秋水長天

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シルクロード英雄伝 第1集~第2集

8月です。
というのに、こちらは何だか、梅雨に逆戻りしたような気候。
もう、蒸し暑くて~~というときに、熱い砂漠が舞台の話を見てるんですね、考えたら(^▽^;)


さて。

シルクロード英雄伝1


後漢・和帝期。西域平定の功労者である斑勇(バンヨン)将軍が謀反の疑いで投獄されますが、その裏には、権力と富をもたらすという伝説の『孔雀刀』の存在がありました。
斑勇が有罪となれば、一族もまた誅殺される。斑勇の父である定遠侯によって作られた隊商『飛駝(フェイト)』の現在の長の刀爺は事態を憂慮し、配下の五堂十二旗を集結させようとします。

が、その矢先、飛彪旗の隊商が旗主・池彪(チーピャオ)一人を残して消失するという事件が起こります。
実は移動の途中、女性一人を残して全滅した隊商を見つけた池彪、彼女には保護が必要と、隊のものの反対を押し切り、彼女を目的地まで同行させることにしたのですが、これが飛駝とは敵対関係にある『呪奴』という組織女で、水場である哭泉の水に毒を入れられた上、呪奴の戦士たちに襲われ、隊は壊滅。
一人捕えられた池彪は、天琴娘子(テンチンニャンツ)と名乗る女から、刀爺が孤城の土地と権利を手に入れるため、義兄弟であった池彪の父を毒殺、その首を匈奴に売り渡したと聞かされます。
単騎、真相と糺そうと、孤城へ向けて馬を走らせる池彪。

一方、孤城に残っていた堂主、旗主たちは、飛彪旗消失の真相を知ろうと調査隊を出したり、その結果から推理してみたり――してるんですが、見ている方は、何が起きたかわかっているんで、なんか、間が抜けたものになってますな(^_^;)

ともあれ、すべては池彪の話を聞いてからと、刀爺が外へ出たところへ、騎馬のまま押しとおった池彪、父を殺したのかと刀爺を詰問、「そうだ」という答えに刃を向けますが、逆に取り押さえられ、投獄されます。
(で、これが誰かに助けられて出て来て、反逆して――予想してたら、結局投獄されっぱなしだったという。なんだかな~~(~_~;)

自分は義に背くことはしていない。堂主、旗主たちに宣言した刀爺。事態に備える様にと告げ、その場から姿を消します。

それより少し後、洛陽随一の銭庄、『四海銭荘』に謎の老人(って、どう見ても刀爺なんですが、ストーリー解説では“謎の老人”になってるんで、見てる間ずっと混乱(~_~;)が現れ、腕利きの刺客の紹介を依頼します。

実は、この老人の正体を知っているらしい銭荘のあるじが、老人の出した条件に合うものはと、名を上げたのが燕逍遥(イェン・シャオヤオ)。
この3年間に殺害した武林の高手は十を下らす、仕掛けて一度も仕損じなし。
報酬も高額だが、少し変わったところがあって、罪のないものは殺さず、女は殺さず、子供は殺さず、を信条にしていると言います。

この燕逍遥、この報酬を孤児院の援助に使っておりまして、時折顔を見せては仕事を手伝ったり、子供たちと遊んだり。
普段は表情に乏しい、影のある雰囲気で、経歴の方も、幼くして父の仇討をしてから、血塗られた道を歩んできた――と云われているにもかかわらず、荒んだところがないのは、こういう面があるからでしょうね。
子供たちの相手をしているときは、声をあげて笑ったりも。
(というか、声を出して笑うシーンって、ここだけじゃなかったか?(^_^;)

そうして、子供たちの顔を見に行った夜、燕逍遥は、金のためなら罪なき者も平然と殺めるという鬼火燕八(グィフィ エン・パー)と対決。これを倒しますが、直後、そこに現れたのが、四海銭荘を訪れた、あの老人。
三万両の報酬(と聞いた途端、悪いと思いつつ、四娘の「三万両」を思い出して、吹き出しかけました)で、刀爺の殺害を依頼。

「刀爺は立派な人物だと聞いている」
悪人以外は殺めないことを信条にしている燕逍遥、一旦は依頼を断りますが、刀爺が自分の利益のために義兄弟を裏切ったと聞き、西域へ向かうことに。
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その前に、自分の名と居場所を依頼主に明かした――すなわち自分を売ったと、銭荘の主人の裏切り行為を糾弾に行った燕逍遥でしたが、主人が依頼主に脅されたこと、自分と燕逍遥の利益を考えて居場所を明かしたことを聞き、裏切りを許す代わりに、孤児院の子供たちの世話を依頼します。

その燕逍遥の前に現れたのが、斑勇投獄事件の真相を調査している謝司寇(シェ・しこう)。
酒舗で呑んでいる燕逍遥の前に、大鉢に盛った手枷付きの鎖を差し出し――そりゃ、こんなもの、どうやって食うんだって、言いますよねぇ(笑)
実際は、お金で請け負って人を殺すというの、この時代でも犯罪なんだろうから、それを見逃した上――と云うことなんでしょうね。料理の仕方では食えるという、人を食った台詞に添えて、一万両で刺客の仕事を依頼します。
標的は魔剣玉侯・南天星(ナン・テンシン)。
斑勇に冤罪を着せた敦煌太守・張郎の妹婿で、実はこの事件の黒幕。そうして、孔雀刀を狙っている張本人――と、謝司寇が推測している相手でもあります。
それに対し、その金で、もっと大勢人を雇えと言い捨てて席を立つ燕逍遥。
自分に逆らったもので、生き残った者はいないと言い返す謝司冠。
何事にも、例外はあるぞ。

という次第で、南天星の殺害を断られた謝司冠、皇帝に対し、斑勇の件については、実は飛駝隊商が斑勇を西域王にしようという、すなわち国に対して造反を企てているという噂もある。斑勇に協力して、匈奴討伐に功績のあった飛駝隊商が、国からの褒賞を断ったのはそのせいで云々と申し立て、調査のために、自分が西域へ出向くことに。

そうして、この謝司冠の動向に気を配っていた南天星も、侍女の翡翠と瑪瑙を引き連れて西域へ。

という頃、洛陽の街では、燕逍遥が面倒を見ていた子供たちが、姿を消すという事件が起こっておりました。
で、子供たちのために雇われてた先生が、いつも通りにやってきて、無人で、ビックリするんですが、家の所々に血に跡らしきものやら、血染めの手形らしきものが目に入って、ドキッとさせられるんですが、果たして、誰の仕業で、何が起きたやら。

という頃の西域では、配下の萬金公子から、燕逍遥が玉門感を超えたと聞いた天琴が、彼の動向に気を配るようにと命じておりました。

ということで、まずはざっくりとまとめてみました1~2集ですが……
はっきり言って、話しの立ち上がりは遅いわ、人物関係はわかりにくいわ、
(特に飛駝隊商の十二の旗主。これ、それぞれが個性的なんだけど、結構勿体ない使い方をされています。何か、人数押さえて、一人一人をもっと活躍させた方が良かったんじゃないかという気が……)
しかも1集、肝心の主人公の燕逍遥、最後の最後に名前が出て来るだけで、影も形も出てこやしない。
日本のドラマだったら、絶対にこういうのは無しだよなぁ、と思って見ておりました。

んで、2集になって燕逍遥=呉奇隆さんが登場したら……
もう、目釘づけ――と云うのは、ちょっと大袈裟ですが(笑)
やっぱ、いいわ、この人~。
蕭十一郎と打って変わって、影のある役ですが、こういう役も似合うんですよね。
というか、酒舗で酒を呑んでるだけで、もう、絵になってる。

で、なんていうかな~自然な無表情という言い方は変ですかね。というか、四の五の言うよりもね、酒飲みながらも刀を手放さないところとか、謝司冠に呼び止められて、斜め上から目の隅だけで睨み下ろす(感じ、わかります?)ところとか見てたら、
あ、ちくしょう、この人の傅紅雪(ふ・こうせつ)で、『天涯名月刀』とか、見たかったな~、と思ってしまいました。
なんか、すごく似合いそうな気がする。

あと、この段階では、謝司冠と南天星、どちらも一癖も二癖もありそうで、この2人のどちらかがラスボスか~という感じですが、兎も角この巻は本当の導入部。
で、燕逍遥という人物に興味が行けば、それでいいか~という巻でもありました。

んで、映像とか、アクションについても、思うところはありますが、それはまた、次の回で~。

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  • 2013.08/03 11:34分 
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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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