて到着、彼女を抱き止めた十一郎、手を放せと言う城璧の言葉には容易に従えませんが、
「蕭十一郎」
約束しましたねと老太君に言われ、やむなく璧君を城壁にゆだねます。

「二度と彼女に会うことは許さない」
去れ! 冷酷に言い捨てる城璧――この忘恩の徒が \(*`∧´)/ ムッキー!!

再び老太君にせかされ、その場を立ち去る十一郎。追う風四娘。

それを見た蕭沛おとーさん、あれはどうなってるんだと白緑両老頭に訊きますが、
「お前賢いんじゃろ? 自分で考えろ」
「なんだと!? この毒老頭が!」
……ったく、この3人わ (^_^;)

んで、両老頭が何か動いてたのって、後から見てると、この黒衣の男が二鍋頭じゃないかと踏んで、目印になる毒を振りかけたようですね。

そんなころ、一人家に戻った十一郎、璧君と過ごした日々、交した言葉を思い出し、別れの辛さに耐え兼ね、2人一緒に日の出や日没を見ようと約束して造りかけていた建物を――内力使って破壊するあたりが一味違いますが ^^;

後を追ってきた四娘に、あれは、璧君を取り返しに行けと、けしかけられたことになるのかな、ちゃんと彼女に面と向かって彼女の気持ちを確かめたのかと糺されます。
「あたしには正解はわからないけどさ、あたしなら幸福な死がいい。苦痛のまま生きるのは絶対にいや」
(若さゆえ、というのもあると思うけど、これも一つの正解だと思いますよ。この時点では、答えはAかBかの二択しかないと思われてたんですから)

21-1.jpg

言われた十一郎、自分が間違っていたことに気付きます。
閉じ込められていたあの建物で、璧君は、何があっても城壁の元へは返さないでくれと言っていた。
璧君を死なせたくないというのは、自分の、周囲の人間の押し付けで、再び城璧の妻なってまで生きること、彼女は望んではいない!

途中で見つけた白老頭を引きずるようにして、連家堡へ急ぐ十一郎。
誰からも置き去りにされた小瑾を回収――じゃない^^; 
伴って、後を追う四娘。

そうして――いつの間にか夜になってるから、結構距離は離れてるんですねえ――連家堡へ到着した城壁、待ちわびていた徐姥姥を退け、賈信を見張りに立たせ、意識のない璧君の衣服をはだけ、無理やり自分のものにしようとします。
つまり、これが解毒方法というわけで……^^;
途中、意識を取り戻し、懸命に拒む璧君。
21-2_20130707174548.jpg

後を追うように到着した十一郎、止めようとした白老頭が解毒について途中で口を濁したのに、
「自分の目で確かめます!」
まさに、当たるを幸いという感じで、群がる連家堡の家人を、殴り倒し、蹴り倒し――しかし、ここの家はどれだけ兵隊さんを抱えてるんだ~。(しかも、つい先日皆殺しにあったばかりだというのに(^_^;)

更には、
「彼女を死なせたいのか!?」
白老頭が腕を掴んだとこで、一瞬動きを止めますが、自分を求める璧君の悲痛な叫びが耳に届き、彼と、さらには見張りに立っていた賈信を突きのけ、部屋の扉を空けます。
が、そこで、
「あの子を救えるのは、城璧だけなのですよ」
遅れて到着した老太君の言葉が、彼の足を釘付けにします。
二人は夫婦なのですよ。形だけだった夫婦が、真実の夫婦になるだけのこと。城壁は璧君に安楽な生活を与えるでしょう。
「そなたが璧君を諦めてくれさえすれば――」

対する十一郎、屈辱のうちの成婚など、彼女が望むと思いますかと、苦渋の表情で、それでも太君にそう言います。

璧君の気性で、解毒された後も生ることを望むと思いますか!?
ほんの少しだけ、死を先送りにするだけだ。
その死は却って耐え難いものになるだろう。

「もし彼女が助かっても、これまで通りに生きていけないのなら、俺のせめてもの望みは、彼女をここから連れ出してやることだけだ。
 せめて、最後の尊厳が守ってやれれば、悔いも怨みもない!!」

奥の間に踏み込み、城壁の手を払いのけ、すがり付く璧君を抱きしめます。
すまなかった――言う十一郎の目から、一すじ、二筋、涙が頬を伝って――
「連れて行くよ」
「うん」
死んでしまう。行かないでくれと、止めようとする城壁の手を、なおも払い除け、
「一緒に行こう」
部屋を出て何歩も歩かないうち、胸を押さえた璧君、右手を走る赤い筋が指先まで達しているのを見ると、
「時が来たわ」
微かに笑みさえ浮かべたまま、息を引き取ります。
彼女を抱きしめ、嗚咽を洩らす十一郎。
21-4.jpg


ここも……なまじの感想など不要なシーンでした。

という同じ瞬間、なおも2人を追おうとした城璧は、自分を止めようとする白老頭の懐に蝕心草を発見。これは老人が、途中の道で偶然見つけて摘み取っていたものでしたが、これを取り上げた城璧、噛み砕いた上で自分の血を混ぜ、息を引き取ったばかりの璧君に飲ませます。

憎くて毒を盛ったわけじゃなし、彼もこれほどに璧君を失いたくなかったんですよね。

朝になれば何事もなく目覚めるはずと言いおいて部屋を出て行く城璧。
十一郎と璧君の想いの強さに、打ちのめされる思いだったことでしょう。
まさか、死をもってまで拒まれるとは、そして、彼女の心を守るためならと、その死を容認されるとまでは、想ってもみなかったでしょうから。

が、それにしても……ご都合主義万歳(笑)

という頃になって、小瑾を送って連家堡に到着した四娘、休んでいってという小瑾の言葉を、ここには、あたしを待ってる人はいないからと退け――
ここには、じゃなくて、何処にもという思いもあったかもですが、そうして、気が付けば、足を向けていたのは楊家牧場。

「風姑娘のお帰りだよ~!!」
大喜びで彼女を迎えた泥鰍の、実は調子に乗って崖の上から刀を落としたのは俺なんですという泥鰍の告白に、
「楊開泰!!」
なんで肝心なことを言わないのよ!? と、こういうあたりはいつもの風四娘で、何やかやもありましたが、開泰の方もようやく、あれやこれやの間に自分の気持ちを見つめなおしたようで、漸く2人は仲直り。牧場が立ち直るまで、とか言いつつ風四娘、自分の居場所を見つけたようです。

そうして翌朝、城璧の言葉通り何事もなく目覚めた璧君は、自分が無垢のままで解毒されていることに驚き、そうして、老太君が昨夜のうちに沈家へ戻ったと聞いて、十一郎とともに、そちらへ向かうことにします。

ぴたりと寄り添って歩く2人を、耐え切れぬ思いで物陰から眺め、門を閉ざす城璧。
ですが老天爺、まだまだこの3人を弄ぶのをやめる気はないらしく(話もまだ、折り返し地点ですし(爆)

璧君と十一郎が一緒に去ったと聞いて、どうして、どうしてと騒ぎ出した小瑾を厳しく叱りつけた城璧、激しい感情の起伏のせいか、胸を押さえて倒れてしまいます。
と、時を同じくして、道を行く途中の璧君も倒れ、こちらは医者の見立てでは疲労が堪っていたか暑気あたりということになったようですが、実は2人が口にした蝕心草、思いがけない副作用を、2人の体にもたらしておりました。――というのが判明するのは、もう少し後のこと。

城璧の心と体を案じる両老頭に、それよりもと彼が言い出したのは逍遥公のこと。
割鹿刀の贋物をつかまされた――とは、城璧は知らないはずですが、ともあれ、あの逍遥公が、このまま何もせずにいるはずはない。
ならば先手必勝。連家堡とその傘下の力を糾合して――と云うあたりは、さすがに一国一城の主なんですがねぇ(._.)
(あ。一国一城の主は、奸知に長けてたり冷酷だったりするか(^▽^;)

で、その最初の相談の相手に選ばれたのが楊家牧場。
堡主の代理として両老頭が使わされ、正堂で待っている間に、そこを走り抜けたのは――
「黒面神!?」
って、何処から見ても泥鰍ですがヾ(^▽^;)

というわけで、捕まった泥鰍、なぜか顔を煤だか鍋底の墨だかで真っ黒にしていて、何やら二鍋頭の様子が変だという。
昨夜も顔のあちこちに、薄く黒いのや赤い斑点が――と聞いた両老頭、すわこそ! と思ったところへ現れたのが、目のところにだけ穴をあけた布をかぶった、当の二鍋頭。
で、やはり昨日の覆面男か!? 正体表せと布を引っぺがして見ましたら――
顔一面に赤い発疹が出ていて、
「天花!(天然痘)」
「わああ~。寄るな来るな!!」
「天花!」
顔を突きつけて来る。
で、伝染病だからな~。お前ら3人道連れになるか? わっはっは。
――ってこれ、両老頭につけられた目印を隠すための、おとーさんの打ったお芝居でして。
最初に見た時には、十一郎の父親が、正体を隠すためとはいえ、こんな剽軽でいいのか? と思ったもんですが、改めて見ると、つくづく、しみじみ、十一郎の父親ですわ、この人。
(なんかこう、性格の根本的なところに、すごい遺伝を感じるもの(笑)

んで、俺、思い切り接触しちゃった~。死ぬんだ~。こんなに若くて賢いのに~~と泣く泥鰍をよそに、機嫌よく連れ立ってやってきた開泰と四娘に用件を伝えた両老頭でしたが……
連家堡を訪れた開泰、堡の傘下から離れ、独立したいと告げます。
自分は亡くなった父と同じことはできない。文字通りの裸一貫、自分にできる小さなところから始めたいというのです。
無論、そんな勝手は許さないと告げた城璧ですが――




蕭十一郎 第21集




スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)