2013/07/23 (Tue) 蕭十一郎 第37集

楊開泰が反射的に拳を繰り出して傷つけてしまった相手は、落ち込んでいる彼を案じて、食べ物を持ってきた泥鰍でした。

その前にも、塀を治そうとした開泰の横にいて、レンガで足を怪我してるし、
それよりなにより、登場シーンも台詞も結構多いのに、肝心のストーリーの本線の方には絡んでこないので、レビューにはほとんど登場させられないという……
(十一郎との絡みも少ないし)
可哀想な泥鰍。

37-5.jpg
半年分大人になって、衣装も髪型も変わってたのに……

さて。

なんとしても璧君の居場所を探し出し、救う決意の十一郎、自分の留守中に何かあった時は、冰冰たちを密室(最初に割鹿刀が封じられていて、のちに老太君が身を隠していたあそこですな)に避難させるように、小香に言い置きます。
それを聞いて、璧君を救ったら、2人で遠くへ行ってしまうのではないかと案じる冰冰。
遠くへ行くときは冰冰も一緒だという十一郎。
男女の間の情ではなくても、冰冰もまた十一郎にとっては守るべき大切な存在になっているようです。

そうして、十一郎がやって来たのは、婚礼が行われた酒楼。小二(ボーイ)から、失踪直前の四娘と璧君のそばにいたのは、花嫁の付き添いをする――喜娘というんですね――だということを聞き出し、その喜娘からは、2人は陸家から雇った馬車に乗ってゆき、御者は花如玉の家人が務めたことを聞き出します。
で、部屋を出るのと入れ替わりに、こちらは沈家――あ~、今は蕭家か――からつけて来ていた覆面の前輩こと蕭沛おとーさん、喜娘に銀子をいくつも渡して、さっさと逃げ出さないと、花如玉がお前の首を刎ねるぞと。
で、十一郎が、やけに情報収集が簡単に出来たと思った、と言ったところからすると、先回りして、十一郎に情報提供するようにと喜娘を買収してたんですな。

というわけで(おとーさんとしては、陰から息子を助けてやるつもりだったんでしょうが)協力して璧君を探すこととなった二人。
そうして十一郎、この覆面の前輩の正体は、どうやら自分の身近にいる人だと気付き始めています。

という頃、連城壁は、司馬相の前に姿を見せ、逍遥公は自分の手中にある。半年前の司馬山荘の惨劇の仇を取らせてやると、取り込みを図り、さらに、半年ぶりに舞い戻った霊鷲には、妹と結婚したのだから兄上と呼べばいいとお為ごかし。(騙し討ちにして殺そうとしたくせに~ヾ(--;)
小瑾は半年前に霊鷲を追って家を出たが、十一郎の手に落ちて酷い目に遇っている。あの男は連家の者に恨みを抱いているからと、よくもまあ、この男、恥ずかしげもなくこんな嘘が(--〆)

それを確かめるため、霊鷲は、今は冰冰となった小瑾の許へ。
37-6.jpg

人違いを装う彼女を点穴して医者へ連れてゆきますが、わかったのは、彼女が最近流産したことと、3か月にわたって奇毒を服用しており、その毒が筋脈に入ってしまったせいで、長くても後1年ほどしか生きられない体になっていることでした。
点穴を解いた小瑾に、一緒に逃げようという霊鷲。
しかし、彼女は飽くまでも自分は冰冰であり、霊鷲などは知らないと言い張り、彼の手を振り切って十一郎の許へ戻ってしまいます。

実は余命一年なので、霊鷲を悲しませないためにと、他人のふりをしているらしいのですが、そんなこととは思いも及ばない霊鷲、すべては十一郎のせいかと、彼に恨みを抱きます。
(しかも、後の方のシーンで、璧君への遠慮もあって家に帰り得たがらなかった冰冰が、霊鷲が顔を見せた途端、十一郎の腕に自分の腕をからめて“ぴとっ”とくっついて、「蕭大哥、早く帰りましょ」と来るんだから、余計ですよね ^^;)

一方、その十一郎は、蕭沛おとーさんと一緒に馬車の上。で、おとーさん曰く、こういう生き物は賢いから、行った場所はちゃんと覚えている――はずだったのですが、お馬さんが2人を連れて来たのは――なんか、落日峰みたいですが(^▽^;)
「いや。生き物にも差はあるから」――って、おとーさん、おとーさん ヾ(^▽^;)

と、十一郎が車輪を調べ出し、輪の表面についた土と、車軸の方に入り込んだ土との違いを指摘します。

37-7.jpg

更に十一郎が指摘した細かい特徴に、
「逍遥窟!」
思い当ったおとーさん。
で、もう逍遥公はいないから危険はないと、無造作に入ろうとする十一郎に対し、万一のことがないとも言えないから、自分が先に立つ。お前は面倒を見なけりゃいけない人間があるんだから自愛しろと、親心らしいものも見せております。
が、
「本当に、誰もおらんわ~」(^^)

という洞窟の中に四娘と璧君を見つけ出した2人でしたが、
37-4.jpg
しかし、璧君を閉じ込めた鉄棺の開口部が鉄汁で封じられており、外へ持ち出そうとすれば、内側に植えられた鉄の棘で璧君が傷つく――外へ出るころには出血多量で死に至る可能性もある。それが城璧の仕業と聞いて、
「殺してやる!!」
逆上した十一郎、外へ飛び出してゆきます。

しかも、
「お願いです、前輩。彼を止めて!」
璧君の頼みで後を追ってきた蕭沛おとーさんに、放せ! と思わず掌打を見舞うほどの逆上ぶり。
これは、何かあっても、まず兎に角頭を働かせて解決しようとする彼ですから、本当に、よくよくのことですよねぇ。

で、前輩に内傷を負わせてしまって、はっと我に返った十一郎に蕭沛おとーさん、気持ちはわかるが大切なのは2人の女性を助けだすこと。そのための方法を考えろと諭します。
「方法……。方法を――」
懸命に頭を働かせようとする十一郎。
そこで、はたと思い当ったのが、
「割鹿刀!」

思いついた十一郎は、刀が連家堡のどこに置かれているかを訊こうと冰冰の所へ。
一方の蕭沛おとーさんは、勝手知ったる連家堡と(二十年も執事として住み込んでたものねえ)城壁の部屋からまんまと刀を盗み出しますが、十一郎が割鹿刀を奪いに来ることを予測していた城壁により、刀には毒が塗られており、おとーさん、その毒に中ってしまいます。

捕えるか、あるいは斬り捨てようと刃を向ける連家堡の家人たちの前、やむなく割鹿刀を抜き放つ蕭沛。
37-1_20130723203908.jpg
状況は不利と見た指揮者の賈信は、その場から一旦引き、武器を尽く鉄粉に変えられた家人たちは、
「命の要らないものはかかってこい!」
蕭沛の一喝に、蜘蛛の子を散らすように逃げ散ります。
が、蕭沛自身も、毒の効き目で、その場に倒れてしまいます。
が――。
それを救ったのは、密かにその様子を観察していた両老頭でした。

一方、誤って泥鰍を傷つけてしまったことで己を顧み、何とか立ち直って来たのでしょう、十一郎宅を訪ねて来た楊開泰。
彼を伴って十一郎、連家堡へとやってきますが、そこで目にしたのが、蕭十一郎に割鹿刀を奪われた。追え、追え! と、松明をかざした追手が、門からわらわらと飛び出してくるという、大変に派手な光景。
で、ひとり捕まえて、事情を聞こうとしますが――
「開泰」
「ん?」
「口を塞いでいたら、喋れない」
「あー」
37-2_20130723203910.jpg
確かにこれでは喋れません(^_^;)

って、こういう場面でギャグをやるかな~とも思うんですが、半面、結構ありそうだなと思ったり(笑)
ともあれ、覆面の賊が割鹿刀を奪ったことと、その賊が割鹿刀を抜いたことを聞いた十一郎、あの前輩については、また謎が増えたな~~と思ったことでしょうね。

という頃、両老頭に助けられた蕭沛おとーさんは――覆面の男=二鍋頭は、戦っている姿を見られた段階で、もうバレちゃってましたけどね、割鹿刀を抜いたことで、更に蕭家の人間だということもバレ、
お前、蕭沛だったくせに、よくも二十年間、人をだましてたな~~とか、いなくなった息子があるとか言ってたが、蕭十一郎の消息を聞いたらすっ飛んで行ったが、あれが息子だったのか~~とか何とか、色々苛められてるようです。
37-3.jpg

で、儂ゃ出て行くから、刀を寄越せと言ったおとーさん、あれは蕭十一郎が連家堡へ返したものだから駄目と言われ、
「お前たち、耳の穴をかっぽじって、よ~~~く聞けよ。あの刀は、沈璧君と風四娘を助けるために必要なんだ」

というところで38集へ。
(なんか、いつもより短い……と思ったら、本編の方も38分で終わっておりました(^_^;)

蕭十一郎 第37集


スポンサーサイト

蕭十一郎 | trackback(0) | comment(0) |


<<蕭十一郎 第38集 | TOP | 蕭十一郎 第36集>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://reiazumi.blog112.fc2.com/tb.php/757-bb091c25

| TOP |

プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター

最近のトラックバック

月別アーカイブ

あし@

Pika_Mouse

powered by
3ET

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索