シルクロード英雄伝 第16集

昨夜の雨のおかげか、今日は久々に涼しくて(ゲリラ豪雨などで、それはもう大変だった地域もあるわけですが)
何とか一日エアコンをつけずに―-と思ったら、夜になったら蒸し暑くなって、結局つけちゃいました。

いい加減、涼しくなってくれ~。
(一昨日あたりは、社長までが熱中症らしくて、気分が悪い~と言って見えましたからね(^_^;)


さて。

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3日以内に東天王を自分の元へ出頭させよ。さもなければ、兵を用いて呪奴を一掃する。
謝(シェ)司冠の最後通告を、安順を通して聞いた南天星(ナン・テンシン)、3日もあれば策を練るゆとりはある――って、結局、謝司冠の読み通り、東天王だったのか、この人 ヾ(~O~;)

というところで、いきなり警備兵がアップになったので、なに? と思ったら、花の首でも摘むようにポキポキと2人の首をへし折って、燕逍遥(イェン・シャオヤオ)が襲来。
使い手として知られた南天星に、剣を取るゆとりを与えないんだから……相当に怒ってますな ヾ(--;)

そうして、瑪瑙はもう、お前の侍女ではなく自由の身なのだから、手を出すな。
復讐はしないと瑪瑙と約束はしたが、そちらから喧嘩を売るのなら話は別と、こちらも、これは最後通告ですな。
で、毒薬のことも、探りをれたことも、瑪瑙は話していないと――彼女はまだ南天星に恩義を抱いているのだと、告げて行くあたりは、瑪瑙への思いやりでしょう。
(というか、そうでもないと、燕逍遥に寝返った裏切者とかって、今度は刺客を差し向けかねないものね~(~_~;)

そうして宿へ戻る途中の燕逍遥が、いつか、依頼者である伏図都尉(フートゥとい)と逢った家畜小屋で見かけたのは、飛駝客桟の主人の趙虔(チャオ・チェン)。
刀を突きつけ、主人――と云うのは、この場合刀爺ではなく、伏図都尉のことですね――に逢わせろという燕逍遥。
それに対して趙虔、子供たちは預かっている。使命を果たせば逢える――って、脅して怒らせてどうするの ヾ(--;)
で、趙虔を突き倒した燕逍遥、明日、子供たちに逢わせろ。お前の首などは、いつでも取れると――なんか、最後通告の多い回ですな。

で――やっぱ、影で陰謀をめぐらしてるだけの爺さんと、現役の刺客とでは、気迫が違うのか、くぐった修羅場の数が違うのか――おかげで趙虔、どうやら腰が抜けたみたい(笑)
燕逍遥が去った後、目を見開いたまま座り込んでて、邱麒(チウ・リン)が心配して寄越したという、配下たちですかね? に、両腕取られて、連れて帰られます。
(なんか、いい気味とか、ざまぁみろとか思っちゃったのは、なんでだろう?)

一方――この歩き方は、まだ腹立ちが収まっておらんですな――と云う感じで、宿へ戻った燕逍遥を、出たり入ったりして待ち受けていた拉依(ラーイー)、来客があると告げますが、それがなんと黒鷹(ヘイ・イン)。
お前に逃げられたら、他の旗主たちに逢わせる顔がないから、見張りに来たとか何とか云いながら、実は、他の旗主たちの奇襲の計画を知らせ、決闘の時間になるまで、燕逍遥を守るために来たのでした。
そんなことをしたら裏切者だぞという燕逍遥に、ああ、俺は裏切り者だと平然と答える黒鷹。
顔は兎も角(こら、こら、こら ヾ(~O~;)いい男だなぁ。
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俺たちは互いに一匹狼だ。言う燕逍遥。
「変な気分だ。前夜、こうして酒を酌み交わし、明日はどちらかが死ぬ」

おそらくは黒鷹も同様、同類の匂いと云うべきか、たがいに通じるものを感じ取ったからこその行動でしょうが、
「飛駝の敵である限り、手加減はせぬ」
「受けて立つ」
……男って (^▽^;)

そんな中、燕逍遥は黒鷹から刀爺の真実を――義兄弟であった池彪(ビー・チャオ)の父を殺したのは、彼が敵に内通していたから、孤城を守るためにやむを得なかったこと。
西域の派遣を狙っていると言われているが、実は、刀爺は現在投獄されている斑勇(バン・ヨン)を西域の王に戴こうとしていたこと。

その話はどこから聞いたと問う燕逍遥に、刀爺自身が十二旗主の前で話したと答える黒鷹。
ならば、内通者はその十二旗主の中にいる。
互いにそうと認めながら、協力しようと燕逍遥の差し出した手を拒み、飽くまでも敵と――好敵手として見る黒鷹。
ならばと、受けて立つ燕逍遥。
決闘の場所はまだ言えぬ。ここで夜を明かし、明朝、誰もいない場所で2人だけで雌雄を決しよう。言う黒鷹と、燕逍遥、杯を交わします。

そうして、部屋へ戻ると、すっかり旅支度を終えた瑪瑙が待っていて――
本当にすぐにでも中元へ戻るつもりだった瑪瑙、燕逍遥の態度に、自分の思い違いに気付き、
「いいの。今日はもう寝る」
がっかりしたんでしょうにね。
…………小さな子どもだったら「嘘つき~」って、責めて、駄々をこねられるんですがね。
大人なればこその、この物分かりの良さが、なんだか切ない。
(んで、燕逍遥の方も、なんか、嘘をついた感じになって――気が悪いだろうな~)

そんなこととはかかわりなく、黙々とひとり杯を重ねる黒鷹。
襲撃の支度を整え、合図を待つ邱麒たち。

そんなそれぞれの想いを包み込んで、夜が更けて朝が来て――

置きだした瑪瑙、水と――食料かな、包みを用意して、行ってらっしゃいと燕逍遥を送り出します。
「私なら大丈夫。剣もあるし。
 邪魔なら中原へ帰る。――留まってもいいけど、どっちにしても待ってる」
自分の意見を押し付けるんじゃなく、燕逍遥の生き方に寄り添うことにしたのね。
(瑪瑙が燕逍遥に怪我をさせたころは、これはこの2人、一緒になっても、すぐに喧嘩して別れそうだな~と思っていたんですが、これは続きそうかも(^▽^;)

無言のまま、轡を並べて城外へ出る燕逍遥と黒鷹。
実は城内には見張りの目、城外には伏兵が待ち構えていたのですが、そうとは知らない2人、砂漠の中で対峙。
矢を一本だけ残し、あとを捨て去った黒鷹の、お前は刀、俺は弓、不公平の内容に三百歩離れて――って、なんかウェスタンの決闘のようですが(^▽^;)
向かい合って馬を駆る2人。途中、黒鷹の射た矢が、燕逍遥の手から刀を弾き飛ばします。
しゅちゅに残った鞘だけで戦う燕逍遥。それに弓で応じる黒鷹。
互いに馬を捨て、垂直に近い(ゆるく見積もっても45度)砂丘の斜面を戦いながら滑り降り――あそこも吹き替えなしなら、本当に凄げぇと、結構溜め息ものの大変そうなシーンでしたが、多分ここが、作中最大の激闘でしょう。

そうして斜面を滑り降りたところで、砂に突き立っていた自分の刀を手にした燕逍遥ですが、それを鞘に納め――
中国の武侠で、“汐合のきわまるのを待つ”というシーンは、なかなか珍しいのでは、と思いましたが、ここは、そんな感じ。
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そうして再び手を交えた2人。
で、燕逍遥の一撃が、黒鷹を砂の上に転倒させた――それを待ち構えていたように、砂丘――と云うより、砂の壁ですな、の両側に立った邱麒と穆狼(ムー・ラン)、そしてその配下から、一斉に矢が放たれます。

「俺は伏兵のことなど知らぬ」
動揺を見せる黒鷹。
その背に、邱麒の放った矢が。十二旗主中の内通者は、この邱麒でした。
(で、それを見て驚いたにもかかわらず、まだ一緒に戦う穆狼って――狼の名が泣くよなぁ)

伏兵のことなど――苦しい息で、なお言いつのろうとする黒鷹、燕逍遥の「信じる」という力強い一言に、安堵したようにこと切れます。

そこへ向かって、一斉に駆け降りる邱麒、穆狼とその配下たち――と云いたいんですが、上にも書いたように、物凄い急な斜面なので、結構皆さん転んで転がり落ちてて、そこんとこリアル(^▽^;)

で、待ち構えていた燕逍遥と、一対多数の激しい剣戟が繰り広げられるわけですが、
大臧君の時もそうだったかな、旋回しながら刀を振るって行く動き、こういう乱戦の中では理に適ってるのかな~という気がしながら、見ていました。
一刻もその場にとどまらず――と云うのと同時に、旋回することで、後ろから斬られるのを避けてるような。
(実戦で可能かはわかりませんけどね~)

で、最終、邱麒と穆狼の2人を、燕逍遥が同時に相手にするんですが、2人ないし3人が同時に斬りかかる、方は結構見たんですが、“斬りかかられる”というか、主人公がこういう形で雑魚キャラ以外の複数の敵を相手にするのって、あまりなかったですよね?
なんか、えらく新鮮な気がしました。

でもって、2人を相手に燕逍遥が、すっと刀を構えなおす、その仕草が、大臧君がよくやったあれとそっくりで、思わず、殺陣師――じゃない、アクション監督は誰だ!?(笑)

と思って見ている間に穆狼が斬られ、それを見た邱麒、やおら回れ右をするや、思いっ切り、敵に後ろを見せて逃げ出します。
(いや、もう、見事な逃げッぷりで(笑)

追う、燕逍遥。
(砂漠の中だし、体力消耗するよな~と、余分なことを考えてしまった(^_^;)

と、突如立ち止った邱麒が、いきなり声を上げて笑い始めます。
なぜなら、振り向いた邱麒の背後、葉亀(イエ・グイ)の頼みを受けた南天星が、手勢を率いて現れたからでした。
さらに、南天星と邱麒の父とは義兄弟の間柄。
砂漠の中、その手勢に取り囲まれた燕逍遥は果たして――
というところで第17集へ。

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