秋水長天

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シルクロード英雄伝 第14集

お盆休みはあっという間に終了~。
で、その間にやるつもりだったあれこれ(主として部屋の片づけ)は、まったくできませんでした。
が、取り敢えずはゆっくり休んで、少しずつでも片付けものをしようか~~という気力が出て来ただけでも、収穫かな(笑)
(でも、『侠客行』のレビューを書く気力だけは、出てこないんです(爆)


さて。


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謝(シェ)司冠が住まいというか役所というか、兎に角現在の拠点へ戻ると、南天星(ナン・テンシン)が来ており、囲碁の局面に擬え、一旦は引いた方が勝ちを得られることもあると、思わせぶりなことを言った後、天琴(テンチン)とは、彼女が洛陽で芸妓をしていたころの馴染み。その縁で頼まれてきたと、広大な牧場を贈り、呪奴に対する寛容な態度を求めます。
が、その行為の不自然さ、そして、東天王が出向くようにと天琴に申し入れた、その代りのように南天星が顔を出した。そのことから謝司冠、南天星こそが東天王だとの確信を深めます。
――なるほど、そう考えれば、南天星の燕逍遥(イェン・シャオヤオ)に対する態度が変わったのと、東天王から燕逍遥抹殺の命令が出たのが同時期だと言うの、納得がゆきますしねえ。
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南天星(向かって左)と謝司冠

しかし、燕逍遥に近づいたころの天琴が、普通の庶民の娘にしては髪飾りが派手だし、と云って、良家の子女と云った感じでもないし――と不思議に思っていたら、芸妓だったんですねぇ。(それにしては堅気っぽいと言うか、衣服の方は地味でしたけど――って、こういうあたりの突込みは、細かかったりして(^▽^;)

一方、岩屋の近くで燕逍遥を休ませている瑪瑙。
あの薬は誰がと問われて、安順が瑪瑙に渡したものをと、正直に答えます。
「いい主人だな」
言われて、微かに笑う瑪瑙。
で、ここ、毒薬を渡されたことを皮肉ってるのかと思ったら、この段階では燕逍遥、あの金創薬が毒薬だったとは知らなかったわけで。
言われた瑪瑙の方は、
「いつか、南天星を襲っても、俺の味方か?」
燕逍遥の問いに、あなたが勝つわを笑顔で答えます。
結局は、自分を人ではなく駒として扱う主人を、見切っちゃったんですかねえ。

対する燕逍遥に、穏やかな表情で、ときどき小さく笑ったり、
「そなたには、世話になる」
この、時代劇調の台詞の訳し方が、なんか不似合な気がするんですが(しかも、「おぬし」と「そなた」の使い方が逆になってる部分があるような気がするし(~_~;)
珍しく素直です。
(砂漠じゃなかったら雨が降る――違うか(^▽^;)

が、燕逍遥はどこまで行っても燕逍遥。
岩屋の中で、ふと目覚めて、疲れて眠ってしまったらしい瑪瑙の、髪に付いた藁屑を、そっと取ってやる優しさを見せたかと思うと、そのまま彼女を置いて、葡萄城へ。
(でも、ちゃんと離れたところで火が焚いてあったりして)
それにしても、燕逍遥の瑪瑙に対する気持ち、いわゆる女性に対するものになったのか、はたまた、自分が面倒を見ていた子供たちに対するようなものなのか――どちらかというと、後者っぽい気がしますな。
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そうして、葡萄城へ入った燕逍遥、依頼主である匈奴の老人を探しますが、いつか逢った家畜小屋には老人の姿はなく、ここには夜の羊番は置かず(つまり、老人が勝手に、万人を装って座っていたということですね)、また、その羊が飛駝のものであることを知ります。
つまり、老人は匈奴のようではあるけれど、飛駝の方に関わりの深い人物、ということになりますな。

この燕逍遥の行動――と云うか、彼が葡萄城へ入ったことは、たちまち呪奴と謝司冠の知るところとなり、
「奴を呼んで、直接話を聞こう」
彼を捕えようとする謝司冠とその配下に包囲されます。
で、大勢を相手の派手な立ち回り――ですが、心なしか動きが重く見える――と云うのは、考え過ぎかなぁ。
ですが、多勢に無勢で追い詰められた――その場に、布で顔を隠した一騎が駈け込んで、役人たちを攪乱したうえ、多勢を引き受けて逃走。
そのおかげでできた隙に乗じ、燕逍遥も無事に逃れることが出来ました。

実はこの騎馬の人物は瑪瑙で、目覚めて、燕逍遥がいないこと、彼が洛陽で金と引き換えろと言っていた髪飾りが残されていたころで、おそらくはまた、危険の中に飛び込んでいったんだろうなぁと察しを付けて追っていたようで……なんか、この子も、厄介な――と云うか、手間のかかる男に惚れたねぇ(^▽^;)

そうして、追っ手を撒こうとしていた瑪瑙を助けたのは天琴。
このまま燕逍遥とともに戦い続ければ、2人とも命がない。それよりはと、瑪瑙に薬の入った小さな容器を渡し、食べ物に掛ければ3日間は眠り続ける。これを彼に飲ませて、2人で西域を出るようにと言います。
が、その間に襲撃を受ける。信用できないと言う瑪瑙。
これまでも、殺す気ならばいつでも殺せたのを助けて来た。自分を信用しろという天琴。
ですが、召使までを手なずけ、天琴の行動一切を把握していた百花には、薬と偽って毒を渡したと――このあたり、何が虚でなにが実かと考えると混乱するので、取り敢えず思考停止(笑)。
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瑪瑙も迷ってるようだし

という頃、警告を与えるために謝司冠の寝所に乗り込んだ燕逍遥でしたが、司冠から南天星を殺すように要求され、その根拠――南天星こそが東天王であると言う推理を聞かせられます。
南天星を殺してどうする? 問う燕逍遥に、別段殺せずとも、身の危険を感じた南天星が用心棒を集め、その中に呪奴がいれば、彼が呪奴だと言う十分な証拠になると言う謝司冠。
断れば、孔雀刀を手に入れたい呪奴は刀爺を守り、南天星がお前を殺す――すなわち孤立無援だと言う謝司冠ですが、そんなことは百も承知ですわね、燕逍遥。
今、謝司冠の命を奪わないことを、貸しだと言い捨てて立ち去る燕逍遥。

「好」
と、彼を駒の一つにしたつもりらしい謝司冠ですが、この一局、駒は自分の勝手に動くし、指し手は2人だけじゃないし、そうそう思うとおりに行きますかどうか。

そうして、その頃南天星は、燕逍遥に傾いて行く瑪瑙に警告を与える様にと安順に命じ、
呪奴の方は、黒鷹(ヘイ・イン)の葡萄城入りの情報を掴み、一匹狼的な彼の行動を利用し、燕逍遥に罠を仕掛けようとしておりました。



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  • 2013.08/21 23:19分 
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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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