シルクロード英雄伝 第6集

溶けるチーズ(ピザ用)を、うっかり冷蔵庫にしまい忘れて、仕事に行って戻ったら、溶けて合体して一塊に^^;
常温で溶けるとは知らなんだ。というか、留守の間に部屋の温度、どれだけ上がってたんだ~(;’∀’)

さて。


夜明け


前回、いいところで文章を止めたかったので、わざと書きませんでしたが、金鳳(ジン・フォン)に化けていたのは百花でした。

――と云うことのせいで待ちぼうけを食らったのか、単に現場の下見に行っていただけなのか、宿にする拉依客桟へ向かった燕逍遥、宿の外、人待ち顔で立っていた瑪瑙に、
「まだいたのか」
……いるよね、そりゃ。
で、ついて来ようとする瑪瑙に、
「南天星に俺の尾行をするように言われたのか?」
顔をしかめます。
燕逍遥からしてみると、瑪瑙は、南天星から押し付けられた、厄介者ですからねぇ。
睨み合い

一方瑪瑙は、上等の部屋を取り、室内では暗いから快適なようにと、外の東屋風の所に食事を整えさせ、銀の簪で毒の有無を確かめ――と、普通に侍女としての仕事をこなそうとします。
(自分が侍女として優秀なところを見せようという気持ちも、きっと働いていたに違いない(^m^)

そうして、立ったまま傍らに控える瑪瑙に座るようにと促した燕逍遥、
「俺たちは主人と侍女ではない。南天星の狙いは読めぬが、今からお前は自由だ」
自分は妻を娶る気はないし、一緒にいれば互いの命の保証もない。それを考えた上で、去るか残るかは自分で決めろと言います。

この瑪瑙、もともとは宮中にいて、先帝から南天星に下賜された娘。(と言っても、全然良家の子女っぽくないんですが)ちゃんと自分の意思は持っていて、それを南天星に面白がられてもいるようですが、その意思をはたらかせるのは、おそらく命令された範囲内。
それが、いきなり自由と言われてねぇ。結構戸惑うんじゃないかと思いますが――って、考えたら登場人物の大半が、思いがけない事態に戸惑ってばっかのようですな、この物語(^▽^;)

一方刀爺は皆を集め――と云いたいところですが、揃っているのは四堂の堂主だけで、十二旗からは藍雕(ラン、ディアオ)、柳銀龍(リュウ・インロン)、葉亀(イエ・グイ)の3人しか参加しておりませんな。
(いろいろと厄介ごとが山積の現在なのに)自分に対して燕逍遥という中原一の刺客が向けられたと聞いた。これは緊急事態なので、皆の意見を聞きたいと言います。
会議

が、果たして黒幕は誰なのか、その狙いはどこにあるのか、あるいは匈奴の矛先を他に向けたい朝廷の謀略ではないのか等、様々に意見は出ますが、結局結論は出ないまま~~って、そりゃ黒幕も狙いも、意外なところにあるんだものな~。

そして翌朝。
燕逍遥は、ついて来ようとする瑪瑙を、暇なら南侯の所へでも行けと退けて、再び城外へ。

言われるまま、南天星の所へ戻った瑪瑙は、なぜ燕逍遥は自分を遠ざけるのかと問います。
それに対し、燕逍遥は瑪瑙をではなく、自分を警戒しているのだと答えた南天星、自分が西域へ来た本当の理由は、先帝の命による呪奴の調査と、刀爺による西域独立の動きを調べるためだと明かします。

それについては燕逍遥の存在が気になる。自分はあの男を高く買っているし、自分と協力すれば燕逍遥は手柄を立てられる。刺客などにしておくのは惜しい腕の持ち主だし――と、つまりはお為ごかしで、燕逍遥を味方に引き込めと、言外に命じているわけですな。多分。

「ところで、その燕大侠はどこにいるのだね?」

という、その燕逍遥は、上にも書いたように城外で、白玉虎(バイ・ユーフー)と再度の対決――って、確か百花に捕まったはずなんだけどなぁ、白玉虎……。
犬か狼かと観察していたら狂犬だったの、茹で上がった鴨で、皮も身も剥がれ落ちてもう嘴しか残っていないだの(って、燕逍遥の方が言うことは辛辣ですな(^_^;) の悪口を交わしあった末――そもそも、いくら払ったら刀爺の殺害を取りやめるかという問いが、一流の刺客には侮辱なんでしょうな。金で次第で契約や信義を捨てる人間かと思われたようなものだから。

そうして、再び刃を交えようとしたところを、現れた南天星に止められます。って、来るの早っ(@@;)))))

白玉虎を殺せば、飛駝全体を敵に回すことになる。気を付けるようにと言った南天星、自分と手を組めば偉業を成し遂げられる。協力して朝廷のため、西域平定に尽力しないかと誘います。

「掟に背いて生きる刺客に、朝廷は無縁」
「かつて、定遠侯に従って西域に入った36名の囚人は、朝廷にその功績を認められたであろうが」
「その時とは状況が違う。南侯は定遠侯になれるのか?」
――なかなかキツイですな、燕逍遥 (^▽^;)

好意からの南侯の申し出(と、瑪瑙は思っているわけです)を燕逍遥が断ったこと、自分が彼を案じる気持ちが通じないことに、不満を抱く瑪瑙。
瑪瑙の勝手な行動を怒る燕逍遥。
まったく異なる生き方をしてきた2人の、気持ちが通じ合うのは、まだまだ先のようです。

一方飛駝客桟では、一人会議に参加しなかった金鳳、皆は調査に出ているのに、自分だけはよそ者だからとのけ者にされたと、ヤケ酒。
そこへ、同じ女性旗主である葉亀が訪れ、白玉虎が酒坊で燕逍遥らしき男と戦った後、消息不明だと告げます。
呪奴も燕逍遥も、見つけ次第斬り捨ててやると息巻く金鳳。
ですが実際は、現状への不安を酒で紛らわさなければいられない、心の弱さの持ち主。
白玉虎を探しに行くと言う葉亀を追って外へ出た、そのわずかの隙に何者かに薬を盛られ、捕えられてしまいます。

その同じ夜。
聞き覚えのある笛の根を耳にした燕逍遥は、瑪瑙を近くの酒場で待たせておいて、笛の根を追って家畜小屋へ。依頼主である匈奴の老人と再会します。
依頼主
(というか、匈奴だったんですね、このご老人)
白玉虎は今夜死ぬ。理由が知りたかったら行方を捜せと言う老人。
南天星は呪奴とつながってはいない。そう、瑪瑙が言っていたと燕逍遥。
瑪瑙は信用できても、その情報の発信源は、果たして信頼できるのか。
「瑪瑙が杯なら、それに毒を入れることが出来る。――それが、おぬしでも」
「瑪瑙は利用しない」
そうして、自分が刀爺殺害の依頼を受けて西域入りしたことが、方々に知れ渡っていた。その理由を老人に問う燕逍遥。
これ、私も3集の頭から不思議だったんですが、果たして理由は聞けたのかどうか、燕逍遥は老人の言葉に従って白玉虎の行方を捜し、瑪瑙は酒場で待ちぼうけ。
諦めて、酒と肴をお持ち帰りにしてもらって、(でも、ちゃんと伝言を残して)宿へ戻ると、見知らぬ女が、裸で寝台で寝ておりました。

そうして一足遅れ、酒場から伝言を受け取った燕逍遥が宿に戻ると、すでに瑪瑙の姿はなく、やはり寝台には見知らぬ女。
(で、なんか、すんごい厭そうな顔で見ていたような)
外へ出て、瑪瑙の、匈奴の老人の姿を探し、ようやく酒場で見つけた瑪瑙は様子が変で、
「……………………どうしたんだ?」
「あの女は?」
「いやか? いやなら、どこへでもゆけばいい」
……お兄さん、お兄さん。誤解くらい、面倒がらずに、ちゃんと解きなさい――って、あ~、やっぱ、かなり面倒くさいか(^_^;)
(無口って印象はないケド、能弁な方でもなさそうだもんな)

という間に、宿の報では百花による贋白玉虎=萬金公子の殺害が行われており、これは実は、謝司冠の回し者との噂のある萬金公子の処分も兼ねていたわけですが、
おかげで、燕逍遥と瑪瑙が戻ってみたら、死体が一つ増えてるわけですからねぇ。

で、
「これは、どういうこと?」
「見たとおりだろう」
いや。あの。お兄さん。 ヾ(~O~;)
俺にもわからん、くらい言えば、まだ可愛げもあるんですがねぇ。
(つか、燕逍遥はともかく、瑪瑙も結構豪胆だよねぇ)

ともあれ、白玉虎のことも寝台の女のことも、誰かの陰謀に違いないと言う瑪瑙。
自分のそばがどれほど危険かわかっただろうから、南侯の所へ戻れという燕逍遥。
「いやよ。一緒にいたい」
「やめてくれ。お前は足手まといだ」
「本当に心の冷たい男なのね」
いや。これほど優しい男は、そんなにいないと思うぞ。(と、かなりの人が呟いているハズ)
「わかった。本気で残るなら、生き残る気なら、これから耳を塞ぎ、目を閉じ、口も開くな」
「耳なんか、もうとっくに聞こえないわ。目だって、あの女なんか見えない。口も開かない。でも云っておく。もっと注意深くなって」
「わかってるさ」
答えてた所へ、そうかなと声がして、柳銀龍が姿を見せます。
というところで、第7集へ。

ううっ。何か、台詞の一つ一つが二重、三重の意味を持っているようで、
これは、再度の鑑賞に堪える――じゃなくて、再度、再々度鑑賞しないと、把握できない話のようです(^_^;)
(おまけに、アタマはどんどんトリ化していってるし(^▽^;)


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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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