秋水長天

 遊子帰客 夢断故郷雲水之間    西風古道 回首一片秋水長天

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蕭十一郎 第28集

28-5.jpg
 密かに老太君の霊前を訪れた十一郎。……このところ、こういう表情が増えてます



さて。




十一郎と開泰の前では、一応見栄を張っていたわけですねえ。皮肉というか、憎まれ口などを叩いて、差し出された金も拒絶して出て来た連城璧でしたが、ひとりになると酒浸り。
挙句、酒のせいで正気をなくして、自分の前に現れた逍遥公にまで酒をねだる始末。
これは自分の――復讐ですらない、単なる意趣晴らしのために屋敷を空けて、その間に家を滅ぼす羽目になった、その罪の意識というのも、あるんでしょうかね。
ともあれ、この堕ち方崩れ方、やっぱ男じゃないわ~~と言ってる人も多々あって?

一方、あのまま開泰の家に居残っていた十一郎の耳にも、漸く自分の噂――蕭十一郎が沈家の老太君の首を斬って殺したという――が入ってきます。
28-6.jpg

この話を外から聞き込んできたのは、例によって泥鰍で、ありえないという開泰に、ひょっとしたら蕭大侠は夢遊病になったのではないか――まったく、この子は ヾ(~O~;) コレ

で、夜中に病気が出たりしたら、俺たちの首は~~というのを、馬鹿なことばかり言ってると、俺がお前の首を落としてやるぞと叱っておいて、直接話を聞こうと十一郎の所へ。
店から出て行こうとしていたらしい十一郎と、中庭で鉢合わせ――するや否や、十一郎、

「俺がやったことだ」

「そんなに性急に認めなくても。何か事情があるのはわかっています」
「あんたの信頼に背くことになるのは耐えられない」
 背を向けようとする、その腕を掴んで引き留め、
「泊まっていって下さい」
言う開泰に、
「俺がいると迷惑がかかる」(多分、意訳するとこうだと……^^;
「自分にとって意味のない厄介ごとを抱え込む必要がありますか。千人の指さすところ、病無くして死すと言います。この事件の原因がなんであるかにかかわらず――」
「原因などない」
 開泰の言葉を途中で断ち切った十一郎、
「俺はただ、自分のなすべきことを、できるだけ早く済ませたいだけだ。その他のことは全部、どうでもいい」
 冷たく――と云うより、いっそ感情をすべて枯渇させてしまったような無関心さで言い捨てます。
「どうだっていい」
 繰り返し、開泰に背を向ける十一郎。

ここのシーン、なんか好きなので、そのまま書いちゃいましたが(^^ゞ
それにしても十一郎、感情面では7割がた死んじゃって、後の3割で動いてるかという感じで、当初の闊達さ、陽気さ、お茶目だったところが嘘みたいで……
対する開泰が、意外に懐が深い――と云うよりは、気性の真っ直ぐさによるものでしょうね。こんなに好漢だったかと、改めて感服(笑)
こちらも可愛くて佳い男ですよね。

で、途中
「バカな瓜が自分から面倒を抱え込もうとしてるよ」
という台詞が紛れ込んでて、なんじゃコレ? と思ったら、泥鰍の台詞でした。
まったく、この子はもう~ ヾ(~O~;)

そうして、開泰の家から去った十一郎がやってきたのは、覆面の前輩との約束の場所。
(そういえば、3日後に又って言ってたっけ。2人とも、よく覚えてたね(@@;)

連家堡が壊滅させられた現在、事を急がなくてはいけない――と、再び逍遥窟へ入る2人。
で、
「奇妙だな」
いつ来ても、ここには見張りの一人も置いてあったことがない。不思議がる十一郎に、何を言ってるのかと蕭沛おとーさん。
で、やたら臭小子(バカな小僧)を連発してますが、これは無双ちゃんの楊過に対する『馬鹿ぁ』と一緒で、愛称みたいなものですかね。
(しかし自分の、それも相当出来のいい息子に~ ヾ(~O~;)

「もしお前が蕭家の人間じゃなかったら、壁の上の暗号記号を見分けられないだろうが。その場で迷子だ。迷子」
~とまでは言ってませんが(笑)
で、頻繁に入るこの手の解説に、前輩こそ蕭家の人間みたいだと言われ、焦るおとーさん(^^)くすくす……。

しかも現在は、逍遥公も雪鷹も、その他大勢も連家堡へ移ってしまっていて完全な留守宅ですからね。難なく刀台の所へ達した2人。
で、ここで台に彫り込まれた星十字を示した十一郎に、彼の垂飾を改めて眺めたおとーさんも、割鹿刀の秘密を解く――あとの展開を見てると、斬魄刀(ざんぱくとう)みたく解放とか言いたくなるんですが(笑)――ためには、この5つの鍵が必要ということに納得。
(つまり、2百年間のどの段階かで刀が封印されて、その解放の要件が、蕭沈両家の没落に応じて、失われてしまった――と云うことでしょうか)

その鍵となる鉄牌は逍遥公と雪鷹が身につけている――と云ったところで、蕭沛おとーさん、
「ほい、しまった! 大変だ」
司馬相の依頼で連家堡の仕切りを引き受けた璧君が、逍遥公から屋敷を取り戻そうとしている。急いで対策を講じないと、璧君の命が危ないと言います。
「沈家の血筋は、もはや彼女ただ一人だ。なんとしても守らねば」

これには――何を思うより先に、まず頭を働かせ始めた十一郎(ちょっと、灰色の脳細胞とか言いたい気が(笑)
逍遥公を倒さず、連家堡を取り戻す奇策を思いつきます。

その第一段階は、なんといっても鉄牌を手に入れること。
で、蕭沛おとーさんと一緒に連家堡へ忍び込み、それぞれ手分けして――で、雪鷹担当になったおとーさんが、渡された袋を覗いて、うへぇ~と顔をしかめたんで、ナニ? と思ったら蛇でした^^;
(あれだけ大量ってことは、買ってきたかな? 一応食材だし(^▽^;)

んで、それを眠っている雪鷹の首の所に置いて、鉄牌ごと放り出したところをGET!
(厭そうだった割にはおとーさん、素手で蛇掴んでましたよ ヾ(--;)

逍遥公の方も、十一郎が囮を務めている間におとーさんがGETで、多少のアクションはありましたが、脱出路の用意も万全で――なんか、頭というのはこのように使うものなのだよ、という感じの作戦でしたな。
(このところの2話ほどが重くて切なかったので、このエピソードに、ちょっとホッとしてるというか、筆のノリもよろしいようで――ってWordですが(笑)

そうして、問題を根本的に解決しましょう――と云うのが、『釜底抽薪』という、何処をどういじくったらそういう意味になるんじゃ~という4文字というあたり、中国語って凄いな――と云うのは横によけておいて。

十一郎がやったのは、知り合いの鉄匠に頼んで、そっくりの贋ものを作らせること。
で、以前にある事件で助けたことがある相手だから、秘密が漏洩する心配はないというあたり、さすが侠盗というか、大盗の呼び名は虚名じゃないなと、ちょっと感心(笑)

で、この贋物の方を前輩の手で沈家へと言った十一郎、おとーさんから、自分で言って老太君の霊前に線香上げて、詫び言の一つも言って来いと言われてしまいます。
――と書いたところで、今朝は自分ちの仏さんに線香上げるの忘れてたの思い出した。とんだ不孝ものだ ^^;

そうしてその夜の沈家では、璧君が紙銭を焼きながら、どうして天は、私が十一郎を愛してしまうのを止めてくれなかったんだろうと――確かにもう、どうしようもなく辛くて悲しいよね。
そうして、十一郎が残していった紅紗を、すべての恋の思い出と一緒に焼き捨ててしまおうと、火にくべたところ――彼女を気遣った風四娘と徐姥姥が来たところで、外を白い影がよぎります。
「誰!?」
四娘が声を上げ、全員が外へ出た、その間に部屋に入り込んだのは――十一郎ですが、この白一色の衣装は、喪服なんですね~。
璧君が焼き捨てようとした紅紗を拾い上げ、そして3人が部屋に戻った時には、新しく上げた線香と3枚の鉄牌、璧君にあてた手紙だけが残されていました。

その手紙を読み、即座に破り捨てる璧君。
彼もきっと後悔してという四娘の言葉を退けると、十一郎の上げた線香を掴み、扉の外へ走り出る璧君。
「蕭十一郎、聞いている!?」
たった今から、2人の縁は切れた。線香を投げ捨てます。
あなたの顔など見たくない。消息も聞きたくない――最愛の人に最愛の肉親を殺されて、理由もわからない――何も言ってくれないまま置き去りにされて、
それでも、愛がそのまま恨みや憎しみに変換できるはずはなく
そうなると、すべてを断ち切ったと、切り捨てたと思うしかないよなぁ……。
28-2_20130714154110.jpg
(でも愛してる。どうしようもなく愛してる。後悔はしている。恨めしいと思う。それでも愛してる。苦しくて、苦しくて、こんな想いは切り捨てなければ生きて行かれない。そう言うことでしょうかね)

屋根の上からその声を聴き、その姿を眺める――眺めるしかない十一郎。
――世間の人間が、俺を思い、どう扱おうが関係ない。
ただ、璧君の嘆きと絶望だけが――それをどうしてやるすべもない無力さだけが、彼を引き裂きます。
28-3.jpg

こういう絶望的な引き裂かれ方をした恋人たちって、これまでにあったでしょうかねえ……(/_;)

そうして一夜が明け――一時、十一郎との恩怨は忘れ、この鉄片で連家堡を取り戻し、沈連両家の武林への責任を果たすべきでは、という四娘の言葉を考え直した璧君、鉄牌を手に連家堡へ。

その同じ朝、鉄牌を奪ったのは蕭十一郎以外には有り得ないという逍遥公の言葉から、雪鷹は、直近に彼の姿が見られたという開泰の家へ。
十一郎の所在を聞き出そうと開泰を痛めつけますが、知っていてもいなくても、開泰が言うはずがなく、そこを開泰を起こしにた泥鰍に見られてしまったため、やむなく開泰を連家堡へ。
(こういう時の泥鰍の機転の利かせ方は、ほぼお約束通りですが、なかなかですよ)
で、そんなことをして、師父に叱られるぞ~と思ったら案の定で、即座に開泰を釈放することに。

そこへ、真正面から単身、璧君が乗り込んできます。
それを、陰から見守る十一郎。
(あ、衣装が戻ってると、そっちの方へ反応してしまった(^▽^;)

逍遥公の前へ通った璧君。これはまず、敬意を表して進呈と、鉄牌の一枚を逍遥公に渡し、残りの2枚は、この璧君以外は誰にもわからない場所にしまってあります。城璧、城瑾の無事安全と、この連家堡と引き換え。一枚は城璧城瑾が無事に戻った時、最後の一枚は半年後、両手で捧げてお渡しいたしますわと、こりゃぁ、城璧なんぞよりよほど肝が据わってるんじゃないかという、堂々の交渉ぶり。
(で、ひょっとしたらこの交渉内容まで、十一郎が手紙に書いたんじゃないかなぁと思うんですが(^▽^;)

連少夫人は手弱女と聞いていたが、なかなかの女丈夫ぶりと笑った逍遥公、意外にあっさりと、邸を引き渡して出てゆきます。
で、その心はと言いますと、何十年もこの機会を待ったのだから、あと半年くらい、邸を貸してあると思えば何でもない。
それよりも、連城壁が失った屋敷を、夫人が一人で取り返したとなれば、連城壁の名前はさらに地に落ちるということで、なるほどね。
まあ、視聴者としても、アレに花を持たせてやる必然性は、カケラほども感じていないので、ノープロブレム(笑)
ただ、捕まえている2人については、交渉の対象には入っていないので、お持ち帰りにするか、駄目だったら処分と言われ、雪鷹が戻ります。
それを密かに聞いて、追いかける十一郎。

で、邸のどこかの小部屋でぐるぐる巻きの両老頭、雪鷹に連城壁は死んだと言われ、逍遥公に仕えるなら、武林制覇の暁には国師待遇と誘われ、
「放屁」
向うの罵詈雑言は面白いですな。

で、あわやというところを十一郎に救われるのですが、十一郎、指弾か暗器か、そんなものも使うんだね~。
城壁も命は無事、連家堡は璧君によって取り返され、その璧君は正堂。どうか彼女を助けてやってくださいと言われ、
「晩輩告辞」
立ち去ろうとするのを引き留めますが、自分がこうして関わったことは彼女には内密にと頼まれ、
「老太君の首を――」
「…………」
何とも言えない寂しい目で、無言のまま去ってゆく十一郎に、白老頭は悲憤の声をあげます。
たった今自分たちの命を救ってくれたその青年に、汚名を着せたまま、唯一真相を知る自分たちは、誓いがあるために、一生口を噤んだままでいるしかないのかと。

28-4.jpg
んで、雪鷹に仕返し――ですが、やり方もどこか大人げない両老頭 ヾ(^▽^;)

それはさておき、
少し遅れて、璧君を案じてやって来た風四娘も合流。
で、怪我をした開泰を気遣うのですが……このカップル、一方が追うと、もう一方が逃げ、そちらが思い直して振り返ると追いかけてた方がそっぽを向くという、厄介な状態になってまして――十一郎が知ったら、意地を張るなって、双方をごっつんこやりそうな気がする(^▽^;)

ともあれ、両老頭の支持と助けを受け、璧君が当面の連家堡の束ねを行う事となりました。
28-1_20130714154109.jpg

というところで、29集へ。





蕭十一郎 第28集

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| 蕭十一郎 | 2013-07-14 | comments:0 | TOP↑















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