秋水長天

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蕭十一郎 第33集

読めないながらに『百度』の記事を眺めてみますと、どうやらこのあたり、原作の方では続編にあたる『火并萧十一郎』が、入ってきている様子?
と同時に――と云うか、原作の方がそうなのかな? 『モンテクリスト伯』(巌窟王)的でもあるような(主人公が財を成して、復仇すべき相手と関わりのある女性を保護して、一緒に戻ってくるあたりとか――って、おっと、ネタばらし(^ ^;)

さて。

33-5.jpg



璧君から沈家の屋敷を買い戻したいと言われた冰冰ですが、自分はあの屋敷が大変気に入っているので、5倍の金を出されても売る気はないと断ってしまいます。
で、このゆっくりとした話し方が、場合によっては人を見下げてるように聞こえて、結構腹立ったりして?
思わず璧君が声を荒げたところで、冰冰が「あっ!」と腹を押さえ、
「私、疲れたわ」
じゃあ、おれたちは一足先に引き上げようかと、十一郎は冰冰を連れて帰ってしまいます。
(ここも見ようによっては、妊娠中の不安定な体調を口実に、話を打ち切ったように思えますなあ)

その帰り際、この事態に頭を抱えていた――実際には掌に顔を埋めていた開泰に、
「当店のような小店舗では、到底蕭兄のような貴客のおもてなしはできませんので」
十一郎、出入り禁止を食らってしまいます。
(で、後から何やら届けるからと言ってたのは、借りた金の事だったようで?)

そうとは知らず、とんでもない相手に屋敷を売ってしまったことを璧君に詫びる四娘。
巨額の財というのは、あんなふうに人を変えてしまうものかと、十一郎の変容に失望し、思い悩み――そのことが原因で(?)その夜、開泰と諍い。
で、ここで、あんたがその気だったら、他へ嫁に行ってやる!! とか叫んでたわけですね(^▽^;)

一方、連家堡へ戻った両老頭は、先ほど蕭十一郎に遭いましたと、連城璧に報告。
ここで、十一郎が連れていた冰冰という女性が、小瑾に瓜二つでと告げた緑老頭、もし城壁が小瑾を害していたのだったら、必ず何らかの動きを見せるはずと、白老頭をつついて、2人で城璧を見張ることにします。寝るなよ(笑)
両老頭、緑老頭の方が頭脳労働担当で、気性もしっかりしているようで……(^▽^;)

という頃、四娘には、くよくよするのはやめましょうと言った璧君でしたが、今日のあれこれには、当然内心穏やかでいられるはずはなく――物思いに沈む様子を、魂が抜けてると評した徐姥姥の、老太君が以前に云々と気なく漏らした言葉から、
「それじゃ、お祖母さまは、自分が死ぬのを知っていらしたというの!?」
あれは奇禍ではなく覚悟の死だったのか――って、考えたら、今まで気づかない徐姥姥の方が、相当ニブいわけですが。
璧君、姥姥をせっついて、老太君が、城壁が結納として贈った鳳凰の羽根をかたどった釵(かんざし)に何らかのメッセージを託し、宝石箱に隠させたことを聞き出します。
33-1_20130719213405.jpg
この下というか、裏側の部分ですね

姥姥がそれ以上思い出せないのなら、直接城璧に聞いて来る。
城壁の部屋へ出向いた璧君ですが、両老頭が中庭を隔てた扉の前で見張っていたにもかかわらず、部屋の主は留守。
と、そこへ走って来た徐姥姥が、老太君が、このことは城壁には絶対に知られてはいけないと言っていたのを思い出した――って、遅いって(^_^;)
というか、城壁が留守で良かった~。
そうして、両老頭に向かってこれはどういうことかと聞いても、当然2人は答えず――と云うか、答えられず(尻尾はチラチラと出してるんですがねぇ)それでは、自分で調べますと璧君、部屋へ引き上げます。

で、その間、城壁の方は何処へ行っていたかというと、両老頭の予想通り、今は蕭十一郎宅となった沈家の屋敷でした。

そういたしまして――
どうせ次回にはわかるんだから、バラしちゃいますと、冰冰はやはり小瑾でした。
(ということは、お腹の子の父親は、霊鷲か雪鷹のどっちかだ(^_^;)

どういう経緯でか小瑾を救った十一郎、城壁の真の顔を知る唯一の同志として、連城璧との戦いに戻って来たわけです。
で、のちに十一郎自身が語っていますが、彼女を保護し、何かと面倒を見ることで、璧君を失って死んだようになっていた彼の心が、救われ、よみがえって来たと言うことで、小瑾=冰冰と2人の時は、少しだけですが、以前の十一郎らしい表情も戻って来たようです。

人は、誰にも愛されなくても生きて行くことはできるけれど、誰かを愛さないで生きて行くことはできない――って、これは平井和正さんの『ウルフガイ』だったかな。
ことに狼ってのは、保護欲の強い生き物だそうですし。
(余談ですが、目下ネットゲームもちらほらやってるんですが、ペットとして白い狼の仔を手に入れました。凄い嬉しい~)

対する小瑾――冰冰の方も、あれだけの過酷な体験をしたせいか、死線をくぐったせいか、母親になるという自覚のせいか、兎に角落ち着いて、考え深くなって、そうして、思いやり深くなりましたね。

冰冰の体を気遣う意味もあって十一郎、彼女に小香という侍女をつけているんですが、その小香から、蕭大哥が一人でぼんやりしていらっしゃると聞いて、お話し相手でも――と部屋にやってくるあたりから、未だに璧君を思い切れていない、顔を見れば当然、ふさがったかと思った傷口が開いて血を流す、そんな十一郎を気遣うあたり、大人の女性になったなと。
で、甘えることも甘えるんですが、義理の兄に対するようなと言うのかな、ちょっと、異性に対するものではなくなってきたような気がします。

むしろ十一郎の方が、おなかの赤ちゃんが蹴ったという冰冰に、
「悪い奴だな。生まれてくる前から、お母さんをいじめて」
腹に耳を当てて、
「俺のことも蹴った。本当に悪い奴だ」
愉しそうに笑うあたり、実の兄というか、むしろあんたの方が父親みたいだよと、思わす突っ込んだりして(笑)

その様子を窓の外からうかがって、やはり小瑾ではないのかと考えた城璧ですが――で、この気配を、戻って休みなさいと肩を抱いた十一郎の緊張感から感じるあたり、冰冰、ほんとに成長しました。

そうして冰冰を部屋へ送った十一郎ですが、振り返ればそこは璧君の部屋で――ほんの数日、この屋敷で過ごした、扉を叩けば璧君がこぼれるような笑顔で迎えてくれて――と、見てる方が、そのシーンを思い出して切ないって (/_;)

と、気配を感じて視線を向ければ、そこに立つのは連城璧。
33-3.jpg
しかし、城璧派手だな(^▽^;)

冰冰は実は連城瑾(小瑾)と見たのは、自分の誤りかと言う城壁に、
「確かに2人は実によく似ている。少堡主がそうお考えになりたいなら、在下てまえは反対は致しませんよ」
嘯いてその場を離れようとする十一郎。
留めようとする城壁と、2人は激しく手を交えますが、そこへ、
「蕭大哥」
何事ですかと冰冰が出てきてしまいます。

そうして、目の前の城壁に対し、連少堡主は少年英侠とかねてから伺っておりましたがと、不意の、それも来訪者というよりは闖入者に戸惑いつつ、それでも家の女主らしくその場を収めようとする演技を見せるあたり、本当に成長――と云うか、肝も据わってきまして。
この話で一番大化けしたのって、小瑾=冰冰でしたね。

冰冰が小瑾であるとの確信が持てないまま、城璧が立ち去った後、さすがに緊張がゆるんで倒れかけた冰冰。
危ない真似をすると優しく叱りながらいたわる十一郎に、城璧の武功が随分高くなっていると言います。
逍遥公の邪道な武功を身につけたんだと、こちらも憂い顔を十一郎。

そして翌日。
まず、璧君がやろうとしたのは、半年前に連家堡立て直しのために手放してしまった宝石箱の中から、あの鳳凰の釵を買い戻すこと。
で、朝一番で璧君の来訪を受け、泥鰍に起こされた開泰と四娘ですが、
開泰「早(おはよう)」
四娘「不早(早くない)」
グッドモーニングに対して、バッドモーニングと答えるようなものでしょうが、このやり取り、中国語ならではでしょうなぁ(笑)
(しかも、昨夜の諍いの余波で、2人がお寝坊している間に、趙毅さんは、ちゃんとお仕事しているというのに(^▽^;)

で、璧君に頼まれて、趙毅さんが調べ出した宝石箱の売り先は、なんと、あの冰冰の代理人。
つまりは璧君の宝石箱も、十一郎が買い取っていたわけなんですね~。

早速買い戻しに行く璧君。
迎えた冰冰、蕭大哥はあいにく留守ですがと言いながら、快く宝石箱を差し出します。
が、老太君が釵を隠させた中敷きの下は空。
と、そこへ戻って来た十一郎、璧君がここにいる理由を聞いて、そういうことならと懐から釵を取り出します。
実はこの釵、十一郎と璧君を結びつけた因縁の――と云うと語弊があるな(^▽^;)
思い出の品で、そのときにそれぞれ、この釵で付いた傷の痕が、お互いの左の掌に、まだうっすらと残ってるんですね。
33-2.jpg
釵に巻きつけてあるのは、これも思い出の紅紗 ここまでされていれば、普通は恨めませんが……

で、その掌を見た十一郎のわずかな表情の変化とか、お互いの――これも一種の意地の張り合いでしょうね、釵を受け取るのに、顔を背けて手だけを出す璧君と、その間は、なんとも切なげな表情をしていたくせに、璧君の顔が自分に向いた途端、わざとらしく冰冰の肩を抱いていたわる十一郎という、そのあたりの心理の描き方も丁寧で、見るたびに結構心臓が痛い思いをしております(^▽^;)

釵を子細に眺め、本来の値段より多額の金と紅紗を残して(という、このあたりが意地なんでしょうが)急いで連家堡へ戻る璧君。
釵の足の部分についているのが血だと認めた彼女、戻るなり部屋の扉を厳重に閉ざし、徐姥姥から当時の話を詳し聞き出し、そうして、釵に残った血を削り落として水に溶かした結果――これが、ものすごい緑色に変色したんですが――死んだ当時の老太君は、何か奇毒に侵されており、その毒を盛ったのは城璧であるという結論に達します。

「私たち、十一郎に対して、大変な誤解をしていたのだわ」
老太君は十一郎に殺されたのではなく、敢えて十一郎に自分の命を絶たせたのだ。
何かの毒に侵され、解毒は不能と知った老太君が、手足が動かせず自害はできないため、十一郎に殺してくれと頼んだら、彼には、拒絶することはできないだろう。
だが、それだけなら、なぜ敢えて首を刎ねる必要があったのか。
疑問に対する答えを得るため、再び両老頭を問いただす璧君ですが、答えることのできない2人、折角徐姥姥が城壁にばれない様な策を弄して連れて来たと言うのに、脱兎のごとく逃げ出してしまいます。

そうして2人が訪れたのは、十一郎のもと。
改めて冰冰の年齢や出身地を問いただした後、実はと切り出したのは城壁のこと。
昨夜のうちに、深谷から草木を集めて来て、この中のどれが毒かと2人に聞いた。つまり、冰冰が小瑾であるか否かにかかわらず、彼女を害するつもりだから気をつけろ、と忠告に来たわけです。
(で、城壁の方は多分、2人が忠告に行くことまで、計算に入れてるんでしょうね。ったく、可愛げのない(~_~メ)

くれぐれも気を付けて。言い残して2人がっ去った後、あの人たちを(多分城壁も含めて)騙し通せないことはわかっている。呟く冰冰。
城壁がその気なら、こちらもそのように対策を講じるまで。心配するなという十一郎に、冰冰、死ぬのは怖く無いと言います。
怖いのは、生まれてくる子供を抱けなくなることだけ。
妊娠に気づいたときは、要らないと思ったこの子だけれど、体内で育つにつれ、それが誰の子であったとしても、次第に愛情がわいてきたという冰冰。
「わたし、いいお母さんになれるかしら」
なれるよ。あくまでも優しい十一郎。
「きっと、いい母親になれる」
33-4.jpg


この続きは34集で (^.^)/~~~


蕭十一郎 第33集
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| 蕭十一郎 | 2013-07-19 | comments:0 | TOP↑















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