侠客行 第14週

なんか、今日はもう、無茶苦茶に熱かった――じゃない、暑かった~~と思ったら、高知の方で40度超えとか、名古屋でも37度――って、気象庁発表ですから、実際の生活圏ではプラス十度説――くらっ(考えたら眩暈が(~_~;)
通りで昼頃、外出から戻ったら気分が悪くなったわけだ。
取り敢えず水分摂って、エアコン効かせて、頭冷やしてお昼寝して、あと栄養ドリンクで復活しましたが。ひょっとして、軽い脱水だったかも。

皆さん、水分補給はまめにしましょうね~。


さて。


自分が九節鞭を使うから、他人が使うのが許せない。妙な理屈で関東四派に喧嘩を吹っ掛けた丁不四。
屋根の上から叮叮璫璫(ティンティン・タンタン)、侍剣と一緒に眺めていた狗雑種(のらいぬ)でしたが、四派の中の紅一点、高三娘子の危機に、思わず飛び出してしまいます。

「俺です。粽の小僧です」
名乗る狗雑種ですが、知り合いだろうが兄弟の孫の婿だろうが、そういう理由で手を引く丁不四ではなく、そうして、立ち合いとなれば――昨日までの狗雑種とは、狗雑種が違いますからねぇ、狗雑種クンも。
石清(せき・せい)の手ほどきで、武芸に関しては格段に腕を上げた上、内功はもともと、ほとんど天下無双の粋じゃないのか?
ということで、自分の方が怪我をしそうになり、早々に引き上げる丁不四。

おまけに、誰の仕込みが良かったのか、それなりの口の利き方も覚えた狗雑種に、関東四派は、若くて腕が立つのに出来た人物だと――だから世の中、やはり誤解と曲解が大手を振ってまかり通ってるわけなんですね~。

んで、叮叮璫璫を女性と見破った高三娘子が、二人は初夜の床入りはまだなんだろうと、もう一度婚礼をやってくれたり、その席上で、狗雑種クンが又不用意発言をして“あわや”ということになりかけたり、高三娘子が気を利かせて、格好良く飛刀で明かりを消してくれたのを、攻撃されたと誤解した丁不三が乗り込んで来たり――と、色々ありましたが、とにかく無事に切り抜け、関東四派とは友好的にお別れ。
で、後をついてゆきましょうという叮叮璫璫の提案で、3人、結局は長楽幇へ入り込むことになります。
それもこれも、狗雑種クンが腕が立つようになったからで、やはり江湖を渡ってゆくには、武芸の腕は不可欠ということですね~。
これで、性格というか、人柄は極め付けに良いのだから(なんせ5歳児)口にしては拙いことと、口にしてはいけないことを学べば、もう少しトラブルを回避して、楽に生きてゆけるんですけどねぇ。
(誰か教えてやって ヾ(--;)

その長楽幇では、一足先についた関東四派が、貝海石(ばい・かいせき)を相手に、旧知の間柄であった前幇主の司徒横(しと・こう)に一目逢わせろと詰め寄っているところ。
司徒前幇主、石破天(せき・はてん)が幇主となってから、ふっつりと姿を消してしまって――と云うことは、本当に消された可能性も、関東四派は考えているわけだ(^_^;)
そうして、石破天の幇主としての評判が無茶苦茶悪い上に、本当に石破天になっていた、現在逃亡中の本物の石中玉(せき・ちゅうぎょく――って、ああ、ややこしい)がひっかけた歓歓楽楽(かんかんらくらく)が、高三娘子の義理の娘――って、また話をややこしくして^_^;

~~という話を物陰から聞いていた3人、何やかやと声を上げた末――結局、また、事態収拾に狗雑種クンが出て行ってしまいます。
(しかし、ここもセキュリティーはどうなっておるのかな?)
と――ここでの狗雑種効果は抜群ですな(^▽^;)
石殿が幇主であったか。ならば、噂に聞いたあれこれは、すべて誤解であろう。ということで、一発解決。
ただ、司徒前幇主に会わせろと言う件は、複雑な事情があるのでと、善処を約束しての保留ということになります。

そうして、その複雑な事情というのを狗雑種に語る貝海石。

それによると司徒前幇主は石破天の師叔にあたり、石破天は師父の命令で、この師叔のもとに来ていた。
ところが、3年前の年に一度の会合で、賞善罰悪令のことを言い出しが香主がいて、司徒前幇主の機嫌を損ね、暗殺されてしまった。
そのことについて司徒前幇主を詰問した石破天が、怒りに触れて殺されそうになり、手を交えた末、賞善罰悪令を引き受けるために幇主の地位に着き、傷を受けた司徒横はそのまま引退、隠棲してしまったと、こういうことで~~あ~の石中玉の性格からすれば、貝海石の作り話だってバレバレですよねぇ。
つか、こんな話を真に受けるのは、狗雑種クンぐらいのもんだ。

で、本当に真に受けた狗雑種クン、翌日もうけられた宴席で、関東四派の面々にその話をすることになっていたのですが、
そこへ、石清、閔柔(びん・じゅう)夫妻に、雪山派の面々までが乗り込んできてひと悶着。

何も知らない息子を幇主に仕立て、侠客島への人身御供にするつもりだろうと石清が貝海石を非難、詰問すれば、貝海石の方は、果たして目の前の若者、石破天が、夫妻の息子の石中玉と同一人物かどうかと逆襲。
というところに現れたのが、侠客等の善悪使者、張三と李四。

そうして2人が持ち込んだ袋の中には、本物の石中玉が入っておりました。

――と云うここがねぇ、原作では石中玉の初登場シーンで、原作通りにやってくれていれば、おお、そうだったか! と、大きな謎が一挙解決で、それはもう拍手喝采、気持ちよく見られたんですけどねぇ ヾ(--;)
ここで劇的に引っ張り出されても、あー、そうですか、程度の効果しかないって(~_~;)
(もっとも、あれだけ皆が寄ってたかって混乱してる中で、さっさと真相を掴んで、本物の中玉を捕まえて持ってくる張三李四って、相当に大したものだと、ここは変わらずに感心してます)

実は、この一座の中では、貝海石だけが、狗雑種が石中玉でないことを承知していた人物。で、石中玉を石破天に、さらに、狗雑種を身代わりの石破天に仕立て上げた人物でもありました。

んで、順を追って行くと、もともとの幇主の司徒横が、侠客島へ行くのを嫌がって、幇の兄弟のために自分一人が犠牲になるような立派な人物ではないことを露呈しちゃったのは、事実なんでしょう。

で、こちら、雪山派から逃げ出して江湖をうろついていたらしい石中玉、ある時貝海石を怒らせて捕まって、雪山派から匿ってもらうのを条件に、仮の幇主と侠客島行きを引き受けます。
(で、3年後にはいなくなる幇主だからと、みんな好き勝手を許してたんですな)
ところが、行く先は、武林の達人達の誰一人として帰って来たもののない侠客島。で、だんだん怖くなった中玉は逃亡。
困った貝海石、摩天崖でよく似た若者を見つけ、意識がないのを幸い、中玉にあったのとそっくり同じ傷跡をつけ、熱で記憶を失ったことにして身代わり幇主にした、ということです。
(うん。顔の整形に比べれば傷痕なんかねぇ、ちょろい、ちょろい、ですよね)

が、この本物の中玉では、侠客島の臘八粥の宴に招くには相応しくない。となれば、この数年の評判のはなはだよろしくない長楽幇が受けるのは、当然『罰悪』ということになります。
が、善悪使者、しきたりとして一応、令牌を受けるか否かを問いますが、身勝手の権化の中玉が、しかも現在は、守ってくれる両親も目の前にいるのに、受けるはずがなく――
というところで、ついに狗雑種が、自分が代わりにと名乗り出ます。
皆が良くしてくれたから――って、おかーさんには殆ど育児放棄されて育って、外の世界へ出てからも、あまり人の情けに触れることがなくて。そういう子だからこそ、利用するためであろうがなかろうが、わずかの情が、親切が、心底嬉しかったんでしょうね。
(対照的に中玉は、甘やかされて育ったものだから、どれだけ情をかけられても、足りない、不足だと、そうなったんでしょう)

真の幇主でなければ令牌は授けられないと言う善悪使者。
尊敬の念をもって、どうぞわれらの幇主にと跪く長楽幇の一同。
改めて名を問われ、一度は両親と信じた人たちへの哀惜の念から、“石”幇主として令牌を受け取る狗雑種。

我ら夫婦も侠客島へと名乗り出た石夫妻、一派の掌門でなければ招かれないと言うのなら、一派を開いて掌門となろうとまで言いますが、今回の招待客にはなっていないと断られてしまいます。

一方、関東四派は、善悪使者の登場の直後に、高三娘子が令牌を受け取ってしまっており――残る3人、生死を共にと侠客島行きを申し出、受け入れられます。

義弟だからと云って島では特別扱いはできないと言いながら、12月8日の再会を訳して去ってゆく善悪使者。

というところで、またまた見苦しいところを見せたのが、石中玉。こっそりと逃げ出そうとして、白万剣と石清に捕まります。
にもかかわらず、まったく懲りずに、宿で宝飾品を広げて、閔柔の機嫌を取ってるんだものな~。

で、なんか可哀想だったのが叮叮璫璫で、天哥だと思って追いかけて尽くしてきたのが(本人が何度も申告していた通り)贋物で、本物の天哥が出て来ても、今更素直に喜べなくて――と云うか、これまで一途に向けて来た気持ちは、誰に対しての、どういうものだったのか、瞬間、自分でもわからなくなったのかもしれませんね。
どっちも信用できないと、その場から逃げるように去ってしまいます。

そうして、それぞれがそれぞれの場へと去ってゆき、一人残され、寂寥の想いを噛みしめる狗雑種。

ですが、侍剣の、石夫妻はいっそ本物の中玉に会えない方が良かった。本物の中玉と逢ってしまったばかりに、これまでの自分たちの名声は地に落ちた。凌霄城へ行けば、中玉にはきっと重い罰が待っているという言葉に、自分が身代わりを引き受け、中玉を逃がそうと思い立ちます。
(が、石清おとーさんが、受けるはずがありませんが)

一方、中玉に捨てられた歓歓楽楽は、途中、一度は石夫妻に保護されたのですが、何やらいろいろと絶望したようですね。不歓不楽と名を変え、夫妻の留守中にどこかへ姿を消してしまいます。
オリキャラなので、さて、この先どうかかわってくるのか……。

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>自分が九節鞭を使うから、他人が使うのが許せない。妙な理屈で関東四派に喧嘩を吹っ掛けた丁不四。

丁不四は得物を使うんだったんですねぇ。
でもって、丁不四の意図が読めず、何なんだ?と思いながら見たシーンでした(^^;)

>歓歓楽楽(かんかんらくらく)が、高三娘子の義理の娘――って、また話をややこしくして^_^;

これは後々の伏線なんですかねぇ?
思いつきでしゃべってるわけじゃないよね(笑)

>――と云うここがねぇ、原作では石中玉の初登場シーンで、原作通りにやってくれていれば、おお、そうだったか! と、大きな謎が一挙解決で、それはもう拍手喝采、気持ちよく見られたんですけどねぇ ヾ(--;)

なるほど~、原作通りだったら、確かにインパクト強くて、「そうだったのか!」と手を打ちたくなりますね。
つくづく、もったいない……(_ _;)

>一方、中玉に捨てられた歓歓楽楽は、途中、一度は石夫妻に保護されたのですが、何やらいろいろと絶望したようですね。不歓不楽と名を変え、夫妻の留守中にどこかへ姿を消してしまいます。

どこまで事情を話したんだか、梅芳姑にされた点穴を解いてもらえばいいのに…と思って、ちょっとイライラしながら見てしまいました(^^;)

ふく*たま さんへ

>丁不四は得物を使うんだったんですねぇ。
>でもって、丁不四の意図が読めず、何なんだ?と思いながら見たシーンでした(^^;)

ここ、原作では『おのれが九節鞭を遣うからとて、他人が使うのを許さぬとは、横暴にもほどがある』という、風良の思いを示す地の文があるからわかるんですが、そうでないとわかりにくいですよね。
これは『 』の部分、台詞で入れてくれても良かったのに。

>これは後々の伏線なんですかねぇ?
>思いつきでしゃべってるわけじゃないよね(笑)

どうなんでしょうね?
オリキャラの扱いは、全然読めませんが。

>なるほど~、原作通りだったら、確かにインパクト強くて、「そうだったのか!」と手を打ちたくなりますね。
>つくづく、もったいない……(_ _;)

でしょ、でしょ!!

>どこまで事情を話したんだか、梅芳姑にされた点穴を解いてもらえばいいのに…と思って、ちょっとイライラしながら見てしまいました(^^;)

まったくです。
そこまで思いつけないほど、歓歓楽楽、絶望しているのか、はたまた頭が悪いのか ^^;
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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