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蕭十一郎 第29集

この一組は幸福なカップルになれるかと思い、また、取り持った白緑両老頭も、そう願っただろう霊鷲と小瑾にも、思いもかけない悲劇が待ち構えておりました。
が……それを呼び込んだのは、結局は小瑾自身――と云うことになるのでしょうか。

29-4.jpg


さて。

霊鷲との婚礼に浮かれたのか、単に退屈しただけか、新婚のダンナを引っ張って、街の酒楼へ行くことにした小瑾。
所が途中、こちらは十一郎に重傷を負わされて(で、両老頭にぐるぐる巻きに縛られてて)連家堡を逃れて来た雪鷹と、出会ってしまいます。

司馬山荘事件の時に絶縁――と云うか、訣別宣言をされていた霊鷲でしたが、実の兄弟のことで、放っておくわけにもゆかず、小瑾とともにその場に残して、街へ薬を買いに。

で、こちらは山荘に残された小瑾の書置きを見て探しに来た両老頭と、典型的なすれ違い――例によって同じ店の奥と表とかね――を演じるわけですが、ここで霊鷲、とんでもない人間とニアミス。
足元不注意で、思い切りつまずいた人間が、いきなり尾羽打ち枯らした風情の連城璧。しかも酔いつぶれててほとんど意識なし。

そんな馬鹿な。有り得ない。よく似た他人だろうと、一旦は立ち去りかけますが、街の人を捕まえて連家堡壊滅の話を聞き、それでは! 取って返すと、すでに城璧の姿は消えておりました。
(で、この間には小瑾には何も起きなくて、一旦は見てる方をホッとさせるあたり、製作者側も意地が悪い)

やむなく小瑾の元へ戻り――意識のもどらない弟を案じつつ、小瑾といろいろ話している、
それを、実は意識が戻らないふりで聞いていた雪鷹、小瑾と霊鷲が結婚したことを知ってしまいます。
それでも、霊鷲の自分に対する情は変わっていないことは聞いていたはずなのに――
霊鷲が再び薬を買いに街へ出て、運よく両老頭と出会えた――その間に小瑾を襲い、犯してしまいます。

「このけだものが! 何故こんなことをした!?」
憤る霊鷲に、雪鷹は嘯きます。
「兄さんの持ち物は、半分俺に分けてくれると言ったじゃないか」
「小瑾はものじゃない、人間だ。俺の妻だ!!」
俺たちは父母を同じくする実の兄弟。その兄弟の妻を――畜生。殺してやる!!
幾度殴り、蹴りつける霊鷲に、漸く雪鷹が口にした本心は――こう云う形で自分が小瑾を奪ってしまえば、霊鷲は小瑾を見るたびに自分を思い出さざるを得ない。2人の間に永遠に割り込んでやった――と、ブラコンもここまで来るとな~。ちょっと、言葉がないです(--;)

一方、連家堡の差配を引き受けた璧君、沈家に残された――老太君が彼女のために残しておいた宝飾類を洗いざらい持ち出し、連家堡の修理やら霊鷲と小瑾の正式な婚礼やら、兎に角何かとお金がいるのよと、売りに行こうとしておりました。
必要とあれば、この沈家の屋敷も売りに出すという璧君に、来合せた風四娘、連家堡のためにそこまでする必要はないと、徐姥姥とともに止めますが、
沈連両家の数代にわたる交情と武林の正義のため、何より、老太君が健在だったら、きっとこうしただろう(で、合ってるよなぁ?)と言われ、
「それで、それを、どうやってお金に換えるつもり?」
「それは――」
「そんなことも知らないで、貴重品もって外へ出ようとしたんだ? いいよ。この姐さんに任せときな」
貴重品の買取りとか質屋とか――だと思いますが、兎に角品物を換金できる店へと案内しますが、沈連両家の名前が出たり、人に見られるのは困る。連家堡の再建に、わずかの瑕も付けたくはないという璧君に、思い悩んでしまいます。……そりゃ、そうだ(^_^;)

というところで騒ぎが起きて、大勢に追いかけられている人間をふと見てみれば、乞食同然に落ちぶれた連城璧――って、昨日の今日ぐらいの感じなんですがね、時間経過(~_~;)
んで、食い逃げかかっぱらいかな? とにかく捕まってフクロにされかけているのを止めたんですが、城璧はそのまま脱兎のごとく逃げ出し、戻ってほしいという璧君の優しい呼びかけにも、姿を見せようとはしません。
……って、合わせる顔無いよね、普通なら。

で、持っててと貴重品を押し付けられて置き去りにされた四娘、璧君は戻ってこないし、さてどうしようかとあたりを眺めて、ふと目に入ったのが、まだ業種が決まらないまま、店の掃除だけをしている泥鰍の姿。
よし! と、何やら思いつくと、
「こんにちは~。ご主人はいらっしゃる?」
「ご……ご主人?」
「お店のご主人よ。ご主人~。お客様のお越しよ!」
ずい。と中に通るや、出て来た楊開泰に宝飾類を示し、
「これでお金を用立てて頂戴。――三万両!」 コケッ(o_ _)o彡☆
(風姑娘は口を開くと三万両って言うと、泥鰍にも指摘されてましたが(^_^;)

うちは銭庄(私設の銀行)じゃないという開泰に、それじゃあと四娘、やおら手元にあった剣を取り上げるや、部屋の隅にあった看板を裏返し、鮮やかな手つきで刻んだ4文字が『泰源銭庄』。
29-5.jpg
これで銭庄になったから、はい、三万両――って、ヾ(~O~;) おい、おい。
んで、そんな無茶な、駄目ですと言われ、酷い~と、泣き出します。
で、あんたに良心は無いの~~って、これ、四娘の得意台詞ですかね(笑)
というのは兎も角、泣く子と地頭には勝てない~~という諺は中国にはないと思いますが、泣く四娘には勝てないらしい開泰。

29-1.jpg

ということになりました。

が、
「俺の前で芝居はしなくていいから」
本当に必要な金なら、どうやったって用立てる。なぜなら、自分が一番つらくて苦しい時、ずっとついていてくれた、そのことは一生忘れないから。
言われた四娘、本当にホロリ。
いつの間にやら開泰、本当にいい男になりましたねぇ。

そうして、四娘の後を追うように外へ出た開泰、彼女が三万両をそのまま、いい友人が融通してくれてねと璧君に渡すのを見て、そういうことかとにっこり。
更には、趙毅さんの銭庄とはいい考えですなという賛同に、営業方針決定して、住い屋の方へ。
と、そこで待ち受けていたのは――後姿なうえに、髪を縛ってたんで、誰かと思った――十一郎でした。

で、開泰が納得しましたかって聞いたのは、自分の本意をわかってくれたか、ということかしらね。
それで、改めて滞在するように……言ったんでしょうねぇ。
そうして――蕭兄は、本当に連少夫人――じゃない、沈姑娘のことを諦めたんですか、未練はないんですかって――まだ血を流してる傷口に触るなよ~と思うんですが ヾ(--;)

璧君が今しがた、連家堡立て直しのための資金調達に来ていたことを語り、重すぎるほどの責務を担って大変だと同情を示します。
それに対して十一郎、逍遥公さえ死ねば、立て直しは一歩一歩、ゆっくりと進めて行けばいい。確かに苦労ではあるが――と。

「言うのは簡単ですが、誰が思い切って逍遥公を取り除くか、ですよ。かく言う俺でさえ、親の仇だというのに、手出しできずにいる」
「今日、俺が訪ねて来たのは、その件について聞きたいことがあったからだ」

昨日、連家堡へ連れていかれた時、小公子の姿を見たかと聞いた十一郎、割鹿刀を解放するために必要な4枚の鉄牌のうちの最後の一枚を、小公子が持っているのではないかと語ります。

割鹿刀が真の力を発揮すれば逍遥公が倒せるのなら、その折の戦いには、ぜひ自分も加えてほしいと頼む開泰。
その折には、楊兄の手を煩わせることになるが、よろしくと十一郎。

が――と、開泰に一つの疑問を差し出します。
逍遥公が何度となく開泰を解き放った――機会はあったのに命を取らなかったのはなぜだろうかと。
対する開泰、自分は敵に値しないと蔑まれているのだろうと言いますが、開泰の武芸の腕も身分も、武林では十分以上に知られており――言いかけたところで、すっ――と合図を送った十一郎、開泰と左右に分かれて庭へ飛び出します。

その庭に潜んでいた――十一郎が敢えて逃げるに任せ、追おうとする開泰をとどめた、その人物は――
「連城璧だ」
「なんと……変わり果てた姿に」
「しかし、奇妙だな。なぜ、連家堡に戻って堡を立て直すより、巷に落魄の姿をさらすことを選ぶ?」
「自負心の強い人ですから。面目がなくて帰れないのでは?」
「普通の人間なら、そうだろう。が、あいつの自負心は普通じゃない」
必ず何か思うところがあるはず――と、そこまで読みますか、十一郎。

という頃の連家堡には、深く傷ついた小瑾が、霊鷲、両老頭に伴われて漸く帰還――しましたが、運悪く、来訪していた司馬相と鉢合わせ。
婚礼こそ行列の段階で壊れましたが、小瑾を妻にする気満々だったらしい司馬相、失踪している間に霊鷲と結婚したと聞き、何度も何度も、人を虚仮にするにもほどがあると、連家堡との絶縁宣言をして、去ってしまいます。
霊鷲と小瑾を、ただいたわるしかない璧君。

ですが、傷の癒えた賈信と、付き添っていたらしい東来が連家堡に復帰するという、嬉しい事態も。
そうして、その2人から、城璧が襲撃の夜を含めて数日にわたり、屋敷を空けていたと聞いた璧君、疑惑――とはゆかないまでも、小さな疑念を、城壁に抱くようになります。

その同じ夜、開泰の住まいに留まっていた十一郎は、思いもかけない形で4枚目の鉄牌を手に入れることに――って、あれは絶対、持ってきた方が吃驚してる。
だって、寝てる――と思って寝台の方へ近づいて行ったら、本人様は反対側の椅子に座ってて、悠然、蝋燭に火をつけるんだもの(^_^;)

で、侵入者が逃げ去りながら投げつけて行った鉄牌を、一回転して受ける仕草も、格好良かったんですが(笑)
29-2.jpg
それ以外にも本当に、ちょっとした仕草がキマる人だ――ってのは、ニコさんの時にも言ってたかな(^▽^;)

その侵入者、なんと素素で、密かに、妹である小公子を殺された恨みを、それも直接の加害者である雪鷹ではなく、自分たち姉妹の不孝の基本大本である逍遥公に対して、晴らそうとしていたのでした。
(妹と違って、なかなか賢いかも)

そうして立ち回り方もなかなか上手く、逍遥公が開泰を気にかけていることも心得ていて、彼が銭庄を開業することを報告。
なかなかの気概と喜んだ逍遥公、早速素素に、黄金百万両を贈るようにと命じます。
…………親バカ(^▽^;)
半面、深手を負って戻った雪鷹を、役立たずの“もの”扱い。
これもまた、自身の足をすくわれる原因となってゆくのですが……




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